「やめな…さい!」
「よっ、ん、ほっ、うわっ!」
「へへへ、締まらないな~」
「助けに来たよ、ミオリネさん!」
「……なんで……笑ってるの?」
「え?」
「人殺し……」
「なんで......笑ってるの? 人殺し......」とは、アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第12話Cパートにおいて、ミオリネ・レンブランが最後に発した言葉である。また、この記事では前後にスレッタ・マーキュリーが発した言葉である「やめな…さい!」についても取り扱う。
負傷したデリング・レンブランを運んでいる最中、ミオリネはデリング暗殺を目論むテロリストと遭遇してしまう。
万事休すと思われた直後、ガンダム・ルブリス・ウル、ガンダム・ルブリス・ソーンとの戦闘を終えたばかりのスレッタが、ガンダム・エアリアルに乗って外壁を破壊しながら登場。ミオリネを助けにやってくる。
それでもテロリストは死なばもろともでミオリネ達を殺そうとしたため、スレッタはエアリアルを使って止めるのだが……なんと、「やめな…さい!」と言いながらそのテロリストをハエ叩きの要領で思い切り押し潰してしまう。
当然ながら、周囲には大量の血飛沫が舞い、テロリストの手はちぎれてミオリネの方まで飛んでいく始末であった。衝撃的な光景を前に、ミオリネは一歩も動くことができず、返り血を全身に浴びてしまう。
そんな中、スレッタは「締まらないなぁ」と言いながら、コックピットから転げ落ちてくる。そして、エアリアルの手と同様に返り血で真っ赤に染まった手を差し出してミオリネに「助けに来たよ、ミオリネさん」と一言。
人を殺した直後だというのにうろたえる様子は無く、笑顔でいるスレッタに対して、ミオリネは「なんで……笑ってるの?人殺し……」と言い放つのであった。
第二クールの16話にて、スレッタとミオリネはこのシーン以降の再開を果たす。再開までにしばらく時間があったことで、ミオリネも気持ちに整理がついたのか、スレッタに助けてくれたことの感謝と、突き放してしまったことへの謝罪を示すが、それと同時に「助けてくれたのはわかってる。でも、人をぺしゃって殺しちゃって……私は笑えない。正しくても、笑っちゃいけないよ!」と言葉をかける。
しかしスレッタは、”お母さんの言う通りに人を殺したことで、ミオリネらを助けることができた”と思いこんでおり、母親への盲信は全く直っていない。それどころか、ミオリネの「あんたが母親が言うなら、ガンダムで人を殺すの?」という問にも、(多少の間はあったが)「はい」と答えてしまう。人を殺したこと自体への後悔が全く無いわけではないが、スレッタはそれ以上に母親の言うことの方が優先であり、自らの意思を持たない、いわばプロスペラの操り人形のようなものであった。
娘を操り人形のように育て、扱うプロスペラに対してブチギレしたミオリネは、プロスペラにカチコミをかけるが……
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最終更新:2025/01/05(日) 16:00
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