バーサスの名無しとは (バーサスノナナシとは) [単語記事]

バーサスの名無しとは、格闘ゲーム「KING OF FIGHTERS 2002 UM」に登場するキャラクターであるネームレスの、特定の場所で呼ばれる別名および状態をさす言葉である。
ここではその語源となった、KOF02UM 西日暮里 VERSUS・紅白戦についても記述する。

概要

元々は「バーサスの名無しはコンボができない」。
西日暮里ゲームスポットバーサス(以下バーサス)においてのみネームレスをひとくくりでこう呼ぶことがある。
状態を表す語句としては「ここでコンボをミス！バーサスの名無しが発動！」「きっちりコンボを決めた！バーサスの名無しだけどコンボができた」のように使う。

バーサスはKOFが未だに活気のあるゲームセンターでありレベルも高いとされているが、特に開催されているイベント(＝紅白戦)中に、「熟練者ばかりであるにもかかわらず、ネームレスの代表的な発動コンボがよく失敗している」と話題に。
第14回紅白戦のプレイヤーネームとして使われて以降、ネタとして定着するようになる。

ぷでぃ～氏いわく「失敗すんのって俺とOZさんだけ」とのこと。練習してください。

実際に第23回紅白戦ではぷでぃ～・OZ共にコンボをミスし、最後の試合でありながらぐだぐだな展開となり、正にバーサスの名無しを象徴することになった。

バーサス紅白戦について

祝・紅白戦100回突破！

バーサスで毎週行われているKOF2002UMのイベント。エントリーしたプレイヤーは紅白２チームに分かれ、勝ち抜き戦を行う。毎週月曜夜に開催されている。
KOF業界自体が低迷に向かう中、定期的に行われ、かつ全国レベルのプレイヤーが集うため非常に活気がある。

レベルの高さゆえに参加しにくいという声も多いが、紅白戦は基本的に新規参入は歓迎しており、気になる人はまず野試合からの参加をおすすめする。
そしてネームレスの発動コンボをミスして「ようこそバーサスへ！」と言われるといいよ。

2011年度に入り新規の参加者が増加し、第42回では40名を超えるほど。2012年８月には遂に100回を突破。
記念となる第100回目には同時生放送も行われ参加者は脅威の60人超え。現場・コメント共に大盛況で節目を飾った。もうこれが闘劇でいいよ。
今後も楽しい試合を提供してくれるだろう。

また水曜日にはUstreamを利用した生配信も行われている。ゲームは02UMとは限らないが紅白戦の常連もかなり見られ、こちらから参加してみるのも良いかもしれない。→生配信のページ

紅白戦のプレイヤー達

(順不同・敬称略。)(08/22 整理しました)

書記　‥通称プロ。毎週紅白戦動画をうｐしてくれている。バーサスの店員（プロの由来＝ゲームをしながらお金をもらっているから）。丁寧なプレイにはファンが根強く、いじられつつもプロは愛されている模様。本人の項もできたのでそちらも参照のこと。
視聴者サービスであまり使われないキャラを使ってくれるプロの鑑。老害力を活かしたユリや投げキャラ、K'同キャラ戦には定評があるがこっそりデルン神の座を狙っている。
ぷでぃ～　‥プロと並ぶ紅白戦に初期から多く出場し続けているプレイヤーの一人。紅白戦動画の実況を初期から担っており、豊富な知識(通称ウィキぷディア)とプレイヤーいじりに定評がある。プロと共に紅白戦を支えてきた男。アンディの汚い悲鳴の物真似が無駄に上手い。
NHK使い、特に雛子で発動から７割近く持っていく展開が印象的。しかし引退勢を自称し出場率が減ってきているためファンから復活が待望されている。
OZ　‥通称覇者。党首とも。闘劇覇者、日本屈指の雛子使いと言われ、雛子普及の立役者。高いプレイヤー性能から操るマキシマはレシオ13(byキャップ)とも言われ、紅白戦でも非常に盛り上がりを見せる。NHK(用語参照)の他レシオオーバーのマキシマや麟、セスなども使う。
QZ(くず)呼ばわりが定着した上、敗戦時には「どこぞの大会で優勝したらしいけど～」と煽られっぱなし。本当に02UM闘劇覇者であり2012年アクアパッツァ闘劇覇者でもある。引退詐欺常習犯。
キャップ　‥独特の言葉チョイスでネタを織り交ぜる名言メイカー。実況解説者としても全国に多くのキャップ党員(ファン)を持つ。
Dカラーの表クリスが有名。キャップと言えばコンボと言われがちだが、異常な対空精度や状況判断力こそが真髄。キャップ(格闘ゲームプレイヤー)も参照のこと。
そんそん　‥またの名を綾鷹さん。以前キングを主に使っていたため３K神の異名を持つ。紅白戦初期～中期でのキングの解説と試合にリンクした熱い実況が人気。キングはもちろんのことK'やネームレスもそつなく使いこなす。しかし最近はマジアカ勢だったりアイドルオタ勢だったりする。Perfumeはかしゆか派、AKB48では松井咲子推し。2011年にKOF11に魅了されイレブン勢となった。
なおき　‥通称デルン神。西のマヨラーと並ぶ東のハイデルン神として有名だが、嫌らしい立ち回りのフォクシーで「デルン神許せねえ!!」と言われることも多い。防御の辛抱強さも特徴であり、タイムオーバー勝ちも少なくない。
使用キャラは顔色の悪い緑フォクシー、ジョン、ハイデルン。レオナなどサブキャラも複数使える。あっため上手でユルいテンションの実況解説も人気。
ごしょ　‥大御所とも。投げの神として有名だが、ラルフの通常技の置き、固いごしょフーンを駆使し紅白戦では週をまたいでの15連勝(第15回～第17回)を記録した。彼の操るラルフは一般的なキャラ評価が全く当てはまらないため「裏ラルフ」と呼ばれることも。
使用キャラはラルフ・リョウ・ジョンのほか大門など。コンボを得意とするキャップとは対照的なプレイヤーで、視聴者にもファンが非常に多いが、仕事の都合により最近は紅白戦から遠ざかっている。
ポンザマン　‥通称闘神。10万試合の経験値があるという触れ込みだが、最近30万になったという声も。いつ20万積み上げていたのかは謎。風雲ポンザ城と言われる正確で堅い守りから攻めに転じる。
主に紅丸・庵・香澄を使用。ごくたまにブルー・マリーも。キャップ党の筆頭らしい。
デ様　‥デチオまたはクラークおじさんとも。マチュア使いとして有名で、大将マチュアは逆３タテなど逆転劇を何度も演出している。
実は「練習してください。」と言われてしまった最初のプレイヤーのようである。使用キャラは皮肉にもマチュアであった。歴史的瞬間は第15回その４を参照のこと。基本マチュアを大将に置きK'とクーラでゲージを貯める。サブとしてラルフやクラークも使う。デチオォ…(◔౪◔｀)
某ATM　‥舞・裏ケンスウ・ジョーの赤統一パーティーで有名。その他にも様々なキャラを使用したり、ネタも豊富。自称「相手が嫌がるプレイ」だが異彩を放つキャラにはファンも多数。数少ない大将ジョーで大逆転を狙う。よく名前を変えているため専らATMさんまたはパチさんと呼ばれる。
動画で「このプレイヤー…一体誰なんだ…」はお約束。キャラでばればれである。
ガンピ　‥ガンピたんと呼ばれることが多い。こちらも出場回数は多くないが、上級者判別マシーン・球キャラ使いとして有名なプレイヤー。アテナが有名だが02UMではウィップやフォクシーなどを使用する。緩急自在の球をばらまき、相手にペースを握らせないため苦手とするプレイヤーも多い。
MOA　‥書記に次ぐ出場回数を誇るバーサスのお父さん。裏ケンスウ・裏ロバート・裏タクマをメインに、たまにマキシマ(通称MOAシマ)や嫁のメイリーを使う。ごく稀に表キャラを使うと「綺麗なMOA」「表キャラだけど裏MOA」と言われる。実際は裏ロバ使いというより裏タクマ使いで、堅い立ち回りから隙をついて一気に持っていく裏タクマには定評がある。
のび　‥AKB使いであり、第42回ではごしょの記録を塗り替えて10連勝を達成。アンディでリードしつつゲージを貯め、キングは堅い立ち回り能力でそのリードを保ったままゲージを大将に残し、包はそのお小遣いを余すところなく使って爆発する。第47回でOZによる結婚の報告があり、「プライベートをジャパン」タグが付いた。
KANA　‥卑猥を通り越して余りあるリングネームを書記に読ませることに情熱を燃やす問題児。嫁であるヴァネッサをネタにしたものが多いが02UMのヴァネッサはなんともしょっぱい性能のため使用率は低め。香澄やラモン、包、表クリスなど持ちキャラは幅広い。
別名水曜配信の顔。コアな知識ネタから雑談までなんでもござれ。聞き取りやすく飽きの来ない実況をする。曰く02UMのヴァネッサは「ボクササイズが趣味のそっくりさん人妻」。雛子がけいおん！のムギちゃんに見える病気持ち。
ナルト　‥台頭著しいやり込み勢。紅白戦で大将を務めることも多い。一時期ハイデルン神の座を狙っていたが結局K'・香澄・ネームレスに落ち着く。たまにKUSANAGI・京-1 ・京-2のクローンチームを使うこともあるがサブキャラとは言え普通に強い。
いわゆる強キャラ使いであるが故にヒール的な扱いをされることを本人は少し気にしている様子。
じゃむ子　‥貴重な女性プレイヤー。裏シェルミー・シャンフェイ・包の黒ずくめチームを使う。特に裏シェルミーの相手を翻弄する立ち回り、思い切った超必に魅了された視聴者は多い。
包の爆発性能も相まって劇的な逆転勝利を収めたりすることも多く、ダークホース的に注目されるプレイヤーである。
YD　‥ナルト・じゃむ子と共に溝口(カスタム )三人衆の一人。使用キャラは裏タクマ・シャンフェイ・ハイデルン。先鋒裏タクマに苦しめられるプレイヤーは多い。デルン神の座を狙う一人でもあるが嫁はシャンフェイと思われる。よく本名をジャパンされている。
メイ神　‥初期はミッキーという名前で出場していたが、アニメタイトルをメイでもじった名前で出るようになりメイ神と呼ばれるようになる。舞とリョウはメイのためにゲージ使用を我慢することが多い。全ては嫁のメイリーのため。他では滅多に見られないMAX超必コンボなどで魅せてくれる。
key　・・QZ党員で共にパッツァ勢でもある。大将包をぶちかまし相手方に回り込み囃し立てるその姿は煽り全一と言われる。水曜配信ではなぜかコメント欄にｶｰﾁｬﾝが来る。
J( 'ｰ`)し＜きい、かわいい女の子のTシャツたくさん持ってるわね
涙子　‥名前の由来はもちろん「とある科学の超電磁砲」の佐天涙子から。黒髪カラーのクーラが嫁と公言する紳士である。特にそのクーラでの正確な対空に定評があったが最近はキングでダブルストライクを撃ちたいらしく嫁はお留守番をしている模様。
アクションゲームでの落ちっぷりから「投身」という呼び名が定着しつつあるが闘神とは別人。
ユキチ　‥テリー・京・リョウという何とも胸熱なキャラ選、魅せプレイも忘れない。その正体はプロ声優・市来光弘であり実況陣にも「どこぞのプロとは違う」と高評価である。夢はKOFに”出演”すること。声優である前にただのKOFが好きすぎる人である。職業柄参加が不安定だったり実況も自重していたりする。兄は一部では伝説的なプレイヤー・コブラチョッパー。兄弟で紅白戦に参加したこともある。

紅白戦がより楽しめる用語集

奇跡の女　‥‥藤堂香澄のこと。その超高性能から試合を何度もひっくり返し奇跡を起こしてきたことから。最近では存在が暴力とも言われる。体力赤になってもすぐお父さんを呼ぶ香澄ちゃんマジ汚い。
10年育てた妖怪ジョン・フーン　‥‥プレイヤーごしょの操るション・フーンが使い込まれ神がかった強さを発揮した際、このように形容された。ごしょフーン、信頼と実績のごしょジョンとも。
練習してください　‥‥キャップの実況による名言。第15回紅白戦・その４(sm12850 233)で確認できる。詳しくは上記の概要内を参照。応用の効く言葉のため「調べてください」「もっと連打してください」のようにも使われる。
AKB　‥‥国民的アイドルAKB48のことかと思いきや、アンディ(Andy)キング(King)包(Bao)のこと。もちろんキャラ順もこの通りである。最近キングが篠田麻里子に見えるという病気に感染した人がいる。
NHK　‥‥日本放送協会のことではなく、バーサスにおいてはネームレス(Nameless)、四条雛子(Hinako)、K'のこと。こちらはキャラ順に関しては問われないことが多く、よく使用しているOZ・ぷでぃ～両氏の最も多い順番は雛子→K'→ネームレスである。
老害　‥‥書記氏に代表される、KOFシリーズ初期からのプレイヤーが経験値と往年の知識からの立ち回りでプレイすること。キャップ氏はよく書記氏の老害プレイをネタにしているが、自分も老害プレイヤーの一人であるとしている。また老害が発揮されやすいキャラ筆頭はケツ丸(紅丸)、クラーク、大門などらしい。
第41回紅白戦その３では実況の激しい老害煽りとプロの活躍が楽しめる。
糞 ○○　‥‥○○にはキャラ名が入る。糞とは大抵が裏キャラを表し、裏ロバート→糞ロバが代表的。裏キャラオンリーで構成されるパーティーでは「糞ロバ糞タク(マ)糞ケンスウ」のように言われるが、裏クリスなどオロチチームは言われないようだ。
ジャパン　‥‥GCCD(ガードキャンセルふっとばし攻撃)をスカされるorガードされること。GCCDを誘うことを「ジャパン釣り」と言ったりする。転じて「やらかす」行為全般を言う。由来は他国参加の大会において(主にOZが)GCを失敗しまくり、「日本はすぐGCしたがるな」ということから。QZさんはジャパンの代名詞であり１日１回はジャパンしてしまうらしい。
にゃー　‥‥キングの代名詞遠C。発生も早く判定も強い。このパンチで店を守ってきた(byキャップ)
失礼します　‥‥失礼な女こと雛子のコマ投げ運送・寄り切りのこと。失礼する・失礼できない、のように使う。
ガー不四天王　‥‥キャップが提唱する・”ガードが非常に難しいキャラクター”で、香澄・ジョン・雛子・裏ロバのこと。
神　‥‥闘神、デルン神、フェイト神、雛子神、投げの神、守護神、脳内補完神…毎週神々の集う西日暮里バーサス。
バサス戦隊合コンジャー　‥性欲の貴公子(台パン)と性欲王子(ラブリー)の所属する謎の組織。リア充を憎み出会いを求め日々バーサスで戦う。紅白やイベントで勝つと合コンをセッティングしてもらえるらしい。