ベトベトンとは (ベトベトンとは) [単語記事]

ベトベトンとは、ポケットモンスターに登場するNo.0089のポケモンである。初登場は赤・緑。

基礎データ
名前	ベトベトン	タイプ	どく
英語名	Muk	高さ	1.2m
分類	ヘドロ	重さ	30.0kg
性別比率	♂：50％	特性	あくしゅう
性別比率	♀：50％	特性	ねんちゃく
グループ	ふていけい	隠れ特性	どくしゅ
孵化歩数	5120歩	捕捉率	75
世代	第1世代	努力値	HP+1、攻撃+1
進化	ベトベター　→　ベトベトン(Lv.38)
図鑑データ
全国図鑑	#0089	図鑑の色	紫
ジョウト	#117 #118（HGSS）	ホウエン	#107 #112（ORAS）
シンオウ	#―	イッシュ	#065（BW2）
カロス	#―	アローラ	リージョンフォーム参照
ガラル	#―	ヒスイ	#―
パルデア	#195 #069（ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰ）

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No.0089 なきごえ	ベトベトンヘドロポケモンたかさ　　1.2m おもさ　　30.0kg どくタイプ

ふだんは　じめんに　まざっていてわからない。からだに　さわるともうどくに　おかされる。

種族値　合計500
H P	攻撃	防御	特攻	特防	素早
105	105	75	65	100	50

図鑑説明

通常

ポケットモンスター赤・緑、ファイアレッド: ふだんは　じめんに　まざっていて　わからない。　からだに　さわると　もうどくに　おかされる。
ポケットモンスター青、リーフグリーン、スカーレット: きたない　ヘドロが　ぜんしんに　まとわりつく。　あしあとに　さわっただけで　どくに　おかされる。
ポケットモンスターピカチュウバージョン: とっても　くさい！　きぜつするほど　きょうれつだが　ベトベトンは　はなが　たいかして　においを　かんじない。
ポケットモンスター金、ハートゴールド、X: ヘドロが　たまる　くさい　ばしょを　このんで　あつまってくるので　あたりは　いっそう　くさくなる。
ポケットモンスター銀、ソウルシルバー: からだの　せいぶんは　もうどく。　うっかり　ふれてしまうと　ねつを　だして　ねこんでしまう。
ポケットモンスタークリスタルバージョン: ベトベトンが　とおったあとは　もうどくが　しみこみ　3ねんたっても　くさきが　はえてこない。
ポケットモンスタールビー、オメガルビー: からだから　しみだしている　たいえきは　はなが　まがるほど　きょうれつな　においを　はなつ。1てきで　プールのみずが　にごり　においだす。
ポケットモンスターサファイア、アルファサファイア: きたない　ものが　だいこうぶつなので　ゴミを　みちばたに　すてる　ような　ひとが　すんでいる　まちには　ベトベトンが　あつまってくるぞ。
ポケットモンスターエメラルド: あたたかく　しっけの　おおい　とちを　このむ。　なつばは　たいないの　どくそが　さらに　つよまり　なまごみが　くさったような　においを　だす。
ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ブラック・ホワイト、Y: からだから　もうどくの　たいえきが　しみでている。　そのえきに　ふれた　くさきは　あっというまに　かれる。
ポケットモンスターブラック2・ホワイト2、バイオレット: とっても　くさい！　からだの　せいぶんは　もうどくで　ベトベトンが　とおると　どんな　くさきも　かれる。
ポケットモンスターサン: とにかく　はなが　まがるほど　くさい。　だが　いちぶには　それがいいと　いう　ベトベトンマニアも　そんざいする。
ポケットモンスタームーン: かんきょうが　せいびされた　さいきんは　めっきり　すがたを　みなくなった。　いずれ　ぜつめつすると　いわれている。
ポケットモンスターウルトラサン: エサが　へって　かずも　げきげん。　ぜつめつを　ふせぐため　じんこうの　ヘドロいけが　つくられはじめた。
ポケットモンスターウルトラムーン: びょうげんきんを　まきちらすので　くじょ　しつづけた　けっか　かずが　げきげんして　しまった。

アローラのすがた

ポケットモンスターサン: やたら　あざやかな　からだの　いろは　くらった　ゴミが　たいないで　つねに　かがくへんかを　おこしているから。
ポケットモンスタームーン: いがいに　おとなしく　なつくが　エサの　ゴミを　ずっと　あげていないと　いえの　かぐを　こわして　くらいだす。
ポケットモンスターウルトラサン: たいないに　ある　どくの　しゅるいは　100　いじょう。　どくと　どくの　かがくはんのうが　いのちの　みなもと。
ポケットモンスターウルトラムーン: キバや　ツメに　みえるのは　どくその　けっしょう。　ふれるだけで　どくに　おかされるので　ちかづくのは　キケン。

概要

ベトベターの進化系。近づきがたい容姿・臭いなのは相変わらずで、むしろ悪化している。ただしアニメでの解説によると、人に懐いたベトベトンは悪臭を発しなくなるらしいので、愛を持って育てれば多分どうにかなるだろう。
色違いは緑色。普通でも毒々しいのにこちらはますますグロテスクな色合い。
鈍足ながら攻守に長けた重戦車タイプ。
高いHPと特防によって優れた特殊耐久を誇り、物理耐久も平均以上はあり、「とける」で補う事も可能。単毒タイプゆえに格闘受けにも向いている。
攻撃種族値は105と、アタッカーとしてはそれなり。鈍足のお陰で遠慮無く性格補正を掛けられる事を考えると、実質的な攻撃力はもう少し高いとも言える。
タイプ一致の「ダストシュート」は高威力だが命中難。安定性を求めるなら「どくづき」を選ぶべきだろう。
三色パンチや格闘技、特に炎技はほのおのパンチとだいもんじの両方を習得可能で、特殊技を扱える最低限の特攻種族値もあるので鋼タイプにも充分対抗できる。
補助技も「ちいさくなる」「のろい」「かなしばり」「おきみやげ」「ちょうはつ」など、有用な技を多数覚える。
鈍足ゆえに使いやすいとは言えないが、選択肢は豊富なので相手をかき乱すサポーターとしても活躍できる。
持たせる道具は鈍足を活かしたフォーカスレンズ、耐久力を活かすくろいヘドロ、挑発対策のメンタルハーブなどが候補だろう。
特性は「ねんちゃく」と「あくしゅう」、夢特性は「どくしゅ」。
第5世代ではトリックやすり替えの採用率が上がり、相対的にねんちゃくの有用性も上がった。
拘りトリックを読んで繰り出す事に成功すれば、こちらはトリックを無効にしつつ相手はトリックしかできなくなる状況を作れる。
ブラック・ホワイトからもう一つの特性「あくしゅう」にひるみ効果が付いたが、ベトベトンの素早さではこの恩恵を受ける機会は少ないだろう。
「どくしゅ」は接触技の多いベトベトンと好相性だが、運要素も大きいので優先度はそこまで高くない。
以上の点から、高めの耐久力ながら攻撃技も補助技も欲しいものは大抵そろっている、という高いポテンシャルを秘める。対戦では（見た目のせいか）さほど見かけないが、いざ戦ってみるといやらしい相手。
金・銀から登場した「ヘドロばくだん」は、ヘドロポケモンというイメージも有って良く似合う技だったが、第四世代で特殊技になって扱いにくくなってしまった。よく似た「ダストシュート」が物理技でこっちは何故特殊技なのか、なんか釈然としないところも･･･。同じく「ヘドロこうげき」も弱体化。「ヘドロポケモン」なのにヘドロ関連の技をうまく扱えなくなった第四世代の仕様変更のある意味被害者といえなくもない。
アニメでは第30話で初登場。停電中のグンジョシティの発電所に押し寄せたベトベター達の親玉。
サトシがベトベター軍団の親玉だったベトベトンをゲットしたが、ボールに収めていても漏れ出してくる悪臭に耐え切れず、ベトベトンで手持ち6匹目だったにもかかわらず即行でオーキド博士に押し付けた。実はとても人懐っこい性格だったことが判明、それ以来オーキド博士にものすごく懐き、事あるごとに抱きついてくるのがお約束となっていた。後のエピソードで再登場した際には匂いについては言及されなかった。
なおバトルの面でも実力は本物。第74話ではサトシのフシギダネとピカチュウを倒したカオルコのマダツボミをのしかかりで仕留めた。シロガネ大会ではシゲルのハッサム、カメックスと戦った。
オーキド博士の解説によると、ヘドロの中でも生きられるため学界でも注目されている。また海の中のゴミを吸収するので環境浄化にも役立っているという説もあるらしい。
『ポケットモンスターSPECIAL』ではキョウが使用。汚いなさすが忍者きたない。
自分をベトベトンの体で包んで脱出するという「ベトベとんの術」なる意味不明な忍術を使っていた。

リージョンフォーム

基礎データ
名前	ベトべトン	タイプ	どく　あく
英語名	Muk	高さ	1.0m
分類	ヘドロ	重さ	52.0kg
性別比率	♂：50％	特性	どくしゅ
性別比率	♀：50％	特性	くいしんぼう
グループ	ふていけい	隠れ特性	かがくのちから
孵化歩数	5120歩	捕捉率	75
世代	第７世代	努力値	HP+1 攻撃+1
進化	ベトベター（RF）　→　ベトベトン（RF）(Lv.38)
図鑑データ
アローラ	#051（ｱﾛｰﾗ、ﾒﾚﾒﾚ） #029（ｳﾗｳﾗ）（USUM） #058（ｱﾛｰﾗ、ﾒﾚﾒﾚ） #029（ｳﾗｳﾗ）	図鑑の色	緑

No.051	ベトベトンヘドロポケモンたかさ　　1.0m おもさ　　52.0kg どくタイプあくタイプ
やたら　あざやかな　からだの　いろは　くらった　ゴミが　たいないで　つねに　かがくへんかを　おこしているから。

種族値　合計500
H P	攻撃	防御	特攻	特防	素早
105	105	75	65	100	50

アローラ地方に生息するベトベトン。手当たり次第に目に留まったものを無差別的に食べる。カラフルな体色が一層毒々しい雰囲気を漂わせている。
体の各部に露出している白い物体はベトベターの上顎に歯のように生えていたものと同じ毒素の結晶で、肉弾戦用の武器として使われる。
タイプは毒・悪の複合で、スカタンク、ドラピオンに続いて3体目。同タイプでは特殊耐久の高さが図抜けており、通常のベトベトンと比べてもエスパー・ゴーストに強くなった点が特に大きい。
また、以前は覚えなかった「ストーンエッジ」も新たに習得しており、攻撃範囲も広がっている。
特性は「どくしゅ」と「くいしんぼう」の二種類。「毒素を体内で溜め込み、表面は無臭」という設定のため「あくしゅう」は持っていない。
隠れ特性は「かがくのちから」。味方のポケモンがひんしになった時にその特性を受け継ぐという、ナゲツケサルの「レシーバー」と同じ効果を持つアローラベトベター・ベトベトンの専用特性である。かがくのちからってすげー！