コイル（ポケモン）とは (コイルとは) [単語記事]

コイルとは、ポケットモンスターに登場するNo.0081のポケモンである。初登場は赤・緑。

基礎データ
名前	コイル	タイプ	でんきはがね（第2世代-）でんき（第1世代）
英語名	Mag nem ite	高さ	0.3m
分類	じしゃく	重さ	6.0kg
性別比率	性別不明	特性	じりょく
性別比率	性別不明	特性	がんじょう
グループ	こうぶつ	隠れ特性	アナライズ
孵化歩数	2560歩	捕捉率	190
世代	第1世代	努力値	特攻+1
進化	コイル → レアコイル (Lv.30) → ジバコイルテンガンざんでレベルアップ（DPt/BDSP）電気石の洞穴でレベルアップ（BW/BW2） 13番道路でレベルアップ（XY）ニューキンセツでレベルアップ（ORAS）ポニの大峡谷でレベルアップ（SM）ホテリ山、ポニの大峡谷でレベルアップ（USUM）かみなりのいし（剣盾以降）天冠の山麓で「進化」を押す（アルセウス）
図鑑データ
全国図鑑	#0081	図鑑の色	灰
ジョウト	#118 #119（HGSS）	ホウエン	#082 #084（ORAS）
シンオウ	#178	イッシュ	#048（BW2）
カロス	#069（ﾏｳﾝﾃﾝ）	アローラ	#047（ｱﾛｰﾗ・ﾒﾚﾒﾚ） #025（ｳﾗｳﾗ）（USUM） #054（ｱﾛｰﾗ・ﾒﾚﾒﾚ） #025（ｳﾗｳﾗ）
ガラル	#105（ﾖﾛｲ）	ヒスイ	#177
パルデア	#209

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No.0081 なきごえ	コイルじしゃくポケモンたかさ　　0.3m おもさ　　6.0kg でんきタイプはがねタイプ

くうちゅうに　ういたまま　いどうしてさゆうの　ユニットから　でんじはなどを　ほうしゃする。

種族値　合計325
ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早
25	35	70	95	55	45

図鑑説明

ポケットモンスター赤・緑、リーフグリーン、Y、バイオレット: くうちゅうに　ういたまま　いどうして　さゆうの　ユニットから　でんじはなどを　ほうしゃする。
ポケットモンスター青、ファイアレッド: はんじゅうりょくで　ういてるらしい。　どこから　ともなく　あらわれて　でんじはなどを　ほうしゃする。
ポケットモンスターピカチュウ、Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ: うまれつき　じゅうりょくを　さえぎる　のうりょくを　もち　でんじはを　だしながら　くうちゅうを　いどう。
ポケットモンスター金、ハートゴールド: でんぱに　ひかれる　せいしつをもち　ポケモンギアを　つかっていると　ちかよってくる　ことが　あるらしい。
ポケットモンスター銀、ソウルシルバー、X: さゆうの　ユニットから　じゅうりょくを　さえぎる　ちからを　だすので　くうちゅうに　うかべる。
ポケットモンスタークリスタル: さゆうの　ユニットから　つよい　でんきがでると　コイルの　からだは　きょうりょくな　じしゃくになる。
ポケットモンスタールビー、オメガルビー: でんせんに　くっついて　でんきを　たべている。ていでんに　なったら　ブレーカーを　しらべよう。　コイルが　びっしり　くっついて　いるかも。
ポケットモンスターサファイア、アルファサファイア: さゆうの　ユニットから　でんじはを　だす　ことで　じゅうりょくを　さえぎり　くうちゅうに　うかぶ。　たいないの　でんきが　なくなると　とべなくなる。
ポケットモンスターエメラルド: さゆうの　ユニットは　きょうりょくな　じしゃく。　はんけい　１００メートル　いないの　てつを　ひきよせるほどの　つよい　じりょくを　だす。
ポケットモンスターダイヤモンド・パール、ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール: さゆうの　ユニットから　でんじはを　だして　くうちゅうを　いどうする。でんきを　たべる　ポケモン。
ポケットモンスタープラチナ、ブラック・ホワイト: さゆうにある　ユニットを　こうそくで　かいてん　させるほどに　だせる　じりょくが　つよくなる。
ポケットモンスターブラック2・ホワイト2、スカーレット: さゆうにある　ユニットから　だす　でんじはで　じゅうりょくを　さえぎって　そらに　うかぶのだ。
ポケットモンスターサン: でんきが　ある　ばしょに　むれる。　でんきを　おくる　てっとう　などに　ビッシリと　はりついていることも。
ポケットモンスタームーン: でんじはを　はなち　そらを　ただよう。　でんきを　くっているときに　さわると　ぜんしんが　ビリッと　しびれるぞ。
ポケットモンスターウルトラサン: たびたび　ていでんの　げんいんとなる　ため　コイルが　いやがる　でんぱを　ながす　はつでんしょも　あるほど。
ポケットモンスターウルトラムーン: さいきんは　でんせんが　じめんに　うめられているためか　はつでんしょを　おそう　コイルが　ふえている。
ポケットモンスターソード: たいないの　でんきが　きれて　じめんに　ころがっていることもある。　でんちを　あげると　うごきだすよ。
ポケットモンスターシールド: でんきを　くって　いきている。　さゆうの　ユニットから　でんじはを　ほうしゃ　しながら　そらを　とぶ。
Pokémon LEGENDS アルセウス: 鉄球に　一つ目ありし　奇天烈な姿。馬蹄形の　磁石が如き　腕から　発する　磁力により　浮遊すると　推察す。

概要

左右のユニットから電磁波を出して浮遊している。電線にくっついて電気を食べるポケモン。
『赤・緑』ならびに『ファイアレッド・リーフグリーン』では「むじんはつでんしょ」に生息している。
ステータスは「とくこう」がとてつもなく高く、金属製だからか「ぼうぎょ」も意外と高い、しかし、でんきタイプとしてはかなりの鈍足。ちなみに「とくこう」の95という種族値はなんとメタグロスやフリーザーと同等である。最終進化系のジバコイルまで育てることで、電気タイプでは最強の特攻を得る。
性別が無いので、タマゴからコイルを育てる場合は、メタモンと一緒に親となるコイルを育て屋に預けなければならない。タマゴグループは「こうぶつ」。
色違いは錆びた色になっている。BWでは磁極（通常色の赤い部分と青い部分）が黒くなった。

通常色色違い色違い（BW）
赤・緑ではでんきタイプのみだったが、『金・銀』からは、はがねタイプが追加され2タイプとなった。弱点は増えたが、はがねタイプの頑丈さも一緒に追加された。このはがねタイプは、後にフェアリーやじめんでないいわに対する有効打としても活躍することになる。
また、『ダイヤモンド・パール』からは「でんじふゆう」という技が追加され、苦手なじめんタイプを無効化出来るようになった。
無進化状態でもかなり強い割に序盤から手に入ることが多い。
じめん技にさえ注意すれば絶大なとくこうから放たれるでんき技とはがねタイプの優れた耐性を併せ持ち極めて頼りになる。
誰を育てよう、誰をパートナーにしようとお迷いのあなた。是非ともこのまん丸一つ目ラブリーコイルを育ててみてはいかがですか？

コイルショック

2008年に行われたYahoo!きっずのポケモン投票において、vipperが「コイルに投票しまくって消防を泣かそうぜｗ」というキャンペーンを行い、コイルに多重組織票を投じた。田代砲なども使用されたため傍目にも異常な得票数で他候補をぶっちぎったが、結局投票場自体が閉鎖され2位という結果に。

大人げない悪ふざけによるサイバーテロと見られても仕方のない行動だったが、ピカチュウ等の票数を操作したり、(後にvipperが作成した投票ツールのミスが原因だったことが発覚)そもそも伝説ポケモンやピカチュウにコイルやタテトプスをあてがい明らかに出来レースの引き立て役にした運営側も褒められたものではない。

この事件がきっかけでコイルが好きになった者も中にはいる。

詳細は第一次コイルショックを参照

ゲーム外部での活躍

様々な作品で序盤に手に入りやすく、高い攻守とはがねタイプでゲーム本編でもなかなかの活躍を見せるか、何故かは解らないがゲーム外でも時代を超えて変なところで活躍する傾向がある。

旧エニックス刊行の「ポケットモンスター 4コママンガ劇場」にて向水遥（むこうみずはるか）先生の描いたコイルくんの強烈なキャラクターは初代世代の一部の方々に印象に残っているらしい。ソースはウィキペディアのコイル（ポケモン）の記事。
2012年 6月に発売された『ブラック2・ホワイト2』では、発売後すぐ「コイループ」なるものが自然発生した。タチワキ下のコンビナートで捕まえたコイル同士をＧＴＳでひたすら交換するというもので、たくさんの人とポケモン交換すると発展する「ジョインアベニュー」という施設を積極的に発展させることが目的。もともとはvipperがごく内輪的に始めたものだったが、Twitter (現X) などであっという間に拡散し、それなりの規模となった。詳細は下記項目「コイループ」にて。
実はニコニコ大百科で2番目に作成されたポケモン記事はコイルである。やはりコイルは2位に縁があるのだろうか…？ちなみに最初に作られたポケモン記事はピカチュウ。
アニメでは第30話で初登場。30話のアイキャッチを担当。
グンジョシティの発電所に現れてベトベターを追い払う手助けをしてくれた。強い磁場を出す物に惹かれる性質があるようで、帯電していたサトシのピカチュウに惚れこむシーンなどもある。
2016年に行われた「ポケモン総選挙720」では、2008年の時のリベンジとばかりに1位を獲得することは出来なかったが、26位というかなりの高順位。しかも、あの時1位を奪っていったシェイミは28位、3位だったギラティナは27位という運命的な並びとなった。
- 2021年に行われた人気投票「#キミにきめた」では順位を大きく上げ、898種類中5位にランクイン。投票方法がTwitterのみになり、一人で何回でも投票できることからコイルショックの再来と言わんばかりの盛り上がりを見せ、多くの投票が集まった結果と思われる。
『Pokémon GO』ではマクロやチートへの対策として、なんか無理があるプレイをしたと見做されると時折登場し、画像認証のような「人間には解けるが機械には解きにくい質問」をしてくる時がある（通称コイル警備員）。電子機器を誤作動させるという設定があるロボットっぽいポケモンであること、全世代にわたり人気すぎずかつ適度な知名度があること、上記のような実績があることが採用理由であろうか。

無限コイル

第5世代でとくせい「がんじょう」にタスキと同じ効果が付加されて超強化されたのをきっかけに、Lv1なのに半永久的な受け性能を誇るコンボが考案され、「無限コイル」という通称でランダム対戦にLv1 コイルが氾濫しはじめるという事態が発生した。理屈と対策は単純明快だが、一応用意はしておかないとヌケニン以上に詰むので注意。

とくせい：がんじょう
もちもの：オレンのみorきのみジュース
わざ：どくどく、リサイクル、まもる、（あと一枠適当）

火傷や毒などダメージに繋がるステータス異常を適当にばら蒔いた後にコイツを繰り出すと、
「攻撃食らう→がんじょうでHP1で耐える→オレンのみで全快→リサイクルでオレンのみ復活→（以下略」
の繰り返しにより、相手の攻撃力がどれだけ高かろうが関係なく、リサイクルのPP（最大16）が切れるまで居座ることが出来る。1ターンおきに「まもる」を挟んで時間を稼げばさらに倍。

なお持ち物は、後述の通りHPが11を超えないコイルならばどちらでも良いが、緊張感などの一部の特性に邪魔をされる可能性を考慮して、「きのみジュース」の方が望ましい。

※利点

どのタイプも受けられる：地面4倍など頑丈の前ではただの飾りに。無論いちげきひっさつも効かない。
どくどく・すなあらし無効という点ではヌケニンよりさらに有利。
カウンター特性相手：攻撃技自体を最初から放棄しているので、物理相手に発動するほのおのからだ、さめはだ、てつのトゲといったヌケニンにとって割と切実なとくせいの事は最初から気にする必要がない。
厳選・育成の必要ほぼ皆無：第4世代ソフトあたりでメタモンを嫁（婿？）に孵化させ、とくせい：じりょくの個体だけをハネて、リサイクルを覚えさせてくるだけの簡単なお仕事です。個体値？努力値？経験値？　何それおいしいの？
オレンのみを使う場合は最大HPが11以下である必要があるが、コイルなら努力値さえ振らなければHP 個体値VでもHP 実数値は11なので特別な調整をする必要もない。

※対策

ちょうはつ：信頼と実績の受け潰し。今作でも非常に有効。
みがわり：どくどく・おにび・やどりぎのタネを無効化。食らってからでは遅いが。
おにび、やどりぎのタネ：頑丈を機能不全にする。交代しても消えないおにび優勢か。他にあくむ、のろい（ゴースト）など
どろぼう、トリック、すりかえ、かいふくふうじ、はたきおとす、さしおさえ、マジックルーム、ついばむ、むしくい、きんちょうかん：
オレンを無効にし、頑丈を再発動させなくする。ただしついばむ・むしくい・きんちょうかんは「きのみジュース」には無効なので注意。
まきびし、ステルスロック：無限コイル降臨前に撒けたのであれば有効。どくびし不可。
かたやぶり：そもそも頑丈を発動させず普通に一撃で倒せる。
ゆきふらし、あられ：はがねタイプにもスリップダメージが入る天候にする。
催眠・麻痺・混乱・怯み技、かなしばり：相手を行動不能にしリサイクルを使わせない。
なやみのタネ、いえき、シンプルビーム、なかまづくり：がんじょうを機能させなくする
連続攻撃技：タネマシンガン、つららばり、ロックブラスト、ダブルアタックなど。第五世代からの仕様変更により連続技はきあいのタスキを貫通するようになったので、頑丈も同様に貫通出来る。
締め拘束技：まきつく、しめつける、すなじごく、うずしお、ほのおのうず等
どくタイプ・はがねタイプ：毒が効かず、コイル自身は火傷や宿木を撒けるわけではないため、本当にただの壁に。
アンコール：まもるを併用する場合に注意。まず間違いなくすばやさで負けるので、こちらがまもるを使用した次のターンに使われるとリサイクルが不発になる。

タネさえ割れていれば対人戦でこそ恐るるに足りないが、ちょうはつ・おにび・そしてかたやぶりオノノクスあたりの需要が多少増えるかもしれない。

また、この型について調べようと「無限コイル」だけで検索すると、現状ではエレキバンの劣化みたいな怪しさ満点の健康グッズばかり優先的に引っ掛かるので注意。「無限コイル　ポケモン」ならおｋ。

コイループ

ジョインアベニューでは、交換したポケモン数に応じて一度に最大12人を招き、発展させることが出来る。発展させると各種木の実やレア道具販売、レベルアップや努力値リセット等のサービスなどの恩恵を受けられるため、これを目的としてコイル同士をGTSを通じてひたすら交換することを「コイループ」と呼ぶ。
すれ違い通信でも同じことが出来るため都心部などを出歩けるのならそちらの方が効率が良いが、それが出来ない地方在住者には有効な手法である。

やり方

・用意するもの
Wi-Fi 環境
 コイル1匹（更なる効率化を目指すなら2匹、ともに個体不問）

ポケモンセンター2階の右の受付から「GTS」→「GTS」→「交換する」を選び、Wi-Fiコネクションに接続する
接続したら、「ポケモンを　預ける」を選び、コイルを選択して「預ける」
欲しいポケモンを「コイル」、レベルを「気にしない」で決定、預ける
交換が成立する間、｢ポケモンを探す｣でもう一匹のコイルを使い、探すポケモンを｢コイル、レベル・住所不問｣にして検索、交換する（この作業は面倒ならやらなくてもよい）
数分待ってから「ようすを　みる」で交換されたコイルを引き取る
2.に戻り、好きなだけ繰り返す（一度に12人以上やっても意味が薄いので注意）
アベニューに行き、店舗を誘致or発展させる
1.に戻り、好きなだけ繰り返す