夕雲型駆逐艦、その九番艦、玉波です。
十一水雷戦隊所属となります。
戦力となれるよう努めます。
玉波とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」に登場する艦娘である。モデルは大日本帝国海軍に所属していた夕雲型駆逐艦9番艦『玉波』。
2022年2月22日深夜より開催された、2022年冬イベント『発令!「捷三号作戦警戒」』の後段作戦(3月6日未明作戦開始)にて先行実装された駆逐艦娘。第4海域のラスボス(「深海玉棲姫」)旗艦の艦隊マスを撃破するとドロップで邂逅可能だった。
作戦開始時点でイベントバナーに(21年春イベの「巻波」同様)登場していた。隣に藤波がいたことから早くから「玉波」ではないかと予想されていた。また、2019年の艦これカレンダーの9月の絵にそれらしき艦娘の後ろ姿が描かれていた[2]。18年末の当該カレンダーの登場から数えると3年強越しの実装である。
夕雲型姉妹では5番艦「巻波」、10番艦「涼波」以来、3シーズン後での実装となり、彼女の実装により「第三二駆逐隊」全艦が艦娘として揃ったことになる(藤波を除き全艦期間限定イベントドロップ艦のため、全ての提督の鎮守府に揃っているかは別問題ではある)。
実装済み姉妹からは「玉ちん」(藤波)「タマ」(涼波)「たーちゃん」(浜波)と呼ばれていたりする。
夕雲型姉妹も玉波実装で陽炎型姉妹に並ぶ[3]17人が実装した。未実装甲型駆逐艦、すなわち神通旗艦の戦中二水戦の未実装艦は第十五駆逐隊「夏潮」、第三一駆逐隊「大波」「清波」の3隻となった。このうち「大波」が実装されれば能代の部下が全員揃うことになる[4]。
髪色は涼波っぽく千歳を正面から見た感じのショートヘア。同郷の黒潮(改二になる前)に似ているという指摘もある。あと夕雲型おで娘3人め。中破時は前面が派手に割かれ、下着の淡紺色スリップ、更に白ブラまで見えてしまう。その意味では危険なのでプレイ時は周辺警戒を怠りなく。胸部装甲は同イベ実装で同郷の「梅」ほどではないがそこそこ豊か。本人のセリフでの雰囲気とは裏腹に、見た目に長姉に通ずる色気を感じ取る提督もそこそこ見受けられる。首元のほくろもポイント。
記事冒頭に紹介しているセリフはE-4最終ボスマスで苦心惨憺の後(ゲージ破壊後も何度も通う羽目になる場合が多いだろう)に初めて提督が聞くことになるセリフ(入手以降は秘書艦に据えた時ログインボイスとして用いられる)なのだが、『第十一水雷戦隊』所属を名乗る艦娘は彼女が「松」に続いて2人目。彼女以降就役した夕雲型姉妹はこの11水戦で訓練を経た後各部隊に配属されている。Lv30で「改」なると『栄光ある二水戦の一翼として励みます』と変化する。更に、改の時点で大発動艇(戦車隊搭載等を含む。カミ車系不可)搭載能力を有明・梅とは異なり高速建造材等の消費なしに得る。母港でツンツンすると、最初は涼波が、改になると藤波がやっていると勘違いしてくれる。改で相手が代わるのは、残念ながら涼波が戦没したのが早かったからか。僚艦は基本「◯◯さん」と呼ぶが、涼波のみ「スズ」。恐らく涼波の強い希望でこう呼んであげているもの[5]と思われる。
礼儀正しい32駆のお姉さん枠。雰囲気が似てる艦娘としては15駆親潮や31駆岸波が挙げられよう。午前4時の時報(仮眠後起こすボイス)は是非聞いてみて欲しい。朝食は自分でだし巻き卵などを用意するが昼食は僚艦が持ち寄ってくれる[6]。夕飯はスコッチエッグを載せたカレー。名前からの連想か、3食全て卵(玉子)に関わる食事を提供してくれる。瑞鳳とは仲良くなれるかもしれない。意外な言及相手としては龍田と最上が時報に登場する。龍田は11水戦の旗艦、松輸送での関わりがあり、また、最上はラバウル空襲後玉波が護衛で関わっている。
史実では初代玉波艦長の転勤先が初代冬月艦長だったことも今回実装されたことに関係があるかもしれない。ちなみに、前段で実装された梅に座乗した43駆2代め司令の転勤先が41駆司令であり、43駆司令改め41駆司令吉田大佐は冬月に座乗していたりする。その2代目41駆司令を迎えたと同時に初代冬月艦長は新任の3代目43駆司令となっている。ちょっとややこしいので表にすると…
| 開戦後~昭和20年初頭 | 昭和20年3月異動(終戦まで) | |
|---|---|---|
| 作間英邇 中佐→大佐 | 綾波艦長→玉波艦長→冬月艦長→ | 第43駆逐隊司令 |
| 吉田正義 中佐→大佐 | 風雲艦長→地上勤務→第43駆逐隊司令[1]→ | 第41駆逐隊司令[2] |
| 山名寛雄 少佐→中佐 | 朧艦長→霞艦長[3]→ | 冬月艦長 |
| ※[1] 第43駆逐隊の司令座乗艦は原則「梅」 [2] 第41駆逐隊の司令座乗艦は「冬月」 [3] 舞鶴工廠における「霞」の修理完了までは同じく修理中の大潮、不知火、初春の艦長職を兼務。 |
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ゲーム以外の媒体では、公式カレンダー2019に遠景で描かれたことは前述の通りであるが、2023年2月の三越コラボにて書き下ろし私服modeがお披露目されている。(ニコ静には投稿されていないが「三越玉波」で検索する
と当該二次作品を閲覧できる…かも。)
ブラウザゲーム本体への新グラ実装は、実装1年第1四半期を経て、梅雨グラ(私服。「三越玉波」をベースとした新デザイン)という形で実装された。元からの”色気”がいい意味で反映されており、概ね好評である。
また、2024年11月8日のアプデで秋刀魚祭りグラが実装されている。こちらも和装に割烹着で人妻っぽいと好評だった。
駆逐艦「玉波」は、1942年12月26日に大阪住之江の藤永田造船所で進水し、1943年4月30日竣工(舞鶴鎮守府籍)。第11水雷戦隊に編入される。艤装員長及び初代艦長は綾波(こちらも出身船渠は藤永田造船所)戦没時の艦長だった作間英邇中佐。同時期就役した「島風」「若月」らと訓練や護衛任務に励む。
同年7月1日、所属駆逐隊未成のまま第二水雷戦隊に島風同様(島風は7月中旬二水戦に書類上編入しているが、当時の島風は一水戦と共にキスカ島撤退作戦に参加している。)付属として編入。7月7日、艦長が作間中佐から青木久治中佐に交代した。編入直後の7月12日二水戦司令部はコロンバンガラ島沖海戦で二水戦旗艦神通が壮絶な最後を遂げ、第四水雷戦隊司令部及び残存艦が二水戦に編入したが、玉波は引き続き方々で護衛任務等に従事した。(護衛対象として実装済みの艦は雲鷹や神州丸、隼鷹など。共に行動した艦は磯風、木曾・多摩など)
こうして二水戦付属の艦(この時点では島風と同じ扱いではある)としてあちこちの護衛任務に従事していた玉波だったが、7月下旬に就役した後輩涼波(浦賀船渠にて竣工)・藤波(玉波と並んで藤永田造船所で建造)・早波(舞鶴工廠で竣工)が11水戦にて結成した第三二駆逐隊が二水戦に編入するのに併せ、玉波も32駆に編入された。が、編入直後の11月中旬のラバウル空襲にて涼波が戦没し、32駆は3隻編成となってしまった。玉波はラバウル空襲で損傷した最上の護衛についた。島風と共に翔鶴・愛宕・高雄を護衛してラバウルから横須賀に帰投、修理と整備を実施。
12月も島風と輸送任務に就いたり明石による修理を受けていた最上を霞と護衛して帰国させたりしている(そんな最中、32駆の補充要員として浜波が編入した)。44年1月、玉波は薄雲と共に神鷹を護衛する指令が発令されたが神鷹の機関不具合により任務は取りやめとなった。横須賀へ寄港。瑞鳳指揮下で千代田・高雄、初春・若葉で横須賀を発ったが雲鷹が大破したため高雄と玉波は雲鷹護衛部隊に合流した。2月、トラック泊地放棄が決まり武蔵、大淀、千代田、瑞鳳を玉波・満潮・白露で護衛し本国に帰還、横須賀沖で武蔵・大淀と別れ空母を護衛し呉に向かう。呉工廠で長波とともに整備や電探取り付けを受ける。
春になると松輸送に加わり同輸送作戦で戦没した龍田の生存者を救援し、また東松三号輸送船団(夕張、玉波、旗風、雷、平戸、能美等)に従事後タウイタウイに進出。6月上旬、米潜ハーダーにより水無月(22駆)と司令艦早波が隊司令ごと戦没したため、青木艦長は32駆司令に昇進、早波艦長に着任予定だった千本木一三四中佐が3代目の玉波艦長となる。
7月、第十六戦隊の北上、32駆僚艦の藤波と共に玉波はシンガポールからマニラ経由で日本に帰国する貨物船を護衛していたが、マニラ湾西方にて米潜ミンゴ[7]による雷撃を受け轟沈。青木司令及び千本木艦長以下276名が戦死した。9月10日除籍。
32駆は五月雨戦没により27駆司令職を解かれた大島一太郎大佐が3代目32駆司令となり、浜波を旗艦としてレイテ沖海戦及び多号作戦に臨むこととなる。
いや、そうじゃなくて…。
期間限定グラ
玉波と関連する深海棲艦
| 夕雲型姉妹 / 夕雲型駆逐艦 |
| 1.夕雲 - 2.巻雲 - 3.風雲 - 4.長波 - 5.巻波 - 6.高波 - 7.大波 - 8.清波 - 9.玉波 - 10.涼波 11.藤波 - 12.早波 - 13.浜波 - 14.沖波 - 15.岸波 - 16.朝霜 - 17.早霜 - 18.秋霜 - 19.清霜 |

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最終更新:2025/12/06(土) 14:00
最終更新:2025/12/06(土) 14:00
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