6HP 単語

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シックスハートプリンセス

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6HPとは、村上隆監督を務めるアニメ作品である。
番組表などでは『6HP/シックスハートプリンセス』と表記されているが、公式サイトに則り6HPを記事とする。

概要

日本における現代アートの代表的人物(?)こと村上隆であったが、2010年代に入ると魔法少女ものをテーマにした作品を志向するようになる。これこそが2010年に発表されたPV『Six♡Princess』に端を発するこのプロジェクトである。

2013年には各種ブランドとのタイアップなども行われ、2015年1月19日テレビアニメ化も発表された……のだが、一向に全てが完成しきったものは流れてこず、2016年12月30日以降にある程度制作しきったものから順次、おおよそ村上隆謝罪会見および闇を煮詰めたかのようなメイキング映像セットTOKYO MXで不定期に放送されている。なお、完成すらしていないので各種サイト公式配信などは全くなく、この不定期に行われる放送を見る以外に公式にみる術は何もない

初期は本当に未完成品そのままがテレビで流れることになっていたが、最近はちゃんと制作し終わった1話1話が放送されるようにはなってきている。当初はあまりにもカツカツ素人の集まりだったので、3話以降元永慶太郎島崎奈々子らが合流してある程度制作の立て直しが行われた…気はする。
こんなんでも全15話予定らしい。

イントロダクション

「6HP(シックスハートプリンセス)」は、Kaikai Kiki代表取締役であり現代美術である村上隆監督を、PONCOTAN札幌スタジオ代表クリエーターのmebaeがキャラクターデザインを手がける、魔女っ子アニメーション企画PONCOTANメイン制作ラインです。

魔女っ子魔法少女といえば、女の子たちの希望を貪欲に詰めこんだ、日本独自のイマジネーションとして、世代をえて進化してきた人気ジャンルです。その魅と可性を欧アートの本場で披露すべく、2010年フランスヴェルサイユ宮殿で開催された村上隆の個展にて上映した5分間の短編アニメーション『Six♡Princess』から、「6HP」プロジェクトスタートしました。

「6HP」プロジェクトは、mebaeとPONCOTAN札幌中野スタジオの若いスタッフを中心に、ハイクオリティーアニメーション作品の実現をし、多スタイルで展開中です。 これまでに、フル3DCGによるパイロットPVコスブランドshu uemuraとのコラボレーション開発によるイメージPV制作など映像方面からのアプローチと、コスプレサイトCureとのタッグにより「6HP」のキャラクターに扮したコスプレイヤーたちが演じる前代未聞の"1.5次創作"コスプレパフォーマンスステージ2013年から2015年にかけて上演しました。

羽仁はるかは陽ノ(ひのもり)学園に通う中学二年生。
演劇部に所属し、学園祭で演じる予定の舞台の脚本を書いているがなかなか進まず、幼なじみの悌上たまきに急かされながらも、楽しい日々を送っていた。

はるかが住む陽ノには罪(ざいじゅう)というモンスターが現れては人やを襲う。
しかし陽ノには、罪と戦うハートプリンセスたちが存在した。
から人々を守るプリンセス。そんなプリンセスに憧れるはるか
「いつか、私もプリンセスに…!」

しかしある日、で台本を書いていたはるかの元に不思議、仁ちゃんが現れはるかに告げる。
「君にはプリンセスになる素質があるとお見受けした。どうだい、プリンセスになってくれるかい?」

――『6HP』公式サイトより

登場人物

プリンセス

羽仁はるか / ピンクプリンセスCV種﨑敦美)(2010年版ではCV新谷良子
陽ノ学園中等部2年生の主人公。ちょっぴりおバカ演劇部部長。心は仁。
悌上たまき / ブラックプリンセスCV広橋涼
はるか幼馴染移民子供でかつて陽ノに向かう際襲われていたところを房之助に助けられている。心は悌。
このような経緯から房之助に真実を尋ねに行った際に地族の意を聞かされ、6話でハートプリンセスにされた後、地族側として独自の行動を取っている。
義堂あみ / ブループリンセスCV原優子)(2010年版ではCV加藤英美里
中華料理屋を営む義理の両の下、働いている。心は義。
3話で変身し、以後演劇部に合流する。
ゆかり / イエロープリンセスCV本多真梨子)(2010年版ではCV野中藍
陽ノ学園の風紀委員として学園の紀を取り締まっている…のだがオンオフのしっかりしたタイプオフの時は結構アバウトな性格。心は礼。
5話でたまたま居合わせたところをふんわり演劇部の合宿に連れていかれ、ふんわりハートプリンセスにさせられてしまった。
大信めぐみ / ゴールドプリンセスCV早見沙織
高等部2年生の生徒会長本編開始前にハートプリンセスになっていた先輩の一人。心は信。
かなで / パープルプリンセスCV日高里菜
高等部2年生のボーイッシュな人物。本編開始前にハートプリンセスになっていた先輩の一人。心は智。
吉忠まこと / グリーンプリンセスCV久野美咲
高等部2年生の関西弁お笑いキャラ本編開始前にハートプリンセスになっていた先輩の一人。心は忠。
孝富きょうこ / ホワイトプリンセス
2015年7月5日に行われた6HPコスプレパフォーマンスステージ「6HP・結」にてふんわり登場した、文字設定だけの存在。
アニメには今のところも形もない。

月猫族

仁ちゃん(CV矢島晶子
はるかパートナー
悌ちゃん(CV内田りりこ)
たまきのパートナー。たまきの離反ともいうべき行動に動揺しているが…?
義ちゃん(CV坂美帆)
あみのパートナー
礼ちゃん(CV榎あづさ
ゆかりパートナー
信ちゃん(CV小笠原早紀
めぐみパートナー
智ちゃん(CV辻あゆみ
かなでのパートナー
忠ちゃん(CV杜野まこ
まことパートナー。常に「モフフ」としか喋らず、マイペースな存在。
孝ちゃん(CV山路和弘
1話の冒頭に登場した後、まったく出てこず詳細は不明。

地狼族

上房之助(CV松岡禎丞
何かとはるかにちょっかいを出す少年。地族の中ではリーダー格だが、独自の行動をとるようになり…?
四条CV山本和臣
族の中性的少年
六角CV下野紘
族の頭っぽい少年。なんかオタクっぽい。
牙更王(CV竹内栄治
族のっぽい少年

???

カナモリCV井上和彦
4話で新たに移ってきて演劇部の顧問となった教師
表では顧問としてハートプリンセスを導きつつ、裏では仮面の男として族、地族の両営となにやら取引をして暗躍しているようだが…?
CV比嘉良介)
陽ノ内を走る、列車
カナモリ側の存在のようではあるが…?

過去の存在

ふゆせCV三石琴乃
かつての孝のハートプリンセス
600年前に戦いの真実に気づき、房次とそれを止めようとしたが失敗。最期は房次とともにツミトガノカケラを使い、このの滅びを決定的にした3番の大災厄「ターシャリーアセンション」を引き起こした。
房次(CV三好
600年前の地族の青年ふゆせと共に戦いを止めようとしたが失敗。壊滅寸前の地族を逃がし、最期はふゆせとともにツミトガノカケラを使い、このの滅びを決定的にした3番の大災厄「ターシャリーアセンション」を引き起こした。
族長(CV:枝折努)
600年前の地族の長。ふゆせと房次の言葉を聞かず、最期は先代のブラックプリンセスに討たれた。

その他

ゆきこ / ダークハートプリンセス
2014年2015年にかけて行われた6HPコスプレパフォーマンスステージにおける、ハートプリンセスの敵役。
アニメには全く登場していない。
犬養りさこ / ダークハートプリンセス
2014年2015年にかけて行われた6HPコスプレパフォーマンスステージにおける、ハートプリンセスの敵役。
アニメには全く登場していない。

専門用語

ハートプリンセス
族と契約し心の玉を守護する伝説の戦で、この作品におけるいわゆる魔法少女
表向きは罪を繰りこのを滅びに導く地族からを守る存在であるが、地族からは族に騙されているヒノカミのためのエネルギーの入れ物にすぎないと見做されている。
族が放つ存在で、ハートプリンセスの敵。2話によるとそれぞれのツミトガノカケラ七つの大罪に対応しているらしい。
今のところ1~2話に登場したのがアプレースティアギリシア語強欲)、3話に登場したのがガストリマルギアギリシア語暴食)、4話に登場したのがラグネイア(ギリシア語色欲)、5話に登場したのがオクネーリアギリシア語怠惰)。6話でブラックプリンセスも罪獣化されていたが、特に名前は呼ばれていない。
7話で登場した600年前の戦いで用いられた罪テスカトリポカは命名規則などが違うが、詳細は不明。
族と敵対しており、地族から心の玉を守っていると称しているハートプリンセスパートナー
人の姿との姿の両方になることができる。
一方地族からは、人間を利用し、地球を捨ててヒノカミと脱出しようとしているとみなされている。
族と敵対しており、罪を操り心の玉を狙っている存在。
人の姿との姿の両方になることができる。
ツミトガノカケラ
人を罪にする。現在仮面の男が所持しており、地族に提供している。
ヒノカ
族が族の最終的とみなしている存在。
地のマナハートプリンセスと罪の戦いを通して集め、集めたマナを使ってヒノカミが飛び立つとこのが滅ぶとされている。
ふゆせと房次によると、族およびヒノカミが戦いの黒幕とのことだが…?

スタッフ

主題歌

オープニングテーマsix Heart Princess!~トキメキ魔法~」
作詞作曲 - STAR BALL CLUB / 編曲 - 籠 / 歌唱 - 五條真由美
エンディングテーマROCK you Princess!」
作詞作曲 - STAR BALL CLUB / 編曲 - 川瀬智 / 歌唱 - 五條真由美
エンディングアニメの振り付けは前田健が生前に行っていたようだ

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※特にないので何か来たら追加予定

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