ガロン(ヴァンパイア) 単語

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ガロン

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ガロン(ヴァンパイア)とは、カプコン格闘ゲームヴァンパイアシリーズに登場するキャラクターである。

キャラクター設定

プロフィール

ストーリー

イギリスのとあるで生まれ育った、格闘を志す青年ガロンガロンを産んで死亡し、については手がかりさえない。ガロンは生まれたときから一人だったが、村人たちは孤児であるガロンに快く接してくれ、訥ながらも純に成長した。

しかし、ある満月ガロンは己の内に流れる「の血」にを失い、人狼と化して村人を襲ってしまう。逃げるようにしてを去ったガロンは、日に日に強くなる狂気性に次第に蝕まれていく。それでも、自らの内に巣食う性をしようとしたガロンは、自らを極限まで鍛え上げ「己の限界える」ことで「の血」をするを見出した。

一時(初代、ハンターED)は己の限界えて人としての生活を取り戻し、に戻ったガロン。だが、セイヴァーにてジェダの魔次元に取り込まれ、「の血」がくなってはいなかったことを思い知らされる。

再び人狼と化す体、心を侵す狂気、残った理性一欠片。魔次元での戦いの末、自らの写し身であるダークガロンとの邂逅を経て、ガロンは捨てたはずの性にまれた。

演出、声優など

半人半人狼であり、また人間形態も青年で描かれ、ストーリーシリアスなため、一見2枚ポジションについているように見える。だが、通常やられのダイナミックデフォルメ、燃焼やられ時の涙目、裁かれ時のダックスフントなど、意外とコミカルな演出も多い。ブリスやられ時の地味かわいい

格闘スタイル中国拳法ベースとする設定で、登場時の拳法着や一部キックのモーション、ヌンチャクを振るう必殺技などに反映されている。人間形態でも拳法の達人であり、レイレイであるリンリンよりもかに強い、らしい。

セイヴァーにおいて、ガロンコンパチキャラであるダークガロンが登場する。ダークガロンは全身が怪しくっているが、キャラは通常のガロンとほとんど変わらない。一、ドラゴンキャノンだけグラフィックフレーム周りが異なるが、これも大きな違いではない。登場時には虚から突然現れるほか、勝利ポーズ等でも人間の姿になることはない。

ゲーム中のは、遠吠え、うなりから人間形態での勝ち台詞まで、全て上田祐司(現:うえだゆうじ)による。OVAでは立木文彦ドラマCDでは林延年(現:神奈延年)、三木眞一郎などが演じる。

性能・特徴

移動速度が全般的に速く、単純なジャンプ攻撃だけでも意外と強な戦法となる。また、歩き状態ではやられ判定がしゃがみ状態よりも低くなり、標準的な飛び道具の多くを歩いて回避できる。この速くて低い前歩きから接近して、画面端に向かって相手を投げるのが必勝パターンのひとつである。

初代では通常技、必殺技ともに軸となる技に欠け、投げ間合いも狭く最弱補の汚名を受けたが、ハンターにて全体的な大強化を受け、逆に最強補に食い込むようになった。セイヴァーでは攻撃の更なる強化を受けたが、防御面ではいくらかの弱体化も受けており、最強には届かない程度の強キャラというポジションにある。

主力となる技

通常技、特殊技

ロークランチ
しゃがみパンチ、初代のみしゃがみパンチも同技。弱攻撃としてはリーチの長い下段技。
フレイムファング
しゃがみパンチ。下から上に向けて噛み付く攻撃で、先出しの対通常技として活躍。
ナールレッグ
しゃがみキック。地上牽制ののひとつで、相手の下段攻撃を潰しやすい。ハンター以降は必殺技キャンセルで、近距離ヒット時はビーストキャノンにつながる。
テリブルフライ
ジャンプキック、初代のみジャンプキックも同技。跳び込みののひとつで、セイヴァーではビーストキャノンにつながる。
バイオレンスランサー
ジャンプキックジャンプ攻撃では最もリーチが長く、対地、ダッシュによる奇襲、牽制など幅広く使える。
キャニオンラウンダー
キック投げ。レバー方向に長く転がるため、相手を画面端に追い込む際に重宝する。
ウルフキック
ハンター以降の遠距離立ち弱キック。立ちで出せる重な下段技。出掛かりと戻りで尻尾が描き分けられている芸コマ
トライデントイル
ハンター以降のしゃがみパンチ。地上牽制ののひとつで、やや上に判定が強いが、必殺技キャンセル不可なので立強Pに繋ぐのがセオリー
クロスクリーブ
ハンター以降のジャンプパンチ。跳び込みののひとつで、下に判定が強い。
テリブルエッジ
ハンター以降のジャンプキックガロンジャンプ攻撃で一「めくり」が可

必殺技、EX必殺技など

ビーストキャノン
閃光を放つオーラい、遠吠えを上げながら前方へ突進する技。ガロンの代名詞ともいえる必殺技だが、初代ではスペシャル必殺技であった。地上・対中の3つのモーションがあり、初代またはハンター以降の通常版では1回、ES版では最大4回まで方向転換が可。特にセイヴァーでは方向転換を全てヒットさせることが可で、そのダメージの大きさは「セイヴァー三大酷い減り」の一とも称される。
クライレイザー
片足にオーラいつつ上方へ蹴り上げる、いわゆるサマーソルトキック。初代とハンターでは出掛かりに無敵時間があり、出しやすい無敵技として活躍した。セイヴァーでは無敵時間削除され、判定もそれほど強くないので対技としてはやや貧弱である。ES版は3ヒット技であり、ビーストキャノンヒットした相手に中で追撃が可。このコンボは発見した者の名前を取って「サマー」と呼ばれ、スタイリッシュな外見とそこそこのダメージが割と好まれる。
ワイルドサーキュラ
相手を掴んだまま回転しながら中へ飛び上がったあと、地面に叩きつける間に膝を落とすコマンド投げ。初代では通常投げの投げ間合いが狭かったため、投げを狙うときの一に近い選択肢であった。この技が化けたのはセイヴァーにて出掛かりに無敵時間が設定されてからで、この技と近立強Kによる「自動2択」は回避困難な崩しとして猛威を振るった。ES版は相手を2回叩きつけるものだが、それほどダメージが増えるでもなく、基本的に使って損。
ミリオンリッカー
ハンターから追加された技であり、高速でヌンチャクを振り回す。ハンターでは飛び道具が消せることや判定が強くガード不能なため立ち回りで使い勝手のよい技。セイヴァーではモーションが変わり、飛び道具が消せなくなり判定も弱体化した。
クイックムー
セイヴァーから追加された特殊技。ごく短い距離の前方ダッシュであるが、必殺技扱いのため通常技からキャンセルして出すことができる。モーション全体の消費時間が短く、中攻撃から繋げて出すと動作終了が相手のガード硬直解除と同時、つまり五分の状態になるため、ここからのワイルドサーキュラー自動2択が強である。
ドラゴンキャノン
ハンターから追加されたEX必殺技。気で巨大なの形を模った炎を生み出し、相手にぶつける飛び道具で、飛び道具を消すがある。また、相手の飛び道具に消されることはなく、消せない飛び道具はお互いに貫通する。セイヴァーでは4匹の炎ののようなグラフィックに変更されたが、基本的な性に大差はない。
ミラージュボディ
ハンターから追加されたEX必殺技。一定時間、時間差で自身と同じ動きをしながら追ってくる分身を2体作り出す。つまり円舞プロトタイプと思っていい。分身の攻撃は本体の25%で、ダメージは単純計算で1.5倍になる。実際には、通常では繋がらないダッシュ攻撃→ダッシュ攻撃などが繋がるようになる代わりに、相手のヒットバックが増えるのでコンボ途中で相手を取り逃すことも増え、単純に攻撃1.5倍とは言えない。なお、セイヴァーではダークフォースである。
モーメントライス
セイヴァーから追加されたEX必殺技。相手にを突き刺してから、そのを振り上げてり裂く、短い動作の乱舞技。順番押し必殺技であり、チェーンコンボに組み込めるしい必殺技ではあるが、リーチが意外と短く空振りすることも多い。ハンター2ではダークフォース強化対技で、乱舞途中の打撃が追加され、威ヒット数ともに強化される。

二次創作における扱い

怪物集合ヴァンパイアシリーズにおいては、勝利台詞の穏当さやエンディングで登場する少年達(フレッドマルコ)に慕われている様子などから、好青年で苦労人といったポジションになることが多い。また、ストーリーシリアスさが受け、原作どおりの「の血に苦しみながらも人として在らんとする」キャラ付けも好まれる。 exit

また、ハンター設定資料での「拳法の達人」表記、EDでのフレッドの「拳法教えてくれる」という発言により、中国拳法の達人、師匠キャラとして設定されることもある。好青年+苦労人+師匠が加味され、マネージャートップブリーダー扱いされることも、偶にある。

一方で、各種やられモーションのコミカルぶりやドラマCDにおける扱いから、おバカキャラにされる場合もそこそこ多い。OVAのように、自分が闇の存在であることを受け入れたキャラ付けも見られるが、多くの場合はダークガロンがその役回りを担うため、ガロン自身が闇堕ちする設定はやや希少である。

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