東方遊戯王デュエルモンスターズGXとは、よーむ氏が作成している東方遊戯王シリーズである。
概要
2012年12月29日から投稿されている東方遊戯王作品。本作では遊戯王デュエルモンスターズGXの最終話からの遊城十代の新たな活躍が描かれる。時系列的には「超融合!時空を越えた絆」より後の出来事としてストーリーが展開されるが、シンクロ召喚・エクシーズ召喚・ペンデュラム召喚など、アニメ版GX放映中にはなかった召喚方法も惜しみなく採用されており、それぞれの召喚方法にまつわる設定やエピソードも独自の要素を混ぜつつ展開されている。
また、GXのアニメキャラが愛用していたカテゴリーカードを使用するキャラクターが数多く登場し、GXファンにとって嬉しい演出が随所で披露されるのも特徴。
- 作中の登場カード及び効果裁定、リミットレギュレーション、ルールはOCGに準拠
- TURN-00時点ではマスタールール2を適用、TURN-08からはマスタールール3へ変更
- 2017年からの新マスタールール改定後も当該動画ではマスタールール3を継続中
この動画はルール改定後でもマスタールール3でやっていくつもりなので、リンク召喚やEXゾーンは今後導入することはありません。
あらすじ
デュエルアカデミアを卒業して幾月――世界では一部のデュエリストが何者かによる襲撃を受ける事件が起きていた。
調査に乗り出す遊城十代は万丈目準と事件についての情報交換を行うが、その夜十代達の前に現れたのは思いもよらぬ人物であった。襲撃者が繰り出す未知のモンスターに苦戦しつつもこれを退けた十代は、件の人物から事情を聴くことになるが…。
その頃、別の世界“幻想郷”では、異変解決のエキスパートである博麗の巫女が行方不明になり…。
人物紹介(順不同・ネタバレ注意)
遊城十代 (初登場回-TURN00/The First Duel-TURN00)
かつてデュエルモンスターズの精霊やE・HERO達とともに、数々の強敵と激闘を繰り広げたマイペースボーイ。本作では、妖怪や精霊が住む異世界“幻想郷”にて新しい仲間やHEROと出会いながら、幻想郷を揺るがす一大異変に身を投じていく。十代が信条とする『誰かを傷つけない、楽しむためのデュエル』は、世界や種族の壁を越えて出会う者多くに大きな感銘を与え、仲間たちを導いていくことになる。
使用デッキはアニメ版の【E・HERO】。引きの強さとE・HERO ネオスの過労死ぶりは健在であり、手札を補充し積極的に融合召喚およびコンタクト融合を行う。新たにE・HERO エアーマンやM・HEROが加わりデッキパワーが大幅に強化されたほか、封獣ぬえから譲られたエクシーズモンスターのH-C エクスカリバーも使用する。
ユベル (登場回-00)
十代と行動を共にするヤンデレ精霊。大徳寺・ファラオが元の世界で置いてけぼりをくらう中、十代とともに幻想郷へと移動する。
封獣ぬえ (登場回-00/Duel-01)
1章のキーパーソン。ある日突然行方をくらました聖白蓮ら命蓮寺の面々の行方を追っている。
彼女が幻想郷から十代たちの住む世界にやってきて、精霊のカードを持つデュエリストを襲ったことから物語は動き出す。序盤では目的への焦りから精神的にゆとりがなく、増長した態度や自暴自棄な言動が目立ったが、十代やフランドールとの死闘、蓬莱山輝夜との交流を通じて成長していく。ツンデレ不器用だが仲間想いの性格。
使用デッキは【エーリアン+セイクリッド】や【D-HERO+忍者】。スターダスト・ドラゴンやセイクリッド・プレアデス等の制圧モンスターで相手を翻弄するタクティクスを得意とする。
エースはNo.107 銀河眼の時空竜。自分の信じる未来を選択した、ぬえのフェイバリットカードだ。壊れろ運命!
霧雨魔理沙 (登場回-02/Duel-02)
魔法の森にてハネクリボーと衝突した魔法使い。屈託のない気さくな人柄でアリスや霊夢と仲が良い。
精霊と心通わせ操っている十代に興味を持ち、デュエルを挑む。デュエルは勝ち負けが全てではなく楽しんだ者勝ちだと考えており、デュエル馬鹿の十代とは気が合う。
使用デッキは【ビークロイド】。ギアギアも絡めて展開し、パワー・ボンド等のハイリスクなカードで撃破を狙うッス。
アリス・マーガトロイド (登場回-02/Duel-15)
3章のキーパーソン。親友である霊夢の失踪に心を痛めており、その身をいつも案じている。
やや口が悪く小言も多いが面倒見のいい性格であり、自身が苦境にある時でも仲間への気遣いや困っている人へのフォローを忘れない心優しい人物。十代のデュエル馬鹿ぶりには呆れつつも、敵勢力との戦いが激化していく中で彼と絡む機会が増え、互いの強さや優しさに触れながら少しずつ信頼関係を築いていくが…。
使用デッキは【古代の機械】。エースモンスターは言わずとしれた古代の機械巨人ナノーネ。
上級アンティーク・ギアの脳筋戦法一辺倒ではなく、下級を並べてのエクシーズ召喚や防御寄りのカード・戦術も好む。劇中で幾度も窮地を救った虹クリボーは、大切な人の盾であらんとするアリスを象徴する一枚と言えよう。
フランドール・スカーレット (登場回-03/Duel-03)
2章のキーパーソン。デュエルで相手を傷つける物騒な別人格を持っており、デュエルに躊躇いを抱いている。
普段は優しく寂しがりな性格であり、自分を守ってくれた十代や友達になってくれたこいしには感謝している。しかし別人格についての良からぬ情報が集まるにつれて、姉レミリアへの不信や己の無力感を強めていき…。
使用デッキは【宝玉獣】。多くの人物から託されたカードで彩られていく様は、一つの宝石箱のようである。後々に魔術師の要素も加入されたが、実際に組んだうp主曰く宝玉が事故要素とのこと。それっておかしくないかな?
古明地こいし (登場回-03/Duel-03)
地霊殿の妖怪。よからぬ計画に加担している姉の古明地さとりを、お燐とお空共々心配している。
カードショップにてフランにデュエルを申し込んで以来、彼女とは友情を育んでゆく。異変に巻き込まれてゆくフランやさとりの為に奔走するが、デュエル後はひどい目に遭ってしまうことが多い。
使用デッキは【紋章獣+機皇】や【ファーニマル】。エースモンスターはNo.69 紋章神コート・オブ・アームズ。
レミリア・スカーレット (登場回-02/Duel-06)
紅魔館の主。外来人である十代の人間性と実力を認めて客人として迎え、快く居候させてくれている。
平時はおバカな言動や発案で周囲を振り回すことも稀によくあるものの、その実物事の真贋を見極める聡明な人物であり、要所では確かなカリスマ性と卓抜な見識眼を発揮する。色々問題を抱えている妹のフランのことはレミリアなりに心を砕いており、フランのためによかれと思って強引な行動をとってしまうことも。
使用デッキは【BF】。レッド・デーモンズ・ドラゴン系列のシンクロモンスターを愛用する。キングだからだ!
蓬莱山輝夜 (登場回-04/Duel-04)
フラン達と入れ違いでショップに入った永遠亭のかぐや姫。“ワンショットキルのかぐや”の異名を持つ。
最初はニート丸出しデュエルに乗り気ではなかったが、十代との接触を経てデュエルの面白さを再確認し、新たな活動に精力的に取り組み始める。十代とのデュエル後には、6つのエレメントを守護に持つという「伝説のHERO」の存在を示唆した。伝説って?
使用デッキは【テテュスターボ+インティ&クイラ】や【光天使+テラナイト】。どのデッキにも極神の要素がある。
八意永琳 (登場回-04/Duel-12)
輝夜の付添いでショップを訪れた医者。最初に登場した時は輝夜にデュエルするよう促しただけだが、再登場した際には強引にぬえを治療した後に、治療代と称して無理やりデュエルを挑む。
使用デッキは【エンジェル・パーミッション】。カウンター罠による封殺だけでなく、代行天使による攻めもある。
紅美鈴 (登場回-05/Duel-05)
紅魔館の門番。デュエルの腕は館内で五番目とのこと。その下は妖精メイド以外にいない気がするが、気にしてはいけない。
使用デッキは【ゲート・ガーディアン】。レベル・スティーラーやズババジェネラルで三魔神をサポートする。
八雲紫 (登場回-02/Duel-06)
幻想郷の管理者である大妖怪。霊夢が行方不明になった頃に何者かから洗脳を受けてしまう。
何かと貧乏くじを引かされる苦労人。魔理沙評は胡散臭いだの掴み所がないだのBBA臭いだのと散々だが、仲間や外来人を何かと気にかける善い人である。
使用デッキは【アンブラル】。純正のままで戦うのは厳しいらしく、魔轟神やアーティファクトも入れられた。
多々良小傘 (登場回-02/Duel-08)
ぬえと協力して幻想郷で不審な動きをしている、からかさ妖怪。何者かに体を乗っ取られている。
使用デッキは【ゴーストリック+偽骸神】。ガーベージ・ロードを連発するためにライフゲインを多く入れてある。
霍青娥 (登場回-06/Duel-20)
紫と小傘を洗脳していた仙人。神霊廟の面々や、ヘリウムガスで声を変えている謎の人物と良からぬことを企む。序盤では私利私欲のためだけに動いている訳ではなかったが、人を食ったような態度と、他の人妖を騙し傷つけていくことを厭わない姿勢のせいで、回を重ねるごとに十代との関係が険悪になっていく。
使用デッキは【フォトン】や【サフィラ+光波】。相手のコントロールを奪い、ギャラクシーアイズで蹂躙するデッキ。
宮古芳香 (登場回-07/Duel-07)
青娥に仕えているキョンシー。十代との一戦を考慮したうえで構築したデッキでデュエルを仕掛ける。
使用デッキは【ヴェルズ+アンデット】。オピオンを始めとするメタカードで、融合召喚等を封じる嫌らしいデッキ。
豊聡耳神子 (登場回-10/Duel-14)
神霊廟のトップを務める人物。精霊のカードを集め、ペンデュラムモンスターの創造に利用している。
幻想郷の住人を「保護」と称してカードに封印して回っており、目的のために手段を選ばないその姿勢をよしとしないレミリア達と対立することとなる。指揮官としての状況判断・対応能力についてはその結果に鑑みると疑問符が付くことが多いものの、デュエルの腕は十代にも引けを取らない本作屈指の実力者。
使用デッキは【DD】。開発中ゆえまだ不完全な代物だが、全ての召喚法を操るその力は絶大。
蘇我屠自古 (登場回-10/Duel-15)
神子の命で魔理沙の身柄を狙い、博麗神社を襲撃してきた幽霊。プレイングにやや粗があり、ネーミングセンスに至っては沢渡さんと同レベルだが、引きは悪くないようである。
使用デッキは【妖仙獣】。切り札の大刃禍是を含むペンデュラムカードはTURN-29でお披露目となった。
物部布都 (登場回-10/Duel-16)
神子の命でペンデュラム召喚の情報流出を阻止すべく、紅魔館に乗り込んできた道士。敵地に無策で単身突貫するアホの子だが、他者の繊細な心境を汲み取る時などは頭と良心が働く模様。
使用デッキは【ヴォルカニック】。切り札はGXで活躍した三幻魔の一角たる神炎皇ウリア(のレプリカ)。
十六夜咲夜 (登場回-02/Duel-16)
紅魔館のメイド。しょっちゅうカリスマブレイクする主のもとで苦労しており、たまーに妄想の世界に入り浸ることもあるようだが、デュエルの腕前は本物。
使用デッキは【ギミック・パペット】。時間と関係のある地雷カードが混入されている。当然正位置ィ!
八雲藍 (登場回-11/Duel-11)
紫に仕える式。…なのだが、初期のクロノス先生を彷彿とさせる残念な言行をとる、面倒な狐。
根は直向きなのだが、紫の信任厚い十代に嫉妬し、初登場以来一方的に突っかかってくる。十代に一泡吹かせるべく姑息な手を仕掛けるも悉くあしらわれ、ますます拗らせていくが…。
使用デッキは【ウォーター・ドラゴン】。炎王や瀑征竜の効果をうまく活用しながら攻め立てる。 希望皇ホープ「俺もいるぞ!」
その特徴的な尻尾から十代からは「もふもふ」と呼ばれる。
東風谷早苗 (登場回-12/Duel-13)
守矢神社の巫女。霊夢が行方不明な為、代わりに諸々の異変解決を行っている。
基本的に真面目で素養や人望はそれなりにあるのだが、霊夢のように単独で異変解決できるほどの実力がなく、そのことで一部の人々から心無い言葉をぶつけられていることもあり、重責感とコンプレックスに苛まれている。
使用デッキは【霊使い+ハーピィ】。新旧ハーピィの他、魔導書カードや素早いシリーズなども詰め込まれている。
火焔猫燐? (登場回-05/Duel-19)
地霊殿の妖怪の一人…のはずだが、なぜか幻想郷に来たばかりの十代をよく知っているかのような口ぶりで話す。
使用デッキは【アンデット族】。融合・シンクロ・エクシーズを無理なく織り交ぜた構築。
霊烏路空 (登場回-05/Duel-19)
青娥たちの手によってカードに封印されていた妖怪の一人。事情をよく知らぬまま、十代達とデュエルを行う。
使用デッキは【陽炎獣】。お燐とのコンビネーションは悪くはないが良くもない。
咲夜? (登場回-21/Duel-21)
目が死んでる咲夜そっくりの人物。突如地底に現れ、主であるはずのフラン(とこいし)を襲った。
丁寧な女性口調ながらも、咲夜とは似つかぬ苛烈で高圧的な言動が特徴。今回の異変の真相や、フランの裏人格の正体などについての情報を握っているようだが…。
使用デッキは【RR】。RUMを駆使し、強力なRRエクシーズモンスターで敵を殲滅する。
エースモンスターはダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン。ある意味では元凶ともいえるカード。
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神子や青娥たちと手を組み、幻想郷で暗躍している謎の人物。特別な力を持つ十代に目をつけている。
正体を隠すため常にヘリウムガスで声を変えていたが、TURN-20にて十代たちに正体を明かす。レミリアと瓜二つの姿をしており、「未来から来た」と言うが・・・。
使用デッキは【真紅眼の黒竜】。捕食植物の要素も組み込み、自重しない火力で敵を叩き潰す。
エースモンスターはスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン。初デュエル時にはまだアニメ未登場だった。
茨木華扇? (登場回-23/Duel-24)
なりふり構わず暴れている集団を止めるために、地底に現れた仙人。彼女もまた未来から来たと言う。
使用デッキは【ドラグニティ+ガスタ+バスター・ブレイダー】。作中唯一のアクセルシンクロの体得者。
エースモンスターはクリアウィング・シンクロ・ドラゴン。ダークリベリオンやオッPと共鳴する意味深な場面も。
霊夢? (登場回-25/Duel-25)
もふもふの狡い策と天然の勘違いが交差するとき、物語は(あさっての方向に)加速する。おい、会話しろよ。
使用デッキは【フルモンスター】。超重武者にEm、シンクロンなどを混ぜている。
魂魄妖夢 (登場回-22/Duel-26)
華扇に師事している白玉楼の剣士。異変の真相を知るフランの別人格を目覚めさせるために、フランとデュエルを行う。
使用デッキは【幻影騎士団】。緊急テレポートとチューナーを採用しシンクロ召喚も行う。
ユキ (登場回-27/Duel-27)
十代にデュエルを申し込むべく果たし状を送ってきた、出自不明の謎の少女。
明るくデュエルが大好きで、出会って間もない十代をライバル認定するなど実にマイペース。とある仙人を探しているらしく、十代たちと神霊廟の面々との諍いなどに首を突っ込む。彼女の正体と、その目的とは…?
使用デッキは【BK】や【剣闘獣】。強力なナンバーズの召喚を狙い、魔装戦士のギミックを投入することもある。
マイ (登場回-35/Duel-37)
ユキと何らかのつながりを持つ謎の少女。ユキとは違い、デュエルを楽しむ気はないようだが…。
使用デッキは【ライトロード】。クラウンブレードの要素もあるが、あくまでライトロードを主体としている模様。
八坂神奈子 (登場回-38/Duel-38)
守矢神社の関係者の一人。本編では神社の没落などで苦労しているが、それで腐ることなく早苗を支えてくれる、頼りがいのある御方。ただその人柄の良さ故か、批難されることも承知のうえで初対面の相手に荒療治を行う、テンポアドバンテージを自ら放棄するような言動をとってしまう等して、周りを戸惑わせることもしばしば。
使用デッキは【壊獣】。投稿者も困惑するほどのパワーカードや、コナミの遊び心と工夫がたっぷり詰まったモンスターなどが混在するカテゴリーを巧みに操り、GXファンもそうでない人もひきつける、なんとも愉快で派手なデッキ。
古明地さとり (登場回-03/Duel-45)
地霊殿のペガサ…覚妖怪。初めは妹とともに店を訪ねただけであったが、後の神霊廟や襲撃者達などのいざこざに巻き込まれたため、十代が幻想入りする以前からの確執もあって、精神が荒み切ってしまう。
使用デッキは【エクシーズ召喚(?)】。ランク3~5のエクシーズモンスターの展開とワンショットキルを重点に置いたモンスターなどを駆使する。テーマと使用者の意外な組み合わせに驚く視聴者も少なくなかったようだ。
夢子 (登場回-37/Duel-48)
マイと同様、ユキと何らかのつながりを持つ謎の女性。言葉の端々に不遜な態度が見え隠れしている。
使用デッキは【光属性儀式】。なお試運転段階なのか相手を煽ることに重点を置いているのか、初戦では儀式召喚と関連性のない罠カードを混入していた。
聖白蓮
霊夢と同じ頃に行方不明になった命蓮寺の住職。幻想郷にデュエルモンスターズを広めた人物らしいが…。
使用デッキは【ビートバーン(?)】。特殊召喚多用と高火力に定評のあるカード群を用いており、下級ビート軸やロックコンボなどを使用。
博麗霊夢
博麗神社の巫女にして幻想郷最強のデュエリスト。友人アリスに魔理沙の今後を託した後、消息を絶つ。
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