カオス・ソルジャーとは、
本項では両方を取り扱う。
概要(1.)
ひとつの魂は光を誘い―ひとつの魂は闇を導く!
やがて光と闇の魂は混沌の場を創り出す!!
疾走れ!暗黒騎士ガイア!!カオス・フィールドを駆け抜けろ!!
――そして超戦士の力を得よ!!
カオス・ソルジャー!!
主人公である闇遊戯の使用するカード。原作では「カオスの儀式」によって攻撃力1500以下のモンスター2体を生け贄にして「暗黒騎士ガイア」を変化させるというものだった。
《カオスの儀式》
魔法カード
このカードを場に出すとともに
攻撃力1500以下のしもべ
2体を生贄に捧げる。
暗黒騎士にカオスの力が宿る
「決闘者の王国編」の舞とのデュエルで登場。「クリボー」と「グリフォール」を生け贄に、「暗黒騎士ガイア」にカオスの力を宿らせ、舞の切り札である「ハーピィズペット竜」を倒した。
原作では一度きりだったが、アニメDMではOCGと同じ(後述)召喚条件となり原作より使いやすくなっていることもあって、主にアニメオリジナルストーリーを中心に活躍している。
「デュエルクエスト編」の最終決戦、海馬とタッグでのVSビッグ5戦では「青眼の究極竜」と共に「究極竜騎士」の融合素材となった。遊戯王伝統の乗っただけ融合である。
「乃亜編」では直接デュエルでは登場しないものの、ヴァーチャル空間からの脱出の際に邪魔なモンスターを蹴散らすために召喚されている。
さらに「ドーマ編」の最終戦、海馬とのタッグでのVSダーツ戦でも「究極竜騎士」の融合素材となった。
また、デュエル外ではあるがオレイカルコスの神と対峙した際は、「バスター・ブレイダー」、「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」と共に呼び出されオレイカルコスの神に立ち向かった。
このときの遊戯がカード名を呼ぶ場面で、なぜかこのカードだけ「カオスソルジャアアア!」と気合の入った呼び方をしていた。よほどこのカードに思い入れがあったのか。
アニメ版の「王の記憶編」では、アテムが「カオス・ソルジャー」となり、千年秤の力で海馬の「青眼の究極竜」と融合、「究極竜騎士」となってゾークに立ち向かった。
日本未放送の「カプセルモンスターズ」では、デュエル・アーマーによって遊戯と融合している。
アニメGXのラストデュエル、十代VS遊戯では、十代の発動した「亜空間バトル」の効果によって手札に加えられた。
原作ではたくさんのモンスターの内のひとつくらいの扱いだったが、アニメ版では遊戯を代表するカードのひとつとして地位が大幅に向上している。
OCG版
通常モンスター
GB版の「遊戯王DM」の全国大会優勝者に対して贈られたカードとして登場した。
通常のカードとは違いステンレスでできている。世界に1枚しか存在しないものであるため、後にオークションに出品された際、数百万の値がつけられた。
素材からして違うので、当然実際のデュエルでは使用できない。一応、テキストは以下の通り。
通常モンスター 星8/地属性/戦士族/攻3000/守2500 B・W・Dと同等の能力を持つ最強の戦士。※遊戯王カードWiki より引用
テキストのB・W・Dは「青眼の白龍」のこと。そのテキストに違わず、「青眼の白龍」と同じ攻守を持つ。
2023年6月10日よりスタートする、幻の「カオス・ソルジャー」GETキャンペーンにて入手できるカードとして公式のデュエルで使用可能となった紙製版が登場。
キャンペーン実施店舗で遊戯王OCG関連商品を3000円購入ごとにもらえるスクラッチカードを削って、シリアルコードを入力するというもので、2024年7月まで計3回実施予定。
後述の儀式モンスターの「カオス・ソルジャー」と同名カード扱いとなり、合わせて3枚まで入れられるカードとなる。
儀式ではない「カオス・ソルジャー」になるため、「カオス・ソルジャー」を融合素材に指定している融合モンスターを活かして、「融合派兵」の効果でも特殊召喚できる。
また、「伝説の剣闘士 カオス・ソルジャー」の効果適用条件を【カオス・ソルジャー】で満たしやすくなり、「高等儀式術」での儀式素材としてもこの「カオス・ソルジャー」が使える。
儀式モンスター
「PREMIUM PACK 2」(1999年12月18日~19日、ジャンプフェスタ2000にて限定販売)で公式に使用可能なレプリカカードの扱いで登場した。その際のカードの能力は上記大会賞品のものから大きく変化している。
テキストは以下の通り。
《カオスの儀式》
儀式魔法「カオス・ソルジャー」の降臨に必要。 (1):自分の手札・フィールドから、レベルの合計が8以上になるようにモンスターをリリースし、 手札から「カオス・ソルジャー」を儀式召喚する。
《カオス・ソルジャー》儀式モンスター
星8/地属性/戦士族/攻3000/守2500
「カオスの儀式」により降臨。
※遊戯王カードWiki より引用
「青眼の白龍」と同等の攻守を持ち、儀式モンスターの中でもかなり高いほうではあるが、現在では優秀な効果を持つ儀式モンスターが多く存在することや、儀式召喚以外でも高攻撃力のモンスターを得る手段が充実していることを考えると、攻撃力目的で出すのは割に合わない。
このカード固有の使い道を見出すならば、「究極竜騎士」の融合素材に利用するのが良い。もう1体の融合素材である「青眼の究極竜」と異なり手札に持つことができるため、融合素材代用モンスターとの融合を狙いやすい。
近年では「融合準備」「融合徴兵」などの融合素材用サポートカードも増えたため、より扱いやすくなっている。
また、カオスやカオス・ソルジャー関連の儀式魔法では「カオスの儀式」が唯一レベルを「以上」で指定しているため、リリースするモンスターの組み合わせに融通が利かせやすい利点がある。「儀式の下準備」に対応するのもほかの派生形にはない利点。
エクシーズ召喚全盛期では「マンジュ・ゴッド」などでサーチできる高打点戦士族として、「ズババジェネラル」の効果で装備させ、攻撃力5000の戦士族として繰り出すという運用法が一時期使われていた。だが、「ズババジェネラル」に耐性がなかったことや、消費が荒いなどの難点が目立ったためか、この方法で活用されることは少なくなった。
また、「カオス・ソルジャー」と名のついたモンスターなので、そのサポートも受けられる。しかし、その場合は効果を持つ「超戦士カオス・ソルジャー」も存在する。こちらを使うならば、効果モンスターではない点や、融合素材になっている点を利用することになる。
かつてはモンスター側のテキストに生け贄に関する記述が存在したが、現在は削除され、儀式魔法側にのみ記述されている。
初登場後、一般販売の「DARK CEREMONY EDITION」、「ガーディアンの力」などで再録された。
現在は「デュエリストパック-決闘都市編-」から入手可能。
概要(2.)
2015年のパック「ディメンション・オブ・カオス」でカテゴリ化された。以下のモンスターが該当する。
該当するカード自体は「ディメンション・オブ・カオス」以前から登場していたが、特にそれを1つにまとめるカードは存在せず、一緒にデッキを組む意義は薄かった。しかし、「ディメンション・オブ・カオス」で大量のサポートカードが一度に登場、一つのデッキにできるだけになった。
カオス・ソルジャー -開闢の使者-
「混沌を制す者」(2003年4月24日発売)で登場した、OCGオリジナルのリメイクモンスター。
特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/ATK 3000/DEF 2500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつ除外した場合に特殊召喚できる。
このカードの(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
(2):このカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
非常に強力な効果と緩い召喚条件から、一度は禁止カードにまで上り詰めた。
詳細は「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」の項を参照。
カオス・ソルジャー -宵闇の使者-
「V JUMP EDITION 9」(「Vジャンプ」2013年8月号応募者全員サービス)で登場したモンスター。
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/ATK 3000/DEF 2500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の光属性と闇属性のモンスターの数が同じ場合に、
そのうちのどちらかの属性を全て除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの属性は「光」としても扱う。
このカードが特殊召喚に成功した時、
特殊召喚するために除外したモンスターの属性により、以下の効果を発動できる。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
●光:フィールド上のモンスター1体を選択して除外する。
●闇:相手の手札をランダムに1枚選び、相手のエンドフェイズ時まで裏側表示で除外する。
墓地の光と闇の数を揃えるという厳しい召喚条件を持つが、その割に効果は地味。
「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」が準制限カードであるとはいえ、その代用としても扱いにくい。
発動条件の都合上、「ファントム・オブ・カオス」などを介しても効果を利用できない点も、使いにくさに拍車をかけている。
聖戦士カオス・ソルジャー
「週刊少年ジャンプ」2015年34号(2015年7月18日発売)で登場。
効果モンスター
星8/光属性/戦士族/ATK 3000/DEF 2500
「聖戦士カオス・ソルジャー」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
除外されている自分の光属性または闇属性のモンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その自分のカードを墓地に戻し、その相手のカードを除外する。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、
自分の墓地のレベル7以下の戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(1)の効果は墓地戻し+除外。
破壊によらない除去ができ、「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」などで除外されたモンスターを戻せる。しかし、除外された光・闇属性モンスターがいないとこの効果は使えないので、除外ギミックを多めにしておきたい。
時の任意効果なので、「転生の超戦士」で特殊召喚する場合、チェーン2以降で発動するとタイミングを逃してしまうことには注意が必要。
(2)の効果はレベル7以下の戦士族モンスター回収。
カオス・ソルジャーは全てレベル8なので回収対象にならないが、「開闢の騎士」等のサポートカードや暗黒騎士ガイアモンスター、その他汎用戦士族モンスターの回収に使いたい。
現状唯一の通常召喚モンスターのカオス・ソルジャーなので、蘇生制限を気にせず気楽に使えるのもポイント。「覚醒の暗黒騎士ガイア」などから特殊召喚することもできる。
超戦士カオス・ソルジャー
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場。
儀式・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/ATK 3000/DEF 2500
「超戦士の儀式」により降臨。
自分は「超戦士カオス・ソルジャー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し、墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
「カオス・ソルジャー」に効果が加えられたリメイクモンスター。
元の「カオス・ソルジャー」と比べてメリット効果が追加されているので、基本的にはこちらのほうが優先される。一方で「儀式の下準備」に対応しない、リリースするモンスターのレベルをちょうど8にする必要があるなどの欠点もある。
(1)の効果は戦闘破壊時のダメージ。
「開闢の騎士」による連続攻撃と相性が良く、大ダメージが期待できる。
(2)の効果は暗黒騎士ガイアモンスターの特殊召喚。攻撃力2300なので少々心もとなくはあるが、「疾走の暗黒騎士ガイア」を呼び出せばカオス・ソルジャーモンスターにつなぐことも可能。
「カオス・ソルジャー」モンスターに関する効果を持つカード
超戦士の魂
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場。
効果モンスター
星1/地属性/戦士族/ATK 0/DEF 0
「超戦士の魂」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札の「カオス・ソルジャー」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードは次の相手エンドフェイズまで、攻撃力が3000になり、
カード名を「カオス・ソルジャー」として扱う。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「開闢の騎士」または「宵闇の騎士」1体を手札に加える。
手札のカオス・ソルジャーと引き換えに、一時的に「カオス・ソルジャー」になる。
召喚条件を満たせないカオス・ソルジャーと引き換えに攻撃力を得ることが可能。しかし、墓地へ送ったカオス・ソルジャーは蘇生制限を満たせないため、再利用が難しくなることには注意が必要。
カード名を得られるので「究極竜騎士」などの融合素材に利用する手もある。
また、レベル1なので、「超戦士の儀式」などで暗黒騎士ガイアモンスターをリリースする場合に、残り1つ分のレベルをこのカードでまかなえる。
開闢の騎士
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場するモンスター。
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/ATK 500/DEF 2000
「開闢の騎士」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを使用して儀式召喚した
「カオス・ソルジャー」モンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
●このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し、墓地へ送った時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
(2):墓地のこのカードが除外された場合に発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を手札に加える。
(1)の効果は、このカードをリリースして出したカオス・ソルジャー儀式モンスターに、「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」に近い効果を与える。除外効果に攻撃不可のデメリットが無くなっている分、開闢の使者よりも強力。連続攻撃効果は「超戦士カオス・ソルジャー」との相性も良く、効果を付与できれば大きな活躍が期待できる。
(2)の効果は儀式魔法のサーチ。効果条件は「超戦士の儀式」や「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」のコストにすることによって満たせるため、そこまで難しくはない。
難点は攻撃力が低いために単体では使いにくいことや、儀式召喚のためにほかのリリースも用意しなければならないことか。
混沌の使者
「レイジング・テンペスト」(2016年10月8日発売)で登場。
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/ATK 1500/DEF 0
(1):自分・相手のバトルフェイズにこのカードを手札から捨て、
自分フィールドの「カオス・ソルジャー」モンスターまたは
「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1500アップし、
このターンそのモンスターと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力は
ダメージ計算時のみ元々の攻撃力になる。
(2):自分・相手のエンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地からこのカード以外の光属性モンスターと闇属性モンスターを
1体ずつ除外して発動できる。
このカードを手札に加える。
(1)はカオス・ソルジャーおよび暗黒騎士ガイアの強化。(2)は墓地からの回収。
攻撃力強化は攻撃力の低い暗黒騎士ガイアや「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」などの連続攻撃と相性が良い。「開闢の騎士」で連続攻撃を付与した「超戦士カオス・ソルジャー」にこのカードの強化を合わせれば、1ターンキル級のダメージを出せる。
墓地からの回収効果も備えている。「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」の召喚コストなどがなくならないように注意が必要。
このカードはレベル4なので、レベル7の暗黒騎士ガイアと併用する場合、レベルを丁度に合わせなくても良い「カオスの儀式」を除き、儀式召喚のリリースで組み合わせられないのが難点。
宵闇の騎士
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場するモンスター。
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/ATK 500/DEF 2000
「宵闇の騎士」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードを使用して儀式召喚した
「カオス・ソルジャー」モンスターは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
●1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。相手の手札をランダムに1枚選び、
次の相手エンドフェイズまで裏側表示で除外する。
(2):墓地のこのカードが除外された場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1枚を手札に加える。
「開闢の騎士」と似たカードのため、使い方も似ているが、付与するのは「カオス・ソルジャー -宵闇の使者-」の効果になり、サーチ対象は儀式モンスターになっている。
(1)のうち、1つ目の効果は「開闢の騎士」のものと同じ。2つ目の効果は相手手札の一時的な除外。一時的とはいえ除外できれば相手の手札を減らせるので、悪い効果ではないが、「開闢の騎士」と比べて爆発力に欠ける。
(2)の効果によるサーチ対象は儀式モンスター。やはり、カオスの召喚コストや「超戦士の儀式」によって条件を満たすのは難しくない。
覚醒の暗黒騎士ガイア
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場。
効果モンスター
星7/闇属性/戦士族/ATK 2300/DEF 2100
「覚醒の暗黒騎士ガイア」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「カオス・ソルジャー」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(3):「カオス・ソルジャー」モンスターの儀式召喚を行う場合、
必要なレベル分のモンスターの内の1体として、墓地のこのカードを除外できる。
詳細は「暗黒騎士ガイア」の項を参照。
疾走の暗黒騎士ガイア
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場の、OCGオリジナルモンスター。
効果モンスター
星7/光属性/戦士族/ATK 2300/DEF 2100
「疾走の暗黒騎士ガイア」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):リリースなしで召喚したこのカードの元々の攻撃力は1900になる。
(3):このカードがリリースされた場合に発動できる。
デッキから「カオス・ソルジャー」モンスター1体を手札に加える。
カオス・ソルジャーモンスターのサーチ効果を持つ。
「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」を含め、何でもサーチでき、開闢の使者のコストにもできる。「超戦士カオス・ソルジャー」からの展開先としても有用。
詳細は「暗黒騎士ガイア」の項を参照。
混沌の場(カオス・フィールド)
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場。
フィールド魔法
「混沌の場」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「カオス・ソルジャー」儀式モンスターまたは
「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いの手札・フィールドからモンスターが墓地へ送られる度に、
1体につき1つこのカードに魔力カウンターを置く(最大6つまで)。
(3):1ターンに1度、このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分はデッキから儀式魔法カード1枚を手札に加える。
発動時に暗黒騎士ガイアかカオス・ソルジャー儀式モンスターをサーチできる。
同じ儀式モンスターサーチの「マンジュ・ゴッド」と比べると、召喚権を消費しないのが利点。また、サーチカードの少ない暗黒騎士ガイアのサーチ用にしても良い。
魔力カウンターを置く効果は非常に条件が緩いので、儀式召喚のリリースやシンクロ召喚などでためやすい。1体につき1つなので、シンクロ召喚などで一度に複数体墓地へ送られてもその数だけ魔力カウンターを置ける。
魔力カウンター3つと引き換えに儀式魔法をサーチできる。魔力カウンターをためる時間がかかるのが難点だが、(1)と合わせて儀式召喚の準備ができる。
超戦士の儀式
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場の儀式魔法。
儀式魔法
「カオス・ソルジャー」儀式モンスターの降臨に必要。
「超戦士の儀式」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドから、レベルの合計が8になるようにモンスターをリリースし、
手札から「カオス・ソルジャー」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):自分の墓地からこのカード及び
光属性モンスター1体と闇属性モンスター1体を除外して発動できる。
手札から「カオス・ソルジャー」儀式モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
「超戦士カオス・ソルジャー」のための儀式魔法だが、「カオス・ソルジャー」にも対応する。また、墓地からカオスに近い条件で手札のカオス・ソルジャーを出す効果もある。
「超戦士カオス・ソルジャー」の儀式召喚を行うのであれば、このカードか「超戦士の萌芽」、あるいは「カオス・フォーム」で選択となる。「カオス・ソルジャー」を使う場合、レベル8丁度にしなければならないこちらに比べて、レベルの融通がきく「カオスの儀式」を優先することもできる。
リリースによって効果を発動する「覚醒の暗黒騎士ガイア」などを使用しないのであれば、基本的に「超戦士の萌芽」のほうが消費が少なく扱いやすい。
(2)の効果で手札のカオス・ソルジャー儀式モンスターを展開可能。蘇生制限を満たせないなどの欠点はあるが、手札に儀式魔法が来なくても展開できるのはありがたい。
超戦士の萌芽
「レイジング・テンペスト」(2016年10月8日発売)で登場。
儀式魔法
「カオス・ソルジャー」儀式モンスターの降臨に必要。
「超戦士の萌芽」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):レベルの合計が8になるように、
以下のどちらかの組み合わせのモンスターを墓地へ送り、
自分の手札・墓地から「カオス・ソルジャー」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
●手札の光属性モンスター1体とデッキの闇属性モンスター1体
●手札の闇属性モンスター1体とデッキの光属性モンスター1体
手札・デッキから光属性と闇属性1体ずつを墓地へ送る特殊な方法で儀式召喚する。
性質上、墓地へ送る片方はデッキからになるので、モンスターを調達する手間が少なくなる。デッキから直接墓地へ送る手段としても使えるので、墓地で効果を発揮するカードと相性が良い。光と闇を使わなければならないため、ほかの属性と併用しづらくなることや、片方が手札、もう片方がデッキに必要なので、デッキの光と闇の配分などに注意が必要。
超戦士の盾
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場。
カウンター罠
(1):自分フィールドに「カオス・ソルジャー」モンスターが存在し、
フィールドのモンスターを対象とする
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの魔力カウンターを1つ取り除いて発動できる。
墓地のこのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
カオス・ソルジャーの専用罠。カオス・ソルジャーの存在を条件に、フィールドのモンスターを対象に取る効果から守る。ノーコストで守れるが、対象をとらない効果には対応できないことや、カオス・ソルジャーがいないと発動できないことから、思うように守れない可能性も高い。
魔力カウンターと引き換えに再利用できる効果を持つ。「混沌の場」が魔力カウンターを乗せる効果を持っているため、併用すると使いやすい。
発動条件にカオス・ソルジャーが指定されているが、無効にするのはどのモンスターを対象にしたカードでも良い。相手でも良いので、相手の強化カードなどを妨害することも可能。
転生の超戦士
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場。
通常罠
「転生の超戦士」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「カオス・ソルジャー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送り、
そのモンスターとカード名が異なる「カオス・ソルジャー」モンスター1体を、
召喚条件を無視して手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「カオス・ソルジャー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
フィールドのカオス・ソルジャーを手札の別のカオス・ソルジャーに変える。
対象に取る効果の回避(サクリファイス・エスケープ)やバトルフェイズ中の追撃に利用できる。また、準備の面倒な儀式モンスターの展開に利用することも可能。効果も無効にならないので、効果も活用できる。ただし、チェーン2以降で発動すると「聖戦士カオス・ソルジャー」の(1)の効果はタイミングを逃してしまうほか、自身の召喚条件によらなければ効果を使えない「カオス・ソルジャー -宵闇の使者-」とは相性が悪い。
(2)の効果はカオス・ソルジャーの回収。儀式モンスターを回収して儀式召喚の準備をしたり、「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」を回収して特殊召喚したりできる。
天地開闢
「レイジング・テンペスト」(2016年10月8日発売)で登場。
通常罠
「天地開闢」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「カオス・ソルジャー」モンスターまたは
「暗黒騎士ガイア」モンスター1体以上を含む戦士族モンスター3体を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1体選ぶ。
それが「カオス・ソルジャー」モンスター
または「暗黒騎士ガイア」モンスターだった場合、
そのモンスターを自分の手札に加え、残りのカードは全て墓地へ送る。
違った場合、相手に見せたカードを全て墓地へ送る。
カオス・ソルジャーか暗黒騎士ガイアを手札に加えられるが、ランダム要素がある。
選ぶモンスターを全てカオス・ソルジャーか暗黒騎士ガイアにすれば確実に手札に加えられる。制限・準制限カードでない限り、3体全て同名カードにすれば確実に1体は加えられる。墓地へ送ることを狙って普通の戦士族も選べるが、手札に加えられない可能性が出てくる点には注意。
暗黒騎士ガイアや儀式モンスターのカオス・ソルジャーならば「混沌の場」で加える手もあるが、このカードは儀式モンスター以外のカオス・ソルジャーにも対応する利点がある。
「カオス」儀式モンスターに関するカード
「"カオス"・ソルジャー」なので、このカードも対応する。この場合、「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」や「マジシャン・オブ・ブラックカオス」も仲間となる。
カオス・フォーム
「劇場版 遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS MOVIE PACK」(2016年4月23日発売)で登場。
儀式魔法
「カオス」儀式モンスターの降臨に必要。
(1):レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリース、
またはリリースの代わりに自分の墓地から
「青眼の白龍」または「ブラック・マジシャン」を除外し、
手札から「カオス」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
普通にカオス・ソルジャーに使うとただの儀式魔法だが、墓地から特定のモンスターを除外してリリースの代わりにできるのが特徴。
「青眼の白龍」ならば1体除外するだけで必要なレベルを賄えるので、それが基本的な狙いとなる。カオス・ソルジャーは自前で儀式魔法を持っているため、このカードを強いて使う必要はないが、「高等儀式術」と「青眼の白龍」を採用するタイプならば使えないこともない。この場合、強力な効果を持つ「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」もともに採用したい。
元々は劇場版で海馬が「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」を儀式召喚するために使用したもの。
関連動画
関連静画
関連項目
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