暗黒騎士ガイアとは、
概要(暗黒騎士ガイア)
武藤遊戯が使用するモンスター。六つ星で攻撃力2300、守備力2100。初登場時の海馬曰く「魔導騎士族の中で最強を誇るカード」とのこと。
初登場は「DEATH-T編」のVS海馬。
祖父の双六から託されたデッキに入っていたカード。「闇・エネルギー」で強化された「闇・道化師のサギー」を前に防戦一方だった遊戯がドローし、召喚されて闇・道化師を攻撃、破壊した。しかし次のターン、「青眼の白龍」の攻撃を受けて破壊された。
「決闘者の王国編」のVSインセクター羽蛾では、「融合」によって「カース・オブ・ドラゴン」と合体した「竜騎士ガイア」となることで、地上のモンスターへ攻撃する「グレート・モス」の攻撃を回避し、空中攻撃が可能となった。
この後も王国編ではたびたび使用される遊戯の主力モンスターだった。
VS孔雀舞では、序盤に召喚して攻撃したが、「銀幕の鏡壁」によって攻撃力を半減されて、次のターンに反撃された。しかし、終盤に「死者蘇生」で復活、「カオスの儀式」でこのカードにカオスの力を宿し、「カオス・ソルジャー」となった。
六つ星ということでOCGよりは使いやすいが、生け贄召喚が導入されたバトルシティ編以降は登場していない。
アニメでは、後述する「疾風の暗黒騎士ガイア」が登場するようになった。また、このカード自身も「ドーマ編」のVSインセクター羽蛾で「竜騎士ガイア」の融合素材に利用されている。
原作21巻の作者コメントにある、気に入ってるモンスターベスト10の第10位。コメントは「描くのがめんどくさい!」。
OCG版
通常モンスター
星7/地属性/戦士族/ATK 2300/DEF 2100
風よりも速く走る馬に乗った騎士。突進攻撃に注意。
初期のころは原作設定に関係なく、攻撃力・守備力でレベルを決めていたため、レベル7に設定された。
登場当時のルールでは生け贄なしで召喚できたため、高攻撃力のモンスターとしてなかなかの活躍ができたが、現行のルールでは最上級モンスターとしてはあまりにも低すぎる攻撃力のため、まともに使用するのは困難。レベル5・6の上級モンスターのラインにすら達していない。サポートカードの面で見ても、「E・HERO ネオス」など、より優れたカードが多数存在する。
あえてこのカードを使用するならば、専用サポートカードとの併用が前提となる。
「螺旋槍殺」の効果を受けられるが、得られるものが貫通効果しかないため、このカードを使うほどのものではない。「竜騎士ガイア」の融合素材に指定されているため、「E・HERO プリズマー」や「融合準備」などの融合素材に関するサポートを受けることが可能。「召喚師のスキル」などで手札に加えやすくもあるため、「竜騎士ガイア」の融合召喚を狙う場合に活用できる。
「熟練の青魔道士」や「超戦士カオス・ソルジャー」で特殊召喚可能。この場合は以下の暗黒騎士ガイアモンスターでも同じことができるため、通常モンスターサポートや上記の融合素材などで差別化を図りたい。
一応専用サポートが登場したとはいえ、サポートの量や質、本体のスペックなど、「ブラック・マジシャン」と比べて大きく水をあけられていると言わざるを得ない。
概要(「暗黒騎士ガイア」モンスター)
「ザ・シークレット・オブ・エボリューション」でカテゴリ化されたが、そのときは「熟練の青魔道士」しかいなかったため、余り使う意義がなかった。その後、「ディメンション・オブ・カオス」で、「カオス・ソルジャー」と関連付けられる形で強化され、ようやくまともに使う意義が生まれた。
レベル7、戦士族、攻撃力2300、守備力2100で統一されており、通常モンスターの「暗黒騎士ガイア」を除き、全て何らかの条件でリリース無しで(特殊)召喚できる効果が備わっている。
カオス・ソルジャーはレベル8なので、「七星の宝刀」、「トレード・イン」を共有できないのが難点。どちらも最上級モンスターと言うことで事故の危険があるので、投入のバランスは考えたい。
現状、以下のモンスターが該当する。
暗黒騎士ガイアロード
「劇場版遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」の劇場配布カード第2弾(2016年4月30日~5月6日)として登場。
効果モンスター
星7/地属性/戦士族/ATK 2300/DEF 2100
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、このカードより攻撃力が高いモンスターが
相手フィールドに特殊召喚された場合に発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで700アップする。
「サイバー・ドラゴン」と同じ特殊召喚効果、特殊召喚に反応して攻撃力を上げる効果を持つ。
比較的容易な条件で特殊召喚できるため、ランク7のエクシーズ素材に使いやすい。「疾走の暗黒騎士ガイア」は特別な条件なしにリリースなしの召喚ができるため、合わせてすぐにランク7につなげられる。
(2)の効果で攻撃力3000のモンスターまで対応できるが、そのターン中しか持続しないので普通に使っても使い勝手はあまりよくない。自分から相手フィールドにモンスターを特殊召喚する壊獣とは相性が良い。
暗黒騎士ガイア唯一の自己特殊召喚効果という点で使いやすいモンスター。初出の形式上、入手が面倒なのが難点。
元々は配布が行われた映画で登場するモンスターであり、遊戯が使用した。
覚醒の暗黒騎士ガイア
「Vジャンプ」2015年9月号(2015年7月18日発売)の付録として登場。
効果モンスター
星7/闇属性/戦士族/ATK 2300/DEF 2100
「覚醒の暗黒騎士ガイア」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):このカードがリリースされた場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「カオス・ソルジャー」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(3):「カオス・ソルジャー」モンスターの儀式召喚を行う場合、
必要なレベル分のモンスターの内の1体として、墓地のこのカードを除外できる。
リリース無しで召喚する効果、カオス・ソルジャーを特殊召喚する効果、カオス・ソルジャーの儀式召喚のリリースの代わりに墓地から除外できる効果を持つ。
(1)は「疾走の暗黒騎士ガイア」に比べて条件付きになっているが、最上級モンスターとしての扱いにくさを軽減しており、攻撃力が下がらないのはうれしい。「疾風の暗黒騎士ガイア」と比べると、相手に依存はするものの、基本的に条件は満たしやすい。
ただし、(2)の効果は手札からリリースしても発動するので、無理に召喚を狙う必要はない。
(2)の効果はカオス・ソルジャーの特殊召喚。
儀式召喚のリリースにして効果を発動すれば、一気に2体のカオス・ソルジャーを並べられる。ただし、「聖戦士カオス・ソルジャー」以外のカオス・ソルジャーは特殊召喚モンスターなので、蘇生制限を満たしていないと墓地から特殊召喚できないことには注意が必要。
(3)の効果によって、墓地からカオス・ソルジャーを儀式召喚する際のリリースの代わりにできる。
しかし、レベル7なので、残り1つ分のレベルをどうにかしなければならないのが難点。「超戦士の儀式」はレベルをそろえる必要があるので、レベル1モンスターの採用が必要となる。
疾走の暗黒騎士ガイア
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場。
効果モンスター
星7/光属性/戦士族/ATK 2300/DEF 2100
「疾走の暗黒騎士ガイア」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):リリースなしで召喚したこのカードの元々の攻撃力は1900になる。
(3):このカードがリリースされた場合に発動できる。
デッキから「カオス・ソルジャー」モンスター1体を手札に加える。
攻撃力が下がる代わりに、「疾風の暗黒騎士ガイア」よりさらに容易に召喚できる効果と、リリースされた場合にカオス・ソルジャーモンスターを手札に加える効果を持つ。
(1)の効果によって召喚が容易であるため、これまでの暗黒騎士ガイアモンスターに比べて使いやすい。しかし、ただアタッカーにするだけならばほかにいくらでも適任はいるため、高レベルを生かしてシンクロ・エクシーズ素材にしたり、(3)の効果を活用したりするのが主となる。
(3)の効果は儀式召喚のリリースでも使用できるため、カオス・ソルジャーモンスターの儀式召喚コストなどから効果を発動できる。「超戦士カオス・ソルジャー」から特殊召喚すれば、再びカオス・ソルジャーモンスターを展開するチャンスもあるだろう。
名前には光の要素は見てとれないが、これまでの暗黒騎士ガイアと異なり光属性に設定されている。「カオス・ソルジャー -開闢の使者-」のコストにも利用できる。
疾風の暗黒騎士ガイア
「STRUCTURE DECK-遊戯編-」(2001年6月28日発売)で登場した、「暗黒騎士ガイア」のリメイクモンスター。
効果モンスター
星7/闇属性/戦士族/ATK 2300/DEF 2100
(1):手札がこのカード1枚のみの場合、このカードはリリースなしで召喚できる。
限定的にリリースなしで召喚できるようになった。
効果が追加されたことで、リメイク元よりは単体でも出しやすくなった。しかし、手札1枚という面倒な条件である上に、「E・HERO バブルマン」とは異なり召喚であり、攻撃力も手間に見合わないため、普通のデッキでは使い難い。
効果が追加された分、通常モンスターサポートなどが受けられなくなったため、実際のところはリメイク前よりも扱いにくくなるという結果になってしまった。
また、後発の2体はリリースなしで出せるのに加え、更にメリット効果も持っているため、ますますこのカードを使う意義が薄くなっている。条件が違うことや、「疾走の暗黒騎士ガイア」の場合はデメリットで攻撃力が下がることから、完全下位互換ではないが、どの道攻撃力2300では戦闘での大きな活躍は期待できない。
一応、カオス・ソルジャーと併用せず、攻撃力が下がるのも嫌うならばこちらを使う意義はあるが。
アニメにおいて
原作ではバトルシティ編以降登場しなくなったリメイク前に代わって、アニメで登場。
「乃亜編」のVS大下では、手札0枚の状況からドローされてリリースなしで召喚。「虹色の祝福」によって直接攻撃を決めてフィニッシャーとなった。
アニメ版「闘いの儀」でも登場。アテムが使用した。
序盤に「THE トリッキー」の特殊召喚コストとして墓地へ捨てられていたが、神を破られた後のアテムが「死の床からの目覚め」で手札へ戻して召喚。「暗黒魔族ギルファー・デーモン」によって弱体化した「バスター・ブレイダー」を破壊するものの、次のターンに「デーモンの召喚」の攻撃を受けて破壊された。
アニメGXの遊戯VS十代でも遊戯が使用。
手札0枚からドロー、召喚し、「E・HERO スパークマン」を破壊したが、次のターンに「E・HERO エッジマン」に破壊された。
「暗黒騎士ガイア」に関するテキストを持つカード
混沌の使者
「レイジング・テンペスト」(2016年10月8日発売)で登場。
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/ATK 1500/DEF 0
(1):自分・相手のバトルフェイズにこのカードを手札から捨て、
自分フィールドの「カオス・ソルジャー」モンスターまたは
「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1500アップし、
このターンそのモンスターと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力は
ダメージ計算時のみ元々の攻撃力になる。
(2):自分・相手のエンドフェイズにこのカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地からこのカード以外の光属性モンスターと闇属性モンスターを
1体ずつ除外して発動できる。
このカードを手札に加える。
(1)はカオス・ソルジャーおよび暗黒騎士ガイアの強化。(2)は墓地からの回収。
詳細は「カオス・ソルジャー」の項を参照。
熟練の青魔道士
「ザ・シークレット・オブ・エボリューション」(2014年11月15日発売)で登場。
効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/ATK 1800/DEF 1800
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
(2):魔力カウンターが3つ置かれているこのカードをリリースして発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(3):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの魔力カウンターを置く事ができるカード1枚を対象として発動できる。
そのカードに魔力カウンターを1つ置く。
「ブラック・マジシャン」に対する「熟練の黒魔術師」、「バスター・ブレイダー」に対する「熟練の白魔導師」と同じ立場にあるカード。それらと違い、魔力カウンターを置く(3)の効果が追加されている。
(1)、(2)の効果によって、3回以上魔法を発動すれば暗黒騎士ガイアモンスターを特殊召喚できる。
しかし、暗黒騎士ガイアモンスター自体は攻撃力が低く、フィールドに出して適用すべきサポートカードもあまりないので、このカードで特殊召喚する意義は薄い。
墓地の自身を除外して魔力カウンターを置くことができる。便利ではあるが、このカードを墓地へ送る手段を用意しなければならないため、少々手間がかかる。魔力カウンターを用いるデッキならば広く利用できる効果だが、暗黒騎士ガイア関連のカードでは「混沌の場」と組み合わせられる。
1ターンの使用回数に制限はないので、「異次元からの埋葬」で墓地に戻すなどすれば連続して使用できる。
超戦士カオス・ソルジャー
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場した儀式モンスター。
儀式・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/ATK 3000/DEF 2500
「超戦士の儀式」により降臨。
自分は「超戦士カオス・ソルジャー」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し、墓地へ送った場合に発動する。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
相手によって墓地へ送られた場合に暗黒騎士ガイアモンスターを展開できる。
詳細は「カオス・ソルジャー」の項を参照。
天翔の竜騎士ガイア
「MILLENNIUM PACK」(2015年12月19日発売)で登場した「竜騎士ガイア」のリメイクモンスター。
融合・効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/ATK 2600/DEF 2100
「暗黒騎士ガイア」モンスター+ドラゴン族モンスター
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
カード名を「竜騎士ガイア」として扱う。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・墓地から「螺旋槍殺」1枚を選んで手札に加える。
(3):このカードが相手モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。
その相手モンスターの表示形式を変更する。
リメイク元より素材の縛りが緩くなり、「螺旋槍殺」をサポートする効果が追加されている。
カード名を「竜騎士ガイア」として扱う効果を持っているため、「螺旋槍殺」の効果を受けることが可能。(2)の効果によってこのカードを融合召喚するだけで「螺旋槍殺」を手札に加えられる上に、(3)の効果で相手を守備表示にし、「螺旋槍殺」による貫通ダメージとドロー効果を狙えるため、2枚の相性は非常に良い。「螺旋槍殺」を使いたい場合はこのカードを併用するのがよいだろう。
素材の縛りは緩いが、名前を直接指定しないゆえに「融合徴兵」などを利用することはできない。この点はリメイク元の「竜騎士ガイア」を併用することでカバーしたい。
混沌の場(カオス・フィールド)
「ディメンション・オブ・カオス」(2015年7月18日発売)で登場。
フィールド魔法
「混沌の場」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「カオス・ソルジャー」儀式モンスターまたは
「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いの手札・フィールドからモンスターが墓地へ送られる度に、
1体につき1つこのカードに魔力カウンターを置く(最大6つまで)。
(3):1ターンに1度、このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分はデッキから儀式魔法カード1枚を手札に加える。
カオス・ソルジャー儀式モンスターか暗黒騎士ガイアをサーチできる。
詳細は「カオス・ソルジャー」の項を参照。
その他の関連カード
カテゴリではなく、「暗黒騎士ガイア」のカード名を指定するものや、原作などの設定に関連するカード。
竜騎士ガイア
「暗黒騎士ガイア」が「カース・オブ・ドラゴン」と融合した姿。
VSインセクター羽蛾で初めて登場したが決定打とはならず、「グレート・モス」の特殊能力に敗れた。しかし、このモンスターは囮に過ぎず、本命は「魔霧雨」と「デーモンの召喚」のコンボであった。
VS闇のプレイヤーキラーでも召喚されたが、「カタパルト・タートル」によって射出された。
原作初の融合モンスターだが、あまりぱっとしない役割ばかりであった。
王国編のアニメオリジナルデュエル、遊戯VS城之内でも登場。
融合召喚されて「炎の剣士」を倒したが、次のターンに「ブラック・デーモンズ・ドラゴン」の攻撃を受けて破壊された。
バトルシティ直前のVSバンデット・キースでも登場。
融合召喚されて「メカ・ハンター」を倒したが、「機械改造工場」で強化された「機械王」に倒された。
ドーマ編のVSインセクター羽蛾でも登場したが、「DNA改造手術」と「虫除けバリアー」の効果で攻撃を阻まれ、「インセクト女王」によって破壊された。
融合モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/ATK 2600/DEF 2100
「暗黒騎士ガイア」+「カース・オブ・ドラゴン」
素材がともにレベル5以上の上に、それらが現在の基準ではほぼ実用に堪えない攻守のため扱いにくい。また、同じ素材から「始祖竜ワイアーム」が融合召喚できてしまう。
また、このカードにメリット効果が追加され、さらに同名カードとして扱われる「天翔の竜騎士ガイア」の存在から、このカードを融合召喚する意義はほぼない。
しかし、「E・HERO プリズマー」などの融合素材のカード名を参照するサポートが利用できるのは「天翔の竜騎士ガイア」にはない利点なので、この点における利用価値は今でもある。
カオス・ソルジャー
「暗黒騎士ガイア」が「カオスの儀式」でカオスの力を得た姿。
OCGでは儀式召喚の仕様変更によって「暗黒騎士ガイア」との関連は失われてしまったが、「疾走の暗黒騎士ガイア」等の登場によって、共存させる意義が生まれた。現在は共通サポートカードが多数登場しており、積極的に組み合わせられるようになっている。詳細は「カオス・ソルジャー」の項を参照。
螺旋槍殺
「FLAMING ETERNITY」(2004年11月25日発売)で登場したサポートカード。
永続魔法
(1):自分の「暗黒騎士ガイア」「疾風の暗黒騎士ガイア」「竜騎士ガイア」が
守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
(1):このカードの(1)の効果の適用によって「竜騎士ガイア」が
相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
特定の3体のモンスターに貫通効果を与え、さらに「竜騎士ガイア」の場合はドローも付いてくる。
「竜騎士ガイア」のドロー効果は悪くないが、残り2体の場合は貫通効果しかないのが難点。
専用サポートの「天翔の竜騎士ガイア」を利用すれば、融合召喚をするだけでこのカードも手札に加えられ、貫通とドロー効果も生かせるので、このカードを使いたい場合は「天翔の竜騎士ガイア」と併用するのがよい。
登場時期の都合もあるだろうが、「『暗黒騎士ガイア』と名のついたモンスター」という指定の仕方ではなく、「暗黒騎士ガイア」と「疾風の暗黒騎士ガイア」を直接指定している。そのため、後発のモンスターは効果を受けられない。
○○の騎士ガイア
ルール上は何ら関連がないが、このカードの派生形と言えるモンスターがいくつもOCGに登場している。
関連動画
関連項目
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- 0pt