常識も壁も、くだらねぇもの全部超えてやる!
それがあたしの志すエースだ!
カツラギエース(ウマ娘)とは、Cygamesのメディアミックスプロジェクト『ウマ娘 プリティーダービー』の登場キャラクター。
実在の競走馬「カツラギエース」をモチーフとするウマ娘である。CV:藤原夏海
概要
誕生日:4月24日 身長:165cm 体重:エース級 スリーサイズ:B81・W54・H77
片田舎から飛び出してきた明朗快活なウマ娘。
つまらない固定観念や閉塞的な空気を嫌い、それらを打ち砕くウマ娘界のエースを目指す。
ミスターシービーに憧れているが、超えるべき目標としても強く意識している。
2023年2月22日配信の「ぱかライブTV Vol.26」にて発表されたウマ娘。正確にはその数日前にBS11の「アニゲー イレブン!」で2周年キービジュアルが手違いにより漏洩しており、そこでビジュアルは先にうっかり公開されていた。
ゲームには2月24日の2周年に合わせて登場。同時に育成実装されたミスターシービーの育成シナリオにおけるレースライバル、またストーリーイベント「Leap into a New World」の主役のひとりとして登場した。イベント配布SSRとしてサポートカード[掲げよ、燃え盛る灯を]もRとともに実装された。
性格は少年漫画やホビーアニメの主人公にいそうなタイプの熱血少女。飄々としたシービーに対して真面目な常識人のツッコミ役である。周囲からは「エース」と呼ばれている。
史実
同期の破天荒なアイドルと1歳下の無敗の皇帝、2頭の三冠馬を出し抜いて10番人気で逃げ切り、日本馬として初めてジャパンカップを制した馬。
1980年生まれ、父*ボイズィーボーイ、母タニノベンチヤ。
主戦騎手は3歳時の83年神戸新聞杯までは崎山博樹、次戦の京都新聞杯以降は西浦勝一が務めた。
血統は地味だし調教での動きもよくなく、デビューまではほとんど期待されていなかった。しかし新馬戦を8馬身差で圧勝、3歳(現2歳)は4戦2勝とまずまずの成績で終える。
4歳(現3歳)となり3勝目を挙げ皐月賞に挑んだが、ここから長く、彼の評価は一言で言えば「本番に弱い」馬だった。皐月賞は不良馬場に泣いて11着惨敗。トライアルのNHK杯を大外枠から差し切り勝ちしてダービーにも挑んだが6着。
秋は神戸新聞杯2着のあと、京都新聞杯で二冠馬ミスターシービーを破る。これで本番の菊花賞では2番人気に支持されたが21頭立て20着の大惨敗。シービーの三冠達成を遥か後方で見送るだけだった。
しかし5歳(現4歳)となり、路線を中距離に絞るといよいよその能力が開花する。サンケイ大阪杯(当時GⅡ)と京阪杯(当時は京都・芝2000mのGⅢ)をともに圧勝。宝塚記念も春天組を完封して3連勝でGⅠ初制覇を飾る。……と言ってもこの年はグレード制導入初年度。GⅠに格付けされたとはいえ、もともと八大競走ではなかった宝塚記念はまだ今ほどの格は無かったのだが。しかもミスターシービーは休養中だったので尚更「シービーがいなかったから勝てた」という評価になってしまっていた。
秋初戦の毎日王冠でミスターシービーと久々の対決を迎え、激しい叩き合いの末シービーをアタマ差抑えて勝利。しかし本番の天皇賞(秋)ではシービーに見事にやり返され5着。「本番ではシービーに勝てない馬」という評価が確固たるものとなってしまう。
そして迎えたジャパンカップには、シービーのみならず1歳下のもう1頭の三冠馬、無敗の皇帝シンボリルドルフが乗りこんできていた。本番に弱いカツラギエースは10番人気の低評価。誰もが夢の三冠馬対決とそのどちらかによるジャパンカップの日本馬初制覇を夢見る中、カツラギエースは乾坤一擲の大逃げをうつ。4コーナーでもう真後ろまで詰め寄られたが、そこから府中の長い直線を驚異の二の脚とド根性で先頭のまま粘りきり、シンボリルドルフらの追撃を振り切って逃げ切り勝ち。2頭の三冠馬を出し抜いて、見事に日本馬ジャパンカップ初制覇の栄光を勝ち取った。
その後、引退レースとして有馬記念に出走。勝ち逃げを許すまいと急遽出走してきたルドルフにしっかりやり返されたものの、3着のシービーを抑えきって2着に粘り、JCがフロックの一発でなかったことを証明してターフを去った。
引退後は種牡馬となったが、中央重賞馬は僅か1頭に留まった。2000年に心臓発作のため死亡。今ではどちらかといえばルドルフに初めて土をつけた馬としての知名度の方が高いかもしれないが、彼は何よりもまずミスターシービーの最大のライバルであった。その墓碑にはこう刻まれている。
詳細は当該記事へ→カツラギエース
関連静画
関連項目
- ウマ娘 プリティーダービー
- 1983年クラシック世代
- ミスターシービー(ウマ娘)
- シンボリルドルフ(ウマ娘)
- メジロパーマー(ウマ娘) - ルームメイト
- 西浦勝一:83年京都新聞杯からの主戦
- 佐藤哲三:84年ジャパンカップを見たのがきっかけで騎手を志した、大阪・泉佐野市の当時中学生
親記事
子記事
- なし
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