スイクンとは、ポケットモンスターに登場するNo.245のポケモンである。初登場は金・銀。
基礎データ | |||
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名前 | スイクン | タイプ | 💧︎みず |
英語名 | Suicune | 高さ | 2.0m |
分類 | オーロラ | 重さ | 187.0kg |
性別比率 | 性別不明 | 特性 | プレッシャー |
グループ | 未発見 | 隠れ特性 | せいしんりょく |
孵化歩数 | 20480歩 | 捕捉率 | 3 |
世代 | 第2世代 | 努力値 | 防御+1、特防+2 |
進化 | 進化しない | ||
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #245 | 図鑑の色 | 青 |
ジョウト | #240(金銀) #245(HGSS) |
ホウエン | #― |
シンオウ | #― | イッシュ | #― |
カロス | #― | アローラ | #― |
ガラル | #― | ヒスイ | #― |
パルデア | #― |
図鑑説明
- ポケットモンスター金、ポケットモンスターハートゴールド、ポケットモンスターリーフグリーン
- いっしゅんで きたなく にごった みずも きよめる ちからをもつ。 きたかぜの うまれかわり という。
- ポケットモンスター銀、ポケットモンスターソウルシルバー、ポケットモンスターファイアレッド
- すがたを あらわしたとき なぜか きたかぜが ふくといわれる だいちを かけめぐる ポケモン。
- ポケットモンスタークリスタルバージョン
- きよらかな みずが ながれる ばしょを さがしもとめ だいちを かけめぐる こうごうしい ポケモン。
- ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド、オメガルビー・アルファサファイア
- わきみずの やさしさを やどした ポケモン。 すべる ような みのこなしで だいちを はしり にごった みずを きよめる ちからを もつ。
- ポケットモンスターダイヤモンド・パール・プラチナ、ブラック・ホワイト、ブラック2・ホワイト2、ポケットモンスターX
- せかいじゅうを かけめぐり よごれた みずを きよめている。 きたかぜと ともに はしりさる。
概要
- ジョウト地方に伝わる伝説のポケモンの一匹。『金・銀』ではジョウト地方を徘徊するが、『クリスタル』やHGSSでは捕まえるまでに一連のイベントが追加されており、最終的にクリスタルではスズの塔、HGSSでは25番道路で固定エンカウントとなる。
- FRLGでも最初に選んだのがヒトカゲなら後にカントー地方を徘徊する事になる。ただし設定ミスで個体値が悲惨。
- HP・防御・特防に優れ、瞑想やリフレクターで守りを固めつつ戦う持久戦向けのポケモン。ダブルバトルでは追い風でサポートに回ることもある。
- さいみんじゅつが『プラチナ』で弱体化したせいか、ねむねご型以外ではミロカロスの上位互換的な扱いをする人が増加傾向にある。
- 劇場版『幻影の覇者 ゾロアーク』に合わせて配布された色違い個体は、覚えている技がぜったいれいど・しんそく・アクアリング・エアスラッシュとかなり豪華で、特にぜったいれいどとアクアリングの存在は耐久・受け主体のスイクンにとっては非常に大きい。攻撃力が低いためしんそくの威力はあまり高くないが相手のきあいのタスキをつぶせたりするので強力。威力が低いといってもテラキオンのでんこうせっか並の威力がある。エアスラッシュは技スペースの問題であまり必要なさそうに見えるが、虫タイプに有利になるので決して捨てたものではない。特に普通のスイクンでは厳しいヘラクロスに対して有利に戦えるのは大きい。性格はのんき固定だが、強いことには変わりない。
- しかし、そういった運ゲーの代わりに7世代の新要素Zワザが登場した事で奇襲性能が高まり、突如としてアタッカー型スイクンも発掘された。環境に蔓延るミミッキュに対して「こごえる風」と「Zハイドロポンプ」を用いてワンパンするというのが主目的であり、基本的に耐久を厚めに育成しているはずのスイクンに対してつるぎのまいから入らざるを得ないミミッキュ側の心理をうまく突いた地雷である。やられる側からすれば熱湯の火傷に怯えつつ何回つるぎのまいをしてから攻撃するかという考えで戦っていたら急にピキーンが来てごり押してくる型だった・・・となる。Zワザの消費とミミッキュ無償突破は対人戦をしている者なら同等かそれ以上のアドである事がわかってもらえるであろう。ちなみに持ち物がZクリスタルなのでトリック無効なのも地味に嬉しいところ。
- 第8世代のソード・シールドでは特にこれといった強化も無かったが、苦手とする電気タイプとして暴風を習得したサンダーが台頭、使用率1~3位に常に君臨するトップメタとして君臨し、草アタッカーの常識をひっくりかえしたゴリランダーの登場もあってスイクンはほとんど姿を消してしまった。一応エアスラッシュを用いたダイジェットによる素早さの補填とダイストリームによる天候上書き、持ち前の種族値による持久戦は出来ない事もないのだが、単に水アタッカーとしてならすいすい発動+水地面+パワーウィップやダイアシッドによるC上昇も器用な両刀ガマゲロゲに軍配が上がり、硬い水枠としてなら状態異常無効化の能力を付随しているカプ・レヒレが立ちはだかる。電気やフェアリーの技を覚えている者がダイマックスするだけで簡単にねむカゴ型も封殺されてしまうため、スイクンを活躍させたい、スイクンにしか出来ない事をさせたいトレーナーはパーティー構築から悩む時期となってしまった。
- 『ポケモンコロシアム』のダークスイクンを敢えてスナッチせずにボトムコロシアムまで進めると、Lv.40のままでハイドロポンプを覚えている。厳選するだけならHGSSで楽にできるが、フラットが導入されない完全レベル50戦でハイドロポンプを使いたい場合このスイクンを粘る必要がある。しかしヴィーナスと初対峙するアンダー戦で個体値は決定してしまうため、厳選一回ごとにかなりの時間を費やしてボトムコロシアムに行かなければならないという大きな問題点がある(無論、一回ごとの厳選時間はライコウ、エンテイの比ではない)。
- HGSSではライコウ、エンテイとは違いジョウトクリア後でなければ会えない。しかも、戦闘の際すぐ横にスイクン厨のミナキがおり、何年もスイクンを追いかけてきたミナキの目の前で捕まえることになる。
- 倒しても焼けた塔で再戦が可能。ミナキの前でスイクンを捕まえるか倒すか、どっちにしろ少し抵抗がある。
- 準伝説のポケモンの中で唯一ゲームパッケージを飾ったポケモンでもある。
- ORASでは手持ちにルギアかホウオウがいる状態で、マボロシの場所「未開の森」で入手が可能。3DS上の時計で毎時40~59分の間に入り、不思議な輪っかを調べるとバトルになる。
- アニポケでは無印編117話や新無印編53話などで登場。
無印編117話は金銀編の第1話であり、ワカバタウン郊外の森の中にある湖でサトシ達と対面した。
新無印編は53話で登場した個体をゴウが捕まえている。
外部出演
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』にモンスターボールから登場するポケモンとして登場。横方向に「オーロラビーム」を放つ。「スマブラ3DS/WiiU」にも続投。
- 『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』にプレイアブルキャラクターとして参戦。必殺技は「オーロラビーム」「ハイドロポンプ」「ミラーコート」「ふぶき」。
関連動画
関連項目
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