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ダークメサイア

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ダークメサイア（DARK MESSIAH）とは、

電脳映像製作所が開発し、アトラスが1998年 6月11日に発売したPlayStation用のホラーアドベンチャーゲーム。国外でのタイトルは『Hellnight』。
アメリカのユービーアイソフトにより開発され2006年 10月24日に発売されたMicrosoft Windows XP用RPG コンピュータゲーム『ダークメサイアオブマイト&マジック』。

である。ここでは1について記載する。

あらすじ

「聖なる輪」と呼ばれるカルト教団、頻発する地下鉄構内での行方不明者。

この二つの事柄が人々を騒がす中、ありふれた東京の地下鉄で56名が亡くなる事故が発生。

事故に巻き込まれた主人公は、血と瓦礫の点描画のような地獄絵図に言葉を失うも、恐ろしい「何か」に追われ、乗り合わせていた女子高生の杉浦奈緒美とともに暗闇を駆けていくうちに、「東京メッシュ」と呼ばれる地下迷宮に迷い込んでしまい、地上に戻るための手段を求め、「聖なる輪」の本拠地に乗り込むも、待っていたのは、さらに下層への転落だった。

一体ここは何なのか。

なおも追いかけてくる影。

できるのは、ただ全力で逃げることだけ。

概要

怪しげな宗教団体が跋扈する未知の地下世界で神出鬼没の異形体に怯えながら逃走を重ねるというスリル満点のホラーアドベンチャー。

「PlayStationで一番怖い」という人も多い。

個性的な世界観と一癖も二癖もある不気味なキャラクター、音と振動・カメラのブレを効果的に使った新しい恐怖表現が高評価を得ている。一方で3Dの迷路を一人称視点で移動しなければいけないため人によっては酔いやすい。

オリジナリティ溢れるゲームデザインと嵌まりこんだ時の熱中度の高さゆえ根強い人気を誇る。

登場人物

主人公
男性。事故に巻き込まれ地下の世界を逃げ惑う。

杉浦奈緒美(CV：萩原恵美子)
主人公と一緒の地下鉄に乗り合わせていた都立高校に通う女子高生。17歳。O型。童顔だが芯が強く勝気な性格。感受性が強いため、危機を察知する能力を持ち合わせている。

神谷京二(CV：山崎優)
28歳の連続殺人鬼。血液型はA型。天性のサイコパス。

リロイ・イワノフ(CV：松本大)
超自然的な事件の解決を請け負う多国籍企業「オーガン」に所属するガチムチコマンドー。30歳。血液型はB型。所属する部隊のメンバーが自分を除き、異形体に惨殺されてしまったため復讐を誓っている。

ルネ・ロレイン(CV：夏樹リオ)
「DES通信」専属のアンダーグラウンド専門フォトジャーナリストであるフランス人の女性。27歳。血液型はA型。「聖なる輪」の内情を探るため「東京メッシュ」に潜入している。実は中世から悪魔の血を受け継ぐ「闇の系譜」に連なる曰く付きの一族の出身であり、ルネはそんな家に反発して家を出たという経緯がある。

さまよう者
「都市」を裏切った「機能体」。元々は他の機能体同様「都市」から生み出された「引き裂く者」という機能体だったが人間との戦闘を通じて電子属性にエラーが発生し「自我」に目覚めて「さまよう者」となった。「都市」からはその存在を抹消されようとしている。

用語

東京メッシュ……太平洋戦争末期、旧日本軍によって建設された巨大地下シェルター。今現在は厄介な住民たちで溢れている。
異形体……変異を繰り返す、正に“異形”。主人公は武器を持っていないため触れられるとゲームオーバーとなる。最初はトロいが階を進めるごとに速くなり、しかも主人公と違ってスタミナの概念がないためずっと走り続けられる。
同行者……一緒に連れていけるキャラクター。同行者がいて異形体に触れられた場合、同行者が死亡し主人公は逃れられる。同行者は複数人存在するが一度に連れ歩けるのは一名までで、その同行者が死亡するまでは他の同行者を選択することはできない。同行者に残弾がある場合、異形体に触れられる前に攻撃入力に成功すれば異形体を一時撃退させることができる。
聖なる輪……東京メッシュの最深部に本拠を置くカルト団体。完全なる終末を望み「闇の皇子」=「ダークメサイア」を崇拝している。言葉巧みな宣教師を地上に派遣し、支持を集めているが、裏では自分たちの目的のため信者や無関係の一般市民を地下へ追いやっている。
都市……東京メッシュの更に下に位置する「別の世界」。