テラパゴスとは、ポケットモンスターに登場するNo.1024のポケモンである。初登場はスカーレット・バイオレット。
基礎データ | |||
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名前 | テラパゴス | タイプ | ノーマル |
英語名 | Terapagos | 高さ | 各形態の項を参照 |
分類 | テラスタル | 重さ | 各形態の項を参照 |
性別比率 | ♂:50.0% | 特性 | 各形態の項を参照 |
♀:50.0% | 隠れ特性 | ー | |
グループ | タマゴ未発見 | 捕捉率 | 255 |
孵化歩数 | 不明 | 努力値 | 防御+1 (ノーマル) |
世代 | 第九世代 | 防御・特防+2 (テラスタル) | |
進化 | 進化しない | HP+3 (ステラ) | |
図鑑データ | |||
全国図鑑 | #1024 | 図鑑の色 | 青 |
パルデア | #240 (ブルーベリー) |
図鑑説明
- ポケットモンスタースカーレット
- ノーマルフォルム
エネルギーを 硬い 結晶に 変える 能力で 身を 守る。 テラスタルの おおもとの ポケモン。
テラスタルフォルム
危険を 察知すると テラスタルの 結晶で 頑丈な 甲羅を 作りだして 戦いに 備える。
ステラフォルム
テラスタルエネルギーが 異常に 増幅した 姿。 古代人が 考えた 世界に 似ている。 - ポケットモンスターバイオレット
- ノーマルフォルム
古代の パルデアで 暮らしていたが 地殻変動に 巻きこまれてしまい 絶滅したと 考えられていた。
テラスタルフォルム
テラスタルの 甲羅は 相手の 技を 受けると そのエネルギーを 吸い取って 自分のものにする。
ステラフォルム
地底に 埋もれた 姿は まるで 宇宙に 浮かぶ 星のようだと 古い 探検記に 記される。
概要
- 『スカーレット・バイオレット』の有料DLC「ゼロの秘宝」の後編「藍の円盤」のメインとなる伝説のポケモン。通算7系統目となる亀モチーフのポケモンである。
- 名前の由来はテラスタル+ガラパゴスゾウガメと思われ、名前や分類からしてテラスタルとの関連が示唆されている。ガラパゴス諸島はスペイン人の司教が発見したとされており、島名の由来であるガラパゴスは元々ゾウガメを意味するスペイン語である等、パルデアのモチーフであるスペインと強いかかわりを持っている。
- スカーレットブック/バイオレットブックに記載されている謎の存在「■盤のポ■■ン?(円盤のポケモン)」およびオーリム/フトゥーが日記にテラスタルの発生要因として遺している「仮称■■■」は文章の内容からしてこのテラパゴスの事を指している可能性が以前より指摘されていた。
- 「碧の仮面」のキーポケモンであるオーガポン、イイネイヌ、マシマシラ、キチキギスが桃太郎を元ネタにしているという予想から、こちらは浦島太郎(の亀)が元ネタなのではないかと言われている。
- 一応禁止級という立ち位置ではあるが、バイオレット版の図鑑テキストによると、先史時代の頃は特に珍しくもない普通に生息している生物だったようだ。その為バックボーンとしては伝説のポケモンというよりは化石ポケモンなどに近い。
- テラスタルとのかかわりが疑われているキラーメ種の存在もあり岩タイプなのではないかという事前予想が多かったが、実際のタイプは単ノーマル。あらゆるタイプのエネルギーを内包していることを考えれば、アルセウスと同じタイプなのは妥当といったところか。
- 後述するステラフォルムの都合上、テラスタイプは全形態を通してステラで固定されておりオーガポン同様テラピースによるテラスタイプ変更は不可能。なので一貫して防御属性は単ノーマルのままということになる。
- 専用技「テラクラスター」は威力120のノーマル特殊技。この威力で命中安定というPPの少なさ以外にスキのない性能であるが、ステラフォルムになるとさらに凶悪な仕様になる。詳細はステラフォルムの項にて。
- 藍の円盤の最終盤ではステラフォルムのテラパゴスとの戦闘が待ち受けており、勝利すれば捕獲できる。性別はオス、性格は頑張り屋、個体値は攻撃が15、それ以外がVで固定の為厳選の必要はない。ただしオーガポン同様実用性の低い性格なので、実戦で使う場合はミントの使用が前提となる。
ノーマルフォルム
- 六角形の結晶体のような甲羅を持つ小亀のような姿をしている。小柄で非力だがいざという時は体内のエネルギーから生成したシールドで身を守る。生命の危機を感じた時は頭部と四肢を甲羅に引っ込めて休眠状態に入る事もあるという。
- 特性「テラスチェンジ」は場に出ると同時に周囲のエネルギーを吸収してテラスタルフォルムに変化するというもの。かがくへんかガスを貫通し、いえきやスキルスワップも効かない為この形態で戦う機会は基本的にない。なお、ゾロア種がイリュージョンでテラパゴスに化けた場合テラスチェンジを再現できずノーマルフォルムの姿のままなので、場に出た瞬間偽物とばれてしまう。
- 2023年より開始した新アニポケで先行登場。主人公の一人であるリコが祖母のダイアナから渡されたキーアイテムのペンダント、これこそが休眠状態のテラパゴスそのものである。リコの危機に対して本来の姿を現してシールドを展開して彼女を守るなど、度々彼女の危機を救っている。
作中の描写からルシアスのパートナーである六英雄と何らかの関係を持つことが示唆されているが、その経緯、何故エクスプローラーズがテラパゴスを狙っているのか、そもそもなぜダイアナが所有していたのかなど数多くの謎が残されている。また、当初はテラパゴスの形態の一つであるという公式発表がなかった為進化前という予想も多かった。
テラスタルフォルム
- 最初に公開されていた形態。結晶体で形成された甲羅と長い毛で覆われた様な尾を持つ蓑亀のような姿が特徴。
- 甲羅の中央にはテラスタルのマークに類似した形状の六角形があり、その周りにある不等辺五角形には第九世代の各タイプのアイコンが浮かび上がっている。
- 特性は「テラスシェル」に変化。全タイプの力を秘めた甲羅のエネルギーでHP満タン時に限り受けた攻撃をすべて半減として扱う。テラスタイプを変更できないテラパゴスにとってはこれが自発的にゴースト以外への耐性を得る唯一の手段であり、安定した受け出しが可能となる。正しメタルプロテクトやファントムガードと違いかたやぶりを通してしまうため、イッシュ三竜や竈オーガポンの攻撃を軽減する事は出来ない。
- 種族値が全体的に底上げされ特性も相まって守りが硬くなったものの、まだ合計値はジガルデ50%フォルムと同じ600止まりと禁止級同士の殴り合いには不安が残る。だがその真価はテラスタルを発動することで発揮される。
ステラフォルム
- テラスタルを発動したテラパゴスの完全体。タイプの紋章を周囲に浮かべた青い台座に鎮座し、甲羅の上部にはノーマルフォルムを模した宝石「ステラテラスタルジュエル」を輝かせている。その姿はブックに書かれていた「円盤のポケモン」そのものである。
- HPが大きく上昇し、単ノーマル故に耐性は乏しいものの数値上はかなりの高耐久となった。特攻も上昇し、専用技の性能的にも特殊アタッカーの側面が強くなっている。合計700と禁止級の名に恥じぬ高種族値となった。
- 特性「ゼロフォーミング」は秘められた力により天候とフィールドをすべて破壊する。ただし効果を発揮するのはステラフォルムになった瞬間一度きりであり後退からの再登場時には発動せず、エアロックやノーてんきと違い後から展開したフィールド・天候を防ぐことは出来ないなど制約も多い。一応コラミラへのメタを想定したものと思われるが、コライドンには一致弱点を突かれるので油断は禁物。
- テラスタイプはステラで固定だが、テラレイドバトル以外であっても技の与ダメ補正が2発目以降も消えない。つまり常時ノーマル技は2倍、他は1.2倍となる。テラスタルフォルム時にテラスシェルを活かして攻撃を凌ぎつつ積み技を使いステラフォルムで制圧していくのが理想的な流れになるか。
- テラクラスターはこの形態になると全体攻撃となり、攻撃属性がステラに変化。ステラのタイプ相性はわるあがきや混乱自傷といった無属性攻撃と同様全タイプに等倍。ノーマル技でなくなるため一致技扱いとはならず純粋な威力はテラスタルフォルム時よりも低い(テラスタル:180、ステラ:144)が、全体部等倍の為タイプ相性による受けを一切許さず、一応岩・鋼には半減だった赫月ガチグマのブラッドムーンをも凌ぐ凶悪な一貫性を誇る技となっている。本編の戦闘では二対一だが、耐性で軽減できないためその脅威を思う存分味わうことになる。
- テラスタルを前提としているのでこれが廃止される可能性のある第十世代以降の扱いが気になるところ。Zワザもろとも廃止されたウルトラネクロズマと同様の末路を辿るのか、それとも…?
関連動画
関連静画
商品検索
関連項目
- ポケモン
- ポケットモンスター スカーレット・バイオレット
- ゼロの秘宝
- ポケモンずかん
- 伝説のポケモン
- テラスタル
- ノーマルタイプ
- キラーメ / キラフロル (テラスタルとのかかわりが指摘されているポケモン)
- カメックス / コータス / ドダイトス / アバゴーラ / バクガメス / カジリガメ (歴代の亀ポケモン)
- ポケットモンスター(2023年)
- リコ(ポケモン)
- ブライア
関連リンク
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