バーハラの悲劇とは、ファイアーエムブレム 聖戦の系譜における第五章エピローグ内の出来事である。
ちなみに通称であり、正式な名称は無い。
概要
※模範的な進軍を元にしております。キャラについては聖戦の系譜を参照。
グラン暦 760年 早春
クルト王子暗殺の濡れ衣を着せられシレジアに亡命していたシグルド達は、自分達に向けられたグランベルの討伐隊との戦いに匿ってくれたシレジアをこれ以上巻き込むわけにはいかず、そしてかけられた汚名を晴らす為、最後の戦いを決意。王都バーハラを目指しシレジアを発した。
道中、瀕死の父バイロンとの最期の再会、父と自身を陥れたランゴバルト卿・レプトール卿との激戦、ディアドラとの子供セリスやオイフェ・シャナンとの別れ、砂漠に散った親友と妹の訃報など、数々の痛みや苦しみを味わいながらもシグルドは王都を目指し、仲間は何処か一抹の不安を感じつつもシグルドと共に進軍する。
そしてアルヴィス卿の右腕アイーダと会い、父と自身の無実を証明できる事、共に戦ってきた仲間に報いることができる事を喜び王都バーハラへと凱旋に向かった。
そして……
プレイヤーへの影響
衝撃の結末、緑(友好)から赤(敵対)に一瞬で変わる様子、降り注ぐメティオ、悲劇的なBGM。最後のモノローグ。
これらが相互に作用し、プレイヤーに何かしらの印象を植え付けた(主にトラウマ)。
雑記
- このバーハラの悲劇にはシグルド軍で生存しているユニットはすべて参加することになる。
たとえ、固い、強い、おそい!アーマーを本城においてきたとしてもいつの間にか包囲の中に移動している。 - ただし、参加したからといって死亡が確定したわけではない。特に女性ユニットの場合、恋人がいれば
子供も生まれるため、第2部でバーハラの悲劇の後のエピソードを聞くことができる場合が多い。 - 因みにシグルド一人の場合ではメティオ部分がカットされる為、せっかくのBGMがずれてしまう。
会話でもアルヴィスがシグルド『とその一党』と言わなくなる。 - なお、この時に流れるBGMは「失意の果て」という曲。
- バーハラの悲劇の最中、シグルドとアルヴィスは直接剣と魔法を交えている。その様子は聖戦の系譜を
12回クリアする事で解放される13番目のオープニングデモ画面で見ることができる。 - 2018年に発売された「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」にてまさかの「失意の果て」がアレンジで収録。編曲を担当したのは初期からFEシリーズに携わっている辻横由佳氏でセルフアレンジとなる。
原曲は1分程の長さだがアレンジは3分近くとなっている。因みに聖戦の系譜から単独出典となるBGMはこの曲のみ。(メドレーとしては出会いのテーマシリーズメドレーに記載されている。)
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↓スマブラSPECIAL動画(15:45頃から)
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