プロングホーン(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。
CV:国府田マリ子(ゲーム版)、高森奈津美(アニメ「けものフレンズ2」、けものフレンズ3)
概要
「誰かをもっと早く助けるため、誰かに何かをもっと早く届けるため。私が最速だというなら、それは私がすべき仕事。もちろん速さを極めることには興味がある。かけっこは大好きだからな(け、毛がうずく~!)。おや?自信があるみたいだね。キミも最速なら、私と一緒に仕事しないか?」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
アメリカ・カナダに主に生息する動物・プロングホーンのフレンズ。名前(Pronghorn)とは枝角を意味する。シカではない。
元動物の走力は最高時速88㎞に達し、さらに時速70㎞を維持しつつ長距離を走り続ける。そのフレンズであるコイツもソレに由来した身体能力を持ち長距離走を得意とする娘となった。フレンズになり更にパワーアップした卓越した速さと持久力を誇り、ヒトの体を手にした事による走破力とランニングフォームを新たに取得した。
外見
ゲーム版
髪型はロングヘアーで、額に生えている角は髪が変化したモノ。瞳の色は紫色。
長袖ワイシャツと紫色のミニスカートとタイツを着用。長袖と髪の色・模様は元動物の体色を再現。襟は自慢のリボンタイを留めている。長距離型ランナーなためかスポーツシューズを着用。お尻には小振りな尻尾が生えている。
アニメ版
スポ魂溢れる部活少女な外見。立派な角が生えたおかっぱ風ショートヘアの娘。瞳の色は茶色。元動物の体色を表現した体操服の上からオレンジ色のジャージを羽織り、ベージュ色の靴下と運動靴を履いている。また、時代錯誤なベージュ色のブルマーを着用。
アニメでは使わなかったが、刺又形状の元動物の角を模した槍を装備。
ゲーム(アプリ版(ネクソン版))での扱い
レアリティレベル4のクール属性のフレンズ。コストは350・サイズはM・攻撃タイプは中距離。シカ・レイヨウ系フレンズを中心に結成されたグループ「けも勇槍騎士団」に加盟している。専用スキル「アップホーンスピアー」は発動から30秒だけ味方フレンズ全員の攻撃力を上昇させる。数値はそれぞれの攻撃力の25%分。
手にした槍での突きで攻撃。スキル発動時は槍を回しながら仲間に効果を掛ける。
愛称はプホン。スプリングボック(愛称:リボック)と一緒にコンビユニット「ホーンチェイサー」を名乗って活動している。
最高速を維持し続ける圧倒的な持久力による追跡が得意で、三度の飯より追跡が大好きな追跡マニア。追跡と走り(持久走重視)への強いプロ意識と拘りを持つ。パワーアップしても追跡任務に関係するスキル(体力や最高速維持時間など)が上がったかを気にし、
セルリアンなどの敵は追跡の障害と見なしている。戦闘は真面目に行うが、終わると直ぐに追跡へと関心が移り替わりウキウキし出す。
追跡に関する技術と根性は一級品。どれだけ離されようと何処までも追い駆け続け、最後まで粘り続ける。本人も己の実力に自信を持っているようで、狙った獲物は絶対に逃さないと豪語する。
「けものフレンズ2」での活躍
アニメ第2期の第7話「すぴーどのむこう」に登場。持久力に秀でた長距離ランナーな娘で、チーターをライバル視して勝負を挑んでいた。G・ロードランナーからは様付けで呼ばれ慕われている。
短距離ランナーであるチーターとは自身と同じ速さを求めるランナーとしてシンパシーを感じ・又は真逆の走り方を極めた者として、幾度となく速さ対決をしている。ただし、勝負を裁定するための方法までは頭が回らなかったため、第三者の目が追い付けない行ったっきりの長距離走を繰り広げてはお互い勝利を主張していたため(当事者以外に勝負を見届けていない)、勝負が決していなかった。
キュルルちゃんの調停によって勝負は陸上競技のトラックを模した形式での、プロングホーンとG・ロードランナーチームとチーター・サーバル・カラカルチームによるチーム戦となった。サーバルの意外と凄かった走りと某忍び漫画のような樹上走り戦法に追い抜かれるが、突如出現したセルリアンによって勝負は中断。逃げようとして根っこに躓き脚を挫いてしまい逃げられず諦めかけるが、助けに来たチーターの走りによってお姫様抱っこされて救助された。
騒動解決後旅に出発する一行を見送ろうとするが、そこで再びチーターと張り合ってしまい早くも再戦している。
漫画版
漫画版けものフレンズ2では、草食動物最速であることをキュルルから憧れの眼差しで見られた。
また、ラッキービースト曰く個体差でプロングホーンの中でも特に足が速く、通常のプロングホーンの時速90㎞を超えている模様。
セルリアンがプロングホーンとチーターの「輝き」に引き寄せられたのか現れてしまったが、親友同士お互いに追いかけっこを思いっきり楽しみ、共鳴(ハーモニー)して更なる力を生み出し加速している最中の二人にとってはどうでも良かった。ちなみにセルリアンは転んだところをサーバルがしれっと倒した。
けものフレンズ3
アクティブ(黄緑)属性。初期けも級は星4つ。CV:高森奈津美
一人称は「私」。
かけっこや勝負が好きな点がG・ロードランナーと共通しているが、前向きな性格でG・ロードランナーのような生意気さは無くむしろ自分も他人も重んじており、「いい勝負だった、また一緒に走ろう!」「先頭、頼むぞ!」などのセリフをボイスで発する(詳細はwikiのセリフ集)。
アカミミガメやチーターと掛け合いがある。
チーターとパーティを組んでクエストをチーターの攻撃で終了させると、チーターが「今回は私の勝ちってことでいいかしら、プロングホーン?」と勝ち誇るのに対し、プロングホーンは「今回はそうだね。それじゃ2回戦と行こうか!」と負けを認めつつまだまだやる気満々だが、チーターにはスタミナが無いのだから、休憩させてから2回戦に行ってあげてほしいものだ。
自身やチーターのフレンズストーリーでは、足が速いことを生かしてピーチパンサーの商品を各地のフレンズに届ける仕事をする。
けものミラクルやとくいわざでマイペース(水)属性の相手を、行動するとターン終了時にダメージを受ける状態変化「ズキンズキン状態」にすることがある性能を持つ。
ぱびりおんでの扱い
「その足、パークのために使わないか?」
2019年2月27日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「私」、他のフレンズのことは「キミ」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
「さばくからさばんなまででも軽いもの」だと言っており、他のフレンズにチーターに勝つ秘訣と称して「スタミナを付けるために朝から日が沈むまで走ること」を提案し、「速さを極めるには、このぐらい軽くこなせるようにならないと」と言うなどスタミナお化けな様子が描写されている。また特徴的なツノがあるフレンズとしてヘラジカから「ツノくらべ」に誘われており、別のけもトークでオグロヌーを勧誘している事から参加を承諾しているものと思われる。
チーターとは最速を争うライバルであり「私が本気を出せるのはキミが相手の時だけ」「あたしもよ。」と認め合う仲である。その縁で「私がチーターにスタミナつくまで特訓するというのはどうだ?」と提案をし、別のけもトーク内でも何度かこの特訓の成果が話されており、チーター曰く「最近はちょっとはスタミナついてきた」と言っており、プロングホーンも「しかし…ずいぶんスタミナついたね、チーターは。」「最近はスタミナもついたよね。」とそれを認めている。ちなみにぱびりおんにおいてはG・ロードランナーも二人に負けない速さを持っているようである。
元動物が行うことがある臀部の白い毛を逆立てて光を反射させ危険を知らせる習性を元にしたと思われる行為を行っている様子などがたまに見られるが、フレンズ化した現在どこに反射させているのかは不明である。その際に「(毛がうずくー!)」という独特な表現が入ることがあるのだが、この表現は気分の高まりなどにも反応するようで()書きでは無く「毛がうずくーーーっ!」「私もキミが相手だとこう…毛がうずく~!って感じさ」と普通に発言でも使用されている。
珍しい行動は「ずっと走れるぞ!(大きなレコードプレーヤー)」
関連動画
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関連項目
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