マール王国の人形姫とは、
日本一ソフトウェア黎明期にPS用ソフトとして発売されたRPGである。
発売後もおまけを追加した廉価版や移植版、そして続編がリリースされている。
シリーズとして
- PS 「マール王国の人形姫」(及び+1)
- PS 「リトルプリンセス」(及び+1)
- PS2 「天使のプレゼント」
- PS2 「マールDEジグソー」
- PS 「マールじゃん!!」
- DS 「マール王国の人形姫 天使が奏でる愛のうた」
- PSP 「アンティフォナの聖歌姫 〜天使の楽譜 Op.A〜」
以上が家庭用ゲームで発売されている。
この項では大元の「マール王国の人形姫」について記載する。
ストーリー
魔王に攫われたお姫様を王子が助け出す…といった王道ファンタジーではなく、
イケメン好きの年増魔女に攫われた初恋の王子様を助け出す為に村娘が一念発起する、夢と希望と冒険心の物語。
シリアスとギャグが織り混ざった展開を重ね、旅を続けるうちに村娘は自分の出生の秘密を知る事になる。
主要登場キャラクター
本作の主人公で16歳。人形と会話ができるちょっと不思議な能力を持っている。
母の形見であるラッパを演奏する事で人形たちに元気を分け与える事が出来る。
明るく元気な性格で、座右の銘は「女は行動力」
コルネットと共に行動する、妖精を模した小さな人形。
普通の人形は当たり前だが動く事も喋る事も出来ないのだが、
彼女はそれらに加えてコルネットを介さず他者と喋る事が出来る。
要所要所でボケまくり、その度にコルネットにハリセンで突っ込まれるが、
シメるとこはキチンとシメる、コルネットの保護者役。
コルネットの幼馴染で16歳。
同社作品のディスガイア等にも絶賛出張営業を行っている「ローゼンクイーン商会」の一人娘。
絵に描いたワガママお嬢様……という訳ではなく、むしろ自分で見聞きし、何かとやりたがるタイプ。
コルネットとは時に争い、時に協力する良きライバルである。
フェルディナンド・マール・E(CV:森川智之)
マール王国の王子で17歳。気さくで優しくて剣の達人で、いわゆる※。
稀によく城から抜けだして城下に遊びに出ている。
城下町マザーグリーンにはファンクラブまである。
悪名高い魔女。三人の忠実な家来と大勢の使い魔「ニャンコ」を従える。
千年以上もの時を跋扈し、その絶大な魔力で己が望むままに行動してきた。
性格は自己中心的だが義に熱く、筋はキチンと通す。だが非常におっちょこちょい。
ドロンジョ様が魔法を使える、と言ったら判りやすいだろうか。
マージョリーの部下で熱血バカ。
根性魔法(と、いう名の格闘技)を駆使して戦う狼族の女性。
「根性があれば何でもできる」を信条としており、根性一つで海底の沈没船に生身で泳いで乗り込んだりする。
帰りも泳ぎ。 (その後陸に上がった後彼女との戦闘の際、体力が半分になっているせいで負けるが本人は朝飯を抜いたからだと 思っている。)
マージョリーの部下で見た目はネコ耳魔法使いの幼女。
その見た目通りマージョリー一家の中でも最年少だが 持っている魔力はマージョリーに次ぐ実力を誇る(が、ぶっちゃけこの2人しか魔法らしい魔法を使わない)
ドラゴンなどの魔物をペットとして多数所持しているらしい。
2でネコの魔族の名門カルカンスキー家の生まれであることが判明。
ニャンコたちの主人。
マージョリーの部下のナルシスト剣士。
長髪の美形だが女性でニャンコ曰く男嫌い。
名前のどこかに「美しき」をつけることを相手に強要する。(クロ美しきディアでもいいらしい)
システム
戦闘方式はヘックス制のSRPGである(携帯機への移植作品では遊びやすいようにコマンド式RPGへ変更されている)。
ゲーム慣れしている諸兄からは「動きがモッサリしすぎている」と少々評判が悪かったが
それは当初の作品ターゲット層が「ゲームが苦手、又はあまりやらない女性層」だった為。
特にスピーディーさを求めないのなら普通にプレイ出来る。
転生
コルネットと共に冒険を共にしてくれる人形たちは、転生というイベントを迎える事が出来る。
特殊な条件をこなす事によって、人形たちの秘めたる思いが本懐を遂げる事になり、
人形たちがどんな思いでコルネットと旅を共にしたかなどのバックストーリーを垣間見ることが出来る。
これは一部例外を除きほぼ完全にサブイベント扱いであり、一切気にせずストーリーを進めることも可能。
ミュージカル
マール王国シリーズでは、随所にミュージカルが挿入される。
半端なミュージカル風演出ではなく、ミュージカルである。というか本作の胆がミュージカル。
ドット打ちの温かみのあるキャラクターが歌い・踊る様は男女問わずプレイヤーの心を鷲掴みにした。
一度も見た事がないというのであればニコニコで検索して見て堪能した後にamazonでポチって下さい。
(DS版は処理の都合上か、ミュージカル時に一部キャラクターが省略されています、ご注意を。またDS版ではPS2「天使のプレゼント」から抜粋された追加ストーリーがあります。)
使い魔ニャンコ
ディスガイアで言うところのプリニー的な存在。
ただ、プリニーとは違い理不尽に怒られたり潰されたり投げられたり爆発したりすることはなく、
魔女の真っ当な使い魔といったところ。
プリニーは下僕として性格がほぼ一本化されていたが、ニャンコ種は個体間の性格差が出ており、
魔女の支配下における苦労や悩み等を語ってくれる。
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関連項目
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