「不死の女王ツァイデス」とはテーブルトークRPG「ソード・ワールド2.5」に登場する大神(メジャー・ゴッド)であり、主に蛮族が信仰する、不死者ノスフェラトゥの始祖である。
格言
「美しさに勝る価値はなし」
「下賤の命を喰らい、己のものとせよ。それによってのみ、彼らに価値を与える」
「死こそ最高にして最後の美である」
概要
魂の輪廻によって成り立つラクシア世界の法則に反する、不死を司る邪悪な女神。
主にノスフェラトゥとその下僕に信仰され、秘密主義ゆえに人目の付きにくい場所に神殿を設ける。
その神像は、皮膜の翼を持つ全裸の美女で、その翼で体を覆っているえっち妖艶なデザインが多い。
聖印は、無限を意味するねじれた輪を扱う。
使徒は永遠の命を探求し、より完全にして美の極致である不死を目指している。
同時に、肉体の美しさと優位性を誇り、他者を「ツァイデスの聖名の下、支配されるべき存在」と考えている。しかし力をあからさまに誇示するのは下品と考え、密かに力を蓄え、強靭さと美しさを極めようとしている。
また、「夜こそツァイデスの支配すべき時間・世界」と考え、日光を憎み、屈服させることを目指している。
人間的な倫理観はなく、美しいと感じたものは必ず手に入れようとする。それが人なら誘惑するなり拉致するなりで仲間へと引き入れる。
本質的には快楽的殺人者でもあり、他者の命を奪うことに罪悪感を覚えることはない。しかし秘密主義的な思想と美の世界を穢されることを嫌うため、表の世界に出て積極的に争うようなことはあまりない。
逆に言うと、国家の中枢に忍んで美しい姫君・高貴な美少年を狙うということもありうる。そういった計画を暴くのはとても困難だろう。
エピックトレジャリーの「神々の相関図」において。
導きの星神ハルーラに対し「いずれ我がものに」と野心を抱いている。
太陽神ティダン・賢神キルヒアから「倒すべき敵」とされている。
また、神の指先ミルタバルに対し「存在を許せない」と怒りを表し、逆にミルタバルから「すべてを暴きたい」と興味を示されている。
特殊神聖魔法
秘密主義・支配欲求・吸血鬼といった要素を表現した特殊神聖魔法で構成されている。
高レベルになると、吸血鬼でない魔物でも吸血鬼のロールプレイができてしまうほど忠実かつ象徴的。
ただ、不死神メティシエと違って蘇生魔法が無いのは少々残念か。
ハイドインシャドウ
ヴァンピリック・ウェポン
サンシェイド
スピリット・ドミネイション
アルティメット・ビーイング
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関連項目
- 不死神メティシエ (2.0における類似した神格)
- 眠りの神カオルルウプテ (同上)
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