ニコニコ大百科

>>537
広告とか宣伝ってのは「誰に送るか」よりも「誰に送らないか」のほうが重要でね
つまり本作の場合、怪獣オタクが見ても一向に楽しめませんけどそれでも見たきゃどうぞぐらいの雰囲気とか電波的な物をもっとあらゆる面で前面に押し出さなきゃいけなかったんだ
つまりどこまで行っても作り手側の失敗よ

とは言え、小学生並みのウンコゲロな下ネタ&ドロドロ不倫三角関係&古いクリエイターが頭までずっぽり嵌ってる左翼思想+ニヒリズムの混合物を全部楽しめる人以外を排除するとなるとなかなか難しいので…企画から狂ってるとも言える

企画そのものはいいんじゃない？
大怪獣の死体をどうするか、って聞いた時少なくとも結構な人が「面白そう」って思ったわけだし
インタビューを見るに失敗したのは立ち上げ、っていうかプロデュースだと思う

>企画そのものはいいんじゃない？
>大怪獣の死体をどうするか、って聞いた時少なくとも結構な人が「面白そう」って思ったわけだし
「大怪獣の死体をどうするか」のコンセプトは面白そうという一点のみで後は全部失敗だぞ
騙し売りなりで数字だけは出せてたとかならともかくそれすら出来てないわけで

本当にコンセプト自体は面白そうなのが余計に腹立つのよな
空想科学読本を気合い入れて作りましたみたいなの見たかったんだよ

削除しました

怪獣の後始末に右往左往する
ヒーローが過去の女への未練から積極的に行動しないけど最終的に自分で始末をつける

それぞれ独立した要素としてそんな悪い気はしない、気はしないだけ

>>545
政治風刺や三角関係が主題だったって言ってんのはプロデューサー二人の方で監督なんか言ってたっけ？
まぁ三人ともセンス皆無なんだけど

大怪獣のあとしまつの感想ツイートすると変なアカウントからリプ来るんだけどbot？

>>548
あー、あれプロデューサーみたいな思考回路したやつかな？ようつべでも二名ほどいる。

クリエイターが作品を公開後に言い訳をするという恥ずかしい行為をしているのに、さらに言ってる事は手短に言うと「テーマを理解しなかった観客が悪い」というもので、作品内でやらかした失敗への考察などは微塵も無く、最後まで自己を正当化する為にヒッチコックの言まで引用するという「あんな出来になるわ」と思えるようなご覧の有様だった。


ここはさすがに主観がひどすぎるし制作や関係者個人への誹謗中傷が強すぎるからなんとかしてほしいな

個人の主観が強い記事は百歩譲っても世論にまかせて暴言を大百科の記事に乗せるのはさすがに

動画であがってた小説版のレビューが分かりさすかった
これ原作者の書きたかったことと、監督の映像にしたかった事が違うんだな

>ギャグ部分への反応に重きがおかれた事が予想外だった
>シリアスな作品ではない事が伝わると思っていた
しれっと矛盾してる辺りやっぱただの苦し紛れの言い訳だったんだろうな

>>551
これ監督脚本同じ人だから小説版の作者がこれじゃまずいって思って書き直したんじゃね？
ちなみに監督はプロデューサーから何も言われず思い通りに映像化したのがこの作品

最後のオチは神風が吹かないとどうしようもない日本という風刺ってプロデューサーが言ってるけど、主演の山田くんは最初からやれよって思いましたよねって舞台挨拶か何かで言ってたんだけど本作のオチは単なるギャグなのか風刺なのかどっちなんだろ
主演に作品の真意を監督が伝えていないとは思えないし分からん

まあ金は出すけど東映のせいにする人が減ってよかったじゃないですか

https://www.oricon.co.jp/special/58541/

>特撮部分やギャグ要素に反応が偏っている印象を受け、伝えたかった三角関係の部分が伝わっておらず、そこが予想外でした。

タイトルでも大々的に「怪獣」という非現実的な存在が作中にある時点で、特撮部分に目が行くのは当然。
そもそも東映側も公式で、YouTubeでジャスピオンやカーレンジャーといった怪獣をメインかつ怪獣を取り扱ったエピソードを期間限定で無料配信していた。
おまけに公式サイトで特撮に大きく関係している人物ばかりのコメントを掲載している時点で、東映側が自分で「これは怪獣メインの映画ですよ」と言ってるようなもんだし、観客が怪獣メインと思うのも無理はない。

> 「神風が吹かないと解決しない」という、ごく単純な政治風刺なのですが、これがほとんど通じておらず驚きました

怪獣も災害の一つとして取り扱われている世界が舞台の映画で、このコメントは控えるべきだ。
それ言ってしまえば、現実の災害と戦ってる人達に対しても「神風が吹かなきゃ駄目だ」と言ってるようなもんだし、頑張ってる人達にも失礼過ぎる。

>>556の続き

> 雑談の中で三木監督が「怪獣の死骸って、どうしてるんでしょうね」という事を話された時にこの企画が動き出しました。

だとしたら、最初から最後まで「怪獣の死骸」をテーマの主軸にすべきだし、観客だってそれがメインの映画だと思ってる。

> 「巨大な怪獣の死体のあとしまつ」を巡り、正体を明かせない主人公が、元恋人の協力と、彼女の夫による妨害の狭間で葛藤する物語です。

怪獣よりも三角関係がメインとしているなら、何故怪獣を出す必要があるのか？三角関係が主軸なら怪獣なんかいらないと思う。
ジェットマンは三角関係に目を向けられがちだが、これはジェットマンの主軸の一つである「人間的成長」を盛り込む為に三角関係が入れられただけ。
本作の場合は、「怪獣の死骸」か「三角関係」のどちらがメインなのか分からないまま映画が進んでいる。
その結果、どちらに目を向ければいいのか分からないから酷評がいった。

>>557

> 宣伝展開に置いてもこの２点を全面に出していくことでそれぞれのファンの方に向けて、訴求を図ったのですが、（1）の要素がお客様に強く印象に残ったこともあり、公開初日から（1）を期待した方が劇場にお越しいただいたかと思います。

シン・ゴジラを彷彿させるような演出、エヴァンゲリオンもどきのテロップ、本業がアナウンサーの山根基世の起用、不安感を煽るBGMなど、これらの要素が盛り組んだ予告編を観客に観せて誰がコメディ映画だと分かるのか、この神経が理解出来ない。

> 本作は「時効警察」の三木聡監督作品、さらに、タイトルが平仮名で「あとしまつ」と表記していたり、大怪獣＜希望＞が片足を上げてユーモアな死に際になっているあたりから、完全にシリアスな作品ではなくコメディ要素もあることが観客に伝わると考えていましたが、これまた予想以上に伝わりませんでした。

観客が観たいのは、「監督が作った作品」ではなく「作品の中身」であり、三木聡という人物を分かった上で観ろと言うのは傍若無人としか言いようがない。
もしコメディを売りとしてるなら、予告編でコメディを全面に出した作りにすべきだと思う。

タイトルにひらがな使っていたらコメディって、じゃあおくりびとはコメディ映画か？　それこそ時効警察はシリアスなサスペンスドラマじゃないとおかしいだろう。足上げた死体にユーモラスて、死後硬直すら知らないのか？　犬神家状態でもなければあんな死体まだ普通の範疇だわ。

タイトルひらがなでシリアスな映画なんて探そうと思えばいくらでもあるのにね
映画の出来悪いから初日に勘違いさせた客を入れる戦略だったんだろうな

怪獣の死に方なんて確かニワトリが足上げて死ぬことがあるから鳥の祖先の恐竜タイプの怪獣だからこういう風に死ぬんだ！って勝手に勘違いしてしまったわ
まさかギャグで足上げてるなんて

理解されずウケなかったギャグを一々説明するのってダサ過ぎだろ…

ダサイとわかってて説明してるのはネットで叩いてる連中のため、ではなくスポンサーとか上司とかそういう上に言い訳するためなんだろうな
だから「私のやり方は商売で映画作るうえで間違ってないんですー」と言う意図がものすごく滲み出てる

そもそもなんで本業が放送作家で映画監督が初めてだと思われるほどに今まで手掛けた映画が泣かず飛ばずだった
言い方悪いけどセンスのない人が持ち込んだ企画が配給会社二社の合同プロジェクトにまで膨れ上がったんだ？
しかもお寒い社会風刺とつまらない三角関係で「怪獣の死体を処理する」って本筋はブレにブレるし
プロデューサーの二人が責任逃れのために今さら製作サイドを勝手に代弁して動いてるけど
そもそも途中で作り直す指示出せるタイミング絶対あったでしょ…？

検索して記事が出たんだけどコロナで一年ぐらい撮影ストップしてたんだって
ここからは憶測になるんだけどコロナのせいで作り直しも出来ずに公開に踏み切って炎上した感じかと
ただそれでもこの監督になぜ特撮を撮らせたのかは分からんけど

ﾐｷｻﾄｼﾀﾞｶﾗｰに問いたい。芝山努を知っているかと。時効警察より遥かに有名でジブリに匹敵する国民的なアニメ「ドラえもん」シリーズを多く手がけた名監督だが、オタク界隈では知名度も作家性もいまひとつ広まっていない。名作は多いのに。
理由は簡単。誰も普通そこまで徹底的に調べないから。「ドラえもん」というブランドを注視するから。
「大怪獣のあとしまつ」というタイトルて「怪獣」のブランドを注視しない人がいるだろうか。監督よりまずはそっちに意識が向かう。

サブカルチャーのトップに君臨する作品ですらこうなのだ。ましてや三木聡なんてオタク界隈では知名度もド底辺もいいところ。ﾐｷｻﾄｼﾀﾞｶﾗｰは自分達がマイノリティなのを全然自覚してない。

>>565
やむにやまれぬ事情あってのこの出来っていうのもあるんだろうけどプロなら完成したモノがすべてだからなぁ･･･

外の事情で時間なくなったうわぁーんの言い訳が効くのは明らかに取ってつけた感のある展開の時や明らかに何か欠落してるけど何をしたかったかはわかる展開の時であってうだうだ余計なことしかしてない本作は口が裂けても言えない言い訳だし
なんとか頑張ったけど力及ばす申し訳ありませんではなく俺はこう作ったもーんなんて言われたら仕方ないねどころかケツの穴ぐちゅぐちゅされても文句は言えへんで

>>565
インタビューで特撮を蔑むような発言をする人間を監督にする時点で正気の沙汰ではないよな。
こういうのって、庵野秀明、坂本浩一、田口清隆のような特撮を愛する人間に監督をやらせるべきだよね。
社会現象を巻き起こしたシン・ゴジラだって大の特撮ファンである庵野秀明が監督を担当したのが大きかったし。

>>566
そうだよな。
俺特撮ファンだけど、三木聡という名前を知ったのは本作が初めてだし、「監督の作風を知ってから観ろ」というのは無理難題としか言いようがない。

庵野も巨神兵の時の発言で特撮ファンから顰蹙買ってたりしたけどね
まぁそんなウダウダやったわけでもないし、結果は出してるからな