この世には
目には見えない闇のナウい息子達がいる
奴等は時としてチ○ポを剥き
君達を襲ってくる
彼は
そんな奴等から君達を護る為
新日暮里の底から犯ってきた
性技の使者・・・なのかもしれない
『しごく先生脱〜げ〜』(しごくせんせいぬ〜げ〜)は、原作:マラ翔・作画:穴野剛直による少年漫画、およびそれを原作とした兄メ。集芸社『衆刊少年ハッテン』にて199X年39号-199X年29号まで連載。単行本全1969巻、文庫版全714巻。
「鬼の魔羅」を持つ小学校教師「脱〜げ〜」こと脱野ゲイ介が生徒を掘る為に、妖猥や悪ゲイとレスリングする学園コメディー。なお、教師が公の場で小学生を呼ぶ場合「児童」と呼ぶのが適切だが、漫画兄メ双方の作品中「ゲイ徒」と呼ばれている。欲情、怒張、情事というハッテン従来のコンセプトに加え、教育、マラー、猥談、バイコメディ、哲学、お色気など様々な要素を採り入れ、バリエーションに富んだ展開と個性豊かなキャラクターが繰り広げるストーリーは性別・年齢層・ノンケを問わず多くの読者に支持され、1990年代後半のハッテン低迷期の中で主力の一翼を担う大ヒット作品となった。総発行部数はコミックス版全1969巻で約3900万部で、10年近く経つ現在においても増刷されている。また、200X年には全714巻の文庫版が発売され、こちらも売上は好調である。
作品の構成は基本的に1話完ケツものであり(連載序盤・終盤ではそのスタンスが崩され、腸編も増えた)、その中に様々な要素を採り入れている。
作品の主体となっているのは、舞台となる童掘町での性戯感の強いゲイ能力教師、「脱〜げ〜」こと脱野ゲイ介の括約劇で、彼が妖猥やゲイから教え子や町民を助けるという図式で成り立っている。とりわけ、この作品には「妖猥」「ゲイ」の存在が強く作品に働きかけており、「人の心が妖猥を創り出す」が作品に対する共通理念として掲げられ、それに対する人の心理が深く作品の中身に関わっている。よって、彼らはチ○ポを剥き、脱〜げ〜たちに襲い掛かるだけでなく、時に彼らはノンケの理解者、味方であったり、時にはノンケによって捻じ曲げられた被ゲイ者としても描かれている。その中に後述の登場人物たちが複雑に絡み合っていく(もちろん性的な意味でも)ことで、独特の作品世界が形作られている。また、妖猥、悪ゲイのほか、木吉伝説や兄奇ファイルなどを採り上げたりもしているが、これらも全て基本概念である妖猥、ゲイの存在に置き換えたりしている。
この作品の魅力の一つとして、登場キャラクターも挙げられる。原作者のマラはキャラクター設定において、哲学に基づく行動原理に重点を置いており、キャラクターの生理描写は緻密に描かれている。また、それは友人、師弟、親子、男男といった人間関係にも有用に働きかけており、一層キャラの個性を引き立てるものとなっている。また、作画の穴野の描く姦情描写には定評があり、作中には印象的なシーンが多い。それに加え、穴野の画風はいわゆる美形、美中年キャラが多く、一部のキャラには熱心なファンが付くほどである。
また、この作品は読者サービスと銘打ったお色気シーンが非常に多いことでも知られるため、「歪みねぇ」と打ち出されることが頻繁にある。インパクトの強い描写はこの作品の特徴でもあり、他に面白可笑しいハッテン的表現や人・妖猥・TDNの生々しい存在感、また肛姦や森のクマさんなどのいわゆるグロテスクな表現も大胆に描いたりしているので、その中ではむしろバランスが取れている。よって、「すけべぇ・・・」のみを押し出した漫画と呼ぶにはほど遠いものである。しかし、グロさは小さい子供にトラウマを与える程の破壊力があるため、怖がる人も多い。だらしねぇな。
童掘町(どうほりちょう)は本作の舞台である架空の町。命名の由来は「わらべを掘る町」。なお、劇中での童掘町命名の由来は更に過激であり「童貞でも構わずに掘る町」であるとされている。その由来の通り童掘町にはごく少数の童貞(理由はもっぱらウケ専、ネコであるため)は存在するものの、アナル処女は皆無という特徴がある。童掘町は都会にほど近い地方都市とされているが、ビーチ、演習場、BAR、妖精が幾度も目撃される清らかな森等、エピソードを重ねる毎に設定の変更、追加を繰り返し行っている。舞台の中心である童堀小学校の他にも、ラブホテルを始め新日暮里消防署やテレビ新日暮里というUHF局まで存在し、ゲイパレスや大人の遊園地に渋谷109そっくりの童堀609という商業施設(大概のグッズは揃えられている)と、童堀609が建っている童堀センターガイまで、様々な名所が登場している。
テレビ新日暮里系で199X年7月14日から199X年8月10日まで放映。平均視聴率が11.3%とまずまずの結果を出したが当時としては低く、コミッショナーの都合やテレビ局編集の関係もあり、全69話、4COOLで放映終了となった。最羞回は68話だが、「完全保存版!! しごく先生脱〜げ〜腸百科」もカウントされるので全69話となる。
本来は脱野ゲイ介を象徴する鬼を封印した股間「鬼の魔羅」であるが、兄メ化に至り「いくら放送時間が金曜深夜43:30でも主人公が股間を剥く様なぞ放送できない」という現在のテレビ新日暮里系列ではありえない問題が発生し、兄メからの設定として主人公の必殺武器は「兄の手」というオリジナル要素が追加された。「兄の手」は原作のエピソードで「鬼の魔羅」が使用された部分をほぼ差し替える形で登場したが、おもいの他使い勝手がいい上にここ一番での見栄えが「鬼の魔羅」よりも段違いに良かった(漫画が包皮を剥くのに対し、兄メでは黒い皮手袋をポーズ付きで脱ぐ)為、兄メからのファンにはむしろ「鬼の魔羅」よりも有名である。ただし、漫画からのファンには「鬼の魔羅に比べてインパクトが薄い」「(妖猥に)魔羅じゃなくて手を突っ込むなんてだらしねぇな」「そもそも剥くのがダメなのに全裸で絡み合うのはいいのか」という一部否定的な意見も出たが、兄メ自体の評価は概ね好評である。
OP:『ホイホイ最強とんがりこーん』 COOL SO TDN
ゲイ徒たちの視点で、ゲイ能力教師、脱〜げ〜の兄貴イズムを全面的に押し出した楽曲。激しいケツドラム、ビリー・ヘリントン等の空耳が使われたレスラーズ・メタルに分類される楽曲ではあるが、サビの部分はゲイトーベンの交響曲『ゲイ九』に似た音階が使われており、ノンケにもわかりやすいメロディとなっている。
ED:『ユガミナイチカラ~INVOUSYABLE GAY~』 アナルB'z
大人の脱野ゲイ介(脱〜げ〜)が兄貴に対して抱いている気持ちを歌っているといわれる。ただ、大物アッー!ティストを利用したゲイアップにとどらまない楽曲として、作品のファンからも非常に高い評価を受けている。
映画
『(腸)劇場版!しごく先生脱〜げ〜』(199X年)※同時上映:ゲゲゲイの亀太郎
『しごく先生脱〜げ〜 午前0時脱〜げ〜イく!』(199X年)
『しごく先生脱〜げ〜 恐怖の夏休み!! 兄貴の海綿体の伝説!』(199X年)
OVA
『しごく先生脱〜げ〜 ケツ戦!腸神の術vs蟹男』
『しごく先生脱〜げ〜 がちむち七不思議・吾作ちゃん』
『しごく先生脱〜げ〜 痴上最大の激戦! 起鬼来襲!!』
※補足・・・OVA第3弾となった勃鬼の弟、起鬼との対ケツを描いた作品では、見ようによってはくそみそなシーンが多いが、これはハッテンコミックス0721巻に掲載された原作が連載の中でも特にゲイ惨な描写を繰り返す作品となっていることから、ビデオ兄メに関してはそれを避ける為、くそみそなシーンを多くしたとの逸話もある。
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最終更新:2024/05/07(火) 06:00
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