サカイ・ミナトとは、「ガンダムビルドファイターズトライ」の登場人物。
主人公の一人であるコウサカ・ユウマのライバルである。
関西を代表するガンプラビルダー。こてこての大阪弁使い。
ガンプラ心形流に属する男であるが、前作に登場した同門生のヤサカ・マオと違って戦うよりも作る方に拘りがあり、母校の天大寺学園でも同校のガンプラバトル部の勧誘をことごとく蹴っていたらしい。
同じくビルダーとして高い能力を秘めているユウマに激しいライバル意識を持っており、互いにライバルとして意識している。一方で、あくまでユウマとはビルダーとして張り合いたいと考えていたため、彼がファイターに転向したと知った際にはかなり反発していた。
初登場は、自作のクイン・マンサの見本ガンプラを、Gミューズ内の喫茶店に届けるシーン。
ここで店主が、「当初依頼したユウマが工期半ばでキャンセル」したため、サカイにお鉢が回ってきた事を洩らした事で、それまでの人の好い笑顔から一転。クライアントの前にもかかわらず「気分悪いわぁ」と呟くなど、ユウマに対する強い敵愾心を印象付けた。
そんな帰り道、セカイのガンプラバトルを目撃する。
彼のバトル(簡単に言えば初心者とはいえ小学生相手に俺TUEEEEして舞い上がり、ガンプラの戦い方に不釣り合いに次元覇王流をガンプラに押し付けるような戦い方)が気に入らなかった為、その場で代金を払わず素組みしたSDガンダム「荒鬼頑駄無」でセカイを完膚なきまでに叩きのめし世界の広さを、そしてガンプラファイトの真髄を見せつけた。
ちなみにこの戦いの後、己の未熟さを認めたセカイは、鍛錬の末「カンプラの構造を理解した上での次元覇王流」と言うファイターとして一つ上のステージに昇る事になるのだが、それはまた別のお話……
宮里学院のガンプラバトル部“Gマスター”のリーダー、スドウ・シュンスケとは旧知の仲であり、彼の依頼でデルタガンダムのガンプラを改造した“百万式(メガしき)”を制作して彼に与えたが、その百万式はユウマの所属する“トライファイターズ”に破れる。
その後もファイターとして邁進するユウマへの対抗心を抑えきれず信念を曲げて天大寺学園のガンプラ部に土下座してまで入部。
元々在籍していた3人はこれが卒業前最後の大会であり、より長く3人で同じ時間を過ごしたいという願いのもとで全国大会進出を条件にパイロットの席をプライドを捨てて空けてくれた。それへの感謝と引き受けた信念を胸に今度はZZを改造した“ガンダムトライオン3”を制作、チーム「ビルドバスターズ」として全国大会でユウマとの決着を目指す。
そして全国大会では順調に勝利を重ねていき、準決勝にて遂にトライファイターズと交戦。バトルではガンダムトライオン3の圧倒的な火力と武装を持って瞬く間にトライバーニングとスターウイニングを大破させ、ユウマのライトニングBFすらも半壊同然に追い込んだ。この時点でミナトは3対1の判定勝ちを狙うつもりだったが、チームメイトに諭されて自身の悲願であるユウマとの決着を着けるべく一騎打ちを敢行。お互い中破同然になりながらも戦いを続けてライトニングをあと一歩まで追い詰めるも、最後にはライトニングの怒涛の連続攻撃を受けて敗退した。
その後、チームメイトとともに大阪に帰ろうとした所、今度はユウマに全国大会から数週間後に行われるビルダー専門の大会“メイジン杯”で勝負しようと持ちかけられ、次はそこでユウマとの戦いに臨む事を決意するのであった。
そして来るメイジン杯ではホシノ・フミナをモチーフに制作した“すーぱーふみな”でエントリーするも、肖像権の問題を指摘されてユウマのライトニングZガンダムに敗れる。それでもこの結果に納得行かないとカワグチに詰め寄った所、彼からガンプラバトルで決着を付けろと言われ、今度はすーぱーふみなでライトニングZとのバトルに挑んだが、その戦いはセカイやフミナ、さらに会場に来ていた全てのファイターの乱入によりお流れとなった。
彼が劇中で使用するガンプラ。打倒トライファイターズを胸にミナトの持てる技術の全てを注ぎ込んで完成させたガンプラで、割りと渋い作りだった百万式とは対照的なド派手かつケレン味にあふれたデザインとギミックが特徴。
その奔放ぶりは会場に居た全員どころか「ガンプラは自由である」と標榜する3代目メイジンですら一瞬言葉を失うほどのインパクトを放っている(劇中を見る限りすんなり受け入れていたのは子供を除けばスガとセカイくらい)。
基本ベースはΖΖガンダムを基にコアファイター、コアベース、コアトップをそれぞれ、
これら3機の動物型メカに改造し、それらが合体して1機のガンダムに変形する仕組みとなっており、“最強機動トライオン3”と称される。タイトルロゴもプラフスキー粒子が作ってくれた。
どうして胸に獅子の顔があるのだ!? → それは、カッコいいからだ!
なお、デザイナーである関西リョウジ氏によるとこの頭部は正確にはライガー(ライオンとトラの間の子)であるとのこと。
後述の武装名にもそれが表れており、劇中でもミナト本人がライガーと叫んでいる。
合体後のサイズ自体はHGスケールであり、コウサカ・ユウマ曰く「小型に複雑な変形を詰め込んで機体強度が犠牲になっている」という推察だが、全国レベルの一般的な火器を正面から受けて跳弾せしめる耐久度を持つ。
火力は凄まじく、大阪地区予選決勝ではステージの山をブチ抜き、アプサラスさながらの超火力を見せている。
豊富な固定武装を持ち、このあたりも往年のスーパーロボットを彷彿とさせる。
ちなみに合体直前に浮き上がるエンブレムのようなものは一種のバリアであり、合体時における敵の攻撃を防ぐ。
なお、デザインの基になったのはガンダムトライエイジオリジナル機体として登場したΖΖガンダムの改修機である“ガンダムトライゼータ”で、トライオン3もそのトライゼータをデザインした大河原邦男が手がけている。
そして初合体時の合体バンクシーンの作画を担当したのはやっぱり大張正己だったり。
このようにリアルロボットの先駆と称されるガンダム世界においてスーパーロボットを体現するロマン派ガンプラであり、エルドランシリーズや勇者シリーズのロボをサンライズが本気でセルフパロディしてきたといえよう。事実として勇者ロボ世代の視聴者の心をバッチリ射抜いたのは間違いない。
彼がメイジン杯に出場した際に作成したMS少女。
外見はフミナにパワードジムカーディガンのパーツを装備したものとなっており、
フミナの魅惑的なボディラインに加えてパワードジムカーディガンのゴテゴテ装備をうまくマッチさせたある意味ミナトの最高傑作。
しかし、フミナ本人に許可を取っていないという理由で優勝はライトニングゼータガンダムに持って行かれた。
ボディ素材は女性の体を再現すべく柔らかめに作られており、毛髪パーツもこだわり、極めつけには表情がコロコロ変わる新素材。
ウェストはフミナよりもちょっと細めにできているらしい。
そしてデザインはやっぱり島田フミカネだったりする。
戦闘能力はかなり高く、ライトニングゼータガンダムの高出力ビームをあっさり弾くシールドビットを装備している。
ちなみに洋服に見えるアーマーはダメージを受けるとキャストオフ(剥離)する事で
本体に伝えない仕組みだがミナトのバトル技術の高さ故キャストオフした姿は誰も見たことがないため
そのギミックの存在を疑う声もある。ユウマはその女ァライフルで撃てよ!
実際に商品化されたプラモデルは腰部装甲(エプロン+スカート)は腹部に被せるタイプのため
付けずに組み立てられるようになっておりキャストオフが一部可能である。
掲示板
394 ななしのよっしん
2024/05/17(金) 17:30:59 ID: vjz5+8BaNC
ガンプラの枠を超えて超合金魂になるトライオン3
色んな意味で爪痕残してるな
395 ななしのよっしん
2025/01/21(火) 12:46:20 ID: LZ9yiDEvyp
サカイがカスなせいで作品の癌になってるけど機体だけはほんと良い
396 ななしのよっしん
2025/05/29(木) 17:45:52 ID: cNTiBJ9Pw/
>>388
なんかキャラが一貫してなかった感が否めない
その点外伝では変に刺々しいとこがなくなっていいキャラしてた
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/16(火) 11:00
最終更新:2025/12/16(火) 11:00
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