ナイトガンダム物語シリーズ

ナイトガンダム物語シリーズ

• ファミコンソフトとして発売されたもの
  • SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語
  • SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語2 光の騎士
  • SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語3 伝説の騎士団
• スーパーファミコンソフトとして発売されたもの
  • SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産
  • SDガンダム外伝2 円卓の騎士
• ゲームボーイソフトとして発売されたもの
  • SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ

SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語

1990年8月11日発売。

カードダス版でいうところの「ラクロアの勇者」「伝説の巨人」編をRPG化している。

移動や戦闘はドラクエに近いが、バックアタックを食らうと隊列が逆になったり、オートバトルも搭載されている。

ゲームバランスは悪くない。

ロードしてプレイを再開すると今までのあらすじが見れるというのはなかなか斬新。

町の道具屋でカードダスを買うことができ、ゲーム内のキャラとカードダスバトルが可能で倒すと経験値やお金も手に入る。中盤カードダスバトル道場というのがあり、そこで遊んでいるだけでLvアップができる。

僧侶ガンタンクが終盤覚えられる「リバイブ」という死者復活の魔法は生きているキャラにかけるとなぜか「HP、MPが全回復」という驚きの仕様になっており、しかも本人にも使える。まさにタンクである。

無限にEXPの増えるアイテム「ひょうほうのしょ」を増殖させる裏技もある。

SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語2 光の騎士

1991年10月12日発売。

カードダス「アルガス騎士団」「光の騎士」のRPG化だが、オリジナルキャラの章が追加されている。

システムの変更としてはキャラの移動速度上昇、メニュー画面が別画面に、最大6人でのPTなど。

新システムとして「力・技・魔法の3すくみ」があり、これは「力には技、技には魔法、魔法には力（が有効）」という関係になっている。物語中盤から「しらべる」というコマンドで確認できる。

しらべるコマンドでは「力＝赤、技＝青、魔法＝黄色」に発色するが、敵の中には「オレンジ＝力＋魔法、紫＝力＋技」など複数の属性を持つものもいる。

物語は全6章。1～3章までは各隊の個別行動、4章で合流。5章のオリジナルを経て終章に進む。

カードダスバトルも健在だが、勝っても相手のカードが手に入るだけで経験値やお金は手に入らない。

SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語3 伝説の騎士団

1992年10月23日発売。

カードダスの「円卓の騎士編（ヴァトラスの剣、流星騎士団、キングガンダム、円卓の騎士）」のゲーム化。

システムの変更点は

• 武器、防具装備の撤廃（最初からの武器、防具を鍛えていく、というシステムに変更）
• MP（技を使うのに必要）の仕様変更。普通のRPGと違い、0になると「きぜつ」という状態になり操作不能になる。

など。カードダスバトルは完全にオマケの域。

13人もの主要キャラ（操作できるのは12人だが）がいるため、中盤からは2パーティーに分かれる。

余談だが、ゼダンの要塞を原作のPTで組んで進むと片側の難易度が跳ね上がる。お試しあれ。

SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産

1991年12月21日発売。

カードダスの「ラクロアの勇者・伝説の巨人・アルガス騎士団・光の騎士」のゲーム化。

システムとしては

• パーティの入れ替え復活。しかしながら最終MAPはナイトガンダム・アレックス・ゼータ・ダブルゼータ・ニューの5人でないと導きのハープを使用することができない。それ以外はほぼ自由。武闘家ネモ無双。
• カードダスが戦闘補助として使用可能。そのかわり道具アイテムなどは戦闘で使えない関係で省かれている。使用するためにはコールの書が必要。

SFC初期に発売され、ファミコンの高難易度がところどころに見られる。伝説の巨人サイコゴーレムは弱体化したところで鬼神の強さを発揮する。またキャラクターごとに特殊コマンドを追加。職業という概念はないものの、キャラクターごとに特性を持たせることに成功している。

最終MAPはナイトガンダムのかわりにスペリオルドラゴンでも可。最終戦で全滅するとスペリオルのまま地上に帰れます。スペリオルドラゴンに変身後、階段を下りる前にループの魔法を使えば全滅しなくても脱出できる。スペリオルドラゴンの装備も持ち帰れたりする。

SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語 大いなる遺産の記事も参照。

SDガンダム外伝2 円卓の騎士

カードダス「ヴァトラスの剣・流星の騎士団・キングガンダム・円卓の騎士」のゲーム化。

ファミコン版との違いとして

• レベルアップは仲間が加入都度にあがる。予想される法則は以下の通り
  • 一般キャラ加入　+1
  • ザビロニアから裏切ってブリティスに加入+1　（黒魔道士クェス・騎士ギャプラン・徳導師ダギイルス）
  • MSで遠距離支援型　+2　（闘士ディテクター　剛戦士Gキャノン）
  • カードダスでの表記がHP1600以上　+3　（銀騎士ビギナ・ギナ　HP9000　騎士クリス　HP1600）
  • 円卓の騎士　+5　（90Jrは3人で一人前のためそれぞれ+2で計+6）
  • バーサルナイト鈴木　+15　（一応ネタキャラのため。裏技使用キャラでもあります）
• 本作の売りである装備制作システムの実装。武器の名前を雷の～や火の～とつけると、同様の効果が武具にあらわれる。お金をかけると序盤でも強力な武具が作成できる。バランスブレイカーとして最強の剣と盾とつけると最初から攻防最強にすることもできる。
• 仲間入れ替えシステムの継承。しかしながら円卓の騎士が揃っていないと～など主要キャラがいることが条件になることが多いため、いちいち入れ替えることは滅多にない。またストーリーの大きな転換期（ヴァトラスの剣→流星の騎士団へ移動など）には主要円卓の騎士以外は一旦外れ、キングガンダム編をクリアしブリティス城で編成できるまで仲間に戻すことはできない。レベルアップシステムのためか非常に仲間になるキャラが豊富。ダギ＝イルスなど仲間になると色がかわるなど芸も細かい。
• MPの廃止。特技・魔法に関してはHPを消費して使う。

聖騎兵編以降が発売されなかったためナイトガンダム物語の最後の作品である。
一応携帯用のアプリ版ではあるが、円卓の騎士の続編である聖機兵物語が2010年に配信された。

SDガンダム外伝2 円卓の騎士も参照。

SDガンダム外伝 ラクロアンヒーローズ

カードダス「ラクロアの勇者・伝説の巨人」のゲーム化。一部キャラとしてアルガス騎士団・武者ガンダムが登場。

• 序盤はワープゲートを通ってシナリオを進めるもよし、無視して強力な宝箱を求めてひたすらゾンビ行進するもよし。非常に自由度が高い。余談として筆者はワープ5の妖精の村で装備をかきあつめてレベル上げしました。

ワープゾーンを制覇し、天馬ペガサスを手に入れてからが本編開始。

FC・SFCと違い、サタンガンダムを倒すという目的以外は全てオリジナルストーリーである。

当時のRPGとしては画期的なBダッシュが実装されてます。

関連動画

関連項目

• SDガンダム
• SDガンダム（ゲーム）
• SDガンダム外伝
• ナイトガンダム
• アルガス騎士団
• 円卓の騎士（SDガンダム外伝）
• ニコニコ外発○○シリーズの一覧