パリアプリアとは、ゲーム「モンスターハンター」に出てくるモンスター、漢字表記は「呑竜(どんりゅう)」。
そこから「ドンちゃん」の愛称で親しまれている。
名前の由来はパリアカカ(インカ神話の水の創造神)と、クメール語で王を意味するプリアからか。
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「モンスターハンターフロンティア シーズン5.0 ”新たなる挑戦、パローネ”」(2009/4/8)で追加されたモンスター。
飛竜種ではあるが、ティガレックスやアカムトルム同様翼が退化しており飛ぶのは苦手。
前から峡谷にてその存在が確認されていたが、価値は無いと判断されて狩猟の対象にはならなかった(実際、パリアプリアの素材はどれを売っても1つ100zにしかならない)。
だが嘔吐物、いわゆるゲロから貴重な素材が入手できることが分かり、パリアプリアに素材をはかせることがメイン(注:パリアプリア自身の素材も、各種水属性武器の材料となる)で狩猟が行われることになった。
剛種はたいしたものを吐かないので、ただ倒すだけが目当てのモンスター・・・だったのは過去の話。
フォワード.3からはレア素材として「飛竜種の宝玉」を吐き出すようになった。そのために今まで皆無だった剛種クエストでの嘔吐物採取目的のパーティが出現するようになった。
しかしながら時は流れMHF-G9.1においてG級以外の武具作成が緩和された影響で本体の剥ぎ取りから宝玉が出るようになった。
MHF-G2(2013/7/10)でG級対応。難易度は★5。
ステータス面でも剛種よりはかなりパワーアップしている。
突進の速度が最初から最速になっており、突進中に特大ダメージ+泥酔のゲロを撒く。
通常個体の宿命なのか近接は罰ゲームに近い。
また攻撃力が高くHCでは更に強化される。
食欲旺盛、かつ悪食極まりなく、地面をえぐりながら肉を食うというババコンガも驚く方法で捕食をする。エリア突入時には、ハンターそっちのけで肉を食っている姿が見られる。
ババコンガでも罠肉の毒(毒・麻痺・睡眠)は解毒できず状態異常に陥るのだが、パリアプリアはこれらの肉を食べても状態異常にならない。それどころか、ハンターの攻撃による状態異常もスタンと爆破以外一切効かない。毒性を分解する能力があるか、もしくは耐性の高い個体が繁殖した結果、今のようになったのかもしれない。
ちなみにその旺盛な食欲を支える胃液は非常に強力。どれ程強力かというと、本体が力尽きるとパリアプリア自身を溶かし始める程。
また体表面に非常に滑り度の高い粘液を纏っており、落とし穴などの効果時間が非常に短いのも特徴。後に告知無しでシーズン9.0でパリアが落とし穴を破壊するようになった。閃光玉や音爆弾も効果がない。
骨格やなど基本的な部分はティガレックスと似通っている。しかし、動きは全体的に鈍重である為、ティガレックスやエスピナスと言った地上戦主体の上位飛竜に慣れる練習相手として最適である。
ただし、後述の吐き出しモードから復帰すると、移動速度が1ランクずつアップする為油断は禁物である。
生息地は峡谷だが、後のクエストで潮島と高地にも出現するようになった。
初期エリアが奥の洞窟である峡谷よりもBC横にいる潮島と高地のほうが人気。
生肉、毒肉、シビレ肉、眠り肉の4種類を法則に従って食べさせればいい。ただし、パリアプリアは地面を顎で削りながら進むときに、進行ルート上においてある肉を食べるため、そのルート上に肉を置く必要がある。
食べさせるべき肉は、ヨダレの色で判断する。白=生肉、紫=毒肉、黄色=シビレ肉、青=眠り肉、となる。違う色の肉を食べさせると怒って暴れる(怒りモード移行ではない)ので注意。一定量食べさせると、大きなゲップをした後、動作が極端に遅くなる。このときにある程度攻撃を与えて、一度ひるませれば準備完了である。何度かえずいた後、咆哮とともに吐き出しモードに入る。
吐き出すゲロは、食べさせた肉がヨダレの色と一致していた回数が多いほど、吐き出される回数が多くなり、かつ、ゲロから採取できるアイテムのレア度も上がる。レア度は、吐き出されたゲロの色で判別でき、白→緑→紫→青の順でレア度が高くなる。上手く食べさせれば、青色×8回、ということも可能。
ちなみに吐かせた回数に応じて報酬が出る。
ゲロに当たると酔っ払い+悪臭状態になるので、注意。消臭玉でまとめて治療可能である。
また、体力は上位剛種共に低いので、吐かせる前からあんまり殴りすぎると死んじゃうので注意。
通常個体は近接だと戦いづらい相手であったが、特異個体はだらだらと突進しなくなったため行動にメリハリがつき、近接でもかなり戦いやすくなっている。
しかしながら、相変わらず一番有利なのはガンナー(特に弓)であり斬は肉質上辛い。
また、肉を食べさせずにいてもハンターを吸い寄せてからゲロをぶつけるエンガチョ攻撃が追加されている。威力はそこまで高くないが、酔っ払い&悪臭状態になってしまうのは変わらずなので、回避に自身がなければ必ず消臭玉を持ち込もう。
武器魂序、中、極がドスファンゴの連戦によって稼がれていたのは有名だがそれだけでは秘伝防具に必要な天魂が足りない。
HC剛種どんちゃんは「体力少ない」「攻撃痛くない」「指定募集じゃなくても1~2ラスタ」「指定なら1分数秒」等々の理由から、優先依頼実装まで武器魂天集めのため狩られに狩られていた。あまりの弱さに「本当にHC剛種なのか?」と思われてしまうこともしばしば。
HC剛種になってもドンちゃんは優しさでできており真の敵はガブラスとブルックであった。
・・・おや?ドンちゃんの様子が・・・
フォワード.5より追加されたコンテンツ、「剛種」の特異個体のさらに上のランク『覇種』のモンスター紹介に何とパリアプリアの姿が。
つぶらな瞳はもはや見る影もなく血走り、顔と腕を血に濡らしたその姿をプレビューサイトで見たプレイヤーは
『T-ウイルスに感染した』『ダークソウル版ドンちゃん』と評した。
実際に運営側もテーマはホラーだのカプコンっぽいモンスターだのと言っているので某有名ゾンビシューティングを意識したものと思われる。
クエストは「狂喰無尽」。もはやドンちゃんなどという愛称は相応しくないということで、どこぞのハンターのように"ドンさん"と呼ばれることもある。
戦闘の舞台は潮島の洞窟第2層。紅白の装束に身をまとったハンターがエリアINしたときにみた光景は・・・・・・なんとパリアプリアと共に秘伝防具の礎とされ狩られてきたドスファンゴの変死体が散乱する奈落の縦穴であった。
覇種パリアプリアが何かに取り付かれたかのように変死体を貪っている血生臭い光景は見るものを恐怖に震え上がらせた。戦闘中は覇種パリアプリアの性質を的確に表現してる「地獄の釜底」というBGMが流れる。ザムザ涙目。
覇種パリアプリアは長い時を生きた個体であり飢餓感に苛まれている。
そのため、生物無機物問わず目についた全てを喰らおうとするイビルジョーも真っ青なまさしく"モンスター"となっている。
禍々しい見た目通り、戦闘能力は覇種の中でもきわめて高い。突進のスピードが最初から最速になっているのはまだ序の口。エリア全体を吸引して全域を攻撃するゲロを吐き出したり、胃液ビームを発射したりと物理的ダメージと精神的ダメージの両方与える攻撃も持つ。
しかしながら、ただ火力が高いだけの手抜きモンスターではないのがフロンティアクオリティ。ゲロを体にまとわり付かせてバリアをまとうことで圧倒的な防御力を得るというかなり厄介な特性を持っているのだ。このバリアはダメージを35%カットし、ガンナーの弾はそれに20%プラスされるため、なんと55%もダメージをカットされてしまう。瀕死になるとまとう赤バリアは45%カット、ガンナーはそれに20%カットされ65%のダメージがカットされる。どうみても大銃仙対策です。本当にありがとうございました。
・・・と思いきや、なんと上記の情報はすべてガセであったことが再調査で判明した。
2012年に登場してからG1中期(2013年)の約1年にわたり、情報から数値から何から何まで疑われなかったことが、
いかに堅牢でタフなヤツだったかが伺われる。そしてその情報を発見したハンターの皆様、お疲れ様でした。
そのうえHPは30000、怯み耐性値上昇仕様(G級の標準仕様)という超絶的なタフネスなモンスターであり生半可な装備で挑むとタイムオーバーで逃げられてしまう。ココまで異常なまでの攻撃力と防御力のバランスを持つモンスターは歴代モンスターハンターの中でも他に類を見なかった。他のシリーズはともかく現在のMHFにはそういった強敵が数多く犇めいているが、その元祖とも言えるかもしれない。
裏を返せば、上記のトンデモ情報に誰も疑問を抱かなかったという事実こそが覇種パリアプリアの実力の証左でもある。それほどまでにハンター達に衝撃と恐怖を与えたのだ。
もちろん覇種の例に漏れず即死技は持っているが数は少なく、直接的に根性などを貫通するコンボはない。
しかしながらコイツの場合、狭いエリアで動き回り落石や砂利に加えて悪臭や麻痺、毒、睡眠などの状態異常にして死体の山を積み上げる。当時SPの関係上、状態異常無効スキルが付けにくい秘伝の弱点を的確についていたのである。
ちなみに覇種モンスター素材を使用して作られる『覇種武具』が新しく追加されたが、覇種パリアプリアの素材を使用する双剣「ドドンガ・リッパー」の性能がすごい事になっていた。攻撃力378、水属性560、スロット3、防御+62と数値だけ見ても高性能ぶりが伝わってくるが、驚くべきはその斬れ味ゲージ。何と最高ゲージの8割程ある斬れ味ゲージが白一色である。しかも匠による斬れ味レベル+1の効果無しで。さらに「覇種武器」は限定条件付きであるがその条件を満たせばゲージの色のランクを一段階上げる事ができる。つまりこの武器でその条件を満たせばゲージは紫一色である。
なお覇種モンスターの成功率が公式サイトで公表されているが、こいつは66%という全ての覇種の中でも一番低い記録となった。ここまで成功率が低くなったのは、圧倒的火力のほかに状態異常やバリアといったトリッキーな技を持っていたことと、MHFモンスター最弱といわれていた通常パリアとのギャップの変化が大きな理由だろう。
MHF-G9.1(2016/2/10)にて無双襲撃戦という高難易度イベントに登場した個体。
覇種がベースとなっている。
ステータスや肉質や一部の技が変わっているほか追加技は以下の通り。
被弾すればあらゆる保護要素を貫かれるが、しっかりと動きを見ることで回避可能であり水ブレスはスタミナ対策をすればガード可能など理不尽な要素は無くかなり好評を博した。
掲示板
73 ななしのよっしん
2014/08/06(水) 14:52:58 ID: mliZ2+lCcx
>>70はなんかバリアプリアを苦しめる方向に持って行きたいみたいだけど単純にこいつの場合自分の胃のキャパシティに合わない悪食っぷりってだけだと思うよ。胃酸が強力なのはその悪食に耐えるように進化した結果じゃないかな。
逆に胃が強かった結果悪食になったのかもしれない。
何れにせよ生物ってのはより強くより良くなるために進化するんだから、多くの場合において>>70の解釈みたいなのは起こりえないと思う。
74 ななしのよっしん
2014/11/16(日) 14:26:01 ID: OMdfL0rDc9
75 ななしのよっしん
2015/04/29(水) 11:48:18 ID: oFqB/ftn14
ゲロを四発連続で喰らって乙った
覇種以外弱いんだろ?と思ってた自分がアホだった
急上昇ワード改
最終更新:2024/06/02(日) 12:00
最終更新:2024/06/02(日) 12:00
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