フィニアスとファーブ(原題:Phineas and Ferb)とは、米ディズニー・チャンネル制作・放送のオリジナルアニメである。一話完結型のミュージカルコメディ。
アメリカでは2007年8月17日、日本では2008年2月1日より放送開始。その後2015年6月に最終回となる「夏休み最後の日」が初放送された。新規エピソードが放送される際はディズニー・チャンネルで特別企画が行われることが多い。DCオリジナル作品で最も人気のある作品の一つ。
日本ではディズニー・チャンネル、Dlifeで放送中のほか、YouTubeやニコニコ動画の公式チャンネルでも一部視聴可能。ディズニーデラックスでは全話が配信中。
長~い夏休みを精一杯楽しむため、小学生の兄弟フィニアスとファーブが様々な発明や冒険に挑戦する。例えば……
しかし、二人の姉・キャンディスは弟たちの遊びを危険で有害な行為とみなし、ママに告げ口しようと躍起になる。だが──。
主人公はもう一人、いやもう一匹居たのだ。
兄弟のペット、その名はカモノハシのペリーもといエージェントP。何も考えてなさそうな表情は仮の姿。人目を忍んでスパイ組織に所属し、ドゥーフェンシュマーツ博士の陰謀を食い止めるべく、日夜彼と激戦を交わしている。
奇しくも博士の発明品は兄弟の発明品に影響を及ぼし、予期せぬ事態に……。
エピソードは基本的に前編・後編それぞれで話は独立している。たまに30分通してのロングエピソードも存在する。子供向けの作品ではあるが、大人にしか分からないようなパロディを含む小ネタが随所に散りばめられている。
キャンディス等の原語版の声優として、かつてディズニーチャンネルオリジナル作品に出演した俳優が出演している。またドラマ「シェキラ!」で主人公のシーシーを演じたベラ・ソーンや、「THIS IS IT」の監督で知られるケニー・オルテガなど、実在の人物がゲスト出演することもある。
前向きで活発、明るい性格。マイペースで、キャンディスが自分たちの行いを危険視しているのに気づいていないのか、彼女を遊びに誘うこともある。
イギリスから来たフィニアスの義弟(同い年)。明るい緑色の髪を持つ。無表情で無口のため、一話で一回喋るかどうか。フィニアス曰く「行動で示すタイプ」。
二人の姉。鉛筆の首とも評される長い首が特徴。ステイシーという親友がいる。
兄弟をママに告げ口しようと奔走するが、なぜかママが裏庭を確認するころには発明品がきれいさっぱり姿を消してしまっている。
自分が発明に巻き込まれて散々な目に会ったり、トラブルに遭遇したキャンディスのためにフィニアス達が発明したりすることも。ティーンエイジャーらしく悩みも多い。
二人の友達その1。フィニアス一家の向いに住む同い年の女の子。兄弟の発明を手伝い、一緒に楽しんでいる。実はフィニアスに好意を寄せているが、本人に気づく様子はない。ガールスカウト「ファイヤーサイドガールズ」のリーダー。
友達その2。インド人。ガリ勉で頭脳明晰だが、ちょっと心配性なのが玉にきず。ビューフォードとは大の仲良し。
友達その3でガキ大将。大柄な体格で横暴な性格。バルジートには粗暴な態度をとることもあるが、彼のことは大事に思っているようだ。つまり典型的なツンデレ
兄弟のペットのカモノハシであるとともに、平和を守るべく戦いに身を投じる、スパイ組織「O.W.C.A.」の一員。
兄弟が発明に熱中している隙に、ドゥーフェンシュマーツ博士と死闘を繰り広げ、彼の野望を食い止める(食い止めなくても無害なものもあるが)。彼とは敵同士だが、なんだかんだ言って良好な関係を築いている。博士の愛娘の誕生日パーティーの準備を手伝ったり、溺れている博士に浮輪を与えて助けたり、正義感はカモノハシ一倍あるようだ。
O.W.C.A.の規則としてスパイ活動が飼い主にバレると、関係を断たれ別の家に異動させられる為、隠密に行動しなければならない。
ペットでいるときのキュートな姿と、スパイとして活動するときの凛々しい姿勢とのギャップに虜になる視聴者も多く、本作のマスコットキャラ的な存在である。テーマ曲「カモノハシペリー」も劇中で披露されるほど。
中年の男性で、自称・悪の科学者。愛称・ドゥーフ。白衣がトレードマーク。
"ネーター"と名付けた「悪の発明品」を次々に生み出し、「三つの州」の支配を目論んでいる。……と書きたいところだが、幼少期のトラウマの克服や特定の人物──特に自分と違って愛情を注がれて育った弟ロジャー──に対しての復讐など、しょぼいかなり個人的な願望を叶えるために発明することも。
例えば……
※基本的にビームを発射し、当たったものに何らかの効果を与える。 何故か「自滅ボタン」が搭載されているものが多い。
が、毎回ペリーに破壊され、せいぜい兄弟の発明品を消滅させたり、物理的にどこかに追いやったりすることしかできていない。自身もまた自ら生み出したマシンの下敷きになるなど毎度ボコボコにされ敗北を喫しているが、不死身なようで、すぐさま再起。野望を実現するためには努力を惜しまない。
余談だが、原語版の声優は監督のダン・ポベンマイヤーが務めている。
博士の娘でキャンディスと同年代。過保護気味な父親との距離感に悩んでいる。
キャンディス同様、親族(父)の発明を母に告げ口しようとするが(略
キャラの中では結構セクシーな雰囲気を漂わせており、ファーブに恋心を抱かれている。年頃ゆえ父とは距離を置こうとすることもあるがそれなりに尊敬していて、たま~に素直な態度を見せることもある。
左右の眉が繋がっている為博士に「物差し眉」とか「一本眉」とか揶揄されている。少佐の助手で大学生のカールが毛抜きを返さないからである。
巨大モニター越しにエージェントPに指令を下す。が、カールとの漫才を披露する場と化すことも珍しくない。
掲示板
32 ななしのよっしん
2022/02/09(水) 21:53:36 ID: pfnMhwqy0F
33 ななしのよっしん
2023/01/16(月) 19:35:24 ID: WGlGvkGlQf
完結したのに新作40本が作られるという異常事態
どんだけ人気なんだフィニアスとファーブ ディズニーの客寄せなんだろうけど
34 ななしのよっしん
2023/02/10(金) 23:33:52 ID: TOeakQ8i9f
久々にD+で観てるけど、この展開の潔さスゲェって今でも思う。10分弱で、二つの異なるコンセプトの発明品が作られて消える過程を軸に、歌やら博士の回想やらキャンディスの大騒ぎやらをぶち込んでんだから。
シルエットになったって分かる見た目だし、性格がそれぞれ個性がハッキリしてるのもたぶん、多くの人の印象に残る要因だったんだろうなぁ。
マイロ・マーフィーは、騒動の原因がマイロ一人になりがちで話を自由に動かしにくそうだったのと、騒動の結果が発明品じゃなくてガラクタの山とけが人だったのが、フィニファとのギャップを感じてウケなかったのかなー、と。結局フィニファのキャラクター出ちゃってたし、なんなら博士はマイロの家に居候始めてたしね。
面白かったっちゃ面白かったけど、長くは出来なかっただろうなぁ。
ともかく、新エピソード40話と新作が決まったらしいから、楽しみだ。
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/07(日) 07:00
最終更新:2025/12/07(日) 06:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。