ルーントルーパーズ ~自衛隊漂流戦記~とは、異世界の危機を救うべく召喚された自衛隊の奮闘と苦悩を描いた、浜松春日による地球なめんなファンタジー小説である。
元々は筆者が高校時代にWeb連載していた作品「自衛隊漂流戦記」を基に、自作SS投稿サイト「小説家になろう」にてリメイク公開された作品である。その後、アルファポリスにて単行本が出版(挿絵:飯沼俊規→7巻からmatch)され、小説家になろうへの投稿は削除されている。
魔法が実在する異世界に引きずり込まれた陸海自衛隊統合部隊が、ある時は降りかかる火の粉を払い、ある時はジェノサイドの危機に瀕した現地民達を救いながら、元の地球に帰る方法を求め、異世界の覇権国家たるフィルボルグ継承帝国との戦いに赴く。
筆者が元航空自衛官であるだけに、自衛隊側の描写はかなり具体的かつだいたい正確である。また、海上自衛隊の公式な協力を受けており、艦内号令詞や搭載機材等の描写についてもそれなりに精度が高い。
自衛隊漂流モノの小説の中で、本作の自衛隊は恐らく最も先進的な装備を振るう。イージス艦のESSMが飛竜騎士団を薙ぎ払い、ファンタジー最強兵器のひとつである”星落し”すらBMDで撃ち砕く。また、10式戦車がストーンゴーレムに主砲を発射、一撃の下に風穴を開けたり、対人狙撃銃M24が敵指揮官と戦旗を撃ち抜くなど、一度戦端を開けば、かなりやりたい放題である。
かつて、古代有翼人と呼ばれる亜人種が高度な魔法文明によって支配していた異世界。古代有翼人の文明は潰え、世界中にその遺跡が残るものの、ほとんどの魔法技術は失われている。フィルボルグ継承帝国は、古代有翼人の首都であったとされる遺跡の上に帝都を構え、古代有翼人の遺失技術の発掘による技術的優位と、苛烈なまでの侵略と圧政により、7代皇帝エサイアスの治世のうちに大陸の覇権国家に君臨した。
フィルボルグ継承帝国による神聖プロミニア帝国への侵略により、千年帝国とも称された神聖プロミニア帝国は最後の刻を迎えた。陥落の直前、プロミニア宮廷魔術師団は最後の生き残りで召喚の儀式を行う。この儀式によるものか、北朝鮮から弾道ミサイルを購入したアフリカの小国をけん制すべく、国連軍に派遣された陸海自衛隊統合部隊が、太平洋西部から異世界に召喚される。自衛隊派遣部隊の兵力は、イージス艦「DDG-180 いぶき」を旗艦に、ヘリ搭載護衛艦1隻、輸送艦2隻、補給艦1隻、そして10式戦車を筆頭とする陸上自衛隊部隊。彼ら自衛隊派遣部隊が異世界のマリースア南海連合王国に辿り着いたとき、フィルボルグ継承帝国との戦争に巻き込まれる。
ルーントルーパーズに登場した装備は以下の通り。
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個人用装備 |
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艦船 |
以下、適宜更新予定。
ルーントルーパーズに関するニコニコ動画の動画を紹介してください。
掲示板
115 ななしのよっしん
2021/09/10(金) 21:50:09 ID: zEA1eVp+B8
不特定多数が見る匿名掲示板でネタバレでも良いからってのはちょっと…
ただ、ルーントルーパーズって終盤の敵のインフレが大きい印象だな
日本国召喚とかも敵の技術レベルは上がっているが基本は自衛隊無双
116 ななしのよっしん
2022/04/23(土) 18:40:45 ID: 1QpuC4/4gS
書くとこないんでここに書いちゃうけど
「ラストオーダー ひとりぼっちの百年戦争」も面白かった
この人の小説ってやっぱり好きだなー
web小説出身の人なのにweb小説お約束ルールを使わないところが更に好印象
117 ななしのよっしん
2022/04/23(土) 19:16:01 ID: 1QpuC4/4gS
>>115
兵力で無双できるけどメンタル面で大きく出遅れてますよ
敵方はメンタル面でこちらとの兵力差を埋めてるような感じだと思いました
メンタル面…以外にバカにできない
日本及び自衛隊の常識は異世界の非常識
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最終更新:2025/12/13(土) 12:00
最終更新:2025/12/13(土) 12:00
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