下河辺牧場(しもこうべぼくじょう)とは、ルーラーシップに脳を焼かれ続けているキセキ民の親玉北海道沙流郡日高町にある競走馬の生産・育成牧場、および馬主である。
宮内省の御料牧場で獣医をしていた下河辺孫一が1933年に千葉県香取郡(現・成田市)に創業。1966年に日高支場を開業。1975年に成田市の牧場が成田空港建設の影響で香取市に移転。90年代までは北海道と千葉の双方で生産を行っていた。
1995年には日高にも育成牧場を開業。1997年に創業者が死去して長男が後を継ぐと、香取市の牧場を「下河辺トレーニングセンター」に改称して生産機能を日高に集約し現在に至る。
名前から家族経営の中小牧場と誤解されることもあるが、千葉のトレーニングセンターを含めると80人以上の従業員を抱える名門牧場である。そりゃまあノーザンファーム(1000人以上)とか社台ファーム(約380人)とかに比べれば小さいけども。
2001年にムガムチュウがダービーグランプリを勝って生産馬のGⅠ級初勝利を挙げると、2003年にはスティルインラブが牝馬三冠を達成。以降もコンスタントに活躍馬を輩出し続けている。
生産者リーディングでも21世紀に入ってからは毎年ベスト10入り、多くの年でベスト5入りしており、2023年には歴代最高の3位につけた。3位というのはつまり、上にはノーザンFと社台Fしかいないということである。強い。
基本的には生産馬を馬主に売却して利益を出すマーケットブリーダーだが、中央・地方ともに馬主資格を持っており、牝馬を中心に自前で所有して走らせている馬もいる。中央の勝負服は白, 赤袖。
馬主としての主な所有馬には全日本2歳優駿を勝ったグレイスティアラや、桜花賞2着馬でダイワエルシエーロの母・キセキの祖母ロンドンブリッジなどがいる。
ネット上ではX(旧Twitter)やYouTubeの公式チャンネルで積極的に情報を発信しており、生産馬がGⅠなどの大レースで勝利したときのXでのはしゃぎぶりが有名。特に生産馬初の牡馬クラシックホースであるキセキと、その父ルーラーシップには相当に脳を焼かれており、たびたび「ルーラーシップの銅像を建てよう」とか言っている(実際、2024年11月現在でルーラーシップ産駒の国内GⅠ馬は全て下河辺牧場産)。生産されたとねっこや1歳馬の画像や動画も豊富に上がっているので、可愛い馬の画像・動画が見たい人はXをフォローすると良いかもしれない。
太字は記事のある馬。
掲示板
5 ななしのよっしん
2024/11/19(火) 01:55:43 ID: ilVU790ZVC
主な生産馬見ると定期的に良い馬出しててなるほどこれは名門ってなる
普段のTwitter見てるとその和やかさからは名門感が感じられないけど
6 ななしのよっしん
2024/11/19(火) 12:31:44 ID: 4g7TkpaRS5
ノーザン社台が世界規模なだけで国内では最大級規模の名門中の名門
…なんだけどSNSだったりフットワークの軽さから知らない方々からは中小に見られがち
7 ななしのよっしん
2024/11/19(火) 12:34:42 ID: fv8bms1D6I
俺も中小かと思って調べてみたらG1馬何頭も排出してる大手でビビりましたわ
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最終更新:2024/11/30(土) 08:00
最終更新:2024/11/30(土) 08:00
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