「天城型巡洋戦艦のネームシップ、天城です。 元々は赤城とともに空母に改装される予定でしたけど…あの天災で倒れておりました。 げほげほ…はい、見ての通り体があまり丈夫ではありませんが、何卒お気遣いなさらず…」
天城(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、日本海軍の巡洋戦艦「天城」をモチーフとしたキャラクター(KAN-SEN)である。
KAN-SEN名 | |
---|---|
天城 IJN Amagi |
|
基本情報 | |
所属 | 重桜 |
艦種 | 戦艦(巡洋戦艦) |
レアリティ | SSR |
CV | 沢城みゆき |
イラスト | Liduke |
艦歴 | |
国籍 | 大日本帝国 |
出身地 | 神奈川県横須賀市 |
造船所 | 横須賀海軍工廠 |
艦級 | 天城型巡洋戦艦1番艦 |
進水日 | -(未進水) |
就役 | -(未就役) |
最期 | 1923年9月1日(関東大震災) |
備考 | |
物腰が丁寧であり、実際の性格も言動どおりで優しいが、笑い方がどうしても意味深と捉えがちで、普段の頭脳派の振る舞いと相俟って「どう見ても悪役」との評価も…?
2018年12月27日のアップデートにより、イベント「縹映る深緋の残響」のイベント期間限定建造として先行実装された重桜所属の巡洋戦艦。レアリティはSSR。CV:沢城みゆき。
公式の発表タイミングが遅く、メンテナンス直前だったこともあり、加賀(戦艦)の予告である程度その存在が予期されていたとは言え、多くの指揮官が彼女の出現に驚愕することとなった。第二次大戦時の軍艦「天城」といえば、雲龍型空母2番艦の方が取り上げられる事が多く、実際に竣工していたそちらの艦を差し置いて未成艦が実装された形になったため、そちらの意味でも驚きの声が上がった。
ピックアップ建造対象であり、その確率は2%となっている。しかしあっさり出るときは出るが出ないときはとことん出ないのは建造ガチャの宿命。ピックアップ対象外の加賀(戦艦)の方が先に出て限界突破用まで揃ってしまったという指揮官もいることだろう。現に編集者がそうだった。
2020年4月23日のアップデートにより、上記イベントが復刻された。このため再びイベント期間限定建造に復刻実装されている。
重桜のKAN-SENらしく栗色の長髪、麻呂眉に少し伏し目がちの青紫の瞳。狐を思わせる獣耳と尻尾という容姿である。赤城の姉ということもあり、妹と似たような容姿となっている。赤色と紺色の着物を着こなしており、常に和傘を挿している。
本人は体の調子が悪いというが、着物の上からもわかる胸部装甲をはじめ、血色が少し悪い以外は見事な恵まれた身体つきというしかない。水着着せ替え早う。巡洋戦艦らしく艤装は立派だが、儚げな彼女の雰囲気に引きずられてかやや繊細に見えたりもする。
2020年9月17日のアップデートでは、待望の水着着せ替え「走水静蓮」が実装されている。
赤城が見たら卒倒しそうな美しさである。この格調高くも艶っぽさ満載の天城さんに惚れ込んだ指揮官は、すぐにショップへ、だにゃ。
妹とは真逆の物腰柔らかな性格。赤城が尊敬する数少ない人物の一人であり、加賀からも一方的にではあるが、好敵手かつ尊敬している者として敬意を払われている。妹の赤城や若気の至りを見せる加賀に対しては穏やかに接するも、度の過ぎたやんちゃに対しては「げんこつ」による武力制圧も辞さない。その時に放たれる威圧感は二人も思わず震え上がるほど。
その一方で優しい美人のように見えて、常に状況を把握し、考えて動く軍師タイプでもある。そのため戦術や策を弄した戦いを得意とし、航空機の有用性をいち早く見出すなど先見性にも優れる。ちなみに将棋を嗜んでおり、加賀に対しては連勝を重ねるほどの腕の持ち主。
元から病弱な体質らしく、何かと咳き込んでいる姿が目立つが、その理由は体を構成するリュウコツ部分の不調によるものらしい。おそらく史実において天城が被った災難を反映しているのだろう。指揮官に対しては、力を付けて自分の策を活かして欲しいという気持ちを出してくる。親密度が上がり、「愛」に達する頃には指揮官の活躍こそが自らの特効薬とまで言ってくれる。
設定上は病んでいるはずなのだが、上記の妹たちへの接し方や下記の活躍や能力により、まったくそんなことを感じさせない(あと、ゲームシステム上、艦隊に編成したときも戦闘中にいきなり血を吐いて動かなくなるなんてこともないので安心されたし)。まあ病弱キャラにはありがちな姿ではあるので、あの激流に身を任せ同化する北斗の兄弟になぞらえてジョインジョインアマギィとか「天城…病んでさえいなければ…」などとネタにされたりしている。
天城「ウゴハァ!」
赤城「血を吐いた!」
加賀「天城さんに謝れ!」
「縹映る深緋の残響」のイベントストーリー内においては、重桜がまだアズールレーンに属して長門が連合艦隊旗艦を努めていた頃、空母に改装される前の赤城と加賀を指導することになる。そして、イベントの終盤ではある事情によりプレイヤーの前に立ちはだかることになり、その戦闘で流れる「激昂壮志」と共に指揮官たちに強烈な印象を植え付けた。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
「強者」たる自分を求める加賀は軍縮による空母への改装を良しとせず、自暴自棄となってセイレーンの跋扈する鏡面海域へ一人で特攻することになる。天城は「空母」鳳翔の航空機の助力を得て、加賀を救出。「リュウコツ」の欠陥により僅かしか残っていない自らのKAN-SENとしての時間を使って加賀を教え諭すために、最後の演習を挑むことになる。その勝負の中で時代の変化を感じ取った加賀は、空母への改装を受け入れ、赤城を支えることに力を尽くすことを誓う事になる。
スキル1:鳳羽撃けば金烏を翳らし
自身が戦闘可能である限り、全ての敵の火力・雷装・航空が3.0%(MAX9.0%)ダウン
スキル2:謀り運らせば千里を決す
自身が戦闘可能である限り、味方主力艦が受ける炎上ダメージを5.0%(MAX15.0%)軽減し、回避率が4.0%(MAX10.0%)アップ
スキル3:砲身轟かせば機先を制す
自身の主砲攻撃時、40.0%(MAX70.0%)で前方に特殊弾幕を展開する(威力はスキルレベルによる)。味方艦隊に重桜艦船が4隻以上編成されている場合、自身の一回目の主砲攻撃の装填時間が25.0%(MAX45.0%)短縮
艦種は巡洋戦艦であるものの、主砲の攻撃力は戦艦にまったく引けを取らない。そのためか燃費はSSR戦艦と同等のものとなっている。巡洋戦艦ゆえの副砲の補正が低い、装甲が中装甲というハンデはあるものの、後述のスキルがそれらをカバーしている。
最初から所持しているスキル数は、戦艦としては初となる3種類。入手時にスキルを3種持つKAN-SENは、彼女が最初に実装された当時、彼女の他に空母エセックス、コラボキャラのパープルハートしかいなかった。それぞれ攻・速・守を体現しており、いずれも非常に有用な効果を発揮する。
スキル1「鳳羽撃けば金烏を翳らし(おおとりはばたけばきんうをかげらし)」は、自身が沈まない限り恒常的に発揮するデバフスキル。相手側の火力を軒並み低下させることができる強力な代物。レベルを最大にすると、敵から受けるダメージを7~8%程度軽減できると推定され、割合で軽減されるために相手が強いほど効果を発揮する。ちなみに金烏というのは八咫烏のこと。
スキル2「謀り運らせば千里を決す(はかりめぐらせばせんりをけっす)」は炎上ダメージの軽減効果と回避率アップ効果を味方主力艦にかけるバフスキル。実質的に強力な消火装置を標準装備していることになる上に、回避率も上乗せされる。もともとの回避率が低い主力艦だけに、その効果は非常に大きいと言えるだろう。また炎上ダメージは高難度海域になるほど大きくなるため、それらを周回する際には非常に役に立つ。これには炎上芸人(物理)もニッコリ。
スキル3「砲身轟かせば機先を制す(ほうしんとどろかせばきせんをせいす)」は自身が砲撃する度に確率で特殊弾幕を放つスキル。また、編成により自身の装填を上昇させることができるバフスキルでもある。条件は艦隊の中に重桜所属のKAN-SENを4隻以上編成すること。対象の重桜の艦は天城自身を含めるため、彼女の他に後3隻編成すればいいことになる。発動時には自身がレベル1(スキルもレベル1)の状態でレベル100以上の巡洋戦艦よりも先に主砲を発射するほどの効果をもたらす。弾幕には通常弾・徹甲弾・魚雷が含まれ、レベル上昇と共に強力になっている。
日本海軍の八八艦隊計画により、16インチ主砲を搭載する巡洋戦艦として設計された天城型巡洋戦艦の1番艦。並行して計画された加賀型戦艦と共に、列強諸国に対抗しうる主力艦として期待された。
しかし、ワシントン軍縮条約の締結によって戦艦保有枠に制限が掛かることになり建造は中止。妹艦の赤城と共に日本ではじめての正規空母として改装されることになった。だが、改装工事中の1923年9月1日、関東大震災が発生。横須賀海軍工廠で建造されていた天城は不運にもドック内で架台から転落し、竜骨に致命的な歪みを生じてしまったため、そのまま廃艦されることになった。その代用として戦艦加賀が空母として改装され、赤城と共に日本を代表する空母となるのはご存知の通りである。
なお、関東大震災による軍艦への影響は他にもあり、横須賀工廠に係留されていた戦艦三笠が座礁着底した。横浜船渠で建造中だった軽巡那珂は火災によって大破し、再建造となっている。また、浦賀船渠で建造中だった軽巡阿武隈も艦自体は無事だったものの造船所の設備が破損した関係で建造が大きく遅れることになっている。
解体された鋼材を活かして浮き桟橋が作られ、現在に至るも使用され続けている。時代の流れと天災によって世にでることがなかった天城は、姿を変えて日本の行く末を見続けてきたのだ。
余談だが、2017年3月22日に護衛艦「かが」が就役した際に使用されたのも、元「天城」の浮桟橋だったという。
その他詳しい史実についてはこちらの記事も参照→八八艦隊
天城(アズールレーン)に関するニコニコミュニティを紹介してください。
掲示板
29 ななしのよっしん
2021/04/20(火) 00:06:00 ID: 4+8zvNAnXM
プレミアム規制で掲示板荒らせないよブヒィィァァィィァって言え
30 ななしのよっしん
2021/04/20(火) 00:29:16 ID: MbXpSb1t3Y
プレミアム規制されてるからわざわざこっちに難癖付けに来てるのかわいい
そんなことより天城ちゃん出てきたのが今回の生放送で一番驚いた要素だったわ
まさに不意を突かれたって感じ
31 ななしのよっしん
2024/09/13(金) 02:13:39 ID: 4t/i1S2AtC
天城復活!ってか実装がだいぶ前だから書き込みがだいぶ止まってらぁ…
急上昇ワード改
最終更新:2024/09/14(土) 05:00
最終更新:2024/09/14(土) 05:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。