「司令、神風型駆逐艦、旗風、参りました。
本日もお供させていただきます。はい、よろしくお願い致します。」
旗風(はたかぜ)とは、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん」に登場する神風戦隊カミカゼンジャーのカミカゼイエロー大日本帝国海軍所属の神風型(2代目)駆逐艦5番艦〈旗風〉をモデルとした艦娘である。
2017年8月9日より開始された夏イベント「西方再打通!欧州救援作戦」の前段作戦第2海域攻略後の海域撃破ボーナス艦として追加された。第五駆逐隊及び第五水雷戦隊は彼女の実装をもってコンプリートとなる。
長く通常海域でのドロップがなく(当然建造でも入手できない)、実装後もなかなかお目にかかれない(が戦力として見た場合改装Lvも高く扱いに提督の愛が求められるのではあるが)状態が何年も続いたが、2021年12月28日のアップデートで追加実装された南西海域の第4海域(通称7-4)ボスマスでのドロップが確認された。このボスマスは台湾島南沖に位置し、駆逐艦旗風の最期の地台湾・高雄の戦没地にほど近いポイントとなっている。なお、この海域は実装時点で「今後ドロップ艦の見直しもありうる」とアナウンスされているため、旗風の恒常的な入手手段となるかどうかについては定かではない。
睦月型の前級である神風型駆逐艦の5番艦である。先に実装された姉4名同様に大正浪漫の女学生の服装だが、山吹色の羽織を着用しているのが大きな違い。これまでの神風型のカラーリングが赤(神風)、青(朝風)、ピンク(春風)、緑(松風)だったので、旗風は黄色系だろうという大方の予想通りの配色となった。一方で、神風型といえばカラフルな袴の色が特色だが、旗風の袴は紺色で、カラフルさは羽織で現している。髪型は銀髪セミロングのポニーテールで、春風よりは控えめだが先端がドリルを巻いている。というか、もみあげのみならず後ろ髪もドリルのように巻いているため、見ようによっては4本もしくは6本のドリルを有しているように見える。
お淑やかでお嬢様然とした物腰をしており、性格の似た春風とは特に仲睦まじく就寝時にも名前を出すほど。姉達のことを「〇姉さん(〇にはそれぞれの漢字1文字目が入る)」と呼び慕っており、春風に限らず姉達に関する言及が度々伺える。昼食で作ってくれるサンドイッチは春風から教わったものを和風にアレンジしたものだとか。一方、実装済みの姉達からはといえば、朝風が割とよく名前を呼んでおり、「(旗風は)冬が苦手だから、暖かくなったらそのうち出てくる」と予言されていた。(実装された時期は、暖かいどころか日本全体が酷暑であったが)
次項でも触れられている通り、史実では主に護衛任務に従事していたことから、そのことへの言及も多い。また、どちらかといえば夜のほうが落ち着く性分だが、その件で夜戦バカ一水戦所属時代のリーダーに絡まれたことが示唆されている。本人曰く別に夜戦好きではないようだが…。
ちなみに中の人は朝風・松風の中の人と非常に仲が良く、神風の中の人とは春風の中の人を巡るライバル関係にある。何を言ってるか判らねぇと思うが(ry
1924年5月16日に竣工したが、ほかの姉妹艦同様当初は艦名は番号呼びで「第九号駆逐艦」と呼ばれており、1928年8月1日に現在の名に改名した。名前は「旗にあたってはためかせる風」の意味。就役後は第二水雷戦隊及び姉にあたる「朝風」「春風」「松風」とともに「第五駆逐隊」に所属し、開戦時は「名取」が指揮する第五水雷戦隊の配下になっていた。
1942年3月1日に発生したバタビア沖海戦では、第五水雷戦隊や第三水雷戦隊とともに連合国軍の巡洋艦「パース」(豪軽巡)「ヒューストン」(米重巡)を撃沈。旗風は直撃を受けるも不発に終わったため損傷は軽微だったが、魚雷の同士討ちによって輸送船4隻と掃海艇1隻が大破または轟沈している。
1942年3月10日、五水戦解隊に伴い他の5駆とともに第一南遣艦隊に転属となったが5月5日付で5駆から除籍となり横須賀鎮守府警備駆逐艦となり、船団護衛任務に従事した。
1942年9月中旬、連合艦隊の作戦指揮下に入り「峯風」とともに「雲鷹」の護衛及びトラック泊地進出の任務を開始。目的地到着の翌日である10月2日より第二海上護衛隊の指揮下に入り、船団護衛任務に従事。
1942年12月12日、八丈島で米潜水艦「ドラム」の襲撃を受けた龍鳳の援護のために護衛艦隊に参加し、龍鳳の横須賀帰投に成功。
1944年3月、艦長が岡田静一から高柳親光に交替し、松輸送に従事。東松3号船団の護衛艦隊に参加。駆潜艇を1隻失うも、輸送船の被害はなく、無事4月10日に横須賀へ帰島した。
6月18日、連合艦隊の指揮下に入り、6月23日付で第十一水雷戦隊指揮下の伊号輸送部隊に参加し、103号輸送船を護衛し硫黄島へと向かう。輸送船の砂浜座礁というトラブルがあったが、自力離岸を果たした事で何とか任務を終えた。しかし7月下旬から引き続き硫黄島に向かった際に米軍のスカベンジャー作戦によって所属の第4208船団に襲撃され、駆逐艦「松」の健闘で何とか生還するも輸送船は全滅という大打撃をこうむる。
1944年12月26日、「神威」を旗艦とする「ヒ87船団」に護衛役の駆逐艦「時雨」「浜風」「磯風」とともに編入され、東南アジアへのヒ船団護衛につくはずだったが中止となり(この辺りの経緯は「神威(艦これ)」の記事も参照されたし)、翌1月に機関不調のため船団から離脱したタンカー「光島丸」の護衛を命じられ、2隻は台湾の高雄港にたどり着いた。同月15日10時42分、米機動艦隊の空爆が直撃して炎上の末18時に沈没したが護衛対象だった「光島丸」は戦争を無事生き残っている。艦娘の旗風が冬を苦手としているのはこの史実における最後の影響であろう。
3月10日付で除籍。
戦後、旗風の名は海上自衛隊の護衛艦に二度にわたって受け継がれている。
あさかぜ型護衛艦は、元々アメリカのリヴァモア級駆逐艦が海上自衛隊の創設時に日本に2隻が譲渡されたもので、それぞれ「あさかぜ」「はたかぜ」と名付けられた。この初代「はたかぜ」は、老朽化に伴い初代「あさかぜ」と共に1969年10月付けでアメリカに返還されたが、その後台湾海軍に再譲渡され、「咸陽」と名付けられて1974年まで運用されるという数奇な運命を辿る。ちなみに「雪風」こと「丹陽」が退役したのは1965年なので、残念ながら台湾海軍で轡を並べることは無かったと思われる。
2代目「はたかぜ」は1986年に就役したミサイル護衛艦はたかぜ級1番艦(DDG-171→TV-3520)である。こちらは2020年現在新たに就役したまや型護衛艦「まや」に道を譲り、練習艦に種別変更され練習艦隊の母港である呉に移籍した。余談だが、このはたかぜ級護衛艦は全2隻で、その2番艦が海自では初使用となる「しまかぜ」である。(「しまかぜ」も「はぐろ」に道を譲り、2021年度に練習艦に種別変更の上、呉の練習艦隊に編入されている。)
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2017年夏イベント 『西方再打通!欧州救援作戦』 新規実装艦娘 | ||
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神風型姉妹 / 神風型(2代)駆逐艦 |
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最終更新:2024/04/18(木) 10:00
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