「こんにちは指揮官!うちのことは雲龍型航空母艦葛城と言って、航空母艦――空母ではなくて航空母艦、つまるところ正規空母ができることならなーんでも得意だよ!嫌いなものはまだ内緒〜だけど好きなものというか趣味なら色々あるわよー例えばまずは…(1分後)…だわ!おーい指揮官、ちゃんと聞いてる?」
葛城(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム「アズールレーン」に登場するキャラクター(KAN-SEN)である。
CVは戸田めぐみ。担当イラストレーターはШXZ氏。
KAN-SEN名 | |
---|---|
葛城 IJN KATSURAGI |
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基本情報 | |
所属 | 重桜 |
艦種 | 正規空母 |
レアリティ | SSR |
CV | 戸田めぐみ |
イラスト | ШXZ |
艦歴 | |
国籍 | 大日本帝国 |
出身地 | 広島県呉市 |
造船所 | 呉海軍工廠 |
艦級 | 雲龍型航空母艦3番艦 |
進水日 | 1944年1月19日 |
就役 | 1944年-1945年(日本) |
最期 | 1947年11月20日 (解体) |
備考 | |
アズールレーンの4周年記念を兼ねた重桜勢イベント、「駆けよ 碧海の吹き風」にて初登場。
「話が長く一度開いた口が中々塞がらずそれでいて人の話を中々聞かないのだけど陽気でハイテンションで可愛く なにより正規空母(※重要)として指揮官の母港で大活躍間違いなしのうちを手に入れない選択肢はないよね!?」
2021年9月16日から始まった上記イベントに伴って、期間限定建造で実装された。ピックアップ扱いだが同時実装にURの「島風」がいる。彼女には200連ごとに1体もらえる「天井」があるが、こちらにはない。ひょっとすると、「島風」の天井に至ってもこの「葛城」がでないなんていう事態も無いわけではないので、出現の「偏り」が起こっても焦らずに資金とキューブの残高と相談の上で取り組もう。
イベントのストーリー的には、同僚の島風と一緒に突っ走る役目であり、抑え役の駿河に思いっきりストレスを与える原因となる。
このゲームの正規空母にしては珍しく、ややスレンダーな上半身が目立つ。とは言っても、それをノースリーブ(よく見ると、腕の白いタイツっぽい袖とシースルー素材で繋がっている)のワンピース・スカートに包んで、胸部装甲は薄い布一枚で隠しているだけ。下半身もワンピース・スカートから見えまくる太ももが白いニーハイソックスで絶対領域を構成しているなど、グラマラスさがKAN-SENの魅力の絶対基準ではないことを見せつけまくっている。
頭部にはツインテールにまとめた髪の毛と奇妙なツノのような物体が生えているが、公式絵師によればこれは「木」であり、季節に応じて色々生えてくるんだそうである。そう言えばちょっと花らしきものが見える。春なんかには満開の花が咲いたりするんだろうか?
性格はとにかくやかましく、一旦喋りだしたら怒涛の如きマシンガントークを叩きつけてくる。一人称は「うち」。結構な自信家でもあるが、「正規空母」という呼び名にこだわるのは実戦でほとんど活躍できなかったカンレキを引きずっている一面も感じさせる。
SNSの一種である艦船通信(ジュウスタグラム)では、なんとアカウント名を「Misato」にしている。あまりのストレートさに某方面から怒られないか心配になってくるが、アドミラル・ヒッパー(アズールレーン)で超あからさまなセカンドチルドレンネタをやっちゃってるゲームだから、何を今更!とも言える。
そんな彼女もしっかり好感度を上げればケッコンもできるし、EXボイスも用意されている。どんな雪崩の如きラブトークを仕掛けてくるかはぜひ指揮官自ら確かめよう。
実装と同時に、バニーガール着せ替え「夜明輝祭」が販売されている。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/azurlane_staff/status/1437272325133684744
ド派手な紅いバニースーツとこれまたド派手な背景とで、お祭り気分全開の葛城である。こんな彼女と一緒に朝まで騒ぎたい指揮官は、ショップにダイヤもってきてラッセイラーすることにゃ。
SSR空母だけあって、各能力値は一流。搭載機種の構成はオーソドックスな戦闘機-爆撃機-攻撃機だが、攻撃機は搭載数が多く、補正も高い。雷撃によるボスキャラ撃破を得意にしていると言える。
下記のスキル解説を見ればわかるが、空母にありがちな艦載機の所属勢力による縛りや○航戦のような所属艦隊による縛りもなく、比較的自由な編成に組み込むことが可能。
スキルについては… ※スキル名の色付けは、育成に必要な教科書の色を表す。
スキル1:『遅れ咲きのエアストライク』戦闘開始時、自身の命中が5.0%(MAX15.0%)アップ;自身の航空攻撃時、特殊航空攻撃Lv.1(MAXLv.10)を展開し、8秒間、敵の命中・装填を5.0%(MAX15.0%)ダウンさせる(特殊航空攻撃の威力はスキルレベルによる・命中・装填低下効果は8秒間場にいるすべての敵に適用される)
スキル「遅れ咲きのエアストライク」は恒常的に葛城自身の命中を上げられる他、通常の航空攻撃の他にエクストラの攻撃を付加し、敵に命中と装填のデバフをかける。8秒間の有効時間内であれば、新たに出現した敵にもデバフをかけることになるのは高ポイント。
スキル2:『念願会心のカモフラージュ』自身の発見ゲージ最大値が15アップし、受ける航空ダメージを4.0%(MAX10.0%)軽減する;戦闘開始時、味方艦隊に重桜艦船が3隻以上いる場合、味方重桜艦船が受ける航空ダメージを4.0%(MAX10.0%)軽減する
もう一つの「念願会心のカモフラージュ」は発見ゲージ(敵に存在を察知されているかどうかを示すゲージ)の最大値をアップさせることで、敵の主力艦隊への到達を許してもペナルティーを受けにくくなる。さらに、激しい空襲時には有効な航空ダメージ低減効果を持ち、味方に重桜の仲間が3隻以上(つまり葛城+2隻)いればより効果はプラスされる。
雲龍型航空母艦は、ミッドウェー海戦で主力空母を喪った日本海軍が早急に代わりの艦を整備すべく、戦時急造艦として計画したものである。新たに設計する時間を省略するために空母飛龍を基本とし、いわば飛龍改として建造された。詳細は→雲龍(航空母艦)の記事へ。
葛城は、雲龍型3番艦として1942年12月8日に起工。1944年1月19日に進水。同年10月15日に竣工した。姉艦の雲龍・天城に比べて、ボイラーとタービンが秋月型駆逐艦のものを2基積んで間に合わせる形となっており、やや出力が劣っていた。
だが、すでに日本海軍の洋上航空戦力は末期的状態であり、葛城も載せる機体がろくになかった。葛城竣工のたった5日後に出撃していった空母瑞鶴ら小沢治三郎の率いる空母機動部隊は、レイテ沖海戦の一環であるエンガノ岬沖海戦にて壊滅した。鹿児島県沖にて艦載機がないまま訓練を行ったあと、本土決戦の戦力として呉の軍港に留め置かれた葛城は、日に日に激化する本土空襲を耐え忍ぶ日々を強いられることになる。
1945年3月には空母「バンカー・ヒル」の艦載機からスキップボミング(反跳爆撃:水面で爆弾を跳ねさせて艦の喫水線に近い場所を狙う戦法)を受け、艦首付近を損傷している。KAN-SENの葛城もゲーム中で反跳爆撃に言及する場面がある。
もはや呉の港も危険ということで、三子島に姉艦の天城と共に疎開し、陸地との間に大きな偽装網をかぶせて家や道の実物大模型を飛行甲板に乗せたり、木を生やしたりと涙ぐましいまでのカモフラージュを施した。しかし、それもむなしく7月の空襲で爆弾が命中。飛行甲板が大きくめくれ上がることになった。だが、爆撃の浸水でダメコンに失敗して転覆してしまった天城に比べれば、まともに浮いていられただけ葛城ははるかにマシであった。
こうして葛城はどうにか動ける「唯一の正規空母」として終戦を迎えた。彼女は復員輸送に従事することになる。米軍の進駐を前に、艦橋や機関室の取り扱い説明書類はすべて関係者が破棄してしまっていたが、皮肉にも転覆して手つかずだった天城から書類をサルベージし、運用ができることになった。
大型で高速、大量の復員兵を乗せて移動できる利点を生かして、葛城は八度にわたる航海で5万人近くの復員兵をラバウルや南洋諸島から内地へ帰らせた。戦争中はほとんど兵器としては活躍できなかった彼女が、「普通のフネ」として数多くの人々を懐かしき日本へ送り届けられたのは最大の慰めであろうか。
1946年、復員輸送も終わった葛城は大阪の桜島にて解体されることになり、翌年の11月までに姿を消した。
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最終更新:2025/01/05(日) 08:00
最終更新:2025/01/05(日) 08:00
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