Sin氏とは、主にRPGツクールで東方有頂天のゲームを作成し、プレーする人物のことなんだが?。
RPGツクールを使用して、2010年から投稿した「東方鉄花婿」を皮切りに、「東方鉄幻想」「東方鉄戦記」「東方鉄星義」「東方鉄導師」と5作品もの長編作品を投稿、全て完結させている投稿者。特定の既存RPGをRPGツクールで再現し、東方・ブロントさん・下敷き作品のクロスオーバーが展開されている。大型作品にも拘らず投稿ペースは週1レベルで安定しており、楽しみにしている視聴者も多い。
「鉄幻想」の途中から戦闘や一部イベントにおける東方キャラにボイスが付けられ、戦闘アニメーションやボイスバリエーション、果てはアレンジ音楽までもが外部スタッフの協力により作成されている。氏のツイッターによれば「鉄星義」の作成には50万円かかっているらしい。
様々な伏線がはられていたり、意外な人物が活躍したり、ブロント語を見事に再現したりと非常に完成度の高い作品に仕上がっている。大抵の作品で幻想郷に異変が起こり、多くの人妖が能力(特に飛行能力)を失う中で、何らかの理由で戦闘能力を保っているブロントさんたちが異変解決のため動くことになる。なお回復技は桃太郎伝説やテイルズシリーズなどから拝借していることが多い(逆にドラクエの呪文はほとんど登場しない)。作中では過去作由来のネタが混じっている事もあるので、公開順に見ていくと「おっ?」と感じる場面も見られる。
氏のプレイスタイルが回復アイテム等をあまり買わない割に、雑魚戦でも積極的にスキルを使う事が多く(通常攻撃ばかりで視聴者が飽きないように魅せプレイ的な面もある)、かつ動画のテンポの関係か余計なレベリング・金稼ぎ・戦闘からの逃走・ダンジョンからの一時撤退をほぼ行わないため、ボス戦は毎回かなりギリギリで勝利するバランスになっている。
第6弾「東方鉄火弾」(原作DQ3)は18禁のためPV以外は公開されておらず、商業作品としてDLSiteにて販売中。また、ツクール以外の動画も投稿している。
シリーズ第1弾。ドラゴンクエスト5の二次創作。全81話完結済。詳細は東方鉄花婿の項目も参照。東方有頂天作品としては珍しく、ブロントさんが幻想入りしておらず、東方キャラも含めて最初からこの世界の住民として登場する。よって「幻想郷」「ヴァナ・ディール」という単語・概念もない。ただし「博麗大結界」「アルタナの子」といった単語は登場する。
主要人物の配役は、主人公:ブロントさん、パパス:クラリス(クラエア派の姉)、ビアンカ:アリス、フローラ:天子、キラーパンサー:魔理沙、ベラ&デボラ:霊夢、ヘンリー:汚い忍者、サンチョ:妖夢、男の子:カイト(カイ使いの弟)。
戦闘メンバーは最大4人の入れ替え制(ブロントさんは固定)。馬車システムがないので原作で馬車が入れなかったダンジョンでもメンバーチェンジが可能となっている。そしてドラクエ5最大のイベントと言って過言ではない結婚イベントももちろん登場する。果たしてブロントさんの選択は……?
セーブするために各地の教会を訪れることになるが、毎回予想の斜め上を行く「神父」が登場するのも特徴的。物語途中から「アトリーム菌」が世界各地に蔓延し、オレンジ色の髪をした住民はみんなミストさんのような発言をする。霧が出てきたな……。
エンディングは支援イラストで物語の歴史を振り返りながらスタッフロールが流れるというもので、以降の作品でもこのパターンが踏襲される。本作は79話でエンディングを迎え、残り2話は隠しダンジョン攻略である。
幻想入りしたブロントさんが霊夢と出会い旅が始まる。FF1から始まり、ストーリーが進むにつれてFF2,FF3...と舞台や音楽などが変わってゆき、FF4からはアクティブタイムバトル式に変化、そしてFF10まで進むと戦闘がフルボイスになった。物語途中で世界崩壊(FF6)が起こると、以降は聖輦船(飛空艇)に乗って順不同で様々なFF世界を巡り仲間を再集結させながら、ゴルベーザ・エクスデス・ケフカ・セフィロスの四将との戦いが描かれる。
MPとTPを100消費することでキャラに応じた必殺技を放つことが出来、この時MMDによるムービーが挿入される……のだが、この内容は完全にスパロボのパロディである。他にもイベントでMMDのムービーが流れる事もある(何故かコナンOPのパラパラが再現されたことも)。ラストダンジョンはがれきの塔(FF6)で、12人の味方キャラを3部隊に分けて攻略していくことになる。
この作品の終盤ごろから1時間を超える回が投稿されるようになった。
???「これが…裏切りの報いかな……」
シリーズ第3弾。サガフロンティア2の二次創作。全55話完結済。戦闘・一部イベントにボイス実装。
原作は数十年もの長きに渡る戦いを描いているが、本作でも幼少のブロントさんが幻想入りしてからラスボスを倒すまで、実に30年もの月日が流れる大作。原作キャラクターの役割は分割されてたり合体されていたりするが、ざっくり言うとブロントさんがギュスターヴ、霊夢がナイツ家のポジションで話が進み、エッグの役割をダークパワーが担っている。嫁はコーディーなのかラベールなのか……それはその目で確認していただきたい。最終パーティーはおそらく誰にも予想できないであろうメンバーとなっているので必見。ただし実は序盤から伏線は存在している。今回の忍者はエーデルリッターの一角として敵に回る。
原作の連携技を再現するため、一部のキャラ同士で合体技が実行可能。あとは霊夢の扱いに対して魔理沙の出番はかなり少ない。本作は最大6人パーティーで行動するが、味方キャラに全体回復技がひとつも無い為、ラスボス戦などの強力な全体攻撃にはかなり苦しめられる(その代わりケアルなどのHP回復技で蘇生できる)。黒幕の介入によりお互い疑心暗鬼になった幻想郷首脳陣たち(特に神綺様)のギスギス具合は胃が痛くなるレベル。エンディングは描きおろしイラストで30年の歴史を振り返る構成となっている。
シリーズ第4弾。MOTHER2の二次創作。全43話完結済。もちろん今回もボイス実装。
サブタイトルが「ダークパワーの逆襲」となっており、ブンブーンのポジションでヴァナから幻想入りしたブロントさんがダークパワーを倒すため奮闘する物語。幻想郷はわずか数年でMOTHER2の世界観へと急激な近代化が発生して、人妖の特殊能力が衰えている状況である。
メンバーはネス:ブロントさん、ポーラ:霊夢、ジェフ:アリス、プー:天子、ポーキー:汚い忍者、どせいさん:ゆっくり。これまでの作品でヒーラーを担当していた霊夢が黒魔導士ポジションにいるのが特徴的。仲間3人が並ぶと色合いが信号機みたいである。脇役では八意永琳と河城にとりが数々の発明で大活躍する。
MOTHER2を忠実に再現したロール式のHP変動が行われるので、HPが0になる前に回復すれば死なない。が、戦闘アニメーションがあるのが仇となって時間をロスして間に合わない事が多い。
特定位置に移動すると出現する「天才写真家」は多くの方の想像通り射命丸文。今作のエンディングではこの写真が描きおろしイラストで流れる。Sin氏の熱の入れ具合が伺える。(ちなみに文が4度も登場した回もある)
8つあるパワースポットではダークパワーにあてられた東方キャラクターたちが襲い掛かってくる。もちろんこれらを含む東方ボス敵もボイス付き。このパワースポット開放の際、ブロントさんと汚い忍者のヴァナ時代の過去が垣間見え、何故確執に至ったのかが描かれる。この時のLSメンバーたちは次作「鉄導師」にもちょい役で登場する。
ホテル等で電話をすると、博麗神社で待つ紫が応答してくれる。ちなみにブロントさんたちの口座への入金は藍の給料を一部削って入れているらしい。藍さま可哀想という声多数。
シリーズ第5弾。ドラゴンクエスト4の二次創作。全54話完結済。やっぱり今回も敵味方ともにボイス実装。
今回は遂に音楽まで用意された。1~4章のフィールド曲と戦闘曲は東方曲とDQ戦闘曲のミックスアレンジになっている。5章ではDQ4原曲の「戦闘~生か死か~」と他4章の曲がランダムで流れる。
導かれし者たちは、勇者:ブロントさん、ライアン:妖夢、アリーナ:輝夜、クリフト:鈴仙、ブライ:妹紅、トルネコ:魔理沙、ミネア:レミリア、マーニャ:フランドール、の8名。さらに他数名が原作のNPCのポジション(ホイミンなど)として一時加入する(命令可能)。魔理沙がトルネコなので魔法使いなのにMP0だが、5章では原作トルネコの様々な特殊行動が発生するようになっており、ときに盗みも働いてくれたり、マスタースパークによる会心の一撃を撃ったりしてくれる。ブロントさんは他のヴァナ人と一緒に幻想入りして、彼らと共に山奥の村の外に出ず、2年間を過ごしていたという設定。久しぶりにクラリス(クラエア姉)やカイト(カイ使いの弟)も登場。忍者は本作ではチョイ役でほとんど物語に関わらない。
他のシステムとしてはミネア役のレミリアがランダムで「運命力」(銀のタロットの効果)を発動させたり、鈴仙がランダムでザキorザラキを発動させたりする。鈴仙のザラキングぶりはFCのクリフトを彷彿とさせるもので、ボス相手だろうとザキを暴発させたり、マホカンタでザキを跳ね返されて死んだりとネタが尽きない。
また本作は通常攻撃のアニメ・ボイスの演出パターンが複数用意されており(かなり豊富)、原作に準じてMP0のキャラもいるため、以前の作品より通常攻撃を行う頻度が大幅に増えているが、視聴者を飽きさせない構成となっている。
5章以降の戦闘では先頭のブロントさんは固定となる。ただし「鉄花婿」とは異なり、それ以外の3人は戦闘の度にランダムで選ばれ、HPが減ると他のバックアップメンバーとランダムで交代する……というものでプレイヤーは自由に編成できない。そのため「輝夜・魔理沙・フラン」のようなメンバーになってしまうと、回復技を使えるのがブロントさんだけになる。逆にボス戦ではフバーハを使えるレミリア、スクルト・ザオリク・ベホマラーを使える鈴仙、バイキルトを使える妹紅のいずれかがいるかどうかで難易度が変わってくる。バイキルトをかけたら引っ込んでしまったなんて場面も。
原作を再現しているので当然であるが、ブロントさんは5章の始まる第22回まで登場しない。そしてもうひとり、東方における最重要人物であるはずの霊夢がなかなか出てこない。その真相は話が進むにつれて明らかになる。クラウンピースが「魔王デスピエロ」を名乗り、ヘカーティア・ラピスラズリがそれを補佐しているようだが……? そして原作をプレイした人なら分かる、諸悪の根源は……?
また今作では、東方キャラが敵として登場する際は原作ボスに扮した姿勢や格好で描かれている。そのためキングレオ役は腕が4本になっていたり、バルザック(2回目)やギガデーモン役は原型をとどめないほどのデブになっていたりしていろいろシュール。これらのドット絵も力が入っており原作プレイ済ならニヤリとさせてくれる。また「鉄花婿」同様のぶっ飛んだ神父たちや各地に現れるミストさんっぽい人も健在。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/20(土) 14:00
最終更新:2025/12/20(土) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。