どうぶつの森 単語


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ドウブツノモリ

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どうぶつの森とは、任天堂から発売されているコミュニケーションゲームの一シリーズである。
略称は、どぶ森、ぶつ森、鬱森、どう森など。

本稿ではシリーズ全般について記述してあります。各シリーズの単語記事は「作品一覧」のマークをクリック!

概要

第1作目はNINTENDO64で発売された『どうぶつの森』。
当時は任天堂がプレイステーションにシェアをとられていた時代にもかかわらず、その世界観とゲーム性が若い女性にインターネットや口コミで広まり任天堂の新規タイトルでありながら大ヒットを遂げた。
N64ハードで発売された最後の任天堂ソフトでもあり、発売日は2001年4月。

当初はアドベンチャーゲームとして動物との交流や協力を駆使して攻略するゲームだったそうであるが、途中で現在のスローライフ路線に変更された。アイテムの交換や交流の要素等はその路線変更前の名残である。

その後、1年もたたない内に2作目『どうぶつの森+』として発売された。次世代でのハードへの移行が年中というのは異例であった。これは予想外のヒットにより、64用の時計機能を内蔵したROMカセットの生産が遅れてしまった為、ハードに時計機能を内蔵しているゲームキューブへの移植を急いだ、とインタビューで語られている。この際、+発売後にNINTENDO64版のソフトとGCメモリーカードを任天堂へ送る事によってゲームキューブ版への引越しサービスが実施されている。(ただしサービスが決まったのは+発売後であり、既に新生活を営んでいたユーザーは悩まされる事になった。これは当初引越しサービスを行う予定が無く、ユーザーの要望により急遽決定したためだと思われる。)この引越しサービスはDS版→Wii版にも実装されている。こちらは自宅で可能なので手間もかからない。

またニンテンドーDSで発売された『おいでよ どうぶつの森』はこれまた異例の大ヒットとなり、現在500万本以上の売れ行きを出し、ゲーム史を塗り替えている。国内でソフト1本で500万本の売上を記録したゲームは、このソフト以外には『スーパーマリオブラザーズ』『Newスーパーマリオブラザーズ』のみである。

2006年にはOLM制作でアニメ映画化、12月16日に公開。興行収入17億円突破の大ヒットとなった。詳しくはこちら→劇場版 どうぶつの森

2010年のE3にて本家シリーズの最新作『とびだせ どうぶつの森』がニンテンドー3DSで発売される事が発表され、2012年11月に発売された。発売後2週間でミリオンセールスを達成している。

2016年にはスマートフォン向けの新作の開発が発表された。その後度重なる延期を経て、2017年11月22日に、スマートフォン向けの最新作『どうぶつの森 ポケットキャンプ』が配信された。

2018年にはNintendo Switch向けの新作の開発が発表され、2019年のE3でタイトル『あつまれ どうぶつの森』として正式発表された。2020年3月20日に発売。

作品一覧

メインシリーズタイトル

タイトル 対応ハード 発売日 略称 公式
どうぶつの森 NINTENDO64 2001年4月14日
どうぶつの森+ ゲームキューブ 2001年12月14日 森+
どうぶつの森e+ 2003年6月27日 森e+
おいでよ どうぶつの森 ニンテンドーDS 2005年11月23日 おい森
街へいこうよ どうぶつの森 Wii 2008年11月20日 街森
とびだせ どうぶつの森 ニンテンドー3DS 2012年11月8日 とび森
とびだせ どうぶつの森 amiibo+
2016年11月23日
(パッケージ版)
あつまれ どうぶつの森 Nintendo Switch 2020年3月20日 あつ森

派生タイトル

ねんタイトル 対応ハード 発売日 公式
ニンテンドーDSi電卓 どうぶつの森タイプ ニンテンドーDSi 2009年2月25日
ニンテンドーDSi時計 どうぶつの森タイプ ニンテンドーDSi 2009年4月1日
どうぶつの森 こもれび広場 WiiU(ダウンロード専用) 2013年8月8日
(2014年12月31日に配信終了)
いっしょにフォト どうぶつの森 ニンテンドー3DS 2013年11月21日
どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー ニンテンドー3DS 2015年7月30日
どうぶつの森 amiiboフェスティバル WiiU 2015年11月21日
どうぶつの森 ポケットキャンプ iOS/Android 2017年11月22日

amiibo

タイトル 発売日 公式
『どうぶつの森』amiiboカード 第1弾:2015年7月30日
第2弾:2015年10月29日
第3弾:2016年1月14日
第4弾:2016年3月24日
どうぶつの森シリーズ
(しずえ【冬服】/とたけけ/きぬよ/たぬきち/ケント/タクミ/リサ/カイゾー)
2015年11月21日
どうぶつの森シリーズ
(フータ/フーコ/リセットさん/シャンク)
2015年12月17日
どうぶつの森シリーズ
(しずえ【夏服】/かっぺい/まめきち&つぶきち/みしらぬネコ)
2016年3月24日
『とびだせ どうぶつの森 amiibo+』amiiboカード 2016年11月3日

ゲームシステム

本シリーズに「ゲームクリア」という概念はなく、村で何をして過ごすかはプレイヤー次第である。
(一応、ゲーム開始時に家を建てるときに組んだローンの返済と言う当面の目的はあるが)
スタッフロールはミュージシャンの犬「とたけけ」のライブで見ることができる。

以下に主流なプレイスタイル(目的)を挙げる。

村の住人「どうぶつ」たちとの交流
村人のお願いを聞いたり、手紙をやりとりすることで、村人たちとの交流を深める。
部屋づくり
お店で購入したり、村人たちからプレゼントされた多種多様な家具で、自分好みの部屋を作る。
村の美化
花や樹木を植えたり、雑草を抜いたりして、村の景観を整える。
お金(ベル)稼ぎ
各種アイテムを売却したり、カブを売買したりして、お金を稼ぐ。
博物館の充実
捕った魚や虫、発掘した化石などを博物館に納め、コレクションする。
おしゃれ
ドット絵を描いて服の模様を変えられる「マイデザイン」でお気に入りの柄を作る。
ほかのプレイヤーとの交流
メモリーカードやワイヤレス通信を使えばほかのプレイヤーの村にお出かけできる。Wi-Fiコネクションで離れたプレイヤーと交流したり、すれ違い通信でほかのプレイヤーの自宅を拝見したりと交流方法も様々。

主な登場キャラクター

むらびと
種族:ヒト
プレイヤーの分身である主人公。ゲームの舞台となる村に単身無一文で引っ越してくる。
デフォルトネームは存在せず、「むらびと」はスマブラシリーズでの呼び名である。

施設の住民

村にある施設や店で働く固有キャラクターたち。

公共施設

公共施設の職員たち。

ハニワくん
種族:はにわ
『おいでよ』以外の作品に登場するサポートキャラで、シリーズを象徴するキャラクター。その役割は作品によって異なる。
リセットさん
種族:モグラ
リセット監視センターの職員。ソフトがリセットされたことを感知すると次回プレイ時に主人公の前に現れ長い説教をして帰っていく。
『とびだせ』では事業仕分けの対象になり、村にリセット監視センターが建設されるまではリセットしても登場しない。
『あつまれ』ではオートセーブ機能実装に伴いリストラの憂き目に遭い、迷子や身動きが取れなくなった住民を安全な場所へ送り届ける緊急脱出サービスの職員として再就職した。
兄に穏やかな性格のラケットさんがいる。
ぺりみ / ぺりこ
種族:ペリカン
郵便局の職員をしている姉妹。役場で郵便業務が行われている『おいでよ』『街へいこうよ』では役場職員をしている。
ぺりみはつっけんどんな性格で夜の担当。ぺりこは親切な性格で昼の担当である。
ぺりお
種族:ペリカン
郵便配達員。ぺりこに片思いされているが、本人はぺりみに片思いしている。
おまわりさん
種族:柴犬 / ブルドッグ
交番職員。『おいでよ』『街へいこうよ』では村の門番をしている。
えきいんさん
種族:猿
村の駅で働く駅員。村に駅の無い『おいでよ』『街へいこうよ』ではさるおという名前の一般住民として登場する。
コトブキ
種族:亀
『+』以降の作品に登場する村長。イベントのある日以外はいつも役場の村長席で寝ている。
『とびだせ』では村長を引退しかっぺい一家と共に南の島でリゾートを経営している。
しずえ
種族:シーズー
『とびだせ』以降の作品に登場する役場職員兼村長秘書。
『あつまれ』ではたぬき開発の案内所職員に転職する。
フータ
種族:フクロウ
『+』以降の村に存在する博物館の館長。展示物である魚・虫・化石・名画の知識が豊富。
フクロウなので夜行性。フクロウなのに虫が嫌い。
妹に天文学を専門に学んでいるフーコがおり、『おいでよ』以降は彼女とともに博物館を運営している。
パニエル
種族:犬
『amiibo+』に登場するオートキャンプ場の管理人。いつも頭の上に鳥が留まっている。
『あつまれ』では撮影スタジオの管理人となる。
モーリー / ロドリー
種族:ドードー
『あつまれ』に登場するDodo Airlinesの飛行場職員と水上機パイロット。

商店街

個人経営の店員たち。住宅街側に建っている店も含む。

たぬきち
種族:狸
村で商店を経営している。親切だが押しつけがましい性格であり、村に引っ越してきた主人公に強制的に家を売りつけローンを組ませる。
弟子にまめきちつぶきち兄弟がおり、『とびだせ』では彼らに店を任せて不動産業に専念。
『あつまれ』では彼らと共に無人島開拓事業に乗り出す。
あさみ / ケイト / きぬよ
種族:ハリネズミ
仕立て屋エイブルシスターズを経営している関西弁の姉妹。
あさみときぬよは『+』以降、ケイトは『街へいこうよ』以降の作品に登場する。
あさみは無口なお針子。きぬよは明るい接客係。ケイトは『街へいこうよ』ではグレースの元で修行しており、『とびだせ』では姉妹の元に戻り帽子と装飾品の販売を担当している。
マスター
種族:鳩
『おいでよ』以降の作品に登場する純喫茶「ハトの巣」の無口なマスター。
ししょー
種族:ウーパールーパー
『おいでよ』以降の作品に登場する芸人。主人公に様々な芸を伝授する。
『おいでよ』では度々村を訪れる。『街へいこうよ』では街の劇場に登場する。『とびだせ』では芸人を引退してクラブハウスクラブ444を経営している。
シャンク
種族:スカンク
『街へ行こうよ』に登場する靴磨きの青年。
『とびだせ』では村で靴屋Shoe Shankを経営している。
カイゾー / リサ
種族:アルパカ
『とびだせ』以降で登場する、リサイクルショップR・パーカーズを経営する夫婦。
カイゾーは家具のリメイク担当でぶっきらぼうな口調。リサは販売担当。
ゆめみ
種族:バク
『とびだせ』に登場するセラピストで、インターネットを通じて他人の村に夢で行けるリラクゼーションサロン夢見の館を経営している。

ハッピーホームアカデミー

家の審査を行う組織ハッピーホームアカデミーの職員たち。

ホンマさん
種族:カワウソ
『おいでよ』以降の作品に登場する。
『おいでよ』では怪しい保険の勧誘員をしていたが、『街へいこうよ』ではハッピールームアカデミー職員に転職。『とびだせ』ではハッピーホームアカデミー職員としてたぬきハウジングで働いている。
ケント
種族:シーズー
『とびだせ』以降で登場するハッピーホームアカデミー職員。しずえの弟。
タクミ
種族:カワウソ
『ハッピーホームデザイナー』に登場するハッピーホームアカデミー職員。ホンマさんの姪。

訪問者

度々村を訪れる固有キャラクターたち。

みしらぬネコ
種族:猫
主人公が引越しや他の村へ出かける際に登場する謎の猫。
あやしいネコ
種族:猫
『+』以降の作品に登場する顔の無い猫で、プレイヤーに顔を描かせる。
『とびだせ』ではハロウィンの日に登場し、村の住民に変装するいたずらをする。
とたけけ
種族:犬
アコースティックギターを弾き歌うストリートミュージシャン。毎週土曜日の夜に村を訪れライブを行う。
『とびだせ』では他の曜日の夜はクラブ444でDJとして活動する。
カブリバ
種族:猪
毎週日曜日の午前中に村にカブを売りにやって来る老婆。
つねきち
種族:狐
時折村にやって来る怪しい商人。絵画などの芸術品を販売しているが時折贋作が混じっている。
『街へいこうよ』では街に店を構えている。
グレース
種族:キリン
オネエ言葉を話すファッションデザイナー。本名は、なべのすけ。時折高級車に乗って村を訪れる。
『街へいこうよ』では街で高級ブティックグレイシーグレースを経営している。
『とびだせ』でも従来作の様に村を訪れるが、後にまめつぶデパート内に出店する。
ハッケミィ
種族:クロヒョウ
時折村を訪れる占い師。
『街へいこうよ』では街に店を構えており、『とびだせ』でも後に商店街に出店する。
うおまさ
種族:ビーバー
『おいでよ』以外の作品に登場する釣り大会の主催者・審査員長。
パンプキング
種族:不明
『おいでよ』以外の作品で10月31日にだけ現れる謎の人物。頭がジャック・オ・ランタンの見た目をしている。
ジングル
種族:トナカイ
『おいでよ』以外の作品でクリスマスイブに村を訪れるサンタクロース。
かっぺい
種族:河童
『+』以降の作品に登場する運転手。『おいでよ』ではタクシーを、『街へいこうよ』ではバスを、それ以外の作品では船頭をしている。
家族に母親のゲコ、妻のクーコ、娘のククがいる。
ゆうたろう
種族:幽霊
『+』『e+』『街へいこうよ』『amiibo+』『あつまれ』に登場する。
『+』『e+』では時折深夜に現れ、人魂探しを依頼してくる。
『街へいこうよ』『amiibo+』ではランプの精として登場し、『amiibo+』では使ったamiiboのキャラクターに変身し、村に本人を呼び寄せることができる。

その他の住民

村に越して来、暮らし、やがて出ていく村人たち。

住民には各性格ごとに分類された記事があるため、そちらを参照して頂きたい。太字は「とびだせ」からの性格の呼称で、カッコ内は過去作での性格の呼称。(なお、一部攻略本ではさらに違う表記が存在する。)

「とびだせ」の時点で、住民は合計333人登場している。過去作にのみ登場していた住民も含めると、その数は400人近くにも上ると思われる。

  • 普通女(ワタシ系)
  • 元気女(アタイ系)
  • オトナ女(アタシ系)
  • アネキ女

  • ぼんやり男(ボク系)
  • ハキハキ男(オイラ系)
  • コワイ男(オレ系)
  • キザ男

外部出演

のりこめ スマブラの森

「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズには『大乱闘スマッシュブラザーズX』から初めて登場し、ステージ「すま村」とアイテム「おとしあなのタネ」、多数のフィギュアやシール、音楽が登場している。

後の2013年6月11日の「ニンテンドーダイレクト@E3」で、『大乱闘スマッシュブラザーズ for NINTENDO 3DS / Wii U』に主人公の「むらびと」まさかのファイター参戦することが発表され大いに驚かれた。
新たなステージ「村と街」と「コトブキランド」がそれぞれWii U版、3DS版に登場しU版にはすま村も再録されている。新たなアイテムとして「ハチのす」も登場。もちろんフィギュアや音楽も多数収録。

レースへいこうよ マリカーの森

マリオカート8にどうぶつの森とコラボしたDLC第2弾が2015年4月23日に配信された。
操作キャラクターとして「むらびと(男の子と女の子)」「しずえ」が登場し、新たなマシンとしてどうぶつの森をイメージした「わくわくビートル」「きせかえスクーター」などが追加された。

また、新コースとしてどうぶつカップとベルカップの2カップ計8コースが追加され、どうぶつカップ4コース目はその名も「どうぶつの森」。
コースの形はシンプルながらも店が立ち並ぶ石畳の道をスタートして木々の間を縫って砂浜を走るどうぶつの森らしさが凝縮されたコースになっている。最大の特徴は遊ぶたびに四季が変化すること。季節によって草木の茂りや舞台となる時間帯も変わりコース上のギミックも変わる。

マリオカート8DXでは最初から収録されている。

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関連コミュニティ

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関連項目

  • ゲームのタイトル一覧
  • 任天堂
  • 戸高一生
  • おとしあなのタネ
  • 劇場版 どうぶつの森
  • アイカ村
  • かかっておいでよ どうぶつの森
  • 恐怖の部屋
  • しずえさん戦
  • タヌキインパクト
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