ブルトンとは、以下のことを指す。
四次元怪獣の名前の通り、その能力を使ってさまざまな怪現象を引き起こす。
体の突起からアンテナのような繊毛(四次元繊毛)を出し、それを使って空間を操る。
それまでの「怪獣」のイメージに当てはまらない奇抜なデザインが特徴。
四次元怪獣:ブルトン | |
登場作品 | ウルトラマン |
登場エピソード | 第17話「無限へのパスポート」 |
身長 | 60メートル |
体重 | 6万トン |
バローン砂漠で発見された二つの隕石から生まれた怪獣。
隕石がスペキュラー熱線を浴びたことで核融合を起こし活性化、さらに科学特捜隊によって同じ場所に保管されたため、合体してブルトンになった。
科特隊基地を四次元空間に包み、内部の空間のつながりをでたらめにして隊員たちを混乱に陥れる。
駆けつけた防衛軍に対しても四次元能力で攻撃。空間を歪めて自分に向けられた砲弾の着弾点をずらしたり、地上の戦車を空に出現させ、逆に空中の戦闘機を地面に這わせるなど、不思議な現象を起こして壊滅させた。
ウルトラマンとの戦闘でも四次元能力を駆使し、空間ごと振り回したり次元の狭間に落とし込むなど苦戦させるが、ウルトラマンの高速回転(技名:ハイスピン)によって四次元繊毛がオーバーヒート、攻撃を破られる。直後にスペシウム光線を一度は耐えるものの二度目を受け倒され、最後は隕石に戻りウルトラマンに握りつぶされた。
四次元怪獣ではあるものの移動方法はゴロゴロ転がるという地味な方法。 一応飛行も可能で、最後は飛んで逃げようとした。
不思議な現象を起こす四次元怪獣ブルトンであるが、何よりも特徴的なのは一度見たら忘れられないその見た目である。
何とも表現しづらいが、テトラポットがいくつか組み合わさったような形と、薄い青色でテラテラ光る柔らかい体を持つ。(動画を見てもらった方が早いだろう)
デザインのモチーフについては諸説あり、心臓、フジツボ、ホヤなどさまざまである。
書籍などではスーツアクターが三人で演じているとも書かれているが、確かな情報はない。(OPのテロップでは一人だけ表示されている)
なお、ブルトンが四次元繊毛から出す青白い光線の演出は、光学スタッフがフィルムに丸いハンコを押しまくって作られている。当時の特撮スタッフのアイデアと努力が詰まった光線である。
原作でウルトラマンが倒した個体が何らかの力(実はジェロニモン)によって復活を果たす。
ウルトラマンと再び対決したり、平成のウルトラマンであるウルトラマンガイアと共演対決を果たした。
特にガイアとの決戦ではオープニングテーマである「ウルトラマンガイア!」のアレンジが流れ、平成ウルトラマンと昭和怪獣の対決と言うところだ。
実は、この「大怪獣バトル」の世界において、「時空間の混乱により様々な世界から怪獣が集まっている」という状況を引き起こした元凶である。
惑星ボリスに隕石として落下、ボリスを怪獣だらけの星にしてしまう。これがきっかけで惑星ボリスへ調査に向かったZAPとレイが出会うことになった。
第7話「怪獣を呼ぶ石」で初めてその存在が明らかになる。その後突然現れペンドラゴンを攻撃、ネロンガ・テレスドン・レッドキングを召喚し、レイのゴモラとリトラと戦う。
が、戦闘中は特に何もせず静止したままで、リトラに誘導されたテレスドンの炎で繊毛を焼き切られてしまい、機能を取り戻したペンドラゴンのワイバーンミサイルをくらって爆発した。
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最終更新:2024/06/07(金) 12:00
最終更新:2024/06/07(金) 12:00
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