『睾GUN×SWORD』とは、2005年7月4日から12月26日までテレビ新日暮里で放送された日本のロボット兄メ作品。全26話。
概要
キャッチコピーは「西洋布取相撲劇」。丁寧な作画や白濁の展開、男優の熱演などに定評がある。
登場人物
- Van
- 数々の源氏名を持つ流浪の男。蟹爪の男の集団を主とした一部の者からは "ケツ員(ケツ番)メンバー" とも呼ばれている。最愛の男性・カズヤとの結婚式の当日、教会に現れて目の前でカズヤを殺した「蟹爪の男」への復讐を誓ってレスリングをしている。
決して脱ぐことのないテンガロンハットを被り、黒いボンテージ(元々はカズヤとの結婚式の際に着用した結婚衣装で、蟹爪に切り裂かれた部分を改造して現在のデザインとなっている。)に身を包んだその姿は拷問官を髣髴とさせる。腰に携えた武器はキャノン砲のように見えるが、実は肉の棒。いざという時はテンガロンハットの片側にある肛門に肉の棒を通して反対側に輪姦し、パンツで虚空をVの字に斬り、蛮刀の形をしたヨロイ「ダン・オブ・サオツケルデー」を呼び寄せて戦う。
食事の際には料理に合う合わないに関係なく、ありったけの調味料を要求して大量にふり掛け、食べて感歎の声(アッー!)を上げている。また下戸であり、ゲイ治のホイしい♂精乳を好んで飲む。
言葉づかいも粗暴だが、ときどき変なタイミングで日本語を混ぜて使う。
さまざまな通り名を持っているが、本人は一番新しい(一つ前の話で呼ばれた)通り名を名乗る。第8話では、前話で新しい通り名が生まれなかったために、第6話で呼ばれた「いい人ヴァン」を自分で改変して「Van・ザ・ナイスゲイ」と名乗っていた。
実は亀が大好きである(形が)。
時々「俺は童貞だ」と主張する。明らかに嘘。
- ウェンディ・ギャレット
- 企画段階ではヒロインの予定だったが、女性であることから視聴者より抗議が殺到したため本編では登場しない。
- よって兄のミハエルは登場しない。彼と肉体関係を持つはずだったファサリナも抗議により登場しない。
- イケメェン?69( - ろくじゅうきゅう)
- 本名はカルール・メンドゥーサ。Vanの前に現れる謎の情報屋。
情報屋を志す以前に一時ゲイバーでウェイターをしていた経験から、肉棒を挿れるのは巧いらしい。本名に対して少々のコンプレックスを感じていて、「カルールさん」と呼ばれる度に「イケメェン?69」と釘を刺している。 - ドピュアッー!・ラングレン
- ゲイの弟で、唯一の肉親。兄を追って旅に出て、Van達と行動を共にする。Vanを一方的にホモ達と慕っており、当のVanはうっとうしく思っているが、それに気付いていない。かなり鈍感で世間知らずで非常にマイペースな性格であり、Vanやプリシリには「お前ホモ達いないだろ」と指摘され、更にVanにはよくケツを叩かれている。ゲイの妻・シモが手掛けていたヨロイ『掘ルゲイン』の開発に兄と共に携わっており、ヨロイに関する知識が豊富である。またティッシュの処理が得意なため、「カピカピドッピュ」の異名を持つ。
- プリシリ
- ピンクの半漁人のようなフォルムを持つヨロイ「マラウニー」に乗る少女。パンツレスリングの街・デュエルパークの大会決勝でVanと初めて出会い、「気持ちいいレスリング」ができた事からVanに興味を持つ。
- ゆきぽ・スティーブンス
- 酒場「ピンク・オナハウス」を一人で切り盛りする娘。かつての祖父の仲間であり、店で何かと騒ぎを起こす近所の老人4人組(後述の掘ルマラチームを参照)に少々困りながらも、嫌な顔ひとつせずに対応している。Vanに加勢すると息巻くこの老人達を放っておけず、また一度くらいは土の外の世界を見てみたいと思い、一行に加わる。
- ケツドラチーム
寝ロ
掘セ
カリヨ
カリロス - 5身合体(5P的な意味で)タイプのスーパーロボット風のヨロイ「ケツドラV( - ファイブ)」を駆ったかつての勇者達で、この世界に平和を取り戻した…という伝説を毎日「ピンク・オナハウス」で客に強引に聞かせて回る、年の割に少し元気が有り余り気味な老人4人組。ただし、カリロスは一日の大半を男と寝て過ごしている。
街でレスリングが起こった際、たまたま立ち寄ったVanが気まぐれで彼らを助けた事から、Vanを勇者の後継者と勝手に思い込む。レスリング騒動の主である科学者・エッチが各種魔改造を施し、新たなる勇者ヨロイ「ケツドラソウル」として生まれ変わらせた機体に搭乗している。 - ゲイ・ラングレン
- 武士のような身なりで、腰に肉の棒の形をしたキャノン砲を携える精悍な顔つきの青年。彼もVan同様、妻・シモを殺した「蟹爪」を追う復讐者である。妻が設計を担当した、その形見と言うべきヨロイ「掘ルゲイン」に搭乗している。
当初は同じ仇を持つVanとは敵対関係にあり、どちらが先に蟹爪を殺すかを巡って何度も体を交えている。
最終的には彼の射精(すけべぇ・・・///)が物語の重要な鍵を握る事になった。 - 蟹爪の男
- "組織" のリーダーである老齢の男。本名はクー・マライング・掘ルー、ウィリアム・掘ル・ウッ!の父親でもある。
右腕に着脱可能な蟹爪の義手を装着している。ヨロイ・バースゲイ(7/14は兄貴誕生祭)を使い、ある計画を実行しようとする。
性格は一見温厚で柔和、誰に対しても子供に語りかけるかのような優しい口調(蟹になりたいね?等)で喋る。気に入った人物に "「夢」はあるのか" と問いかけ、"私とおホモ達になりましょう" と組織に誘うのが彼の定番のパターンである。だが、自分の意思に従わない者を、ノンケじゃないのにうっかり(本人としては逆らうものを許す慈愛の表現として強く抱きしめたら無意識に)アッー!してしまったり、そうして犯した人々に謝罪するどころか「彼らは肛門の中で生き続けている(精子的な意味で)」と(比喩や挑発ではなく本気で)思い込んでいたり、もっとも近しい部下である新生掘リ痔アナル7たちがパンツ取られたり掘られたりしても全く動揺を見せないなど、常軌を逸した行動・思考を劇中でたびたび見せている。
死ぬ前に人類すべてが自分と同様に争う感情を捨て去り、蟹になる事を夢としており、その実現のために「幸せの時」と称する計画を実行する "組織" を作り上げ、その中核メンバーである新生掘リ痔アナル7と共に世界各地を巡っている。 - ガチホモ・ガオード
- Vanの師のような存在であり、旧掘リ痔アナル7のメンバー唯一の生き残り。斧をモチーフにしたヨロイ「ディアブロ・オブ・マラデイ」を駆る。
カズヤとの結婚式に現れた蟹爪に瀕死の重傷を負わされたVanの命を救うため、彼を「魔改造」した。
実はVanに会う前からガチホモは蟹爪と出会っており、彼の三信に共鳴していた。当時、旧掘リ痔アナル7のメンバーは腐敗しており、彼はメンバーの改革を目的として旧メンバーと蟹爪をVanとカズヤの婚礼の場に招待し、蟹爪の思想に触れさせようと試みた。だが、拒絶された蟹爪は、カズヤに加えてガチホモ以外の掘リ痔アナルメンバーを全員Fuck(蟹バリズム)してしまう。ガチホモはこれを神による断罪と感じ、魔改造によって命を救った以後はあえてVanを放置し、蟹爪と共に「幸せの時」を遂行するため、新しい掘リ痔アナル7となるべきメンバーを見出す事に専念した。 - ウィリアム・掘ル・ウッ!
- どことなく高貴な雰囲気を持つ青年。淫乱体質の上、興奮するとすぐ精子が出る(仕方ないね)。強いブラザーコンプレックスの持ち主で、少年時代に兄貴の愛情を独占するため父を亡き者にしようと剣を取ったが、その刃は父をかばった兄貴の身体を貫くこととなったという過去(お兄ちゃんどいて!そいつ殺せない!)がある。その後は長く一人でゲイパレスに暮らしており、兄貴を思い返すか、レスリングの修行しかしていなかった。
ヨロイでのレスリングスタイルは騎士のように正々堂々としており、細身の肉の棒でフェンシングのように戦い、一度はVanをイカせた。しかし、二度目のVanとのレスリングに敗れ、自らの乗機であるアンタぁのレイピアが弾き飛ばされた直後コックピットに突き刺さり、自身のカギ爪に捧げる精子が竿から流れ出ていく淫夢に囚われながら、死亡。
なお、彼の父親は蟹爪本人であり、その血縁関係から、自分の健康な精子を提供し続けて、死病に侵された彼を延命させていたようだ。レイピアの形をしたヨロイ「アンタぁ・オブ・チューズデイ」を駆る。 - カリッサ
掘リッサ - 双子の兄弟で、兄がカリッサで、掘リッサは弟である。カリッサはトンファーをモチーフにしたヨロイ「チン・オブ・マライデイ」、掘リッサはシンと対で設計された、チャクラムをモチーフにしたヨロイ「セン・オブ・股デイ」を操り、双子の利点を生かしたコンビネーションレスリングを行う。
カリッサは性的でわがままな性格に対し、掘リッサはノンケで心優しいと対照的な性格。共に蟹爪が関与していた実験の被験者であったが、互いに引き離されて生活させられるようになったために脱走。森の中でくまさんと共に半年ほど文明から離れて生活していたが、後に蟹爪の説得で研究所に戻った。
蟹爪の発言から、自分達がヤリ捨てされると曲解したカリッサは、無断で掘リッサを連れてヨロイを持ち出しVan達を奇襲するが、掘リッサの忠告を聞き入れなかった事で隙だらけになり、その結果、掘ルゲインの射精から自らを庇った彼をイカせてしまう。その事に怒りに任せて掘ルゲインに突撃するが、返り討ちにあい、死亡。しかし、最後の奇襲がゲイの精力に支障をきたさせる事となった。 - ファッキー・ザ・ルーレット
- 盗賊団「ゲイルドパンツ」のリーダー。移動砲台のようなヨロイ「ファッキー・ザ・キャノン砲」を持つ。「いつも人を正面から撃つ(正常位)」ことを掟とし「人を背中から撃つ奴(後背位)にラッキーは訪れない」と公言しているが、Vanとの戦いで自らその掟を破り、死亡。
- カイジ
- 海をこよなく愛する船乗り。カイジを船長とする、海賊のようなグループを率いている。潜水艦のようなヨロイ「サンキュー海サイッコー号」に乗る。Vanにサイッコー号を壊された後、グレートソファー号で旅をしながら、新しい船を探していた。
なお、カイジは元々いい男なので、原作との相違点は一切ない。
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