将国のアルタイルとは、『月刊少年シリウス』にて2007年9月号より2024年1月号まで連載された漫画作品、および2017年7月より放送されたアニメ作品である。
概要
将国のアルタイル | |
漫画 | |
---|---|
作者 | カトウコトノ |
出版社 | 講談社 |
レーベル | シリウスKC |
掲載 | 月刊少年シリウス |
掲載号 | 2007年9月号 - 2024年1月号 |
巻数 | 既刊26巻(2024年3月時点) |
漫画テンプレート |
舞台は前近代のオスマン帝国圏やヨーロッパ諸国を思い起こさせるルメリアナ大陸。史上最年少でトルキエ将国の将軍になったマフムートが、ルイ大臣の陰謀で侵略の手を広げるバルトライン帝国に対抗していく姿を描く。
ストーリー
ここではない世界、いまではない時代。
将軍と呼ばれる為政者たちの治める草原と砂漠の国・トルキエ将国。
12年前、隣国・バルトライン帝国との戦争で母を失ったマフムートは、
平和な国にしたいと希い、トルキエ史上最年少で将軍となった。
しかし、交易で得た巨万の富をもって安寧を取り戻したトルキエに対して、再び帝国の侵略が始まる。
犬鷲・イスカンダルを相棒に国家間に渦巻く陰謀と策略を切り裂かんと動くマフムートは、
いかにして自分の国を平和へと導くのか?
―――理想と現実の狭間で彼のとる行動とは…?
登場人物
メインキャラクター
- 犬鷲のマフムート将軍(トゥグリル・マフムート・パシャ)(CV:村瀬歩)
- 主人公。17歳という史上最年少の年齢でトルキエ将国の将軍となる。生真面目で融通が利かない性格。
- 過去の戦争で母を失った経験から、二度と戦争を起こさせないという思いが原動力になっている。
- しかし内外の情勢がそれを許さず、対バルトラインとの戦争の指揮を執る。
- 犬鷲イスカンダルを引き連れている。
- キュロス・イオス・アポロドロス(CV:KENN)
- ポイニキア市長アポロドロスの息子で、ポイニキアにおける耳役
- アビリガ(CV:諏訪部順一)
- ヴェネディック・ブレガ商会所属の私兵隊長。ブレガを親のように慕っている。
- 黒翼のスレイマン長官(カラ・カネット・スレイマン)(CV:小西克幸)
- ザガノスの私設密偵網「耳役(クラック)」と「目役(ギョス)」を統括する長官。ザガノスの命令でマフムートに協力する。
- エルバッハ
- タウロ市のエル・トーロに所属する傭兵の青年。ひょうひょうとした皮肉屋。
トルキエ将国
- 毒薬のザガノス将軍(ゼヘル・ザガノス・パシャ)(CV:古川慎)
- 13人の将軍の一人で第1州管理官。
- 対バルトライン強硬派で、戦争に備えるために陰謀を働かせる。
- 大都市のカリル将軍(シェヒル・カリル・パシャ)(CV:緒方賢一)
- 13人の将軍の一人で第7州管理官。
- マフムートの親代わりのような存在で、対バルトラインでは穏健派に属していたが…
バルトライン帝国
- ゴルドバルト11世(ギュンター)
- バルトライン帝国の現皇帝
- ルイ大臣にある程度の実権は任せているが、最終的な決定権は彼のもとで握っている。
- ビルヒリオ・ルイ(CV:津田健次郎)
- バルトライン帝国筆頭大臣(帝国宰相)。
- 帝国の戦争推進派でルメリアナ大陸全土の統一をもくろむ
- エルルバルデスブルク公爵レレデリク(CV:小林ゆう)
- ゴルドバルト11世の姪で、帝国海軍央海艦隊陸戦隊長。
- 皇位継承権第3位の立場におり、ルイに従いながらも独自の思惑を持つ
- グララット・ベルルリック(CV:櫻井孝宏)
- レレデリク直属の部下で帝国海軍央海艦隊陸戦隊長付副官。
- レレデリクに絶対の忠誠を誓う
関連静画
TVアニメ
2017年7月よりMBSほかアニメイズム枠にて2クールで放送された。
スタッフ
- 原作 - カトウコトノ
- 監督 - 古橋一浩
- シリーズ構成 - 高木登
- キャラクターデザイン - 菅野利之
- 副監督 - いがりたかし
- 美術設定 - 成田偉保
- 美術監督 - 小倉一男
- プロップデザイン - 新妻大輔
- 色彩設計 - 佐々木梓
- 撮影監督 - 大山佳久
- 3Dディレクター - 石神亮一
- 音響監督 - 木村絵理子
- 音楽 - 川﨑龍
- アニメーション制作 - MAPPA
- 製作 - 将国のアルタイル製作委員会
関連動画
関連チャンネル
関連リンク
関連項目
- 1
- 0pt