monde des songeとは、『pop'n music』シリーズに収録されている楽曲である。
概要
ジャンル | ファンタジー | |||||
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アーティスト | Bikke | |||||
BPM | 119 | |||||
担当キャラ | ディーノ | |||||
曲コメント | ファンタジックなおとぎの国のメロディー。 | |||||
譜面難易度 | NORMAL | BATTLE | ||||
EASY | NORMAL | HYPER | EX | NORMAL | HYPER | |
3(4ボタン) | 11(3) | 30(24) | 36(30) | 6 | - | |
※EASY以外のカッコ内は20 fantasia以前の旧レベル |
初代から収録されているポップンの楽曲。ジャンル名は「ファンタジー」(FANTASY)。
いかにもエレクトリカルパレードを彷彿させるような曲調であるが、曲の構成としては同じくジャン=ジャック・ペリー作曲の「The Little Ships」のリスペクトが強い。
作曲者のBikkeはBEMANIの生みの親ことdj nagureoの奥さん。彼女は本曲以外にも、beatmania IIDX 7th style収録曲「Secret Tale」(原曲ボーカルはAsuka.Mだが、pop'n music 9にて「ソフトロックfromIIDX
」としてSanaカバーで収録)の作詞をしている。
曲名はフランス語で「夢の世界」の意味と思われるのだが、厳密には文法が間違っており、正確に表記するならば「Le monde des songes(ル モンド デ ソンジュ)」。
ただし、ゲームボーイ版pop'n music GBの説明書では「モンド デ ソーニョ」とふりがなが振られている。
もしかして:コンマイクオリティ
そのため、この大百科での読みは一応の公式記載である後者を採用している。
初代pop'n muic & 2ではNORMAL譜面と、それより低難易度のBEGINNER譜面のみだった(BEGINNERはpop'n music 4で削除)。
pop'n music 9では5ボタン譜面(Sunny ParkでEASYと入れ替わりに削除)とBATTLE譜面、pop'n music 11では後述のHYPER譜面とEX譜面が追加された。
pop'n music 4で復活した際にNORMALの難易度が何故か5→3に下げられ、以降20 fantasiaまでは長らく9ボタン最弱のレベル3となっていたが、かなりのリズム難で詐称譜面であった。ただし、色んな音がアサインされているので、叩いて音を出す面白さを味わうにはいい譜面かもしれない。また、当時のレベルフォルダではレベル43の右にレベル3があったため、(ネタで)最難曲と呼ばれたりしていたこともあった。
Sunny Parkの難易度50段化によりレベルが新11となり、実質+2レベル上方修正され、初代の頃に戻った。これによりN譜面最弱は同じく初代の「J-テクノ / Quick Master」となった。
同時にレベル3のEASY譜面が追加された(旧5ボタン譜面から左緑抜きの4ボタンで配置のみ再構成されている)が、こちらも最弱ではない。なお、旧BEGINNER譜面・5ボタン譜面・そしてGB版限定の5ボタンB/N譜面も含めれば歴代初心者向け譜面がかなり大量に存在する曲でもある。
pop'n music 11で新たに追加されたH・EX譜面は階段配置が特徴的で、練習にも最適である。クリア目当てならRANDOMオプションで崩してしまうのが楽。
……が、この追加譜面はこれ以上音を切れないため強引にBGMをぶつ切りにしてキー音を作り出すという無茶な手法を用いて作られているため、ボタンをうまく押せないと音が思いっきり途切れたりする。同様の手法で作られた追加譜面は「アキバ / E.C.M.」もある。
上記のほか、GB版pop'n music GBではチップチューンアレンジされ、ボタン数が少ないため独自の5ボタンBEGINNERとNORMALが存在している。
PSP版pop'n music portableは概ねアーケードの譜面をそのまま移植しているが、新たに5ボタンHYPER・7ボタンNORMAL/HYPERも追加されている。5/7両HYPERはどちらも9ボタンHYPERに近い物量である。
ちなみにPC用タイピングソフト『pop'n music 打!!』にも収録されているのだが、初心者向け練習モード「LESSON打!!」の最終ステージのチュートリアル曲という扱いであり、同作の他の曲がロング尺になっているのに対しこの曲は本家そのままの長さである。
担当キャラ:ディーノ
出身地 | メルヘン王国 |
---|---|
趣味 | テレビゲーム。ビートマニアが大好き! |
好きなもの | あま~いお菓子 |
嫌いなもの | 歯医者と宿題は大嫌い!……先生は好きなんだけどね。 |
誕生日 | 3月1日(マーチの日) |
「メルヘン王国」の王子様で、緑色の恐竜の子供。身長150cm。
「恐竜」と称されてはいるが、初代や20 fantasiaでは口から炎を吐き、8のユーリのFEVERWINアニメや20 fantasiaのFEVER・ダンスなどでは背中に翼が生えて空を飛んでたりなど、どちらかと言えば「ドラゴン」に近い。
勉強が嫌いで、しょっちゅうお城をこっそり抜け出してはどこかへ遊びに行く事も多く、家庭教師の「ミセス・ウィルソン」を困らせているらしい。
出身地の「メルヘン王国」は地球と異なる次元に存在する異世界であり、「ちょっと不思議でなんでもアリ」な場所とされている。王国出身者は他にも吸血鬼の「ユーリ」が率いる妖怪バンド「Deuil」のメンバーや、ハチ娘の「キャンディ」など、ほとんどが人外の存在。ゲーム本編には未登場だがディーノのパパである国王様も存在するようで、portableのディーノのセリフ等でその存在が言及されている他、かつて配信されていた4コママンガでは山のように巨大な竜のシルエットとして描かれていた。
王国上空の雲の上には「ホワイトランド」という別の国があり、そこには「底なしにピュアな心の持ち主ばかり」が住んでいるとされ、天使の「ポエット」等はそちらの出身。ホワイトランド王子の「ヘンリー」とディーノは親友同士で、ディーノはよく遊びに行くらしく、かつての公式サイトでも遊び疲れて眠る2人の公式イラストが存在した。
初代pop'nにて本曲で初登場した際は、王子という設定ながら服は着ておらず全裸であり、またFEVERアクションで大きな炎を吐くため、特に炎がキャラ枠をはみ出すようになった4以降、そして炎のレイヤーが最前面になった9以降では譜面に炎が掛かりセルフオジャマになってしまうため、使う際には注意が必要。
pop'n music 6で再登場した際は誕生日のパレードで魔法の杖を持って王族の正装を身につけ、20 fantasiaでは不思議なステッキを持って魔法使いの衣装を着ている。
レースゲーム『コナミワイワイレーシング アドバンス』にはレーサーではないものの、ニャミやキングのフレンドスパーク(サポート攻撃キャラクター)として登場している。
担当曲
ジャンル | 曲名 | アーティスト | 初出作品 | 衣装 |
---|---|---|---|---|
ファンタジー | monde des songe | Bikke | pop'n music![]() |
1 |
マーチング | マシュマロ・マーチ | まろりんズ | pop'n music 6![]() |
6 |
ドリームポップ | fantasy suitcase | Mr.T | ee'MALL 2nd avenue![]() |
6-2P |
ファンタジーテック | 双子のフェレット | 742 | pop'n music 20 fantasia![]() |
20 |
カラフルトイズ・ワンダーランド | 本城ダイキチ | pop'n music éclale![]() |
20-1P | |
Les Jouets Sonore | avant-midi | pop'n music peace | 1-1P (peace絵柄) |
関連曲
後にpop'n music 3にて別作曲者による「ファンタジーの続編?」と銘打たれた楽曲「モンド / Little Robin's Drawer」が収録された(公式紹介)。
そちらの作曲者はUncle Motcheeこと本間将紫(ほんま まさし)。サイモンマンこと杉本清隆の友人である。
NORMAL譜面しかないが、レベルが14と低い9ボタン入門者向けの難易度とそれに反したリズム難な所からいかにも前作の続編という雰囲気を醸し出している楽曲である。こちらの担当キャラはディーノではなく、テクノ音楽が得意そうな「サイバー」が務めている。
pop'n music 13 カーニバルでは本曲のルーツとも言える「エレクトリカルパレード / BAROQUE HOEDOWN」がなんと版権曲として収録(公式紹介)。
この曲はかつてディズニーコラボの外伝作pop'n music MICKEY TUNES(家庭用はDISNEY TUNES)にも「エレクトリカルパレード」として収録されていたのだが、今回はそれとまた別のアレンジになっている。
ロケテスト版では初代ディーノが仮担当していたが、製品版ではパレード風衣装のミミに変わっており、ダンスオジャマ時のイルミネーションの1つとしてディーノが登場している。現在は残念ながらpeace稼働途中の2019/11/25に削除されてしまったため、遊びたい場合はPS2版pop'n 13で。
23作目pop'n music éclaleでは、楽曲公募イベント「お題に挑んでクリエイト!ポップンオリジナル楽曲コンテスト☆大収録祭」にて、pop'n 1~3のジャンルをお題にしてオリジナル楽曲が一般投稿・採用された。
そして、ジャンル「ファンタジー」枠で本城ダイキチによるインスト曲「カラフルトイズ・ワンダーランド」が採用。テーマに沿ってpop'n 20のディーノが担当キャラになっており、リズムの変化や転調を多用した曲名通りのおもちゃ箱のような曲に仕上がっている。
レベルはEASY 10・NORMAL 24・HYPER 42→40・EX 48で、特にEX譜面はディーノ歴代担当曲で最強に位置している。
25作目であるpop'n music peaceでは、過去の歴代シリーズを遡ってそれっぽい新曲が解禁されるイベント「ポップンタイムトリップ」の初代「ポップン編」にて、同じく本曲の続編らしき新曲「Les Jouets Sonore(レ ジュエ ソノール)」が登場。
そちらの作曲者はavant-midiこと、HIRO総長の異名を持つ竹安弘(たけやす ひろし)。
担当キャラクターは新絵柄になった初代ディーノで、作曲者は異なるもののやはり本曲をリスペクトした曲調になっている。
曲名の意味はフランス語で「音のおもちゃ」。ただし、文法ミスも初代をリスペクトしているのか、本来のフランス語としては「Les Jouets Sonores」が正しい。
レベルはEASY 7・NORMAL 28→25・HYPER 38・EX 44と、やや控えめ。
関連動画
関連項目
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