ニコニコ大百科

「可児君…君という人は…怖いな～」

>>266
しかしカメラの外の駅のホームでは乗り遅れた嘉納校長が
立ち尽くしているというｗ誰かが言ってたけど
木更津キャッツアイの高速巻き戻し演出を入れてみたくなる

スポーツという熱がじわじわと周囲の人達に広がっていく様子を
見られるのは楽く、自分の行いが徐々に承認されてゆく四三に
感情移入するとえもいわれぬ嬉しさを感じるけど、それと同時に
「後戻りできない」「失敗は許されない」
という怖さもしっかりと描いてくれてるのも好感が持てる。
正に熱狂のオリムピック

今のところまだ回収されていない大きな伏線・ポイントは、
●1960年の東京を足袋で走っている人物の正体（金栗ではないと思うが）
●五りんの亡くなった両親（美川とお梅辺りが有力？）
●未だすれ違いのニアミスばかりの金栗と志ん生（孝蔵）は直接会う機会はあるのか、それともすれ違いのままか？さらに晩年にツーショットの写真が残っている、金栗と田畑が出会うのはいつ頃か？志ん生と田畑も会う機会はあるのか？

こんな感じかな？

ちなみに主役が途中で交代する大河は過去に、国盗り物語、草燃える、炎立つ、葵徳川三代があるが、クレジット順番は田畑が主役になってからは金栗の位置はどうなるか？
嘉納治五郎がいる間は二番手（現在の田畑と同位置）、嘉納の死後は金栗がトメ？

弥彦坊っちゃんの次男坊の放蕩息子としての自分の立場は弁えてるけど、自己顕示欲に溢れまくっているって矛盾した精神を部屋にデカデカと飾ったマッチョ写真で表現するの凄いわ……
なんだかんだお母さんも認めてくれていて良かったなあって思ったけど、ストックホルムを経た後の彼の顛末を見るとなんか今から哀しくなってくる……

四三は五輪の後も駅伝や高地トレーニングを導入して『近代マラソンの父』として名を残したが、弥彦は…弥彦は……
なんかドラマではこちらにも救いが欲しいよ………

>>274
再放送見てたら弥彦が「こうなれば兄とはことごとく別の道を行くさ」的なこと言ってて、あっ……ってなったよね。その時が来たら四三や天狗倶楽部の面々はどう彼と接するんだろう。

>>275
言っちゃなんだが兄と同じ道どころか、典型的な縁故就職での人生になってしまってるからな……
オリンピックの話題は晩年も頑なに口にしたくなかったらしいしなんか本当に自信喪失してしまったんだなってつらいものがある

wiki見ても完全に銀行内の一役員として人生が完結して表舞台から一切姿を消してるっぽいからなぁ…
(それはそれでキングダムの信みたいに資料が残ってないのをいいことにいくらでも盛れる創作上のおいしさはあるが)

ようやく口にしても結構シンプルだったらしいからなぁ
オリンピックとスポーツの負の側面を表すのにいい題材ではあるんだけど、正直辛い

最初から最後まで引き込まれる回だった
ついに金栗が一人前になった！って感じ

金栗と弥彦がストックホルムの会場に来たシーンはカメラがぶれていたがなぜか逆にリアルさを感じた、ああついに来たんだなって思った

そしてラストの加納先生に笑ったw

監督の意気込みを感じさせられるいい回でした
ブレがいい感じにリアルになってたかなぁと

https://twitter.com/nhk_td_idaten/status/1102174303053860864
シベリア鉄道のシーンは、車両の美術セットの外に片側120台のLEDモニターを並べて撮影しました。車窓からの風景は #大根監督 自らがシベリア鉄道に乗って撮影した実景映像を映し出しています。

金栗氏は今回で一皮剥けて、帰路につく頃は何周りも大きくなって帰ることになりそうだが、三島天狗は鼻を折られることになるのだろうか。

今この記事の下のニュースの欄で知ったのだけど、
あっという間に殺された伊藤公、去年も伊藤俊輔役やってた人だったのか・・・

ハルビン周りは当時色々とヤバそうだしね。中華民国領とはいえごたごた続きで、シベ鉄持つロシアと南満鉄の日本がじわじわと勢力圏に取り込もうとしてる。2年後ヨーロッパでWW1が起きなければこっちで2回目の衝突してたのかも

劇中で仲睦まじい大森夫妻を見せつけられてからの紀行ですよ。
二人の馴れ初めが完全に少女漫画のそれだったけど、キリストに似た容姿を持ってたのがきっかけで意識するようになるというのは何と言うか芸術家らしい惹かれ方だなあ

三島弥彦が日本一の痛快男子たる由縁がよく分かった
まさに痛快男子だわ
あと、安仁子夫人が描いた大森兵蔵の肖像画がまさに竹野内豊で驚いた

何日も列車に乗るなんて日本人からすれば想像できんぐらい辛いだろうなあ

大森監督の大和魂は伝わってきたし非常に良い話ではあるけど、普通に考えてそんなヤバイ状態の人を貴重な監督枠につけちゃうのは愚策だよね…
実際金栗くんが不安になってキレてしまっていたし、あのまま可児先生が着いていった方が選手のメンタル面としてはマシだった
あと結核の人をあんな密室で選手と一緒にしちゃうのも感染リスクがアカンだろうし

美学と現実をごっちゃにしてしまった結果、かえって選手への負担になってしまうgdgd感をサラッと描く力量、八重の桜で見た手法だわ……
良いことをしているつもりなんだろうけど確実に悪い方向に物事が進んでいってるというか

>>286
志ん生が言うようなトラブルに発展しないくらいに余裕があって穏やかな気風が本当に素晴らしいよね、弥彦くん
食事の時に少なくなったワイン注いであげるイケメンムーヴもさりげなくて惚れる

長旅のストレスと嘉納先生の不在に大森監督病状の悪化とか情況は芳しくないけど、そんな中でも三島と金栗の友情が育まれているのが微笑ましくて良いね。

当時の中国は袁世凱の政権はあってもその政権がどこまで満州に影響力を持っていたかは分からないからロシアや日本が対峙していた時期で・・・
シベリア鉄道は飛行機がなかった時代の最速で欧州と極東を結ぶ交通路だったから各国の名士が乗っていそうなんだが四六時中正装はやりすぎかもしれない。そしてロシアは革命や戦争が近いきな臭い情勢下
大森夫妻の話は確かに当時実際にあったとは思えない感じだったなぁ・・・

しれっとナレーションで「初代総理大臣の伊藤博文が日本の朝鮮統治に反対する朝鮮人によって撃たれました。」って言ってて笑えない
伊藤博文は統治に反対してたから統治賛成の朝鮮人に撃たれたんじゃなかったっけ
いくらフィクションでも史実が下敷きなんだからそこはちゃんとしとこうよ

伊藤博文は統治反対派だったのに、統治賛成派だと勘違いされて殺されたんじゃなかった？

wiki見ただけの素人でごめんだけど、伊藤博文自身は反対派だったのに、伊藤が元凶的な感じで安重根が思い込んで暗殺って流れのように感じた。
たしかに併合強硬派によるものだって説もあるみたいだけど、今回の伊藤博文暗殺描写はあくまでハルピンのきな臭さを表現するための挿話なんだし、下手に詳細に描いたり新説を取り入れたりして混乱を招くよりは今回の描写の方がベターだと思うけどねえ。

伊藤は基本的には併合反対で、ただ朝鮮が現状単独で独立維持するのは現実的に無理だから国力が付くまで保護国としようという立場。当地の演説でもそういうことを言っている。
それに対していかなる理由であろうと結局は侵略だという過激派は当然いて、そういうグループが暴発したのが伊藤暗殺。まあ一般的にはね。
だからあのナレーションは大筋で正しい。

この時代の正装じゃない洋装ってどんなのか想像しにくい。カーディガンとか？

>>295
新橋駅を経つ1ヶ月ぐらい前にタイタニック号沈没してるから、映画「タイタニック」の乗船客（二等・三等船客あたり）を思い浮かべると一般的な洋装というイメージはしやすいと思う。

追加キャスト
https://www.nhk.or.jp/idaten/r/topics/news/newcast0305/
二階堂トクヨ:寺島しのぶ
村田富江:黒島結菜
人見絹枝:菅原小春
村田大作:板尾創路
清水りん:夏帆
増野:柄本佑
永田秀次郎:イッセー尾形

あとシマちゃん女子師範学校に通って体育の先生になるのね
しかし第一次世界大戦に関東大震災と暗い出来事も増えてくるなぁ

随分政治色が強そうだねこれ

そんなことないと思うけどなー
クドカンは国策とか関係なしにオリンピックを題材にしてたと言ってたし、内容も必ずしもオリンピックに媚びるものじゃないと思う

むしろ2020に向けたオリンピック礼讚というよりは、光と影とか、パイオニアたちの熱意とか、2020を推し進める人たちへの問題提起としての物語だと思う。人見絹江なんかまさにその象徴みたいな人じゃない？