ニコニコ大百科

世相が良い時はシリアスが受け、
世相が悪い時は明るいのが受ける、と聞いたことがある



まどマギと震災みたいな例外はあるが

昭和あたりの百合概念からニュアンスがほぼ反転しているのはさておき
最近の百合がどんどん狭義的になってるのはちょっと不思議な傾向だね
ラブコメ以外ダメで純愛ものすら受け入れられなくなってる

ティルティが寄り添う所めちゃ良かったし、アニスとユフィのぶつかり合いも凄く良かったですなぁ

ただ展開が辛すぎてここから入れる保険あんの...？
感じで詰んでて辛い

>>602
流石に適当言い過ぎでしょ
最近の百合作品はむしろ暗い方向も含めて作風の幅は広がってるよ
「百合好きですらないが女性二人いればとりあえず百合って言っておく」みたいな超ライトオタクの好みに認識を引っ張られてると思う

で、百合目当てで見てる層として言わせてもらえばここ数話の展開は百合要素が相対的に薄まってて残念
陰鬱な展開なのは（それが百合に必要であれば）全然かまわないんだけどね
アニスとユフィの関係を主軸に回してた序盤と比べて他の要素が強くなって、面白くても求めてるものではなくなった
まあ最後は二人の気持ちのぶつかり合いになりそうなのでそこは期待してる

ベッドで身も心もぶつかり合えば解決だな！(適当)

>>593
>アニスが王女であることを捨てられないっていうのがイマイチ理解しきれてないんだけど、転生で元々のアニスの人生を奪った意味とか責任ってことだろうか

簡単にいうと、アニスにとっては『王女である』事が『国王夫妻の娘である』、もっというと『愛する両親の娘である』というたった一つの縋る縁になってるのよ。
魔法への憧れとは別に、自分を実験台にしてまで魔法を求めたのは「魔法を持った普通の王族になれなければ、私は彼らの家族を奪った偽物でしかない」という思い込みの所為。

その辺もあって実はアニスって完璧にアイデンティティが崩壊してて、正直初期値では『演技性パーソナリティ障害』『強迫性パーソナリティ障害』あたりの心の病の傾向が普通に見えるのよな……

>>606
尚、解決方法
「うるせぇ！！ヤろう！！！（ドン！）」

追記しておくと、アニスの場合、異世界の知識以外は性格も人格も100％生誕後の人生で育まれたものとしか言えず、彼女自身も『アニスフィア・ウィン・パレッティア』にしか成れないしそうとしか生きれないと思ってる。

でも、幼少期から（主に貴族たちのせいで）自己肯定感を徹底的に圧し折られ続けたせいで、『自分は王女アニスの居場所を奪った偽物』としか思えなくなってるのよ。
故に、『王女アニスの居場所』にすら居れないなら、「世界の異物」でしかない自分には「この世界において完全に無価値」だと思い込んでいて、心が迷子になってしまってる。

ティルティの差し出した救いの手を振り払ったのもそのせいだし、他にも王女の立場（家族との絆）に拘泥する事自体があのクソ髭眼鏡爺みたいな輩に『アニスが暗殺される』可能性を高める原因になってしまってるのよな、ギリギリまで逃げようとしないから……

まあ、アニスの苦悩に関しては、ＯＰの歌詞にある通り、実は一つだけ単純明快な解決法があるんだが。

>>607
実際それ結構アニスに有効な手段だからなあ（）

転天重いって言ってる人
次シーズンの百合アニメはどっちもこれより多分重いぞ
震えて眠れ

「王宮百合ファンタジー」ってのが、ガッカリというか裏切られた。って感じる原因かもね。
嘘じゃないけどさ・・・。知らない人はああとは思わないよ。

元がなろうだからそれで妙に色眼鏡で見られてるのもある

言うて水星も重いけど受け入れられてるし
重い需要もまだ残ってると思うが

しかし最新話アニス、実は『相手から自分を犠牲にする選択肢を提示』され、『その方向性が実は自分には受け入れがたい（善意は分るが得してるとも言い難い）モノであり』『相手の手をつい弾いて拒絶してしまう』と幼アルくんとまったく同じ事やらかしてるのよね。本当に似た者姉弟。
つまりは、ユフィがアニスと同じミスをしたともいえるけど。
まあ、姉弟揃って言ってくれなきゃわからない部分で癇癪起してるからなあ。

>>611
正直、最近の書籍化作品で成功してるのはむしろラノベに近い作風が多いし、この状況でなろう云々で色眼鏡付ける人は見て判断すらせずに最初から酷評の結論ありきが多いように思えるから、『今更評価を改める人』は居ないんじゃないかな？

どちらかというとやっぱり重さの問題ではないかなと思う。

わたゆりもあるんだった(胃痛

幼少期からアニスの置かれてる環境が思っていた以上にエグい
これイリアさんいなかったら途中で心折れてるのでは‥

原作知ってる人に聞きたいんだがこれなんで
ここの王家アルくんしか男子を作ってなかったの？
暗殺とかは極論だけど、病気とかで倒れる可能性とか
考慮してないのが不思議なんだけど…

アニスが転生者と言われても、人格形成や行動原理に何ら影響を及ぼしてないなら、死に設定に思える
アニメだけしか観てない段階だけど、魔道具作りの発想元になってる部分は現代知識抜きでも、天才的発想の持ち主だからということなどで代替できるし
タイトルで転生と天才で韻を踏んでる部分が一番存在感あるよ

明日、Abemaで最終回直前sp

不幸ぶってるだけでしょうもない

>>598
小さいときからずっと言われ続けてて楽しいはずがない
ギャグにみたいに扱われてるけどアニスは完全に男性恐怖症

>>619
一応、異性を意識しない限りは大丈夫までは回復してると思う。
というかむしろ、セクシャルな話題自体が全然ダメな感じに思えるのよね、アニスは。幼児期にその辺を突きつけられ所為で性的に潔癖症になってるというか、知識はあってもその辺の情緒が子供の頃から発達してない感が強い。

>>615
アニメでは母上の背丈がかなりかさ上げされてる気配があるけど、原作だと小柄なアニスとほぼ同程度の背丈しかなく姉妹にしか見えない人なのよ。
結果、『小柄な体格で無理に子供を産む』、つまり「低年齢出産と同じリスク」が常に付きまとっていて、アニスもアルも難産で命に係わるレベルの難産だったりする。

ちなみに、母君はあの国の外交と軍事の要であり、あの人が睨み利かせてるからあの国は戦火に巻き込まれてないまである抑止力的な人物なので、彼女を失ったら国が亡びる未来すらあり得ます（）

……あれだ、愛妻家＆家族愛溢れる父王が側室置く事をどうしても嫌がってる事が真因（）

>>616
>アニスが転生者と言われても、人格形成や行動原理に何ら影響を及ぼしてないなら、死に設定に思える

転生要素はアニスに物凄い程に影響を与えてるぞ？

転生者だからアニスは自分を偽物と思い込んで精神を病んでるし。
転生者だから自分は魔法が使えないとアニスは思い込んで諦めてるし。
転生知識から呪いの様に植え付けられた『魔法への憧れ』は彼女の人生を歪ませてるし。
アニメ11話で見せた彼女の歪んだ行動の多くは自分は転生者であり異物であるという思い込みが原因だし。

これ以上ない程、アニスの人生を歪め曇らせ追い詰める為の『呪い』として「転生者」という設定は機能してる。

追記

作中で語られたとおり、「薬」でも「魔法」でも治療できないものが『呪い』である。

「アニスが転生者である」という事実は、彼女に幾許かの利益をもたらしつつも、彼女の人生に深い影を落とし、様々な悪影響を与え続けている。つまり、「アニスが転生者である」という事実はアニスが生まれた時から背負っている心を蝕む決して癒えない『呪い』な訳だ。

まあ、よく考えたら、アニメに関しては転生者設定について死に設定と感じる人が出てもおかしくないのか。

アニメは尺の関係で、原作ではここまでの間には隙あらば差し込まれていた「私が転生者だから……」と内心で思い悩んで気に病むアニスのシーンを、割と執拗に繰り返されるそれらを、『全部削った』からね（）

キャラの行動原理に密接に関わる設定でありながら削りすぎだ、と原作勢が愚痴ってた部分だし……

まあアニメは上手くまとめてる方だとは思うけど、今までも行動の裏側に強く関わってたアニスの行動原理の一番深く暗く重い部分を、今まで（影響はそのまま描きながら）説明を省略し続けたツケとして、クッソ重い『結果』だけがいきなり交通事故のように飛んできたと思ってくれればいいかと。

>>615
王妃が外交で諸外国飛び回んないといけないくらいの深刻な人材不足が原因
ほとんど国にいないレベルで忙しいのでそもそもこれ以上子ども作ってるだけの余裕がない

そもそもアニメの登場回はアル君婚約破棄事件のせいで公務キャンセル緊急帰国したからでアニスと顔合わせたのすら数年ぶりとかだし

>>623
転生ほとんど裏設定と化してるな…

男性恐怖症とか関係なく同性愛者の女性が男性との性的接触に嫌悪感があるのは当たり前だけね。

俺らが掘られるようなもん。別に男性嫌悪とかしてなくても嫌でしょ。

アニメしか見てないから、編集が勝手にタイトルに付け足したものだと思ってたわ（転生）

このシリアスがダメって人に8話が衝撃回である事と水星の魔女繋がりを兼ねて神無月の巫女（自分の最推しアニメ）を観せたらどうなるか気になるな
神無月はクライマックスに向かって百合マシマシなのに対して転天は逆に薄まってる感は否めないけど、攻め受け逆転気味なのは同じだし最終話でハァハァ斬り→結ばれるみたいな感じで行くかな？

>>621
彼女の人格がこの世界で生まれ育まれ、前世の人格は受け継いでいないということと、
前世があるという認識が、現世の人格に強烈な（負の）影響や負い目を与えてると言うこと
この二つが矛盾してるように思えるんだよね

自分の存在価値を揺らぐほど前世の影響があるなら、それは前世の人格が残存してるからとすれば納得できるけど
前世の影響が知識の継承というだけでは、自分を追い込むほどに歪ませる理由としては弱すぎるように感じる

そういう風になってるんだから、設定を自分が受け入れられるかどうかの問題と言われたらそこまでだけど
あるいは書籍なら自分でも納得できるように書いてあるのかもしれないけどね

まあ身も蓋もない言い方だけど、なろうだから人気の転生要素を入れて読者の目を惹くため無理に転生者設定にしたように感じた