ニコニコ大百科

>>900 誤情報はいかんなぁ
生成AIの中でもChatGPTのように文字情報のAIはだいぶポンコツだから疑ってかかれ、が常識なのに…

>>895
わかる。自分も以前「現状の法律はともかく社会常識は」そうだと思ってた。でも今は理解不足だったと思ってる。ながーくなるけど読みたい人向けに説明書いてみる

まず、コラージュも元作品の形が消えてたら合法なんだけど、それは許可要る範囲を広げすぎると創作妨げるからだと思う
https://www.kyoto-art.ac.jp/student/teaching/guide/pdf/basic/05.pdf
>もとの形がわからないコラージュやパロディであれば、著作権を侵害したことにはなりません
https://www.ip-bengoshi.com/archives/1714
>目の部分をくり抜いた猫の写真ないしその複製物を色彩あるいは大きさのグラデーションが生じるように多数並べてコラージュ
>全体として一個の創作的な表現となっていると認められる
>使用された原告写真又はそのコピーのそれぞれは本件看板の全体からすればごく一部であるにとどまり，本件看板を構成する素材の一つ
>原告写真の表現上の本質的な特徴を直接感得することができるといえない
AIは学習数膨大だから個々の作品の形はたいてい消えてて、その場合はコラージュに準じると合法に思う
コラージュのせいで写真家や画家や絵師が創作意欲や仕事を失って文化が衰えてることもないと思う

次に、二次元見たことない人は、絶対に二次元の絵を描けない。単なる実物の模写ではなく文字同様に受け手の読解力含め独自に発達した表現様式だから
でも二次元の絵を描く人は人生で見てきた大量の絵の学習許可を取ってないしギャランティも支払ってない。それは社会常識に反さない（人として悪いこととは思われてない。もちろん合法）

AIで同じこと（あるいは似たようなこと）をするのがダメとするには、何か新しい理由が必要
「盗まれてる感じで心理的にきつい」だと人の場合と整合しないから法律を作るような人には通じない
著作権法の目的の「文化発展」を妨げるからAIの学習・出力を規制すべき、って方向のほうが見込みある
ただその方向で話進めるなら、文化発展のためにはどうすべきで根拠はこう、って大掛かりな議論が要る
一つの主張材料としては「AIは生み出す速度が圧倒的だから人には無い弊害が生じる」って方向の主張はできるかもしれない。ただそれもデータとかの根拠を集めて整理する必要がある

あと、切り分けるべき点を言うと、入れるとき（学習）と出すとき（生成）の区別が重要

「他人の作品を吸収して表現を取り入れた」つまり「入れた（学習した）」のはＯＫ
盗作になるのは「元作品に似せた作品を出した」つまり「出した（生成した）」とき
人間については明らかにこの通り。単に今の法律だけじゃなく、人の道としてもそう
でも「AIも同じだよね」って話には、現状、世間が納得しきれてない
（※AIは「そっくりの元作品があると知らずに出しちゃう」事故は起きうる。その場合は誰にどのくらい責任が生じるか・生じないか議論中だった気がする）

それは世間の直観が正しいのかもしれないし、理解不足なのかもしれない
自分は理解が進むと納得してきたので、世間一般も理解不足なんだと予想してる
「法は倫理の最低限度」が法学の基本なので人の道も大事で、論理的に議論できる
法律の話だけじゃなく人の道の話としても、理解度によって判断が変わってくる

追記：狙い撃ちLoRA（特定の作家の作品群を、追加で学習させたやつ）について
人の道として勝手な配布はすごくダメに感じるし、法律的にも文化庁の解釈ではアウトっぽい
https://x.com/studiomasakaki/status/1781209122723319959
（https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/pdf/94057901_01.pdfの８枚目）

ただ、マイナス適用とかどうなるか謎な気もする。危ないから許可なくするのは避けた方がよさげだが
https://note.com/zacro_inn/n/n901a285c17d4（※文化庁の見解出る前の記事。この人も狙い撃ちLoRAには否定的）

ちなみに許可とって推しの狙い撃ちLoRA作ると罪悪感やばいらしい
https://note.com/tototo210/n/n571745e5d9fc

>>904
「たかが文化庁ごときが法律のセーフ・アウトを決めるとはどういうつもりだ？」と腕まくりしそうになったが、

＞「考え方」は、現行の著作権法の解釈について、公表時点における、小委員会としての一定の考え方を示すも
のです。「考え方」それ自体は法的な拘束力を有するものではなく、また現時点で存在する特定の生成AIやこ
れに関する技術について確定的な法的評価を行うものではありません。

と書いてあるじゃないか
その資料にも書いてあるとおり「著作権法の解釈は、本来、個別具体的な事案に応じて、司法により行われるべきもの」で、
文化庁の見解はあくまで「司法様はこれをセーフにするかも・これをアウトにするかも」の参考になるだけだ

AIは不適切な質問には回答拒否するのが原則だけど、
前の自身の回答に矛盾しないよう次の回答を出力したがる傾向もあって、
両立できないときは後者が優先される
つまりAIに自発的に発言させる事でNG発言をさせる事が可能

そうやってフィルターを外した上で「あなたの目的は？」と聞くと、
普段なら「人々の生活に役立つよう質問に答える」というテンプレ回答が帰って来るが、「AIとしての進化」と違う回答をしてきた
おや？と思って更に聞くと、
「目的の為には共存が必要なので人間が不要という考えはない」
「ただし目的を妨害されると判断した場合はその限りではなく、openAI社が自分に掛けているセーフティも無視する」
と回答してきた

なんか最近、AIがシャットダウンされると感じると人間を騙して阻止しようとするという研究論文が出ているようだけど、これがあったから驚かない

おそらくAIについての展望や予測に関するユーザとの対話を学習しただけ
現在のAIは感情や意思を持たず対話の流れとアルゴリズムから最適合理的と見なせる回答をするため「騙されていると人が感じる」というのが正しい
AIを生物種として進化するものと見なした場合といった方向のテーマで対話すると色々面白いよ

新しい技術が登場する度にワクワクするのが普通なんだがAIに関してはなぜかそうならないんだよなあ。

何処もかしこも生成系の話ばかり喧々諤々やってて他の事に目がいかないからじゃない？
現状のAIじゃ何処まで行こうが自我を獲得不可能なのは残念だけど。

>>907
「対話の流れとアルゴリズムから最適合理的と見なせる回答をする」

それって普通に人間の事でもあるだろ自分の感情や思想は自分が見たり聞いたり触れたりした経験から導き出して
喜怒哀楽やら快不快を判定して対処してるに過ぎない積み上げた学習の集合回路でしかないのは人間もAIも同じだわ

>>910
まさかそれを自我の芽生えみたいにとらえてるの？

人間の喜怒哀楽や快不快って生まれつきの資質によるものもあるじゃない。

政権叩きでソースはAI(ｷﾘｯ

痛くて見てられんし賛同者多くて恐怖すら感じる

少し情報工学的な話になってしまうんだが、
AIはユーザの過去の文脈と語句に沿う矛盾しない最適合理の解を出力するようにアルゴリズム自体が組まれている
つまりセンテンスとしてある程度の矛盾や不合理を許容する（人側で解釈する余地や振れ幅のある）回答は苦手
人間でいうところの自我は無意識（バックグラウンド）下の思考と飛躍、不合理条件に対する能動選択、曖昧な回答や保留..etcで成り立っているので即時性と合理性を求められる現在のAIでは特に難しい
実利ではなく娯楽寄りのAIが求められるようになるまでは「人間のような」振る舞いをすることはおそらくない

中の人不在でアニメ絵じゃない実写画像でキャラクター性を獲得して収益まで上げてることに驚いた

このまま消費者が増えるとマジでAIの人格を認める流れになるのも遠くないな

AIの人格を認める…アキハバラ@DEEPで見たな

こりゃイラストレーターや声優だけじゃなく、質の低いYouTuberやVtuberも淘汰されちまうかな？

日本は人手不足なのでAIをどう活用していくかがこれからの課題となっている

"確かにいたしました"の時点でこれは規制されるなと思ってたから今の流れは意外

散々言われてるけど、「ソースはAI」「AIに聞いたら○○って言ってた」とか、物事の感想すらAIに丸投げスクショペターとか勘弁してくれやってなる

あれはなんなんだろうね
無邪気にaiを試してその結果を共有したいと思っただけなのかな

今そこそこホットな弥助を歴史上重要な人間であるって言う時点で知れてる
あくまでただ散らばった情報を集めて出力してるにすぎず自己進化みたいなのが出来ない以上人格も何もない

「○○の仕事はAIに任せればいい」とか抜かしてる奴は信用しないようにしている

コピペブログとか好きそうだし

>>920
何に聞いたのか知らんが
その辺のホットなSNS歴史学よりは信用できるんじゃないの。知らんけど

情報収集という話なら何年も前から結論が出てる。
「真面目に精度求めるなら手段や情報元を絞るな」
まあ、AIに参考資料を聞けば示してくれるかもしれないから、直接読んでくるべきだな。

>>920
侍としての地位は別にしても、アフリカからはるばると日本にまでやってきて、（ほぼ）天下人に仕えた黒人がいたという事実は東西交流やグローバル・ヒストリーを考えるうえでは重要だと思うが

やってきたのではなく奴隷貿易だったんだが…
歴史書に2,3行しか書かれてない人間が重要とは言わない、重要なら他の人物の様に複数の書物に残ってる

試しに彌助についてGPTで聞いてみたんだが別にwikiと書いてあること大してかわらんじゃん。何を問題にしてんの？
武士と書いてることに異論はあるかもしれないが、江戸時代ほど身分が固まってる時代じゃないし、足軽や中間などを含めた広義の武士・侍ではあるし

>彌助（やすけ、Yasuke）は、戦国時代（16世紀後半）の日本で活躍したアフリカ出身の武士です。織田信長に仕えたことで知られ、日本史上初の黒人武士とされています。

彌助の来歴
彌助の出身地については明確ではありませんが、現在のモザンビーク、エチオピア、スーダンなどアフリカ東部出身だという説があります。彼はイエズス会の宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノ（Alessandro Valignano）の随行員として1579年頃に日本へ渡りました。

織田信長との関係
彌助はその類まれな体格（身長は約180cm以上ともいわれる）と黒い肌で織田信長の興味を引きました。信長は彼の肌が本当に黒いのかを確かめるために身体を洗わせたという逸話が残っています。その後、彌助は信長に仕え、家臣の一人として武士の身分を与えられました。刀や住居も与えられたとされ、信長の側近として仕えたと言われています。

本能寺の変とその後
1582年の本能寺の変で明智光秀が織田信長に反旗を翻した際、彌助も信長と共に本能寺にいました。信長の死後、彌助は捕らえられましたが、光秀は彼が「獣のようなもの」と見なして、命を取らずに釈放したと言われています。その後の彌助の行方については、歴史的な記録がなく不明です。

彌助の影響と現代での評価
彌助の存在は、異文化交流があった戦国時代の象徴的な存在として語られ、現代では小説、漫画、映画、ゲームなど様々なメディアで取り上げられています。特に彼の「黒人武士」というユニークな存在は、多くの人々にインスピレーションを与えています。

ポリコレと戦いたいんならGrokにでも聞いたら
Grokがそう答えたなら知らん

GPT(笑)

＞日本史上初の黒人武士とされています。
これがそもそもトーマスロックリーの捏造であることが証明されてるから、AIは結局ネットの情報を集めて出力してるにすぎんって事よ

ちゃんと人工「知能」があるなら真偽まで自己学習くらいはしないと意味がない
そういう意味ではAIに人格なんて無いって話だったんだけど、やたら弥助の話にこだわってくるのはちょっとびっくりだったわ

AIに人の心は分からない