TPP
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2041
ななしのよっしん
2011/12/09(金) 00:37:07 ID: 5jXjewwmtD
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2042
ななしのよっしん
2011/12/09(金) 04:15:33 ID: 51dqvmu8Iq
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2043
ななしのよっしん
2011/12/09(金) 20:16:01 ID: pA8XgwSibJ
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2044
ななしのよっしん
2011/12/09(金) 22:31:44 ID: tBaStqduoB
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2045
ななしのよっしん
2011/12/09(金) 23:31:47 ID: gBm7wAGhWk
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http://h
eadlines .yahoo.c o.jp/hl? a=201112 09-00000 012-jij- int 
牛肉に関しては「交渉参加の条件」にはしないらしい。
あくまで「交渉参加の条件」だけど。
「外圧による変革」にはもちろんいいものも悪いものもある。
交渉の内容を教えてもらっていないらしいから、現段階でどのような結果が出るのかという予想は限られた範囲でしかできない。
あとGHQによるものは今使われている「外圧による変革」という定義からは外れていると思う。第二次世界大戦の敗北と米国による間接統治という特殊な状況下で行われたことだから。
外圧によってしか変わらないのかどうかは分からない。
ただ、外圧に過度の期待をしすぎるのもどうなんだろうとは思う。
それを利用する人間の力量による所が大きいと思うから。
本当にそんな都合よく国内の諸問題を解決する起爆剤になりえるんだろうか。同時に差し出すことになるであろう代償との釣り合いは?
まぁ、それがわからないから問題なんだろうけど。 -
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2046
ななしのよっしん
2011/12/09(金) 23:57:20 ID: tBaStqduoB
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2047
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 00:21:16 ID: L0xdCUh13c
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2048
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 01:38:39 ID: tBaStqduoB
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俺も素人だけど、TPPの前提になる経済のごくごく基本的なことを書いてみるので興味ある人はよかったら読んでくれ。間違ってたら指摘してくれると嬉しい。
まず自由貿易のメリットだけど、それによって雇用が増えたり輸出だけが伸びるということには残念ながらならない。じゃあなんで自由化すんのよという話だが、デメリットよりも資源や資本の配分が市場の調整力によって最適化される、つまりほしい人の所にほしい物がいきやすくなるとか、消費者がよりよいものを安く買えるというメリットの方が大きい、と考えられているからだ。
経済学者ってのは俺が考えるに効率厨みたいなもんだと思う。
逆に農工業生産者、特に小規模の生産者にとって自由貿易はあんまりメリットはない。競争相手が増えるので、どうしても合理化や効率化を強要されるからだ。中野剛志が、真面目にやっている人が効率が悪いと言うだけで失業する社会はおかしい、と主張するのはこのあたりを指摘しているんだと思う。
ただどの程度自由化するのが望ましいかについてはじつは経済学者の間でもかなりの幅がある。過激なリバタリアンもいるし、逆に途上国には保護貿易を認めるべきだと言う学者もいる。 -
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2049
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 02:21:47 ID: tBaStqduoB
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また国内経済を左右する最大の要因は、よく言われるような貿易黒字や輸出競争力ではないと考えられている。
では何かと言うと、各産業の生産性の成長率であり失業率であり、所得配分のやり方であったりする。もちろん政府の財政規律や国内産業の構造や為替相場なんかも大事には違いないけど、生産性やなんかに比べたら小さな問題だと経済学者たちは指摘している。
特に生産性はGDPを決める最重要な要素だけど、生産性の成長については今のところ解がないらしい。イノベーションや教育は大切であるが、これをやると成長すると言うものが特定されていないそうなので確実な対策はない。
一方今の最大の経済問題はデフレだけども、一部で誤解されているように安い輸入品がデフレの発生や加速の最大原因ではない。デフレについては学派によって原因から解決策まで激しい議論が続けられていてまだ統一されているわけではないが、少なくとも貿易が最大要因だと考える学者はいないと言っていい。デフレはあくまで通貨と物の関係なので、輸入財の価格だけで決まることはない。
なのでTPPによってデフレが進むから、というのは正直反対の理由としてはかなり弱い。 -
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2050
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 11:46:45 ID: tBaStqduoB
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こうやって書くと、でも経済学で実際世の中はよくなってないし役に立たない学問じゃないかと思う人も多いと思う。
自分も前はそう思っていた。
しかし当たり前のことだが、実際の経済政策を決めているのは学者ではなく政治家だ。そして残念ながら正統派の経済政策が採用されることはあまり多くはなくて、過激な新自由主義や構造改革すれば景気がよくなるという、当時でも主流とは決して言えないやり方を選択したせいで恐ろしい結果が引き起こされてきた面もある。
それは例えば欧米が牛耳る世界銀行やIMFの途上国支援であったり、小泉内閣の構造改革路線であったりする。
事実、今の欧米や日本でも不況下で失業率が高いにもかかわらず、財政規律を早急に改善しろとか、構造改革で供給を調整しろと言う論調がある。これらは現在の経済学の主流の考え方とは異なるし、そもそも常識的に考えてもおかしい。
そういった意味では中野剛志は経済をあくまで政治の一側面として考えているので、経済学者とは話がかみ合わないのは当然と言える。 -
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2051
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 11:54:07 ID: L0xdCUh13c
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2052
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 22:30:02 ID: tBaStqduoB
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とりあえず派遣規制の緩和一つをとっても、かなり恐ろしい事態になっていると言うのが自分の認識だが>>2051は違う考えなのかな。
せっかく景気が回復しかけたのに、製造業派遣が解禁されたこともあって非正規雇用が中心で増えたために、特に若者の非正規率がかなり高くなった。ただでさえ若年層は収入が低いのに、これによってさらに収入の格差が拡大しただけでなく、景気回復を名目とした減税はなぜか高額所得層を優遇していたため、再配分の機能がさらに低下してしまった。
ちなみにデータ上では、2008年から2011年にかけて失業率が上昇しているが、派遣労働者の就業者数の減少とリンクしているように見える。つまり構造改革で新しい雇用を生むはずが、単に非正規労働者を増加させただけで業種自体はほとんど変化していないことになる。そもそもIT産業などでも人材が過剰供給になっていたのだから新しい雇用など生まれるはずがないのは当然だろう。 -
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2053
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 23:13:27 ID: L0xdCUh13c
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2054
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 23:18:56 ID: XiBgKcRvGj
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2055
ななしのよっしん
2011/12/10(土) 23:52:55 ID: tBaStqduoB
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言いたいことはわかるが、あれが最適なやり方だったかは別だと思う。時期と優先順位の問題だ。
新自由主義の常套句だった。失業よりも派遣の方がまし、選んで派遣になったんだから自己責任。
ただそれには当時からこういった反論がある。
失業対策なら、なぜ派遣の規制緩和ではなく経済成長など常識的な通常の景気対策を優先しなかったのか? 基本的に構造改革や規制緩和は好景気などの完全雇用状態でこそ真価を発揮する政策であり、需要と雇用が足りない状態では失業を悪化させるだけになってしまうからだ。
もちろん彼らは構造改革と規制緩和こそが景気回復だと叫び続けていた。しかしそれは主流経済学から見ると明らかにおかしいし、事実失敗している。仮に成功していたなら、こんなにデフレが長期間継続するはずがない。
そもそもレーガノミックスとサッチャリズムの効果は当時から検証済みであり、構造改革と民営化は景気後退期の政策としては不適当なことが指摘されていた。残念ながら失政というのが適切な評価だろう。
と言っても規制緩和・格差拡大路線は実は以前の内閣から引き継いだだけという指摘もあるので、彼だけのせいにするのはフェアではないと思う。 -
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2056
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 00:38:44 ID: tBaStqduoB
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2057
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 00:41:09 ID: TjExODUyrY
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2058
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 01:47:36 ID: tBaStqduoB
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>>2057
小泉改革によって新しく生まれた雇用とはなんだろう。
日本の景気変動を調べて見ると、小泉内閣時の景気の波はほぼ輸出先の景気とリンクしていることがわかる。アメリカや中国への輸出が伸びたときは好景気に、落ち込んだときは不景気になっているということだ。
つまり国内産業に変化がないため、あいも変わらず輸出産業の動向によって景気が左右されていると考えられる。これは自力での景気回復と言えるのだろうか。もし構造改革が成功していたのなら、このように外需に大きく左右されることはなかっただろう。なにしろ今の日本のGDPの7割は輸出の難しいサービス業だ。
また景気がいいといっても平均賃金は平成9年からほぼ一貫して下がり続けている。非正規率はもう35%だ。
ちなみに三橋貴明氏はよく日本は内需国なので~というが、GDPに対する割合が低いだけで、内需の成長率が低いために外需の寄与度が高くなっていることを軽視しているような気がするね。 -
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2059
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 03:25:33 ID: Y2EqOTkGGf
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2060
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 07:12:32 ID: L0xdCUh13c
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2061
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 07:26:34 ID: fz1//nDGIv
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2062
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 11:37:59 ID: efxWewFlZQ
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つーかそんな単純な二元論で片付くわけ無いだろと
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2063
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 11:41:41 ID: L0xdCUh13c
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まさかとは思いますが、この「御用学者」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。
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2064
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 11:55:29 ID: tBaStqduoB
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>>2059
"経済成長率の需要項目別寄与度"でググると出ると思う。
確かに恐ろしい結果、というのは主観だから適切ではなかった。派遣制度が失業対策に役立っていることも事実。
構造改革や規制緩和はすぐに効果を発揮するものではなく、結果が現れるまでかなりの時間がかかるのも確かだ。しかし構造改革支持派からも小泉改革は不十分だったとして批判を受けているし、事実10年たった今でも成長率に目立った変化は現れていない。郵政民営化も郵便事業の本質的な問題は解決していないことがわかった。
メリットとデメリットはつりあっているだろうか。
さらに財政健全化は財政支出を抑えたことで回復基調にあった景気が悪化し、あわてて国債30兆枠を撤回する羽目になった。これについてははじめから警告されていたから明らかな失敗と言ってもいいだろうね。 -
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2065
ななしのよっしん
2011/12/11(日) 19:06:48 ID: L0xdCUh13c
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ななしのよっしん
2011/12/12(月) 15:56:48 ID: 1vct0qTfk3
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ななしのよっしん
2011/12/12(月) 18:53:20 ID: JKDIJ2on42
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2068
ななしのよっしん
2011/12/12(月) 19:12:48 ID: L0xdCUh13c
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大した問題ではない(キリッ
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2069
ななしのよっしん
2011/12/12(月) 21:53:36 ID: tBaStqduoB
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2070
ななしのよっしん
2011/12/12(月) 22:31:15 ID: L0xdCUh13c
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