ゆっくり手品にまつわる豆知識とは、yuki氏が制作するゆっくり解説動画である。
登場ゆっくりは ぱちゅりーさん・ありすさん の2ゆっくり。
少数精鋭である。
手品の解説動画であるが、種明かしでは断じてない。
手品の歴史、手品の分類(この手品を応用するとこんなスゴい事も!など)、
伝説的マジシャンの逸話などを紹介している。
その辺りの考えについては、第01回冒頭でぱちゅりーさんが一生懸命語っているのでぜひ視聴を薦める。
動画内での話によると、うp主自身は本のイラストを見つめながら
手品の様子を想像するのが好きなタイプのようだ。
しかし一般に、言葉による説明だけよりも実際の動きを見る方が分かりやすいと判断したようである。
よってこの動画シリーズでは手品動画が多数引用されている。
なお、第02回から前半に手品の解説、後半に製作上の小話ならびにコメント返しという構成になっている。
控えめな仲良し二人組が放課後、教室の隅っこで趣味の話を楽しそうに、
ほにゃほにゃ おしゃべりしているような雰囲気で、大変に微笑ましい。
| 回 数 |
手品の分類 |
|---|---|
| 主な内容 | |
| 第 01 回 |
出現(Production)編 |
| 手品のイメージ、手品の19分類、ダニエル・フィツキー、 ありす ご乱心、カード(トランプ)、マイザーズ・ドリーム(コイン)、 ネルソン・ダウンズ、ダブ・プロダクション(鳩) |
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| 第 02 回 |
消失(Vanish)編 |
| マックス・マリニ、ハリー・フーディーニ、マリニ VS フーディーニ、 ジェイ・サンキー(全裸ハゲ)、ロベール=ウーダン、ユリ・ゲラー、 エドガー・ケイシー(ついで) |
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| 第 03 回 |
移動(Transposition)編 |
| ヘンリー・エヴァンズ、マリニ VS フーディーニ、カードinレモン、 デビッド・ストーン、移動?消失?変化?、小道具紹介4つ |
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| 第 03.5 回 |
手品の無音動画をごちゃごちゃ言いながら見てみる |
| ニーソまん(コイン出現) (※1) | |
| 第 04 回 |
変形(Transformation)・銀貨(Coin)編 |
| 変形?変化?、エリック・ジョーンズ、スペルバウンド、 よく使われるコイン3分類、いろんなコイン |
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| 第 05 回 |
貫通(Penetration)編 |
| スペードの5、全裸ハゲ、○○○in×××、 ○○○through×××、ミスレッド、メフィラス星人二代目、 うp主的貫通の3分類、和同開珎、おすすめの書籍 うp主が書いたノート ![]() |
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| 第 05.5 回 |
欲張りな夢(Miser's Dream)編 |
| ペン&テラー(コイン出現) (第01回「出現編」での実例動画が無くて不親切なことに対しての補足) |
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| 第 06 回 |
復活(Restoration)編 |
| 復活・不死身・肉体的変形の分類の難しさ、観客の私物を使う利点、 ジプシースレッド、ハビエル・ベニテス、ファットブラザーズ(有名なデブ)、 マリニ少年と老人セイデン、マリニ with ハーディング、 マジックを超能力と同一視する誤解、フーディーニ、番外編について、 うp主は全裸でバナナを消すマジックはしないらしい |
|
| 第 07 回 |
アニメーション(Animation)編 |
| アニメーションの定義、ラッキーくん、デビッド・ウィリアムソン、 スプリング・アニマル秘話、紙ナプキン、自動人形、 ヴォーカンソンのアヒル、トルコ人、露骨なアピール、 エル・アヘドレシスタ (※2)、スーパー・コンピュータ |
|
| 第 08 回 |
浮遊(Levitation)編 |
| 「反重力」(Anti-Gravity)の手品的定義、「反重力」現象の具体例、人体浮遊、 人体浮遊の歴史(セシャル、ウーダン)、美女の浮遊、マスリケン、 ものすごい浮遊(デビッド・カッパーフィールド) |
|
| 第 08.5 回 |
インド縄(Indian Rope Magic)編 |
| インドのロープマジック (浮遊編の内容を独立) ヨーハン・ヴァイヤー、悪魔狩り、『妖術の開示』、インド・中国におけるロープマジック、 イギリスにおけるインドロープマジックとガセネタ |
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| 第 09 回 |
付着(Attraction)編 |
| 「付着」とは、イヴァン・ストイリコヴィッツ(人間磁石) ポール・ダニエルズの実演、Paper Balls over the Head |
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| 第 09.5 回 |
偉業(Prestige)編1 |
| 映画「プレステージ」解説 | |
| 第 09.6 回 |
偉業(Prestige)編2 |
| 前回の続き | |
| 第 09.7 回 |
偉業(Prestige)編3 |
| 前回の続き、デビッド・カッパーフィールド | |
| 第 10 回 |
同調(Sympathetic)編 |
| いろいろ模様替え、同調について、Do as I Do、 Timothy Noonan、マギー審司、むだばな! |
|
| 第 11 回 |
不死身(Invulnerability)編 |
| 弾丸受け止め術、トマス・ベアード(Thomas Beard)、フィリップ・アストレイ(Phillip Astley) スティーブ・コーエン(Steve Cohen)、くっそ高いリスク、“Twelve Have Died”、むだばな! |
|
| 第 12 回 |
物理的/肉体的変形(Physical Anomaly)編 |
| 分類の難しさ、魔女狩り、レジナルド・スコット(Reginald Scot)『妖術の開示』、 魔女判別法と手品、サンキーのバナナ画像、首切り術(Head Chopper)、 スフィンクス(Sphinx)、腹話術(ventriloquism)、むだばな! |
|
| 第 13 回 |
観客の失敗(Spectator Failure)編 |
| Bounce No Bounce、ウザい、サカートリック(Sucker Trick)、 Daryl(ダロー)、芦田愛菜はコスい、Paul Daniels、 Ali Bongo、マジシャンの失敗、ウソップ、 フーディーニ死亡、ゴーリキー『どん底』 |
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| 第 14 回 |
制御(Control) / 心霊詐欺(Psychic Scam)編 |
| Haunted Deck、Rising Card、スプーン曲げ、"FALL"、 心霊詐欺、心霊主義、the History of Spitirualism、 ハイズビル事件、面倒くさい人、ダレン・ブラウン、むだばな! |
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| 第 15 回 |
同認(Identification)編 |
| 同認≒カード当て、サイコメトリー(Psychometry)、 Mark Calabrese、Take One(一枚引いて)、Revelation、 マックス・マリニ、フーディーニとマスコミ、 ブロークンウォンド(訃報)、カードスタブ、スペインが生んだ手品デブ三兄弟、 うp主の失敗、ミリン・ダヨ |
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| 第 16 回 |
読心術(Thought Reading)編 |
| メンタルマジックの意味変遷、バーナム効果(Barnum Effect)、 コールドリーディング(Cold Reading)、ホットリーディング(Hot Reading)、 ルーク・ジャーメイ(Luke Jermay)、むだばな!、キューピーちゃん亀甲縛り |
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| 第 17 回 |
思考の伝達(Thought Transference)編 |
| テレパシー(精神感応・Telepathy)、ツーパーソンテレパシー(Two-Person Telepathy)、 バーバルコード(Verbal Code)、被害者はみんな友達、 サイレントコード(Silent Code)、マジシャン夫婦 |
|
補足:
※1:何の説明もなく突然動画に登場したニーソまん氏だが、彼の正体はyuki氏のお友達のようだ。名前の由来は一見すると「中華まんとニーソが好きすぎて、ニーソが具材の中華まんを食べたい」のように見えるが、実際は「ニーソが大好きな男」ということらしい。
※2:「エル・アヘドレシスタ」(el ajedrecista)はスペイン語で「チェス・プレイヤー」の意味。ちなみに元になる単語「アヘドレス」(ajedrez)の意味は「チェス」だが、この単語は語源をたどっていくとインドまで辿り着くことになる。「アヘドレス」は大航海時代あたりまでは「アシェドレツ」「アジェドレズ」のように発音されていたが、この単語はスペインがイスラーム帝国に支配されている間に広く使われていたアラビア語からの借用語で、名詞の定形「アッシャトランジュ」(al-šaṭranj、 الشطرنج )が直接の由来である。またこの単語の原形「シャトランジュ」(šaṭranj、 شطرنج )はサンスクリット「チャトゥランガ」(caturaṅga、चतुरङ्ग)からの借用語なのだが、チャトゥランガとはチェスの先祖にあたるインドのボードゲームである。余談だがチャトゥランガは将棋の先祖でもある。チャトゥランガが西にいくとアヘドレス(チェス)、東にいくと将棋になる訳である。中世にはインド・中東を中心にシルクロードが東西に伸びていたことを表すよい例だろう。
第05回にて、うp主(yuki氏)がカードマジック・レクチャー本コンテンツを販売していることが話題に上がった。
興味が湧いた人は見に行くとよいかも?
ゆき(わたしは猫になりたい)
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掲示板
6 ななしのよっしん
2016/03/25(金) 15:46:27 ID: naRPc0dcdv
マキさんの【トランプについて語ってみる】について、どこに書き込んでいいのかわからないのでここに書き込みます。
マムルークカードの説明にでてきたカードの名前、アラビア語を調べたらこうでしてた
アラビア文字の後ろは(アルファベット転写)、三角括弧は<読み方>、
ハイフンの左側が単数不定形、ハイフンの右側が複数不定形です
なお補助記号(シャクル記号)を付けて表記していますが、実際のアラビア語の文章では省略されますのであしからず。
--------
نَائب (malik<マリク>) - مُلُوك (mulūk<ムルーク>)
「王」
نَائِب (nā'ib<ナーイブ>) - نُوَّاب (nuwwāb<ヌッワーブ>)
「総督」(直訳:代表・代理
نَائِب ثَانِي (nā'ib thānī<ナーイブ・サーニー>) - نُوَّاب ثَانِيِّن (nuwwāb thāniyyīn<ヌッワーブ・サーニッイーン>)
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
7 ななしのよっしん
2016/03/25(金) 15:57:39 ID: naRPc0dcdv
【補足:ポロスティック】
جوْكان (jawkān<ジャウカーン>)は中世ペルシア語 چُوگَان (čowgān<チョウガーン>)「杖、特に王笏」に由来。
「杖」→「ポロスティック」→「ポロ」とのこと。
【補足:カップ】
طُونَان (ṭūmān<トゥーマーン>)は直接にはペルシア語 تُونَان (トゥーマーン<tūmān>)「トゥーマーン(イランの旧通貨単位。1万ディナール)」由来。
このペルシア語はモンゴル語 түмэн (トゥメン<tümen>)「大部隊(一万人ごとの部隊)」由来。
モンゴル語 түмэн は現在でも「たくさん」の意味で使うことがあるらしいので、
恐らくトゥーマーンも同じく「たくさん」=「特大サイズの杯」……
今風の言い方なら「ジョッキ」「ピッチャー」あたりだと思われる。
またウィキペディアのマムルークカードの説明では「トゥーマーンはトルコ語で一万の意」とあるが、トルコ語で一万は on bin (オン ビン)。
モンゴル語で一万は「tum<トゥム>」。
トルコ人もモンゴル人(あとチベット人)も元は同じく騎馬民族なのは事実だが。
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
8 ゆき
2016/03/30(水) 09:48:16 ID: pjx0Qvsuf8
>6
こんなに細くありがとうございます_(⌒(_´д`)_
時間かかったでしょうに、
なんか、わたしの動画のせいで時間使わせてしまって申し訳ない(;`д´)
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/18(木) 08:00
最終更新:2025/12/18(木) 08:00
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