「ガスコーニュ、起動完了。指示確認:主(メートル)に自由と勝利を――ガスコーニュ、これより奉仕行動を開始する」
ガスコーニュ(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム「アズールレーン」に登場する艦船擬人化キャラクター(KAN-SEN)である。
KAN-SEN名 | |
---|---|
ガスコーニュ MNF Gascogne |
|
基本情報 | |
所属 | ヴィシア聖座 |
艦種 | 戦艦 |
レアリティ | PR |
CV | 小松未可子 |
イラスト | Liduke |
艦歴 | |
国籍 | フランス |
出身地 | ロアール=アトランティック県サン=ナゼール港 |
造船所 | ペノエ社サン=ナゼール造船所 |
艦級 | リシュリュー級戦艦4番艦 |
進水日 | - |
就役 | (未就役) |
最期 | 1940年6月10日(建造中止) |
備考 | |
2019年4月6日に行われたイベントで『World of Warships ✕ アズールレーン』コラボ第二弾が発表され、その特別計画艦として実装された。イラスト:Liduke、CV:小松未可子。
リシュリュー級戦艦四番艦として建造が予定されていた特別計画艦。 指揮官を「主(メートル)」と呼ぶ、儚げな少女。
すでに実装されているジャン・バールと同じ戦艦リシュリュー級を発展させたガスコーニュ級という架空の艦級がWoWsにて設定されており、「アズールレーン」にて計画艦として登場することになった。
所属はヴィシア聖座であり、同勢力では初の計画艦となる。
一期目のKAN-SENと同じく「開発ドック」にて開発・建造が可能だが、開発を解禁するにはユニオン陣営の艦船技術Ptが760。鉄血陣営の艦船技術Ptが420以上必要となる。艦船技術Ptの詳細については攻略Wiki等を参照してほしいが、簡単に言うならば各陣営のKAN-SENの育成状況に応じてもらえるポイントのことであり、個々のKAN-SENで「艦船入手」、「限凸MAX」、「Lv120到達」を達成する毎にポイントが加算される仕様となっている。このガスコーニュに関しては、KAN-SENの絶対数が多いユニオンの方はそれほど苦労せずに達成できるだろう。鉄血についても、同じ二期計画艦のフリードリヒ・デア・グローセに比べれば基準が遥かに緩い。
さらに、最大の開発時の障害として、戦術データ収集で計300万の経験値を集めなければならない。これは、対象が鉄血・ヴィシア・アイリスのいずれかの主力艦となっている。ヴィシア・アイリスの艦は数少ないため、主に鉄血の主力艦で集めることになるだろう。
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青色のボブヘアーに角のようなユニットを取り付け、後頭部には輪っかのような髪飾りをつけている。瞳は金色。十字架をあしらった白系のワンピースドレスに、両腕両足は籠手と脚絆で防御。十字架型のおおきな錫杖を持っている。
性格面は、極めて機械的な感情を感じさせないもの。指揮官を「主(メートル)」と呼び、その受け答えはまるでプログラムか人工知能のようである。
そんな彼女が劇的に変わるのは、親密度が「愛」に達した時。それまで封じられていた「カンジョウ」が開放され、「Exボイス」が開放される。機械的な数多くの受け答えが「感情」の乗ったものに変わる。ぜひともそこまで育てて、彼女の変貌を確認しよう。
2019年8月15日には、水着着せ替え「夏季艦橋対応シェル」が販売されている。
「砂浜で遊び」について、指揮官にどうすればいいのか尋ねる彼女だったが、これがまさか下のμ兵装における伏線となろうとは…。ちなみにこの着せ替えボイスでも「Exボイス」が用意されている。
スキルは次の二つ
スキル1:感情抑制モジュール
戦闘中、自身の耐久が最大値の50%を下回った場合、自身の回避が15.0%(MAX30.0%)アップし、8秒間自身の耐久を8%回復する。1回の戦闘で最大2回発動可能
スキル2:精密射撃プロトコル
1回の装填での主砲攻撃回数が2になり、1回の主砲攻撃での斉射数は1になる。手動照準による威力強化効果が25.0%(MAX40.0%)になる。戦闘開始20秒毎に、50.0%(MAX100%)で発動、強力な弾幕を展開する(威力はスキルレベルによる)
スキルの説明文だけでは分かりづらいが、スキル2の「精密射撃プロトコル」とは普通の戦艦の主砲が1回の装填で1回手動発射+砲座プラス分の自動発射となっているのに対し、このガスコーニュは1回の装填で2回の手動発射をするようになっている。つまり手動戦闘ならばすべての主砲発射で手動による威力効果を取ることが出来るのである。
ステータス面は、艦籍上は姉妹艦にあたるジャン・バールが超攻撃型なのに対して、よりトータルバランスをもとめた設定となっている。砲撃・防御・対空とすべてが高い値を示し、「精密射撃プロトコル」によって手動戦闘でのボスを狙い撃つ攻撃力は凄まじい。しかも、スキルレベルマックスなら確定発動の弾幕もあると来ている。
スキル1の「感情抑制モジュール」によって、実質耐久値は非常に高くなっており、しかも耐久値が減った後も回避を高めつつ回復できるので、護衛艦隊刈りでダメージ蓄積を気にしながらの戦いでも安定した活躍ができる。さすがは計画艦、というところか。
上記の特性上、開発艦独自の開発ドックでのユニットによる限界突破を待たなくとも主砲砲座が完成時と同じ状態であるため、建造完了後いきなり戦線に投入してもかなりの性能を発揮できる。とりあえず通常のレベルとスキルだけ上げてしまって、ユニットによる限界突破をじっくり行っていく育て方も有効である。
2019年10月31日から開催されたイベント「激奏のPoraris」で、ガスコーニュはその中心メンバーとして抜擢され、「μ兵装」を纏って登場した。
リシュリュー級の幻の「特別計画艦」。 新兵装「μ兵装」を装備した彼女は兵装実験ユニット「Polaris」のボーカルを担当。 新たなステージでの戦いで、彼女は果たして…?
これまでのガスコーニュとはゲームシステム上別キャラ扱いとなっており、レアリティは通常のSSRとなった。イベント期間中の限定建造で、ピックアップ建造で出現するようになっている。
他のμ兵装を装備するKAN-SENたちとアイドルバンドを組んで「演奏」という実験を行うことになる。なお、バンド内でのポジションはボーカルであり、彼女が歌うイベントイメージ曲「cœur」も先行公開された上でゲーム上に実装されている。
いつもの無表情で無機質な彼女が、「歌」「アイドル」を通して「カンジョウ」を出すようになり、センターボーカルとして目覚めていく姿は見ものである。
スキルは次の二つ
スキル1:Cœur Battant 「μ」
1回の主砲攻撃での斉射数は1になる;戦闘中、自身が主砲攻撃するたびに、主砲弾薬を「μ兵装仕様(レッド)」「μ兵装仕様(ブルー)」に切り替える。自身「μ兵装仕様」弾薬Lv.1(10)のダメージをスキルレベルに応じて上昇させる;自身最初の主砲攻撃の装填時間を5.0(25.0)%短縮する
スキル2:ポラリスプロトコル
戦闘開始時、味方艦隊で「μ兵装」の艦船数が奇数の場合、自身の与えるダメージが4.0(12.0)%アップ;「μ兵装」の艦船数が偶数の場合、自身の受けるダメージを5.0(15.0)%軽減する;自身の主砲攻撃後10秒間、味方艦隊の「μ兵装」艦船の火力・雷装・航空が1.5(6.0)%アップ(最大2回まで加算可能)
スキル1の「Cœur Battant 「μ」」は、計画艦バージョンでの「精密射撃プロトコル」と共通点があるスキルとなっている。1回の装填で2回の発射をするようになり、すべての発射を手動での照準可能となる点が「精密射撃プロトコル」と同じ。砲弾の種類は最初は榴弾系の「レッド」、2発目は徹甲弾系の「ブルー」となり、これが発射ごとに切り替わることになる。威力補正(軽装甲/中装甲/重装甲)は「レッド」が140/115/115、「ブルー」が100/130/130となっており、通常の榴弾や徹甲弾に比べて上位互換となっている。さらに最初の主砲発射までの装填時間が短縮される。また、この特性によって装備する主砲の本来の弾種を無視できるため、ユニオンのマサチューセッツと並んで406mm三連装砲T3を活用できる貴重な艦でもある。
スキル2の「ポラリスプロトコル」は味方艦隊に「μ兵装」艦を入れることによって発動。奇数時のダメージ増効果と上記の特殊弾効果を合わせれば、対重装甲で計画艦バージョンを超える威力を叩き出すことも。
余談ながら、イベントで並行で実装された疑似SNS「ポラリス通信」において、「自由行動」の意味を解しかねた彼女が浜辺で「砂の城作り」を実行。スコップと熊手を両手に「フンスッ」と鼻息も荒くドヤ顔するSDの彼女が描かれた。
このドヤ顔を素材にし、あるユーザーが「お城など、様々なものを建築してドヤ顔するガスコーニュ」というコラネタを投稿。これがウケてフォロワーが続出する事態になる。
ついには、公式が下のようなコラ用透過素材を配布するにいたり、ツイッター上では「#ガスコーニュちゃん築城シリーズ」として流行することになった。
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https://twitter.com/azurlane_staff/status/1190555338514165761
リシュリュー級戦艦の追加建造計画のうち、3番艦の「クレマンソー」は1番艦「リシュリュー」、2番艦「ジャン・バール」の設計を踏襲したものとなった。だが、4番艦の「ガスコーニュ」は、設計を大幅に改め、リシュリュー級戦艦の最大のコンセプトであった「主砲の前方集中配置」を敢えて捨てて、2番主砲塔を後部に搭載することになった。逆に後部集中配置となっていた副砲を2基前に持ってくることでバランスを取ることにした。
この他にも、艦橋の位置も変わり、航空艤装の大幅簡略化、装甲配置も改善した上で大規模な艦内設備の変更と、まるで別モノの艦として生まれ変わる予定であった。
だが、第2次世界大戦が始まる直前に名目上の起工がなされたが、1940年6月10日に進捗度6%の状態で建造中止となり、幻のまま姿を消すこととなってしまった。
なお、艦名の「ガスコーニュ」とはフランス南西部のスペインに隣り合う部分の歴史的地方名(日本で言う「大和」や「武蔵」のような旧国名)から取られている。この中央部はアルマニャック地方と呼ばれ、酒のアルマニャックの生産で知られている。KAN-SENの「ガスコーニュ」のセリフにもアルマニャックを指揮官に勧めてくるものがある。
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最終更新:2024/11/30(土) 10:00
最終更新:2024/11/30(土) 09:00
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