初野晴 単語


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ハツノセイ

初野晴(はつの せい)とは、日本のミステリー作家である。

概要

2002年、『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。当初は作者が会社員だったことも有り、作品の発表ペースが遅かったが2008年に『1/2の騎士』『退出ゲーム』の2作を刊行して以来、大きな活躍ぶりを見せている。その結果ミステリ界でも大きく注目されるようになった。

作風は『水の時計』のようなダーク・ファンタジー系の物から『ハルチカ』シリーズのようなユーモアを基調とした青春ラブコメなども書いている。ただ、本人曰く

「だから『退出ゲーム』で描いた世界というのは、僕にとって願望のファンタジーに近い、箱庭的な世界といえるかもしれません。今時のドライな高校生よりも、80年代の高校生というか、ある種の“暑さ“を備えた学園風景を描きたかったんです」 - 《文蔵》2009年2月号より

と述べるようにファンタジー色の強い作品を基調としてるようだ。

どの作品も本格ミステリとしての構成がされており、他の作家ではあまり見かけない独創的な謎が書かれているのでぜひ読んでみよう。

それと、単発作品は文庫化に際してよくタイトルが変わるので注意。

作品リスト(刊行順)

★はハルチカシリーズ。

  1. 水の時計 (2002年、角川書店→2005年、角川文庫)
  2. 漆黒の王子 (2004年、角川書店→2009年、角川文庫)
  3. 1/2の騎士~harujion~ (2008年、講談社ノベルス)
    → 1/2の騎士 (2010年、講談社文庫、改題)
  4. 退出ゲーム (2008年、角川書店→2010年、角川文庫→2017年、角川つばさ文庫) ★
  5. トワイライト・ミュージアム (2009年、講談社ノベルス)
    → トワイライト博物館 (2013年、講談社文庫、改題)
  6. 初恋ソムリエ (2009年、角川書店→2011年、角川文庫) ★
  7. 空想オルガン (2010年、角川書店→2012年、角川文庫) ★
  8. ノーマジーン (2011年、ポプラ社)
    → わたしのノーマジーン (2013年、ポプラ文庫、改題)
  9. 千年ジュリエット (2012年、角川書店→2013年、角川文庫) ★
  10. カマラとアマラの丘 (2012年、講談社)
    → 向こう側の遊園 (2014年、講談社文庫、改題)
  11. 惑星カロン (2015年、角川書店) ★
  12. ひとり吹奏楽部 ハルチカ番外篇 (2017年、角川文庫) ★

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