「よく来たな、帰れ」
きちんと説明すると、2007年にニトロプラスより発売された18禁PCゲーム。公式のジャンルは、ゴシックノワールADVと銘打っているように、ゴシックを基調とした架空のイタリアを舞台に、人狼と自動機械人形(オートマタ)を中心とした物語である。漫画化やノベライズ化が図られており、2008年にはドラマCDも発売されている。
背景の質に定評が高く、実際のイタリアの風景に修正を加えて使用している場面も多い。また、ニトロならお約束のバトル物であり、従来の作品と違って技名などはほとんど登場せず、純粋なガチンコによる勝負が見せ味である。その一方で、バトルに関しては「単調」という意見も少なくない。一見ではエロゲとわからないOPは必見。
なお、1キャラ攻略に約10時間以上かかるとされるほどシナリオはボリュームが厚いが、本作のシナリオライターである下倉バイオ氏は、後にこの作品をはるかに上回るボリュームを誇る『スマガ』を執筆している。
ちなみに、「カルネヴァーレ」とはイタリア語で「謝肉祭」という意味。
自動機械人形が観光客を迎える世界最大の人形生産地であるベルモントで、主人公であるロメオはモグリのタクシードライバーをやっていた。短所である方向音痴に悩まされながらも、一年前ベルモントに来た際に拾った自動機械人形のアンナとともに、平和に暮らしていたロメオ。そんな彼のもとに、ある日かつて自らが所属していた組織である「オルマ・ロッサ」から追っ手が現れる。ロメオは捨てた自らの過去と再び向き合うこととなる・・・。
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最終更新:2024/12/27(金) 01:00
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