DirtyBombとは、SplashGamesが開発したオブジェクト系FPSである。
概要
汚い爆弾によって荒廃したロンドンを舞台に、Mercsと呼ばれるクラスを選んで２チームに別れ、攻撃側はオブジェクトの破壊などの目標の達成、防御側はそれの阻止をすることで勝利を目指すゲームである。
オブジェクト系FPSのため、ただ相手を殺しているだけでは負けてしまうのでデスマッチ系のゲームとは違った立ち回りやクラス運用が求められ、チーム全員で協力しあって最終オブジェクトを目指す一体感を楽しむことができる。
マップをクリアするごとに報酬がもらえ、その報酬で新たなMercsや装備を購入することができる。
MAPやゲーム性等にSplashGamesの過去作であるWoulfenstein:EnemmyTerritoryっぽさがあり、精神的続編と捉える人もいる。
現在はオープンβ中で、AuraとSkyHammerの2つのMercsがデフォルトで使える他、ローテーション式で3つのMercsを使うことができる。
Mercs
Mercsとはこのゲームにおけるキャラクターのことである。プレイヤーはMedic、FireSupport、Engineer、Assault、Reconの５つのクラスに4人づつ、計20人のキャラクターから3人を選んで切り替えながらマップを戦うことになる。
Mercsそれぞれで違ったスキルを持っているため、同じクラスでもMercsが違えば立ち回りが少しづつ変わっていく。
Medic
この兵科が近くにいた場合、HPが0になって仮死状態になったキャラクターをアビリティで即座に生き返らせてしまうため、相手を倒したら完全に止めを刺さなければならない。
Aura
「衛生兵のオーラ、怪我してるヤツを治して、動いてるヤツにはぶっ放して、以下省略――他にやることなんかある？」
足は最も速い反面体力が低いが、体力をみるみる回復させるヒーリングステーションを設置するため、HP以上の固さを見せられる。
こいつがいるいないでチームの不利有利が大きく変わるほどの重要性がある。
アビリティ
設置型の回復装置。青いオーラを放ち、周囲にいる味方をぐんぐん回復させる、前線維持の要。
敵の設置したものは赤いオーラを放つので見つけたら壊しておこう。
AED。倒れてもぞもぞしている味方を蘇生させ、倒れてもぞもぞしている敵には安楽死を与える。
SawBones
「私は一方の手で命を救い、もう一方の手では命を奪う。実際にはどっちも同じ手だが、この方が聞こえがいいだろ？」
回復キットをばらまき、味方を蘇生させるスタンダードな衛生兵。
スピードはAuraに劣るが、体力は標準的なため、小回りの効いた回復と戦闘力を発揮できる。
アビリティ
ヘルスパック。拾うと高速で回復するが、ダメージを受けると妨害されるので敵から隠れたところで回復しよう。小回りが効くので攻撃的に前線維持に貢献することができる
Phenix
Healing Pulseで周囲の味方ごと回復しつつ、Self Rebiveで味方の手助け無しで復帰ししぶとく生き残る。
アビリティ
他の3人のMedicの回復能力を足して3で割ったような性能をしている。
回復量はチャージの時間に応じているが、チャージの時間が長いほどクールダウンに時間がかかる。
蘇生するまでに5秒ほど時間がかかり、無力化された状態でないと使えず、とどめを刺されると当然復活できない。
Sparks
「Sparksって呼んで。治すのも私。殺すのも私。アーアー、皮肉な矛盾ね」
ReviveGunで遠距離からの蘇生と、HealthPackによる即効性のある応急手当で臨機応変な立ち回りができる。
アビリティ
遠距離の味方を安全に蘇生できる。敵に向ければ攻撃となるが、チャージがやや遅いため注意。
溜めすぎるとオーバーヒートしてしまう。
SawBonesのヘルスパックとは違い、瞬時に25のHPを回復する。全回復は望めないが、回復に時間がかからないので射ち合っている味方に投げるとなかなか良い。
FireSupport
弾薬補給と、空爆等の強力な支援火力を持つ兵科。キャンパーや防御態勢を固めている相手を一網打尽にする力を持つ反面、それを活かすにはマップの構造を把握し、相手の立ち回りを観察する力が求められる。
SkyHammer
「空爆で石器時代まで……いいだろう、時代は好きに選べ」
標準的な性能と、空爆要請による強力な範囲攻撃を持ち合わせたバランスのとれたMercs。
室内でも空爆缶をグレネード代わりに使えるため、どんな場所でも性能をフルに活かせる。
アビリティ
空爆缶を投げる。空が見えるところで使うと、数秒後に強力な空爆が横一線に展開されるが、クールダウンが遅いためむやみに使うのは避けたい。
室内で使うと、爆発して相手にダメージを与え、クールダウンタイムが短縮される。
弾薬箱。これ１つで弾が全回復する。どんどん配って目指せ弾おじ。
Arty
「俺のことはArtyと呼んでくれ。それから、俺に関わるんじゃない。いいな？ヤバいから」
標準的な性能と、砲撃要請による強力な遠距離攻撃を持ち合わせたMercs。SkyHammerと違い、室内では砲撃要請は使えないので注意。
アビリティ
強力な砲撃を要請するポイントを見える範囲ならどこでも指定できる。そのため、視界に入るものは全て攻撃できるが、空爆缶や衛星攻撃と違って見えないところには攻撃ができない。
最大で２回連続で使えるので、うまく使いわけよう。室内だと完全に無用の長物と化す。
Kira
「皆私のことを私のヤバイ級破壊的な衛星兵器じゃなくて、一人の人間として見てくれないかしら？」
速い移動速度と、すさまじいインパクトを誇る衛星攻撃に、設置型の弾薬補給装置を持つMercs。その半面体力は低い。
室内では衛星攻撃ができないが、弾薬補給装置によって前線維持に一役買うことができる。
アビリティ
ピンポイント型の衛星兵器。極太レーザーが雲を引き裂いて地表に突き刺さる画はインパクト抜群。
Kiraはこのレーザーを好きな場所に移動させることができる。移動速度が早くないのが救い。
うまく動かせば非常に広い範囲の敵を一網打尽にできる。
自動弾薬補給装置。AuraのHealingStationの近くに置くとちょっとした拠点になる。
Stoker
「ナパームの取り扱いには注意しろ。」
キャラクターの濃いこのゲームの中でもガスマスクに禿頭とかなり際立った外見をしている。
ステータスは極めて平均的だが打ち合いに強いアサルトライフルと、制圧力に優れたモトロフカクテルを持つため、室内や拠点を固めた相手を一網打尽にできる。
アビリティ
何かにぶつかると周囲一帯にしばらく残る炎を撒き散らす。敵の炎は赤、味方の炎は青く表示される。直撃すると非常に高いダメージが出るため、狙えると嬉しい。反面、自分の作った炎に当たるとダメージが入ってしまうので注意。
しばらく炎が残るという特性を活かし、防御オブジェクトの周りに展開すると敵はその間手出しができなくなる。
Enginner
共通してObjectiveSpecialistという、オブジェクトの修理や設置の速度が大幅にスピードアップするスキルを持つ兵科。
Proxy
「あなたに私の想いを伝えたいのだけれど、世界中から注釈記号を集めてもまだ足りないわ」
小柄な体躯とクラス最速の足を活かしていつの間にかC4を設置し、いつの間にかそこら中を地雷だらけにしているMercs。
Proxyと対面した時に深追いすると、角の所に地雷が設置してあってまんまと爆殺される。柔らかくて素早い火力バカ。
アビリティ
接近を感知して爆発するセンサー地雷。銃で攻撃すると爆発させられるので解除できる。
オブジェクトやC4の近く、人手の回らないルートに設置しておくと大いに力を発揮する。
前述のとおりEngineerの基本スキル。どんどん直してどんどん壊そう。
Bushwhacker
「機械なら何でも直せるぜ。なんなら完全にぶっ壊したっていい。時と場合によるって奴だ」
平均的な性能のMercsだが、オートタレットを設置できるのが強み。防御にC4防衛に大いに力を発揮する。
アビリティ
相手を見つけるとすぐに射撃を開始して見えなくなるか動かなくなるまで射撃し続けるタレット。
タレット自体はすぐに壊れてしまうので、考えて一番性格の悪い位置に置こう。
Engineerの基本スキル。なんでも直せるし完全にぶっ壊したってイイ。
Fletcher
「見合うだけの金を払え。俺が一番だから。もっと報酬を貰う。当然だ。」
滅茶苦茶イケてる戦闘工兵野郎のナイジェリア人。BushWhackerと体力は同じだが、ちょっとだけ速い。
Proxyと同じように対人爆弾を設置できるが、こちらは壁や敵にひっついて任意のタイミングで爆発させることができる。
反面、自分で爆発させなければいけないので預かり知らない所を攻撃するのは難しい。
アビリティ
最大3つまで投げられる粘着爆弾。敵そのものも含めて、最初に当たった所に貼り付く。
起爆すると全ての爆弾が一斉に起動する。壁や天井を爆弾まみれにするのも良し、一つづつグレネードのように使うも良し。
Engineerの滅茶苦茶イケてる基本スキル。どんどん直してどんどん壊そう。
Turtle
アビリティ
Assault
やることは相手をなぎ倒すことだけ。Engineerを守りつつ、Medicに回復してもらいながら進むと大変心強い。
Fragger
「俺はヤツらの動きを支配する。交通巡査みたいなもんだ。ただ、使うのはマシンガンと手榴弾だけどな。それから、違反切符は切らないぜ……あー、わかるだろ、酷い比喩だが」
兵士としては優秀だが、一般市民としてはあまり優秀ではない人。
高いヘルスとデカい銃、手榴弾で安定した強さを叩き出す前線がとても似合う切り込み隊長。
アビリティ
手榴弾。２つまで持てる。弾薬ではなくスキルゲージを消費するため、考えなしに放っていると大事なときに投げられなくなる。
Nader
「もしいっぺんに沢山のグレネードが必要なら、私はあんたのものだよ」
グレネードランチャーで沢山の爆弾をばらまくMercs。バカ火力に反して体力は平均的な数値。
アビリティ
最大5発のグレネードをバラ撒ける。一箇所に固まった相手を残らずミンチにでき、クールダウンには少し時間がかかる。
HP0になった時に任意のタイミングでグレネードを起爆できる。
自分は相手を巻き込んでしめやかに爆発四散する。
Rhino
使用武器がショットガンであるため、中距離以降のダメージ効率は極端に低いが近距離なら誰にも負けない。
アビリティ
Minigun
発射までに短いチャージが必要で、チャージしたまま移動もできるが、ただでさえ遅い足がもっと遅くなる上にうるさいので存在がバレる。
撃ち続けるとオーバーヒートして5秒間のクールダウンに入る。中距離以降、命中率が極端に下がる。
Thunder
「敵を吹っ飛ばすなら俺に任せな。もはや仕事っつーよりゲージュツだぜ。仕事だけどな。」
高いヘルスと火力で前線維持に秀でた元スペツナズのMercs。アビリティは敵の視界と動きを奪うので、待ち伏せを一網打尽にできる。
アビリティ
巻き込まれるとグロッキー状態になり、視界が完全に奪われた上移動も著しく低下するが、殺傷能力は無い。
自分とConcussion Granadeの間に壁があれば問題ないが、自分も巻き込まれてしまうので注意。
Recon
偵察に特化した兵科。スナイパーや偵察兵等、皆が大好きなキャラが揃っているが、チームにこればっかりだと負ける。
遠距離から脅威になる相手を潰したり、味方が進みやすいように色々やるのが仕事。
Vassili
「俺はスナイパーだ。スナイパーを超えるスナイパーを超える最高にスナイパーしてるスナイパー、それが俺だ」
みんな大好きスナイパー。HSで相手を仕留めると蘇生できなくなるのが強み。
安全地帯から一撃で相手を仕留める快感が魅力だが、チームに二人以上いるとチームがヤバイ。
アビリティ
HeartbeatSensor
心音センサーを投げる。センサーの周囲の敵を補足して、味方に相手の位置を知らせる。
Aimee
Proxyよりちょっとだけ遅いが、高い機動力と低いヘルスを持つスナイパーのmercs。
スキルはVassiliとは違い敵にデバフを与えるもので、敵の前線維持能力を下げられるがスナイパーということもあって扱いは難しく、ヘイトを集めやすい。
立ち回り次第では強力なサポートになる。
アビリティ
他の投擲物とは違い、投げると真っすぐ飛んでいって壁にぶつかると張り付く。
スキャンした敵のヘルス自動回復を阻害し、弾丸被ダメージを25%アップさせる強力なデバフを与えるが、メディパックでデバフは解除される。
RedEye
赤く光る眼帯をした老兵で、スモークグレネードとIRゴーグルで味方を守りつつ敵を倒せるが、使いこなすのが難しく上級者向けのMercsといえる。
アビリティ
一帯に煙を展開する非殺傷のグレネード。敵から味方を隠し、味方を安全に移動させることができるが、味方や自分の視界も塞いでしまうため場所やタイミングなどが非常に難しく、使いこなすにはまさしく老兵のような判断力が要求される。
グレネードや空爆などで一定以上の爆風を与えると煙は消えてしまう。
スモークグレネード越しでも敵を視認できるため、組み合わせ次第では一方的に攻撃できるが、仕様中は赤く光るため目立ってしまう。
Phantom
「今のうちによく見とけよ？ドンパチ始まったら見失っちまうからな。」
透明になって敵の裏に周り確実に１人づつ消していく一匹狼タイプのMercs。
容易に不意打ちが可能である反面、透明化の最中は何もできないので見つかるとすぐに殺されてしまう。
透明化も完全ではないため、如何に敵の裏をかいて不意打ちを決めるかが重要となる。
アビリティ
透明になることができる。
透明化は自分で解除もできるが、ゲージが尽きるか自分が攻撃した瞬間に解除されてしまい、使っている間はキーンという小さい音を発し、動いているときは見えやすくなってしまう。また、透明化していてもセンサーにはひっかかってしまう。
EMP効果があり、敵の設置物に近づけば少しの間無効化出来る。
その他
- ジャンプ中に壁に当たった状態でジャンプすると、壁ジャンプができるので一見行けなさそうな所も壁を蹴って到達できる。
- 頭を撃つと「チンチン」というW:ETを彷彿とさせる音が鳴る。このゲームのキャラクターは体を撃っているとものすごく固いので、頭を狙うと良い。
- Medic欄でも書いたが、このゲームはHPが0になるとその場でうずくまって助けを待つ状態になる。この状態のキャラはMedicで蘇生できるので、近くにMedicがいる場合はある程度無茶をするのも有り。
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関連項目
掲示板
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6 ななしのよっしん
2018/04/07(土) 13:47:52 ID: paAKt8Ti/2
パブリッシャーは今はネクソンじゃないですよ!
3年前と比べるとロードアウトのカード周りとかの要素が変わって遊びやすくなってるからプレイヤー増えてほしいなぁ。
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7 ななしのよっしん
2018/08/31(金) 00:53:28 ID: G62K2EK1Ga
このゲームってキーボードとマウス操作だけ？
ゲームパッドとかは対応してないかんじですか？ -
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8 ななしのよっしん
2019/06/05(水) 19:05:27 ID: zmuXj0tdnx
>>7
過去コメに言うのもなんだけどゲームパッドで立ち向かえる実力があるのならできない事はないんじゃねぇの？joypadで試せばいいんじゃね -
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最終更新：2025/12/26(金) 06:00
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最終更新：2025/12/26(金) 06:00
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