ハサウェイ・ノア 単語

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ハサウェイノア

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ハサウェイ・ノアとは、アニメ機動戦士Zガンダム」、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の登場人物。
小説及び劇場作品の「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の主人公も務める。
中康子(Ζ)佐々木望逆襲のシャア)、小野賢章閃光のハサウェイ

来歴

Zガンダム(TVアニメ)

ブライト・ノアミライ・ヤシマの間に生まれた。当時7歳。
この時はホンコンティに移住しており、カミーユ・ビダンとも対面している。

逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン

クェスに会う為に、断でジェガンに搭乗し出撃。「シャアは私のものだ、にも渡さない」と独占欲を吐露するクェスはMAのαアジールの巨体で全体重をかけνガンダムごとアムロを押し潰そうとする。そこにたまたま居合わせたハサウェイアムロを助ける為、ジェガンライフルを一射。これがコクピットに直撃しクェスを殺してしまった。シャアアムロに対するララァのそれと同じようにハサウェイもまた、意中の女性を殺してしまった罪悪感が十二年後の『閃光のハサウェイ』でも彼を苦しめるトラウマとなる。

ハサウェイジェガン断搭乗した軍規違反による罪状は、クェスαアジールを撃墜した戦果によって帳消しにされ。戦勝ムードも相まって軍の広報に載せられる位持て囃された。

閃光のハサウェイ(小説)

ベルトーチカ・チルドレン」から連なる設定で、シャアの反乱後、クェスを自分の手で殺してしまい心に傷を抱えたハサウェイ主人公として登場。

シャアの反乱を生き延びた後、クワック・サルヴァーの勧誘で反連邦政府組織「マフティー・ナビーユ・エリン」の戦闘員として参加する。その活動中に、シャアの唱えた地球を保全する思想に共感するようになっていき、表向きは植物監察官の補生として生活する傍ら、裏ではいつしか「マフティー・ナビーユ・エリン」のリーダーその者となり組織を率いて政府に対し全人類を地球から宇宙に上げる政策を実施するよう要しながら、モビルスーツで閣僚だけをピンポイント粛清する二重生活をしていた。

戦場で殺めてしまったクェスのことは未だに根強いトラウマとなっており、の中で彼女の思惟がハサウェイを罵倒してくるのだった。

アムロνガンダムに続くギリシャ文字を与えられた「Ξガンダム」をアナハイム発注、受領したマフティーは、当時最強クラス戦闘力連邦キンバレー部隊(後にキルケー部隊に改名)を圧倒。
更に連邦議会の開催されるアデレード強襲を予告して議会法案の成立阻止を迫る。


決行時にはキルケー部隊エース、レーン・エイムの駆る高性機「ペーネロペー」相手にも終始圧倒するが、ギギの補正が発動し、アデレートに設置されていた小ビームバリアーによってガンダムは撃墜。ハサウェイも全身火傷と打撲の重傷を負って逮捕された。

逮捕されたハサウェイは裁判も行わず即刻銃殺刑が科せられた。普段の業務とは打って変わり、自分達を乱す邪魔者にだけ発揮される連邦政府のこの早急な対応には、エイムだけでなくキルケー部隊の軍人達も嫌悪感を示していた。銃殺刑揮を執ったのは、キルケー部隊指揮官であり、皮にもハサウェイ友人であった、ケネススレッグ准将であった。
さらに、キルケー部隊の後任指揮官としてよりにもよってハサウェイブライト・ノア大佐が着任する予定であった。
ブライト息子殺しをさせない為に(可ならマフティーの正体をブライトに知られない為に)ケネスは予定を前倒しし、速にハサウェイの処刑を実行。火傷のダメージが抜けきらず看護婦の介助で漸く立てるような状態のハサウェイベッドのまま移送され、友人であるケネスは彼が苦しむ時間を長引かせないよう速に業務を行い、彼は処刑された。享年25歳

かしこうしたケネスの努力もむなしく、処刑前にケネス友人を殺す重圧に耐えかね上であるメジナウム・グッゲンハイム大将マフティーの正体を打ち明けてしまったことにより全部破算してしまう。グッゲンハイム大将の裏工作により新聞社にマフティーの正体はハサウェイであると表された。またその報道では処刑を揮したのはインタビューに答えたブライト・ノア大佐であり、処刑の寸前まで人類の健やかな精神を信じ連邦が不正を続けるならこれからもマフティー粛清を続けると宣言したハサウェイに関しても、自分の間違いを認めによる裁きのを受け入れ、であるミライであるチェーミンも納得していると捏造された事実報道されてしまうのであった。

その後ハサウェイ・ノアの名前は人類の生活エリア全域で、マフティー・ナビーユ・エリン(正当なる予言者の王という意味)としてマランビジー(枯れることのない)のように伝説神話となっていった。

逆襲のシャア(映画、小説)、ハイ・ストリーマー

当時13歳。
アムロ・レイチェーン・アギとは面識があり、共に外出することもあった。
シャアの反乱で地球恐怖に陥る最中、宇宙に上がるシャトル便でクェス・パラヤと出会い、彼女に惹かれていくようになる。

最初はアムロ興味を持っていたクェスだったが、補のチェーンの出現でアムロから離れていき、シャアに惹かれてネオ・ジオンに合流してしまう。
ハサウェイは、ネオ・ジオンに行ってしまったクェスを何とかして取り戻そうと決意し、プチモビでブライト揮するラー・カイラムに密航。
結局見つかってしまいブライトから鉄拳制裁を見舞ったがハサウェイは折れず、最終的には乗艦を許可される。

アクシズを巡る最終決戦の中、クェスの思惟を感じ取り、戦場混乱に乗じてロンド・ベル配備のジェガン断出撃してしまう。

徳間版逆シャア映画ではハサウェイチェーンを撃墜するなどの流れは一緒だが、小説版(ハイ・ストリーマー)ではハサウェイより先にチェーンクェスと遭遇していたり、映画のようなチェーンクェスの会話がかったり、ハサウェイリ・ガズィチェーンが乗っていたと気付くのはリ・ガズィ撃墜後になっていたりするなど映画と異なる箇所が多い。
クェスが乗るαアジール小説版ではヤクト・ドーガ)に薄して説得を試みるも失敗。 
そんな中、チェーンリ・ガズィが放ったグレネードが二人に接近。クェスハサウェイうように直撃を受け、撃墜されてしまう。(小説版ではクェスヤクト・ドーガハサウェイジェガンを払いのけた時にチェーンは攻撃することを決定した)
これに昂し、チェーンに向けてビームライフルを乱射。チェーン必死の制止もしく、彼女を殺したが、チェーンの思惟を吸収したサイコフレームにより88艦隊の救援が行われる事となった。

アムロシャアの命や地球圏の意識を媒介にサイコフレームが発動されアクシズ地球から跳ね返される中、その色のったアクシズを放心状態で見守っていた。

ガンダムUC 虹にのれなかった男

逆襲のシャア』直後を舞台とした漫画ガンダムUC にのれなかった男』では、ハサウェイの搭乗したジェガンは電装系の故障の為フライト・レコーダーが機していなかった。そしてハサウェイ自身は先の戦闘によるトラウマにより一ヶ間碌に会話も出来ない状態が続いた為、戦場で何があったかはハサウェイ本人以外はも分からない状態であった。

しかし、ハサウェイにはジェガン断搭乗した軍規違反が残っており、核ミサイルを横流しした罪状で終身刑が確定していたカムラン監と共に、連邦軍上層部により、父親ブライト・ノアへの取引材料となっていた。その後、生霊のアムロ・レイカミーユ・ビダンジュドーアーシタ達に説得されたブライト・ノアは、アクシズショック真実NTサイコフレームと人類の意識が起こした超常現象ではないと認め、連邦の隠蔽工作の片棒を担ぐ事で、ハサウェイの罪状は消滅し無罪となった。

機動戦士ガンダムUC(小説)

逆襲のシャアから3年後を舞台とした小説機動戦士ガンダムUC」では、植物学を勉強している事がチラっと語られている。死亡したクェスの事がトラウマのままで、まだ療養中と思われる。

閃光のハサウェイ(映画)

映画逆襲のシャア』から連なる設定で、シャアの反乱時、クェスに命を救われたものの、チェーン・アギを殺したことでサイコフレーム彼女の思惟を吸わせ、間接的に地球を救ったハサウェイであったが、既に25歳青年となっていた。

マフティー・ナビーユ・エリンのリーダーとして組織を率いているハサウェイは、ハウンゼン356便に同乗したギギ・アンダルシアやケネススレッグと正体を隠したまま奇妙な友情を築く事となった。

Zガンダムに登場したニュータイプカミーユ・ビダンが死んでいった人達の思惟を吸収していたように、12年前に、の前でチェーンに殺されたクェスの思惟は、どうやらハサウェイ体に吸収されているようで、ハウンゼンがハイジャックされた時にもクェスを聞くことが出来た。また、アムロ・レイの思惟も宿っているようで、彼からは「身構えている時には死神は来ないものだ」とアドバイスを受けている。

映像化に伴い、人物像も大きく加筆されており、特に内面描写において筆跡exit行動異常さ(ハウンゼンでの対応や食事時など)が見られ、一般的価値観から剥離しているにもかかわらず、ハサウェイ本人は意識していないという歪みが見られる(劇中で幾度となく突き付けられている)

カーゴ・ピサから「Ξガンダム」を受領した後は、ケネス率いる連邦キルケー部隊ペーネロペー対決し、人質であったガウマン・ノビや装備が不全だったというハンデキャップを背負いながらも、ビーム・ライフルを囮にした奇襲戦法で勝利を収めた。

その他

初登場となるGジェネレーションシリーズF以降では機のΞガンダム共々使用出来る機会が増えている。

ガンダムVS.シリーズ最新作であるEXVSFBでもアップデート解禁という形で参戦。庭用EXVSにもDLCという形で参戦を果たしている。

SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』では、ハサウェイ本人が登場し、さらにはΞガンダムが登場(ハサウェイ逆シャア時代のままだが、Ξガンダム搭乗時はマフティースーツ)。ちなみに「閃光のハサウェイ」は、一の未映像化作品として参戦を果たした。

スーパーロボット大戦Z」では本人の出演はかったが、「閃光のハサウェイ」を暗喩するような台詞が含まれていた事でファン話題になった。続編「第3次スーパーロボット大戦Z」にてハサウェイ自身も参戦[1]するが、同作の展開から閃光のハサウェイに至るが消滅したことが登場人物により語られている。
閃光のハサウェイ自体は「スーパーロボット大戦V」で初めて参戦することになったが、この時は機体のみ参戦という措置が取られている。ハサウェイ自身も、外見自体は閃光のハサウェイ時代を基準として、表記はハサウェイとしてPVに出演している。

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関連項目

脚注

  1. *スーパーロボット大戦R」以後は登場していなかったため、12年ぶり
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