イワトビペンギン(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ(擬人化して女の子キャラクターとなった動物)である。
概要
眉毛のような飾り羽とツンツンに立った頭部羽毛・一際目立つ黄色い羽毛が特徴的なイワトビペンギンのフレンズ。ペンギンとしては珍しくよちよち歩きではなく、両脚を揃えて飛び跳ねるように進む事から「イワトビ」の名が付いた。小型な体格にしては攻撃的だという。
ペンギン系フレンズで結成されたアイドルユニットに所属する、歌って踊れるアイドルフレンズ。愛称は「イワビー」。メンバー中最も小柄だが、負けん気が強くガッツ溢れる熱血キャラ(彼女の性格面は元動物の攻撃的な性格を表現したものか)。燃え滾る熱い思いを「ロックな気持ち」と表現しており、自らをロック娘と称し、ロック魂なら誰にも負けないと豪語する(イワトビペンギンの英名「Rockhopper penguin」からきたものか)。
バンド形態の公式イラストではギターを担当しており、アプリ版でも本人はエレキギターが得意と語っている。
外見
水着の上から白と黒のペンギンカラーの長袖ジャージを羽織った女の子。手まで覆い隠した腕はペンギンの翼を再現。ジャージは胸元ではだけており、谷間を見せ付けるデザイン。胸は結構な大きさなようだ。靴の色はピンク色で、元になったイワトビペンギンの足の色と同じ。
因みに靴紐のくくり方だが、吉崎観音氏のイラスト(アプリ版)では両足ともyyyとなっているのに対し、アニメでは左足は☓☓☓、右足はⅡⅡⅡと左右非対称のくくり方である。ロック的なお洒落なのか、それともめんどくさかったのか……?
尚、同一タイプの靴を履いているジェーン(ジェンツーペンギン)は両足ともⅡⅡⅡタイプのくくり方である(吉崎観音氏、アニメ共に)。
髪の色は黒色で、頭頂部の髪はピンと跳ね上がっている。イワトビペンギンの特徴である黄色い飾り羽は触覚のようなアホ毛・長く伸びた黄色い羽毛はツインテールパーツで表現。前髪の一部分が赤色になっているが、それはペンギンの嘴を模したため。黒色のヘッドホンを装備。瞳の色は赤色。
ゲームでの扱い
「ロッカーなイワトビペンギン、イワビーだ! 日々ロックに行くぜ!」
アイドルユニット『PIP』のロック娘! イワトビペンギンだぜ!
熱い気持ち、いや、ロックな気持ちは誰にも負けやしない! 今日も完全燃焼だー!
って、フルル寝るなー!
ピュア属性(緑)のレアリティレベル5(ゲーム中最大レア!)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは中距離・サイズはS。水棲哺乳類・鳥類で構成されるグループ「ウォーターガールズ」の一員。通常攻撃モーションは水鉄砲。固有スキル「ブレイズロックキック」は相手集団のうち先頭1体にダメージを与える。ダメージ量は自身の攻撃力の9倍。性格・ノリと同じくスキル内容も攻撃的なロックさ。
一人称は「オレ」。ペンギンアイランド出身のトップアイドル「PIP(ピップ)、Penguin Idol Project」の1人。メンバー中ではフンボルトペンギン(愛称・フルル)と特に親しいようで、のんびり屋な天然っ娘ですぐ寝ちゃうフルルを叩き起こす役割。「ビーチフラッグス」でもフルルと2人組チームを組んでコウテイ・ジェーンチームとビーチバレーに興じていた。
「ウォーターガールズ」のグループクエストでは、ミライの発案したグループ結成の為に、そしてアイドルの先輩であるアゴヒゲアザラシ(タマちゃん)に認めてもらう為に、他のPIPメンバーと手分けして、パーク中を巡っていく。彼女は持ち前のロックなノリの良さで、出会ったアニマルガールたちとどんどん意気投合していく。
メインストーリーでは第9章に登場。水上レストランエリアにて、大型セルリアンによって起こされていた急流を他のPIPメンバーと共に正面突破しようしていた。
何かとフルルにツッコミを入れることの多いイワビーであるが、大型セルリアン撃破後のフルルの提案に対しては、「フルルにしては中々ロックでいいじゃん!」と、高評価。
漫画での登場
「アタイの歌が聞きたいって? オッケーオッケー」
第17話にて登場。連載当時は先述の『PPP』への改称とプリンセス加入のお知らせが掲載されたのと同じ号であった。
アイドルユニット『PPP』のメンバーで、愛称は「イワトビ」、一人称は上記の通り「アタイ」。
何としても歌が上手くなりたいと語るトキの為に、キタキツネが菜々を通して引き合わせたアドバイザー。謙虚な姿勢で臨もうとするトキに対し、「元気がねぇなァ!」と熱いロック魂を語り、トキを感動でメロメロにさせた。
肝心のトキの歌については、シングルでは不向きと分析したイワトビは、同じ歌好きであるショウジョウトキを紹介。後にトキコンビが出場する秋のジャパリパーク音楽祭でも、観客としてフンボルト、ジェンツー、コウテイと一緒に訪れている。
けものフレンズプロジェクトでの扱い
『PPP』のロック娘、参上だぜ!熱い気持ちは誰にも負けやしない!今日も完全燃焼でロックにいくぜ〜!おいフルル、寝てる場合かー!
けもフレ図鑑
より
アイドルユニット『PPP(ペパプ),PENGUINS Performance Project』のメンバー。フルルとの関係性も含め、アプリ版のイワビーとほぼ変わりないようだ。
ロイヤルペンギンの加入によって『PIP』は『PPP』となったが、彼女に『プリンセス』という愛称を付けたのがイワビーである、という事が少年エース2016年11月号にて語られている。
アニメでの活躍
「い……イワトビペンギン、だぜ! ……の、イワビーだ!」
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ペンギン目 ペンギン科 マカロニペンギン属 イワトビペンギン Rockhopper penguin |
『けものフレンズ』の第8話「ぺぱぷらいぶ」で登場(次回予告コーナー「ペパプ予告」では第1話「さばんなちほー」から登場していた)。
再誕したアイドルユニット(三代目)「PPP(ペパプ)、PENGUINS Performance Project」のメンバー。愛称は同じ「イワビー」だが、作中会話から「PIP」及び図鑑版「PPP」のイワトビペンギンとは別人のようだ。
結成1年後にして、ついに立ち上げのお披露目とライブ告知の為のイベントを公演。テンパリながらもなんとかイベントを終えて一安心していた所を部屋に訪れたサーバルちゃん・かばんちゃん・マーゲイと遭遇する。
ライブ直前で初代にも二代目にもロイヤルペンギンのフレンズが居なかった事が発覚し、ロイヤルペンギン(愛称・プリンセス)が逃亡してしまう。サーバルとかばんちゃんがプリンセスを連れ戻す間、マーゲイと協力して間をもたせ、ライブを成功させた。
その後の会話シーンでは、「ジャパリパークは周囲を海に囲まれている」という話をサーバルとかばんちゃんに教えた(この話自体は「けものフレンズプロジェクト」の公式サイト内で既出ではあったが、アニメ内で語られるのは初)。
第9話「ゆきやまちほー」ではかばんちゃん達を追いかけていたアライグマとフェネックコンビ遭遇。サンドスターとフレンズ化についてを語り合った。
第12話「ゆうえんち」では、かばんちゃんを取り込んだ超巨大セルリアンを止めるべく駆け付けたフレンズ軍団の1員として登場。ラッキービーストの救援要請に応じて、コノハ博士・ミミちゃん助手に率いられてPPPメンバー揃って参戦。得意の翼ビンタ攻撃(元動物がナワバリ争いの時などに使う攻撃方法。骨が折れるほどの威力)を超巨大セルリアンの脚に喰らわせダメージを与えた。
戦闘から1ヵ月後のかばんちゃんが何のフレンズか判明&セルリアン撃退記念パーティーに参加。マーゲイの手腕によりトキ・ショウジョウトキコンビとのコラボライブが実現した。新たな『島』へ向かうかばんちゃんの旅立ちにも立ち会い笑顔で見送っている。
『けものフレンズ2』では第8話「しんきょくらいぶ」にて登場。新曲発表ライブを間近に控え、ライブを成功させるべく練習に余念がない様子だった。
ぱびりおんにて
リリース初期から登場。
イワトビペンギンらしく(?)ロック…つまり石山や岩の山などにも引き寄せ効果がある。
またPPPは比較的トキの歌声を素直に褒めている傾向にあるようにみられるが
特にイワビーはロックで魂を揺さぶるものだと評価している様子が窺える。
同じペンギンのフレンズであるヒゲペンギンをPPPの中で唯一「ヒゲッペ」と呼んでいる。
珍しい行動は「PPPダンス(スピーカー/シングルマイク)」
大空ドリーマーの振り付けの一部分と思われるものになっておりPPPそれぞれでパートが異なっている。
楽曲
完全な一覧はけものフレンズの楽曲一覧を参照。
PPPの一員として参加したものはそちらの記事を参照。
ソロ曲
- Rockin' Hoppin' Jumpin'
- ようこそジャパリパークへ(イワビー ver.)
関連動画
関連静画
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関連チャンネル
関連項目
- 8
- 0pt