- イタリア語で「メロン」を指す言葉。
- イタリア・ロンバルディア州コモ県に存在するコモーネ(自治体)の名称。
- 歌声合成ツール「UTAU」の音声ライブラリ。 → メローネ(UTAU)
- 漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物。本稿ではこちらについて解説。
むっ・・・ 産まれたようだな、オレの『大百科記事』が。
そして早くも概要を説明し始めている! 才能面は充分のようだ・・・!
CV:木内秀信(PS2ゲーム「黄金の旋風」) / 野島健児(PS3ゲーム「オールスターバトル」) / 間島淳司(TVアニメ版)
ギャング組織「パッショーネ」内「暗殺チーム」の一員である変態。歩く18禁。一癖あるキャラやキワモノキャラが数多く登場する本作において、全編を見通してもトップクラスに歪んだ性格をしている。
長髪で、片目を露出したマスクをつけており、右半身を一部露出した個性的なデザインの全身タイツを着用している。口癖は「ディ・モールト(とても、非常に)」。
本編ではプロシュート&ペッシに続く第5の刺客として登場。前述の2人がブチャラティ達と戦闘を繰り広げた現場からブチャラティの血液を採取し、続いて停止した列車の見ず知らずの女性がいる部屋へズカズカ入っていくと、健康状態や生年月日、血液型などを淡々と質問し、平手打ちを受けると「スゴくいい!いいビンタだ!手首のスナップといい腰の入れ方といい、こういう元気なビンタを繰り出せるなら、君の健康状態は間違いなく『良好』だ!」と絶賛しながら喜色満面で手の平を舐め(そして指の味から血液型を推測する)、挙句の果てには好きなキスの仕方をはじめ性的嗜好などを尋ね、女性を心底戦慄させた。ディアボロが嫌悪感を催さないのが不思議にさえ思えてくるような変態ぶりである。
悲鳴を上げ逃げ出そうとする女性を自身のスタンド「ベイビィ・フェイス」で組み敷き、ブチャラティの血液(DNA)と女性の身体を媒体に「息子」のベイビィ・フェイスを産み出すと、スタンドにブチャラティチームを追跡させ、自身は停車中のヴェネツィア行き列車中からチャットのような形式でスタンドに指示を与える。
その後一行に追いついた「息子」はトリッシュの身柄と亀を奪い、単身対峙したジョルノを強力な能力を駆使して瀕死へと追いやるが、極限状態まで追い詰められたジョルノが自らのスタンド能力の新たな応用法を開発、「部品化した生命で破損した肉体を修復する」発想を得たことでで形勢は逆転し、成長の末に反抗期を迎えた「息子」はメローネの撤退命令も聞き入れず、追跡に使用したバイクを逆利用され敗北する。
スタンドの敗北を悟ったメローネは、「息子」を再生産してリベンジすべく新たな「母親」を探しに駅のホームに降り立つが、ジョルノが放った「ベイビィ・フェイスの残骸から生まれた毒蛇」に噛まれ、あっさり死亡した。
シンプルがいい!オレはオレのやりたい方法でこいつを殺すぜッ!
ベイビィ・フェイス
【破壊力:A / スピード:B / 射程距離:A / 持続力:A / 精密動作性:?(教育次第) / 成長性:?(教育次第)】
メローネのスタンド能力。パソコンに手足が生えたような外見の「親」スタンドと、人型の「息子」スタンドが存在する。まず「親」にターゲットの血液を取り込ませターゲットのDNA情報を持つ「父親」にし、メローネが「相性」がいいと判断した人間の女性に受胎させることで戦闘用の「息子」が産み出される。
作中では受胎させるため「親」が女性に襲いかかっているが、具体的にどのように受胎させたかは描写されていない。昏倒状態から目覚めた女性は「いつもと変わりない」と安心している。「息子」が産み出された時も同じく、本人の自覚はないままいつのまにか後頭部に付着していた。
産み出された「息子」は、メローネが持つ「親」のパソコン画面を通じた教育により「成長」し「自立心(思考)」を育む。十分に成長したところで宿主の母親から栄養を全て吸い取って殺害、「親離れ」してDNA上の父親であるターゲットへの追跡・攻撃を開始する。
発現まで面倒くさい手順はあるが、それを経ることで獲得した自律思考及び本体との遠隔会話機能により「遠くても操れるがパワーが弱い"遠隔操作型"」と「遠くてもパワーが落ちないが操作・状況把握ができない"自動操縦型"」の各々の弱点をクリアした「遠くてもパワーが強く指示もできる"自動追跡遠隔パワー型スタンド"」として誕生させることができる。本体へはスタンドダメージのフィードバックもないため、遠くから安全に暗殺を行えるというわけである。
「息子」は独自能力として「人間(生物)や物質をバラバラに分解し別の物質へ組み換えさせる」というものを持つ。人体をキューブ状のブロック単位でバラバラにできるため、組み替えて椅子や机などの物質に変え無力化したり、相手の喉や目、足先など一部だけブロック単位で抉り取ってそれらの人体機能を失わせる事もできる。自身も自在に分解・組み換え・復旧が行えるため柔軟性のある攻撃を行える。
上記の「生命を物質化する」能力は「物質を生命化する」ジョルノのスタンドの正反対の能力であるとも言え、これがジョルノの新たな能力開発のヒントとなった。
誕生した「息子」は、母親の性格や健康状態、生活習慣及びメローネの教育によって性格が決定していく。特にターゲットと相性の悪い母親ほど、好ましい戦闘能力などを得られるとのこと。母親に「汚らわしい」「気持ち悪い」と罵られた場合、「なんていいお母さんだ!」と思えるようになるのがメローネの望ましい成長らしい。
うまく成長させられても、途中で教育内容を間違えると反抗して暴走する危険性がある。また息子から本体への会話はパソコン上に表示される文字のみで行われるため、状況把握の正確さに欠けるという欠点もある。これらが「自動追跡遠隔操作パワー型スタンド」の弱点であり、作品中ではこれによりメローネと息子にすれ違いが起き、「息子」はガラの悪い少年のようなスタンドとなった。
作中では1パターンの「息子」しか登場しないため、「任務内容や母親によっては善良な性格のベイビィ・フェイスが出てくる事もあるのか?」など、考察の余地が様々にありそうなスタンドでもある。
ゲーム作品にもまともに出演できれば、ディ・モールト(非常に)いいんだがなああ。
PS2ゲーム『黄金の旋風』
第5部を題材としたPS2ゲーム『黄金の旋風』では、暗殺チームで唯一出番がハブられており(取説にもメローネ1人だけ、名前や顔が出てこない)、プロシュート&ペッシを撃退した後にメローネの出番がキング・クリムゾンされてギアッチョとの戦闘になる。作中での行いがアレだっただけにしょうがないとはいえ、ギアッチョ戦の後のイベントなどでジョルノがスタンド能力を肉体の治療へ応用する事にどうやって目覚めたのかが不明瞭になっている。
リーダーのリゾットはちゃんと取説でも紹介されているし、ゲーム中でも出番があるだけに(ただし死体の役)どうも残念ではあるが、もし登場させるとなるとこのゲームがZ指定となってしまうのは想像に難くないだろう。
一応、「ギャラリーモード」及びサウンドトラックCDでドラマCDと同じ形式で、音声でのみ彼の活躍が聞けるようになっている。
フリーゲーム『ディアボロの大冒険』
敵キャラクターの1人としてベイビィ・フェイスが登場する。ただしメローネ本人はこちらでも登場しない。
不思議なダンジョン風のゲームである本作では、能力を利用してハイプリエステスと同様にフロアに落ちているアイテムに化けており、拾おうとすると変身して襲い掛かってくる(いわゆるンドゥバ系)。食料や回復アイテムにめぐり合えた、かと思ったらコイツだったなんてのはよくある話で、ステータスもハイプリエステスよりも一回りや二回りほど強力なので「瀕死の状態でアイテムを見つけたかと思ったら、アイテムに化けていたコイツにトドメを刺された」という事例も少なくない。
PS3ゲーム『オールスターバトル』
本作でもやはりPCではないものの、オプション設定のシステムボイスとしてどうにか登場。
オプション設定画面を開くと「君はどんな設定が好みなんだい?」などと絡んできて、設定を終えると「すごく…ベリッシモ(とても)…いい…」「君のコントローラを握る手つきがスゴクいい!」などと称賛(?)してくれる。気持ちが悪い。
すぐにいい『関連動画』を見つけてやるさ!
そして今度は「仲間達も出演している」動画を一番に視聴する!
関連商品の代金は・・・ てめえの『財布の金』で支払ってもらうぜッ!
とても重要なコミュニティだと思うんだ・・・
立派なジョジョファンの仲間入りを果たす『始まり』としては
学習するかい?これがオレの関連項目だ・・・わかったか?
「大百科記事」ともいう。じゃあこちらも見てみようか・・・
- R-18
- 見せられないよ!
- ジョジョの奇妙な冒険 / 黄金の風
- 暗殺チーム
- ディ・モールト
- ホルマジオ(チームの仲間)
- イルーゾォ(同上)
- プロシュート兄貴(同上)
- ペッシ(同上)
- ギアッチョ(同上)
- リゾット・ネエロ(チームのリーダー)
- 輪切りのソルベ(チーム内に発生した事件)
- ジョルノ・ジョバァーナ / ゴールド・エクスペリエンス
- ジョジョの奇妙な冒険 関連項目一覧
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