ラミア・ラヴレスとは、スーパーロボット大戦シリーズのキャラクターである。(CV:清水香里)
初出作品はスーパーロボット大戦A(以下、SRWA)。
設定
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
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「極めて近く、限りなく遠い世界」(一種のパラレルワールド)の特務部隊「シャドウミラー」によって創られた人造人間「Wナンバー」の最新型であり、正式な名前はW17。ラミア・ラヴレスはいわゆる偽名である。
任務遂行能力は隊長であるアクセル・アルマーを凌ぎ、実力・容姿・スタイルなど全ての面で完璧と創造主であるレモン・ブロウニングによって太鼓判を押されている。
ただ、抜群過ぎるバストを本人は「重いだけ」とあまり気に入ってはいない様子。確かに色仕掛けでもしない限りは意味はないだろう。
なお、アクセルとはお互いにライバル視している(というよりは「決着をつけたい相手」の方が近いだろうか)。
SRWA(主人公Ver.)・SRWOG2
経路こそ若干異なるが、シャドウミラーのスパイとしてプレイヤー部隊に接触する形で参入する。
しかし、転移の影響によって言語機能に異常を来たしており、敬語を話そうとすると奇天烈な言葉になってしまうというスパイとしては致命的なダメージを抱えている。
元来、任務の遂行を第一に考えるよう創られているのだが、軍隊らしからぬ空気仲間と触れ合ううちに自我と呼べるモノを発現。
最初は変わりゆく自分に戸惑いつつも、最終的にはシャドウミラー部隊長(ヴィンデル・マウザー)への特攻・自爆という形で袂を分かつこととなる。
その後、創造主であるレモンによって回収され、ラミアに芽生えた自我を尊重し脱出を手引き。
『W17ではなく、ラミア・ラヴレスとして』仲間たちの元へ戻ることとなった(もとよりレモンは研究者であり、Wナンバーの完全な自我の確立を最終目標としていた。ラミアはある意味で完成されたWナンバーということになる)
なお、回収された際にA、およびOG2では言語機能を修復してもらい正常に話せるようになるのだが、OG2のリメイク作であるOGsではレモンが自我への影響を危惧し多少の調整だけに留めたため、復帰後も相変わらず敬語が安定しない。
もっとも、調整する前の壊れ方もOG2までより酷く、普通に会話するだけでも意味の理解に手間取るほどボロボロになっていることもある。
SRWA(ライバルVer.)
こちらのケースでは何の問題もなく転移に成功。言語障害も発生していない。
本来のWシリーズのスペック通りの人形であったのだが、時折自我らしきモノが見え隠れしていた。
しかし、最期はあくまでシャドウミラーの尖兵、人形であると無感情に散っていった。
このキャラクター像はOG2のW16、エキドナ・イーサッキに断片的に受け継がれている。
SRWOG外伝
ストーリーの序盤に拉致され、ODEシステムに取り込まれてしまう。
原作(OVA作品)では無事に救出されるのだが、今作では一瞬の隙を突かれ凶弾に倒れてしまう。
その後、デュナミスに回収・洗脳されてプレイヤー部隊に立ち塞がることとなる。
最終的にはキョウスケたちをコードATA(自爆)で道連れにしようとしたところをたまたま居合わせたアクセルが阻止、彼の叱咤とコードDTD(強制熱暴走)の外部発動により自我を取り戻し復隊を果たした。
乗機でございますのことです
SRWAではアンジュルグ・ヴァイサーガ・アシュセイヴァー・ラーズアングリフの4機から1機を選ぶ形となる。
OGシリーズではアンジュルグが初期機体として割り当てられているが、汎用機であれば基本的に乗り換えは可能。
また、SRWAにおける他の主人公機にも入手さえすれば乗り換えが可能である。
その内ヴァイサーガについては、OG2ではアクセルが敵であり、OG外伝でアクセルが加入しても乗り換え出来ない仕様だった為に、実質ラミア専用機となっている。
また、アニメの「ジ・インスペクター」では序盤はゲームと同様アンジュルグに搭乗しているが、13話「楽園からの追放者」以降は大破したアンジュルグに代わってゲームでは隠し機体扱いだったヴァイサーガに搭乗し、ファンを驚かせた。
テーマBGM
A時代から一貫してASH TO ASHがテーマBGMとして設定されている。
意味は「灰は灰に」、自爆コードであるATAもここから取られている。
ASH TO ASH | ![]() |
ラミア・ラヴレスについて語るスレ#1より |
セリフネタであったりしなかったりするでごんす
前述の通り彼女は独特なセリフ回しをするが、それは戦闘中にも及ぶ。
さらにフルボイス化の影響で壊れ方が酷くなったOGsはかなり酷いことになっている。
ぶっ飛んだセリフの中には、明らかにレモンが遊んだと思われる言語パターンも見受けられる。
OG2終盤のとあるイベントを見ると妙に納得できてしまうかも知れない。……別人格のハズなんだけどな、彼女とは。
また、一部の台詞で無限のフロンティアのアシェン・ブレイデルの伏線ではないかとも取れるものがある。
尚、中の人は壊れた敬語を話すアシェンの通常モードに対して「台本のチェックに他の部分の倍の時間が掛かる」旨のコメントをしている。
声優ネタ
リリカルなのはシリーズに登場するシグナムと声質・武装などが非常に似ており、いくらか相互的にMADが作成されている。
……が、なのは側の版権元の著作権管理が厳しく目につくと削除が怖い。
そのため、ここでは文面による大まかな内容の例を記載する。
■ シグナムがヴァイサーガに乗って紫電一閃、など。
■ シグナムのシュツルムファルケンのシーンに合わせてファントムフェニックスのセリフ、ないしその逆。
なお、両者の類似性についてはリリカルなのはシリーズの原作を担当した人物がスパロボフリークである事が原因である、とする説がまことしやかに囁かれている。しかし、時系列順に並べると以下の通りとなる。
01年09月:SRWA発売(ボイス無)
05年05月:OGのOVA第1巻発売(初めて声が付く)
05年10月:リリカルなのはA's放送開始
キャラクター設定についてはともかく、キャスティングに関しては偶然の産物と見るのが妥当ではないだろうか。
ただし、お互いがお互いに過剰反応し合った結果、MADでもない無関係な動画までが荒れてしまうという事態も少なからず発生している。
これに限らず、時と場合と節度を守ってコメントしよう。
余談であるが、無限のフロンティアEXCEEDのOPテーマのCDはリリカルなのはのPSPゲームOPテーマとのカップリングである。公式自重しろ。
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関連項目
- スーパーロボット大戦
- スーパーロボット大戦A
- アクセル・アルマー
- レモン・ブロウニング
- ヴィンデル・マウザー
- キョウスケ・ナンブ
- エクセレン・ブロウニング
- ブルックリン・ラックフィールド
- アシェン・ブレイデル
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- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%83%AC%E3%82%B9