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「加藤段蔵」（かとう・だんぞう ???? ～ 1558?）とは、「飛び加藤」や「鳶加藤」の芸名で戦国時代に活躍したスーパーイリュージョニストであり、空中で静止する程度の能力を持つNINJAである。
常陸国の出身と言われるが、伊賀忍者でもあるとも言われており出自ははっきりしない。自身を売り込むも戦国時代二大チートの上杉謙信と武田信玄から恐れられてしまい、
「味方にしてないとやばい」
↓
「でも寝首をかかれるのもやばい」
↓
「ころしてしまえ」
と、優秀すぎて身を滅ぼす破目になったスーパーイリュージョンに定評がある。
就職活動報告：上杉家
上杉謙信に仕えようと考えた加藤段蔵は、いきなり仕官しても断られるだろうと読み、まずは春日山城下にて自分の芸を見せつける事にした。
まずは簡単な大道芸で人々の関心を集めた加藤段蔵は、
/ ＿ﾉﾉｲ-ノノ） __人__人__人__人__人__人__人__
| ,.,.（ ､ヽ'｀ ´ ） （
ヽ ゝ｀ ,-'_ ） では！この黒牛を！ （
ヽ＿ （ノﾍ!（ | l ､､ゝ、 ） （
＼ 代ｔ､ ,=毛i r=､ ﾉ） 丸呑みしてみせよう！！ （
,.-=| ﾞ〈_ ￣ ,.ノ〈 ） （
rl､'_‐! |こヲ /ﾉ|ﾉﾞ| ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒
/|､＿ l ﾞﾆ´_／/／ ﾄ
/ | i ｀"ﾞ´_,.-'´
と、得意技の「呑牛の術」を行う事を集まった人々に向けて宣言した。
/| .,ｲ ,.ｨ ＿,,,,,,....... --――――- 、 ―┼‐ / ―┬
| | .,' ﾚ' ミ" ､ ヾ ゛ ｀、 （_| ／| 口｜
/!|. `､ ､ヾ゛ ヽ、 ﾉ | .」
＼{ ヽ、 、 ミ ミｌ ミ ヽ
,.-'''二. =‐,.ヶ=''''ﾞﾞﾞ| i i､`、ヽ ､ ミ | ―‐ ナ
/／／,..- ／/ {｜l ﾄ､l､ミ-`,＞ ､､＿フ | ／-、 メ
|' .〃 ／ :|,/＾'''-､ ヽト` ,_,＞''~_,. へヽト--` | ｏ_ﾉ （＿__
｀（. |l/｀＞｡､V //_,.ィ(・:)｀, ヽ ┐ ,.- ､ !
`ー､ | ┴‐',） ｀￣´ u !__/ ﾊ. | | ┼‐ ヽヽ
｀'⌒ヽ| ヽ_フ 仆. ,' ｜ | ￣
|. rr‐-､ _ン / | ﾉ ー‐
| {. ｀￣ >､ u :|ー１ ヽ | ―┐
______＿＿＿____ |. 〉 ／＿_) l. ', Y′ ﾉ´
/. ヽ ヽ `二二´ _..-'' ,, -''''ヽ. ｜
| :: v ﾉ ﾉ├‐- ､＼ _,.-'" ,,. -''" ,,, -'''"＼ ｜
r''´ :: |‐"ー!／ ⌒` 〉 `r―――'" ,. -''" ,,. -''" _,,. -'''"｜
|::. :::. -┴‐'''" / ／|. ,,. -''" ,, -''" _,, -'''" |
/´:::..:::::::. ,'‐'" >-<" ,, -''" _,,.-'" ｜
ヽ....:::::::::::::.. / y'′ >'" -=ﾆ￣ ､､
〉 ::::::::::::::::::..... ノ ／`ヽ,／ ／ ／
と驚く観衆を余所に、加藤段蔵が大きく息を吸い込むと黒牛は見る見る消えて行き、最後の一呑みをしたところで完全に黒牛は消えてしまった為、観衆達は驚きに包まれた。
!:|/|／N:|_,, -― ､,,,_
_,,,＼i::l ! |||::|! i,/ ::::＜二
／ ::::::,. _L ,! j|::::::!i:i 彡 ''', ＼
{ ::::／::;; -'",.- r' | ﾌ // /::ノ ::::ヽ_
ヽ :::〃:::::::::::::/／ﾍ::ヽ /ﾍ 彡 ::::
（ (::ヽy::;:､＼!/ ﾉﾉ} ）ﾉ:::弋 ヽ :::::: なっ！？
弋:::ヽ::/ ,=ヽ'''i-'" ノ＿ノﾚ_ミ ::::::
ﾞ ヽ,i -'(９〉 ,(/,, -,,-＜､-i::::hﾉ::: さっきまでそこにいた黒牛が！
!i ::::／/ !;:ヽ(９_>ﾞ ﾘ､! Y)
| ／(Yヽ) :;;;:::: ﾉ:::::::: いったいどこへ！？
| _二、 ;: }イノ|
| ﾉ>‐-ヽ ,,ﾉノ ソ
! 二―‐' / Ti'"::::ﾉ 何者！？
|i :;;;:::￣ / |:::::ﾉ
| ! ;;;: ,,. - " .ト<
｀ﾞﾞ''''' ―-――/| ヽ‐‐ ､_,, - " ノ ｲ
::::::::::::::::::::::::::::::/i.j| ＼;;;;;;;:::::::::::: ／ノ人
しかし、木の上から見ていた見物人が
, -──- 、
／:::::::::::::: ::＼
/::::::::::: ::∨ﾄ､ こいつはくせえッー！
:::::::::: :: ﾚ'ﾉ
:::::::::::::: ::: ﾚ'⌒ヽ ゲロ以下のにおいが
ヽ-───i＝＝＝i─-}ｧ' ﾉ プンプンするぜッ─────ッ！！
、` ｰ-＝==-ﾟ---ﾟ=＝‐' ／
､｀¨ﾌ＞;''ニニゞ,;ｱﾆニY´; ） こんな詐欺師みたことが
_、;;）¨´,ﾆ=ﾟ='" ,.ﾍ=ﾟ:く {ｯﾘ' ねえほどなァ────ッ
i1(ﾘ r;:ドヽ Ｋ
ヾ=、 に二ニヽ ｀|; ) こいつのせいで黒牛が消えただと？
_,ﾉ| i. {⌒ﾞ'^ヽ.{ ｉ;; ヽ ちがうねッ！！
_,ﾉ!ｉ ヽ、 ヾ二ニｿ ,';;; ;;冫=:､
_;(|.!. ＼ ‐っ /!;;; ;;/ ､''"＼__ こいつはただ牛の上で腹這いになっただけだ！
'ﾄ､＼. ,ゝ､.二..ｲﾘ＼ / ー1＼'ﾆゝヽ_
:ヽ ｀ニｱ ,. -┴‐‐' ｰ-:ｌ :=ゞ=ｿ｣=ヽ 観客の皆さん
:::::＼ ﾆ=ト､.i___`ｰ-┴-､ﾉ . l __l| ,ﾆﾄ､くヽ
l::::::::::＼ｰ:ﾄ __}/ﾄ､ﾞ ｰ-‐| ,ﾆ|ゞ=ﾊ ｀¨´ｰ- 早えとこ
;ﾆ=ｰ:::::::ヾﾄ､._ ￣ ﾉ|::ヽ ﾆ._‐-ゞ=' .ノ ::|::::::::::: 家にかえんな！
:＼:::::::::::::::ヽ ￣￣ !:|::::: ￣￣ ::::|::::::::
と、呑牛の術のイリュージョンのネタをばらしはじめてしまった。
l / ／
l / / ,,.. --‐--ﾆ二 .／￣￣￣￣￣￣
/¨i i／! ミ | お 黒 今 お
､､./-ｿ ./ / ＼ ､ ＿二ニミ | ぼ う ま ま
ミ / / ! ＼､ヾシ;;;／ | え .し で え
ヽ. !､ ＼ ヽ､._,,,;';;／ ,.,.ﾚ | て .の 食 .は
l. l lﾞヽﾘ .,;;;;;;／__,ｨｲ/ﾐ | い .数 っ
. ,､/ l l/ !,,,;;;;／r'´iﾍﾂ | る を .た
!!ﾞ丶,,,,..ヽ,';;;／/ ',.-‐'" ＿ | の
ヽミﾆ=;;ヽ ‐- ､ ￣￣ ＜ か
. ヽヽ-ﾂ/ ', | ？
ヽ ', !./.: ＼＿＿＿＿＿＿
ヽ', / .j ,.._
',ヽ¨´::::ﾉ
', ｀¨__,.. __,.
', ､.ﾆﾌ'´
. ', ヽ_,.-‐-'
/ミヽ､ , ,.. -
. /--' !ヽ i ／:::::;:::::
. /=､ / ', ヽ _,.!::::::':::::::
/ i ヽ、 _/:::::;::::::／
/＝-' ﾉ _,,. ''"￣ノ:::;::'::／:_;;;;
/ /／:::::::;;:-‐':::／::/::／/:::
と、傍らにあった夕顔の葉を扇で仰ぐと、その夕顔の茎がみるみる花を咲かせて実をつけた。
加藤段蔵がその実を扇で斬り落とすと、それは見る見る先ほどの男の首に変化し、ケチをつけた男はいつのまにやら首をはねられていた。
､＿_っｰ-==ーｰ-､
ノ´ ＿⌒ ､_｀ヾミ:､｀ヽ,
,／ ミ _,;三ラ'''｀`｀｀`''''"⌒丶.
〈ノ ミ _,,ﾆミ/ ＞く 丶 ヽ ＼
／ .／ .:=ミ! Ｕ X ヽ ', ヽ
,ﾉ ／／ _,:三{ } { _........_ X ', }, u ヽ
/ / /´／,=ﾆラ´ Ｕ '´ ____､｀_ﾉ};;;;j,ﾉ,,__u ）
/ ,'〃 / _,∠-=_ u' 彡'"e`ﾐ='｀´ >' eY`/ え？…な
_ﾉ '/丿!l/´＼"ﾉジ, , }！`''"⌒´_,}こ ヾｰぐ｛ なに首が……
ノ 'ノﾉ｜/ﾞﾌ,ﾊ '彡!ｉ;' し ''"´r┴ └､u ヽ
/ '〃j ﾉ八''>-/⌒ﾊ{;!i: U ∪ ヽ二ﾆ｀Yン:、 }＼ ……うっ
ﾉ ノ丿/¨/ー广´ .ｊ｣j;i,; ,;jjﾉﾉﾘ !:!{:{:!i:, Ｖ__, !
ノ '/ !厂j== |__ j__,ﾊ!i;,. , j;川ir匕广匸lヽ!｀!|｛ ヽ
l { l.（｛= | :{¨´ l,,, }川小 ｌ {ー､__ ７小!:（¨~ ヽ
ヽ' ﾊ|. j_,,. |_,, ｢´ ヾi}川｜| ヽ ＼ |! { {:::::;ゝ }
丶!,,..|''" {¨´ ヽ＿, ｀ヾ{i ﾄ､ __ ' __Ｙﾍ｀ヽ,' /
|''"{ ヽ; ヾ¨ ＼ `'┴┴┴ ′ﾉ-､ /
.l:. !:、 ヾ::... ヽ:::.... ヽｰ------イi{ ヽ{
あまりに不気味なイリュージョンの為か、観客が四散した後に、見物していた上杉家臣の者が加藤段蔵に近寄り、
. -―- . やったッ！！ さすが飛び加藤！
／ ヽ
// ', おれたちにできないことを
| { ＿＿＿＿＿ | 平然とやってのけるッ！
(⌒ヽ7´ ｀`ヒﾆ¨ヽ
ヽ､..二二二二二二二. -r‐''′ そこにシビれる！
/´ 〉'"＞､､,,.ィ二¨' {. ヽ ＿ ＿ あこがれるｩ！
`r､| ﾞ._(9,)Ｙ´_(9_l′ ) （ , -'′ ｀¨¨´￣｀ヽ、
{（,| `'''７､,. ､ ⌒ |/ﾆＹ { ＼
ヾ| ^'^ ′-､ ,ﾉr')リ ,ゝ､ｰ｀――-'- ∠,_ ﾉ
| ｢匸匸匚| '"|ィ'（ （,ﾉ,r'ﾞへ.￣￣,二ﾆ､ﾞ}了
, ヘｰ‐- ､ l ｜ /＾''⌒| | | ,ゝ )､,>（_9,`!i!}i!ｨ_9,） |人
-‐ノ .ヘー‐-ｨ ヽ !‐}_＿,..ﾉ ｜| /-‐ヽ| -イ,__,.>‐ ﾊ }
''"/／ヽｰ､ ﾉヽ∧ `ｰ一'´ ／ |′ 丿! , -===- ､ }くｰ- ..._
/／＾＼ ヾ-､ :| ﾊ ￣ ／ ﾉ |. { {ﾊ. Ｖ'二'二ソ ﾉ| | ｀ヽ
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ﾉ:l 'ｰｰ＜. / |. ヽヽヽ._ ｀二¨´ ／ノ ﾉ
/ <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ :::ヽ ＼ ｀丶､ |、 ＼＼'ｰ--‐''"／／
＼＿＿_,／| ! ::::::l、 ＼ ＼| ＼ ＼ヽ / ノ
と、その力を上杉家の為に役立ててほしいと上杉家への仕官と、上杉謙信への面会をセッティングした。
ある重臣の屋敷にある長刀をとってこい
という入社試験を課せられることとなった。
重臣の屋敷には、忍者を仕留める事に定評のある番犬がいたが……
,......
ピ ｛.⊂"´
ピ ク ｀´
ク ,. '´｀: , :'´i.
, 'i ;'´ '､,', ＿｀' '´ ｀´＿_ ^ヽ｀ｨ ,,_
............. _, '´′ '- ' , ィ´；'''"｀ヾ､¨三"´：¨ ｀ヽ : : : : : . : . :..
.. ....;:;:,,_ 「r _／}-‐'´~ ヽ-‐'''7 ,ｲ・ y'"∵ノ.ﾉｰ-----――-､
- ｰ:: :: r‐'´,.ｨ....)-ｰ ¨__ヽ-/ ,/ ｀>-/ -一く｀¨"¨´￣￣￣~¨´
｀￣ﾏノ¨￣⌒＼丶`r-ﾐ厂:::（`ｰ／ , く ::..,,__""´´
´" __"´c: ＼ ヽ r',二/ ｨ"-‐' ´" "´´" "
｛,':.-' -‐＝ヽ＼::｀"....｀"::::......: : : :: : . . .
..... ｰ= - ‐… `!,ﾐ ｛ r:＾)
｀ '´ .. ,,__ ,_
と、悲鳴をあげることなく加藤段蔵によって毒殺された。
| 無駄
無駄ァ |
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
l / _二''‐､|:::/ ／
ヽ / r'´,. -' ＼ ／
＿ ＿. ∨ '´ /ﾆ>､:.. ＼ |'<, ＿
,..､ヽ | 〈 ＼ ∨:: __∨ 'r--＼＼
:::::::::＼ヽ | ..::ゝ.....ゝ|∠(;ヽﾄゞ | ＼
i￣＼_ ゝ :::::,._イ/i ゞニ | |_/ |
| ― ヽﾞ| r∧ ＿/(;ｼﾞi＼-､ミﾐ川 └-､
＜_￣ ∧l」 ＼＼￣＼| ＼∨/ ＿ ＿i
"""´￣∨ヽ:::::::| | ￣＼ ＼ ヽ ／ ミ＼
| ＼/ ＼ ＼ ＼彡 ＿ ＿ ＼
| ／―＼ ヽ ＼
＼ ＼| 彡 ＿ ',＼|
＼ ｜ （ ＼ ﾄ、
＼＿ （ 三 ＿ r､ ', |
<- ／＼ ヽ ＼| |
＼_,.-‐-､＿＿＿,.-‐'￣￣ ＼| ∨
ここであまりにも簡単に長刀を手に入れてしまったので、自分の力を過小評価されるかもしれないと思った加藤段蔵。なんと直江景綱の屋敷で寝ていた使用人の女中を起こさぬように担ぎあげると、そのまま屋敷を脱出した。そうして帰還した段蔵は上杉謙信の前に、
の両方を差し出し驚愕させた。これにて上杉家への仕官が決まるかに思えたが、
､--‐冖'⌒￣￣`ｰ-､
／⌒` 三ミヽｰ-ﾍ,_
__,{ ;;,, ミミ ｉ ´Z,
ゝ ''〃//,,, ,,..｀ミﾐ､_ノリ}j; f彡
_) 〃///, ,;彡'rffｯ､ｨ彡'ﾉ从iﾉ彡
>';;,, ノ丿川j !川｜; :.`7ﾗ公 '>了
_く彡川fﾞノ'ノﾉ ノ_ノノﾉイシﾉ｜ }.: '〈八ﾐ､､;.)
ヽ.:.:.:.:.:.;=､彡／‐-ニ''_ｰ＜、{_,ﾉ -一ヾ`~;.;.;）
く .:.:.:.:.:!ﾊ.Yイ ぇ'无ﾃ,`ヽ｝｝}ィt于 ｀|ィ"~
):.:.:.:.:|.Y }: :! ｀二´/' ; |丶ﾆ ﾉﾉ
） :.: ﾄ､リ: :!ヾ:、 丶 ; | ﾞ ｲ:} 逆に考えるんだ
｛ .:.: ｌ ｛: : } ｀ ,.__(__,} /ﾉ
ヽ ! `'ﾞ! ,.,,.`三'ﾞ､,_ /´ 「こいつはやばいからここで殺しておけ」と
,/´{ ﾐ l /ﾞ,:-…-～､ ） |
,r{ ＼ ﾐ ＼ `' '≡≡' " ﾉ 考えるんだ
__ノ ヽ ＼ ヽ＼ 彡 ,ｲ_
＼ ＼ ヽ 丶. ノ!|ヽ｀ヽ、
＼ ＼ヽ ｀¨¨¨¨´/ |ｌ ト､ ｀'ｰ-､__
＼ ｀'ｰ-､ /／ /:.:.} ｀'ｰ､_
｀､＼ ／⌒ヽ /!:.:.|
｀､ ＼ /ヽLｆ___ハ/ {
′ / ! ヽ
と「味方にしておかないとやばい奴だが寝首をかかれる危険性もあるし、敵に回ったらさらに厄介だからもう殺しちゃえ」と言う結論に至った。この上杉謙信の殺意を感じとった加藤段蔵は、
/ ＿ﾉﾉｲ-ノノ） __人__人__人__人__人__人__人__
| ,.,.（ ､ヽ'｀ ´ ） （
ヽ ゝ｀ ,-'_ ） おれは仕官をやめるぞ！（
ヽ＿ （ノﾍ!（ | l ､､ゝ、 ） （
＼ 代ｔ､ ,=毛i r=､ ﾉ） 上杉謙信 ――ッ！！ （
,.-=| ﾞ〈_ ￣ ,.ノ〈 ） （
rl､'_‐! |こヲ /ﾉ|ﾉﾞ| ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒Ｙ⌒
/|､＿ l ﾞﾆ´_／/／ ﾄ
/ | i ｀"ﾞ´_,.-'´
就職活動報告：武田家
甲斐の虎なら大丈夫だろうと思った加藤段蔵は、武田信玄の元を訪れる。ここで上杉と同様、武田信玄からも入社試験を課せられる事になった。
| / ヽ ／ ／ l ＼
,ｲ l ヽ l ／ ／ ／ /
/ | !,､ l l / ／ ノ ﾚ‐i
/ | / ｀'- l| /_,.‐ヽ ／ |
/ | / /ヽ／'''''‐､ |´ ヽ_／／ ヽ 〉
| | |ﾐ./ ＿ ｀! ﾚ l _ ﾐ l /
_,.-‐ヽ | /-l /_ﾐヽ,| __,.-､ レ-‐´ | l く
´￣＼｀''´ /三l | r''''''-'''ヽ! | /三彡-ク ）
ヽ L＿/'/￣ヽ l―＼:::::ノ-/ /―フi'´/ ／
| r‐､ ト､,_ |/ ヽ'i ｀´l / / ／／'| l／
ヽ| r-| ﾉ ､_ ､＼､ﾉ ﾚi l, / /_／＿,,. | l, ／￣￣￣￣￣
.lヽ 川 ヽ弋;ｯ､｀ヽ! l:| l_,.ィ;;ﾌノ 人 | | おまえは
|. | |り､ ｀"´￣ヽ! |ヽ!￣｀´ | /ヽ| ＜ 俺を雇いたくなる
| y-| l, l | l |ﾉ ﾉﾉ | と予告しよう
.| ,i､し! . l .| /. | r'´ ＼＿＿＿＿＿
| | ｀´! ヽ!___ﾚ .!.|
_,.-''i'´l l ､＿,.-ﾆ-､_,.- / .|ヽ-------､_
／／ | ヽ ヽ r｀'''''"´,. / ﾉ| ｀''―――-､ヽ
/ / | ＼ ＼ ｀"T"´ / ／ |--､_ ＼ヽ
/ / / ＼ ＼ ／／ | ＼ l.L
／/ / ｀''‐ヽ､,,,,,,,,,,ノ‐'´ l ヽ ヽ ＼_
武田信玄が仕掛けた高塀のトラップを飛びこえてみせるという入社試験に挑んだ加藤段蔵だったが、そこは甲斐の虎・武田信玄。高塀の先には、見えないように仕組んだ着地点に槍を並べて串刺しにしようとしていた。
＿ ┌ ｎ /7 ＿
| | ﾍ 「ト Ｌ|ﾑ/／) ＿＿ ┌┘└┐
| |＿＿ く ゝ) ＿ へ人 ﾍ∠ | _ . | ﾆﾆ! !ﾆﾆ
| ＿＿| て彡 | ﾊ `┤フ⌒ﾍ⊃ |. |_|. |└‐┐┌┘
.＿ . | | | ヘ .| ﾉ |-イ＿ - 不ーーイ | _ . |i二二 二i
.| | | | |＼ ⌒＼ .Y ／ √ ／イ ＼二彡 |. |_|. |┌､ .| 「
.＿| |＿| |＿＿＿ ﾍ i⌒ ＜～ Y／/ / ﾍ ／ ﾉ | . | ヽゝ」 |
|＿＿＿＿＿＿＿_| ーへ //⌒>イ.（ ﾍ 入 ／ ￣￣ ヽ |
＼《 / / |ﾍ ﾉ ＜／ーイ ￣
ヽﾍノ へ ﾍ√ | |
＿ .| |ーー| |へ ム┘
＿＿| |＿＿ //ーー// √
|＿＿ ＿＿| √（⌒）□へ ww
┌─┘└─┐ i (^"^)＼ ゝ <ｲﾍ|
└─┐┌─┘ |/ ヽイ⌒ -ｲﾍ ヽヲiﾍ
. , ─┘└- ､ / /ヽヒ/ / ヽ ／ フ⌒( ﾍ
ｲ と‐┐┌- .,/ / ん ）ﾍ （ <⌒ へ トﾉ
ゝ, ￣ ノ / )／ ＼ヽ人 ⌒） ）イムi ）
￣ ん / √ イイヘﾑイ
| ） （ n ／彳ｦ/ミヲ | ﾍ
.＿ ｲ（⌒） ヒ > / （＼ （彡ﾍ ＿
.＿| |__ ,.-‐.､ .| イ Ｅイ イ | ﾍ ） mｍ7 | |
|＿ ./／ ｲ .| ） （ < ｲ ヽﾍ ﾍ ゝ | └─┐
/ ／ | | へｲ |ｱ~ﾍ く ﾍ人 | ┌─┘
/ ／ | | 入ﾉ ＼_/ﾍ ヽ|＿＼へ | |
|__.....| | レｲ /／ | ノ） へ ﾍii| , ─┘└- ､
.| | | / ∠_／ んゝ＼ ｲ と‐┐┌- .,/
.| | ゝ-イ ￣ ゝ, ￣ ノ
.￣ ￣
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.＿＿_,,,... -ｧァﾌ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ！
|i i| }! }} /／|
|l､{ j} /,,ｨ//｜ 『おれは奴に見えないように槍をしかけてたら
i|:!ヾ､_ﾉ／ u {:}//ﾍ いつのまにか奴は空中で反転していやがった』
|ﾘ u' } ,ﾉ _,!V,ﾊ |
／´fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ , ﾀ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽﾄiゝ おれも 何をされたのか わからなかった…
,ﾞ ／ )ヽ iLﾚ u' | | ヾｌﾄﾊ〉
|／_／ ﾊ !ニ⊇ '／:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
/／ 二二二7'T'' ／u' __ /:::::::/｀ヽ
/'´r -―一ｧ‐ﾞＴ´ '"´ ／::::／-‐ ＼ 催眠術だとか超スピードだとか
/ // 广¨´ /' ／:::::／´￣｀ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ﾉ ' / ノ:::::`ー-､___／:::::／/ ヽ }
_／｀丶 /::::::::::::::::::::::::::￣`ー-{:::... ｲ もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ…
結果、上杉謙信同様に加藤段蔵の能力を問題視した武田信玄もまた「こいつは殺しておくべき」との判断を下す。
上杉謙信の様な失敗をせぬよう、一旦召抱えて懇意にするなど用意周到に準備を重ねておき、ある時、トイレに入っていたところを馬場信春に斬りつけさせた。
ﾉV ｜｜ /| /:::/／ヽ､／∠/:::::／/::::::／ ／::/
/|/ | ＼ ｜ /:::|／:/／ ／::::::::::::::/／::::::::/ ／::／
/ | ＼ ＼ |:::::::::::/ ／:::::::::::／／＿::::::ﾚ:::／
i ｜i ＼ |::::::/ :::／ /::::::::::＿:::::::::::／｜
|~ヽ |ヽ __ ヽ::|／ :::::::::::/／::::／ | |
｜ ｜ /::＼＿＿＿ ＼/ ::::::::／:::／ /´
| ｜ |:|⌒ｰ‐===ヽヽ |/ ::::::::::／＿,,, ｜ ば…
| ヾ! /´_rｭ_ヾ >| ヾ/ ::::／,二､~ヾ! | ばかなッ！
| ｀´ ／（ ﾚ-､￣| :/ --rｭ_! / |
ヽ /,! i;〉 ( | ／ ｜ こ…
〉-､ ヽ ｀'‐'＿_| ::/ / このKATOが…
/ ｒ､ ', ／二´‐〈 :/ ｜
|｜ヽ ', /∠-‐'"""） :|ヽ ｜ このKATOがァァァァァァ
＼ヽ| ', '´ !-'"´￣( へ|i ｜ ～～～～～～～～～ッ
｜rヽri', ＿__| :::/ ＼! ｜
| |::| '-', ／ / :::| ｲ
/ |:::| ヽ / | :| /｜
| |､:＼ ＼ | / :| ／ ﾚ､
|／|:::＼::＼ ＼＿＿/| :::|-''´ ／:ﾉ|
／:::::::|:::::::::＼:::｀'‐ ､ | :ヽ ／::／:::|
※武田信玄に目通りする際に、同行することになった土屋昌続に、振りむきざまに斬られたとの説もある。
,イﾑ⇒
/〈ｽ孑彡 あ…ありのまま 今 起こった事を話そう
／〉火_ﾏ/＼
／しl/::::::｀´／l⌒i 『俺はトイレにはいって用を足そうと
／ フ-､!|::::::::/ー|> ! 思ったらいつのまにか頭を割られていた』
/ ,r' ﾊ::::::|/ ﾉヽ/
〈圦 イ迅´ミ/_ | な… 何を言ってるのか わからないだろうが
| | /〉 .个/ / 私も何をされたのかわからなかった
|｜ // / 〉__ノ
l ! l/ 辷ﾉ 頭痛と吐き気でどうにかなりそうだった…
! ! Y ム_
┌┘└┐ｌ｀ｿく＼ ＼ 息を止めたとか死んだふりだとか
└┐┌┘ ヾ ＼＼ﾘ､ そんなチャチなもんじゃあ 断じてない
. _斗‐￢ ﾞ ￣ ｀ヽ ﾏｽ
_..- ´ iヽ_ﾏ､＼ もっと恐ろしい甲斐の虎の片鱗を味わったぞ…
./ ノ_/;;ム￣
､ _ _.. -‐ ´｀ーく
￣
こうして自らの芸によって身を滅ぼすことになった加藤段蔵だが、無論その死は、
// ,ｨ´ ｀ﾞ7 ::::::::::::::::.. ヽ /
,'// / ﾐ;{ :::::::::::::::::...＿ ', | ゆ 抜 忍 死
|/ / ミﾐ:ｲ:::.. ::::::::::::::::::........""'''''''ｰ -､l | え け び な
l |lll / ﾐ〉::::::::::. , __ ﾞ､ | な ら は ね
| ll| | ミ三ｲ::::::::,､-'" ｀~'''ｰ､ ﾘ l| ｨ'" ~' ､ | れ ば
| |ll | ,r ､ ｲ ,､ '´ ,､-'"￣""ﾞ彡 ノ￣~'''ヽ ヽ | ぬ
| ll |/./~l| l| / ／ ;;､､;; 彡-＜;;ﾆミ ﾞﾘ::'､ ', ＼＿＿ ＿＿＿＿
', | ||/ :::', Y /''⌒ﾞ ｀~,,,;;;イ"::::: ヽヽ;≧､::',. '､ ﾉノ
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｀'W､＼ｰ {l { ノ:'､⌒::: ﾉ:| :ﾉ|. /
,,､／ヽしl| ||l ラ'''"",,＞ｰ---＜へ,,,,ｨ''ﾉノ
,､-ｰ''"／ l､ヽ|/ ﾞ| / ｨ'" ﾞﾞ''''''''''''''"´',lｯ |/
く. ＼l::.. | j ｀ﾞ''ｰ ｰ '''''"l|l/ }~'' ､
ヽ ＼ : ::l| ||ll,, ,|| l|/ }､ ｀'' ､,
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ヽ l| ',从 | | ヽ ヽ ＼
ヽ ヽ ﾞ'|l jﾞﾞﾞ'llll l| | ', ヽ. ＼
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| // ', l||ヽ:::::| |:::::::::| ', l| ＼
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と、よりフリーな立場での芸能活動の為だったと言う事は秘密である。
つまり…どういうことだってばよ?
上杉謙信の元へやってきたイリュージョニスト、武田信玄の元へやってきた忍者。
実はこの二人、そもそも別人である。
名前も不明で、後者を「とび加藤」といったことだけがわかっている。
「加藤段蔵」とは、江戸時代の物語で二人をフュージョンして爆誕したキャラクターなのである。
戦国大戦
戦国大戦では、Ver1.1現在忍特技持ちで唯一の騎馬隊である。計略の忍法闇駆けは移動速度を大幅に上げ、突撃を容易にする(反面刺さると致命的ダメージを受けるが…)。
Ver1.1の時に武力が7→8とコスト比武力4を満たすようになり、富田勢源と並び武力負けしない忍者となった。その代わり闇駆けの効果時間は削られ毘天の化身と同程度まで短縮されている。
Ver1.2で北条家が登場し風魔小太郎が、上杉家には戦国数奇として大島山十郎が登場したため唯一の忍騎馬ではなくなったが、コスト比武力4を満たしてるのは結局飛び加藤だけである。
またシステムの変更で闇駆け中は槍に触れただけで刺さるので、槍を消せないとあっさり撤退させられる。
飛び加藤という異名が空耳で「ロリ加藤」とかになっていたりする。騎馬隊が忍を持っていると気付いた時にはもう突撃を貰っているということもザラにあり、機動性のため自城帰還も容易だったりと、優秀さはゲームでも健在である。
関連動画
▼多数のマスクを所有する通称「ダーマ加藤」なギャグ担当として登場する「くされ戦記」
▼西園寺世界の超有能なボディガードを務める「西園寺世界の逆襲」
▼リュウ・ハヤブサ顔の風魔小太郎と激闘を繰り広げた後に後北条家に雇われた「がんばれ氏康くん」
※どうみてもストライダーです。
補足
| 軍事能力 | 内政能力 | |||||||||||||
| 戦国群雄伝(S1) | 戦闘 | － | 政治 | － | 魅力 | － | 野望 | － | ||||||
| 武将風雲録(S1) | 戦闘 | － | 政治 | － | 魅力 | － | 野望 | － | 教養 | |||||
| 覇王伝 | 采配 | － | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | 野望 | － | ||||
| 天翔記 | 戦才 | － | 智才 | － | 政才 | － | 魅力 | － | 野望 | － | ||||
| 将星録 | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | ||||||||
| 烈風伝 | 采配 | － | 戦闘 | － | 智謀 | － | 政治 | － | ||||||
| 嵐世紀 | 采配 | － | 智謀 | － | 政治 | － | 野望 | － | ||||||
| 蒼天録 | 統率 | 56 | 知略 | 50 | 政治 | 47 | ||||||||
| 天下創世 | 統率 | 82 | 知略 | 93 | 政治 | 3 | 教養 | 2 | ||||||
| 革新 | 統率 | 46 | 武勇 | 79 | 知略 | 92 | 政治 | 12 | ||||||
| 天道 | 統率 | 46 | 武勇 | 79 | 知略 | 92 | 政治 | 12 | ||||||
| 創造 | 統率 | 50 | 武勇 | 80 | 知略 | 88 | 政治 | 27 | ||||||
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関連項目 |
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