戦国無双3とは、コーエー(現 コーエーテクモゲームス)から2009年12月3日に発売されたアクションゲームである。
また、2011年2月10日発売にはコーエーテクモゲームスから追加パックである戦国無双3 猛将伝と完全版である戦国無双3Z、2011年8月25日には本作をベースに国取りシミュレーション要素を加えた戦国無双3 Empiresも発売された。
概要
戦国無双シリーズ第3作。据え置き機では初の任天堂ハードであるWiiでの発売。
時代設定は『戦国無双2』と変わらないが、新武将の参戦によって実現可能になったエピソードを中心に構成されている。武田信玄、上杉謙信、北条氏康の戦いを描いた『関東三国志』、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の『三人の英傑』、乱世終結へ向かう『関が原に集う若武者』の三本をテーマに描かれている。また、お市は今回も年齢が変更された上にファン待望の武器変更・アクション追加によってかなり使いやすい性能になった。
奇数作品お馴染みの実験要素が今作もてんこ盛りで、新アクション『影技』や無双奥義・皆伝などの登場でアクション性に磨きがかかった一方で、無双奥義のストック化(これは賛否両論)や装備システムの大幅な変更、模擬演舞専用キャラクターが大幅に増えた上に勝利演出で喋らなくなった(容量の問題であるとされる)など改悪された面も目立った。また、従来からあったミッションの重要度が上昇した事に加え撃破効果という新要素も加わった事で戦場の自由度がこれまでより低くなったという意見もある。また単純にアクションの攻撃範囲や攻撃速度が抑えらたバランスになっており、敵兵から割り込みされやすいので集団戦の不得意な武将には立ち回りが求められる。
任天堂作品『謎の村雨城』とのコラボである「村雨城モード」が収録されており、主人公の鷹丸を使用することができる。刀モブとモーションが一緒だが。なお、鷹丸は条件を満たすと模擬演武でも使用可能となる。
余談だが、本能寺の変の理由が毎度変わる事でお馴染みの光秀シナリオはある仮説を基に構成されている。
戦国無双3猛将伝・戦国無双3Z
戦国無双3 猛将伝
第2レア武器・防具の追加、毎度おなじみNPC武将の昇格に加え、『3』で模擬演舞専用武将だった武将全員の無双演舞を実装したパワーアップディスク。
この他創史演武モードもある。
村雨城モードは難易度が高かったためか調整され、オンラインでの使用も可能となった。
待望のガラシャ復活で全光秀が涙した。
戦国無双3Z
『猛将伝』と同時にPS3で発売された正式な完全版。後にPSPにも移植される。
任天堂とのコラボ要素を除いた『3』と『3猛将伝』の内容を完全網羅している(DLCだった戦国史も完全収録)。『3Z』専用の追加要素はないものの、60fpsとHD化を実現している。Wii版では村雨城モードにて手に入るレア防具、馬鞍などは創史演舞モードで手に入る。
無印の頃から指摘されていた味方軍の弱さ(敗走しやすさ)は雑魚兵の少なさは変わっていないと言われている。
戦国無双3 Empires
PS3で発売された「国取り」というシミュレーション要素を加えたシリーズ。
参戦武将
新規:本作で新規登場のキャラクター
復帰:2でリストラされたが、3で復帰したキャラクター
模擬:3無印では模擬演舞のみであったキャラクター
新規(猛):3無印ではNPCであったが、3猛将伝(3Z)で昇格したキャラクター
復帰(猛):3無印でリストラされたが、3猛将伝(3Z)で復帰したキャラクター
Wii:Wii版のみに登場するキャラクター(3Zには登場しない)
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関連動画
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
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